2007年03月31日
先日、新必殺技についてのブログを書いてから、トイレの中で一休みしている時間などを利用して、必殺パンチのアイデアを色々と考えていました。しかし、漫画の世界であるまいし、しかもパンチをかわすことを強く意識した人間を相手に、必殺パンチをヒットさせるなんてことは、至難の業。結局、何の具体的な案も浮かんでこなかった。
一発パンチでのKOと言えば、基本的に頭部への打撃によるものがほとんどだろう。ボディーでの一撃KOというケースもあるが、極めて稀だ。ボディーへのパンチの場合、呼吸が苦しくなったり、体がしびれてきたり、内臓からジワジワと効いてくるダメージの為、頭部の意識自体ははっきりしている分、瞬間的に意識を失うようなKOはあまり無いのだろう。このことから、必殺パンチは、ボディーよりも頭部へのパンチになるだろう。頭部の中でも、顎とテンプル(こめかみ)が最も知られた急所だ。私は、ボクサー経験者ではないので、これらの急所にパンチを受けた場合の感覚など知る由も無い。一般的には、脳震盪を起こし平衡感覚が失われるために、ダウン状態になると言う。長い観戦歴の中でも、何度も衝撃のワンパンチKOを見てきたが、連打によるダメージと疲労の蓄積によるダウンとは違い、脳からの正常な信号が体に伝わらない様子が一目で分かるものばかりだ。
例1. ジュダー対ヅー
ヅーの右ショートストレートが、ジュダーの顎にジャストミート。
http://www.youtube.com/watch?v=2o7A3rMN6Co
例2. ジャクソン対グラハム
ジャクソンの右ショートフックが、見事に顎の先端を捉える。
http://www.youtube.com/watch?v=OhVi7cH-LaQ
例3. カリー対マックローリー
カリーのカウンターの左フックがもろにヒット。コンパクトかつ超高速フック。
http://www.youtube.com/watch?v=_bwJSvNQPaY
例4. ゴメス対ロイヤル小林
ゴメスが下がりながら左フックを顎の先端にヒット。一見軽く出したように見える。
http://www.youtube.com/watch?v=A5uf35QXKlA
テレビ解説で、ジョー小泉氏がよく言われていますが、顎の先端へのかすったようなパンチというのは、よく効くそうです。それは、テコの原理と同じで、頭部を支える首を中心軸として考えた場合、軸から一番距離の遠い顎の先にパンチがヒットすれば、頭部への衝撃(ねじれ)が最大に増幅され脳が揺れるというもの。次によく言われているのは、パンチがくると予測できない状態で打たれた場合。予め来ると分かっているパンチの場合、打たれる側も我慢できることが多いですが、予期せぬうちに打たれると、やはり体および神経が準備できていない為か、普段以上のダメージを被ってしまいます。
これらのことから、必殺パンチになりえるワンパンチは、
1. 顎の先端へのヒット(深いヒットよりも、むしろ顎の先をかする程度のもの)
2. 予備動作のない、又は相手の目に見えないパンチ。
の2点が重要なポイントとなる。
スピードスター、フロイド・メイウェザーのように、あまりにも高速パンチの場合、相手としてみれば、暗闇の中で突然殴られるかのような錯覚ではないだろうか?軽いパンチと言えども、見えないパンチなので非常に効果的。しかし、普通の選手は、「光速」パンチを打てるフィジカルを持っていない。では、普通の選手は、どうすればいいのだろう?パンチのスピードはさほど無くても、相手に見えないパンチを打てばいいのではないか?つまり、意表をつくパンチ、死角から打つパンチを考えるべきだ。
意表をつくパンチといえば、日本では輪島功一の得意技「かえる跳び」が有名だ。これは、一旦しゃがみこんでからジャンプするように立ち上がりながらアッパーを放つという物。突然、目の前の相手が消えるのだから、対戦相手は一瞬頭が真っ白になることでしょう。また、輪島は、「あっち向いてホイ」パンチもしていました(突然、あらぬ方向に目を向けると、相手もつられてそっちの方向を見てしまうという人間の習性を利用し、つられてよそ見したその隙にパンチを打つというもの)。ガッツ石松の「幻の右」などは、本人曰くただのワンツーなのだが、ワンからツーへ繋ぎを普段よりも早くしたそうだ。つまりジャブ(ワン)を出すと同時に、次の右ストレート(ツー)を打つような感覚なのだろう。これも、相手もしてみれば、予想外の早いタイミングで打たれるので、効いたことだろう。
死角から打つパンチの例があまり浮かんでこないが、ダニエル・サラゴサの振りかぶるような大きなフックなどはその一つかもしれない。目でフェイントを入れていると思うが、スピードが遅く大きな軌道を描くパンチのためか、相手からするとサラゴサがパンチを打っていると見えていないかのようによくヒットした。このパンチは、物理的にも視界の外から飛んでくるのだろう。極端に言えば、頭の後方からパンチが飛んでくる感覚なのだろうか?また、クリンチするような距離になり、防御意識が薄れた時に打たれた場合も、予想外に効きそうだ。マービン・ハグラーなどは、クリンチ際にも小さなショートアッパーなどを何発も入れていた。
結局、新必殺技などまだ考えられていないのだが、一般的にテクニック、体力で劣る日本人選手が、外国の強豪と戦う際に、まともに普通のボクシングだけをしていては、なかなか勝てない、と思う。少々汚い(卑怯な)戦法かもしれないが、何らかのオリジナルな技で、対抗してもらいたい。私の勝手な思い込みかもしれないが、日本人選手は、きれいな教科書どおりのボクシングをする人が多いように見える。幼少のボクシングが不毛の日本で、まともなボクシングだけで外国人選手に勝てるチャンスは少ない。やはり輪島功一のような変なボクシングも重視すべきだと思う。勿論、変なボクシングだけでは、強くはなれないことは、言うまでもない。基本となるボクシング能力を限りなく高めた上での、変則技だからこそ有効なのだ。今晩は、変なボクシングについて考えながら寝ることとしよう。
多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。
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国内ボクシング |
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2007年03月28日
私が小中学生だった頃、まだボクシングよりもプロレスを好んで観ていました。子供の目には、パンチの交換しかないボクシングよりもプロレスの数多い技と試合の最後に決める必殺技(?)のかっこ良さにしびれていました。休み時間には、友人たちと必ずプロレスごっこをしていたので、一日4試合(ごっこ)、年間1000試合(ごっこ)はこなしていたでしょう。ですから、遊びとはいえ、自分なりに考えオリジナルの技を編み出したりもしていました。新しい技を考えるだけでも(例え非現実的な技だったとしても)、非常にワクワク感があり、楽しかったことを思い出します。
ボクシングの場合、確かに目に見える技というのはパンチしかありません。しかし、その単純に見える技ですが、ストレート、フック系といったパンチの種類だけでなく、その組み合わせによるコンビネーションの多様化、パンチを放つスピードとタイミング、攻撃と防御との連携など、近代ボクシング約120年の歴史の中で、世界中のボクサー、トレーナーなどが考案し、様々な技術革新を経て現在に至っています。私がボクシングを本格的に観始めてまだ20数年ですが、この僅かな期間でも確実にボクシング技術は変化してきました。今月のボクシング・マガジンでも触れられていましたが、一番の変化はスピード化でしょうか。世界戦が15回から12回戦へと変更されたこともあり、以前の長距離走的な競技から、スピードや瞬発力がより求められる短中距離走的なものへと変わってきました。短いラウンドで確実にポイントを拾う必要があるため、力をこめた急所をピンポイントで狙う強いパンチではなく、軽いながらも速いパンチを大雑把に当てるためのコンビネーションが広まりました。
21世紀のボクシングは、どのような技術、戦術の変化があるのでしょうか?長い歴史の中で、ほぼ全てが出尽くされたように思いますし、凡人の私には、何の予想もつきません。しかし、必ず変化はあるでしょう。ボクシング・ファンにはお馴染みのナジーム・ハメドという選手は、今までのボクシング観を根底から覆すような、超変則な独特のスタイルで90年代後半のボクシング界を席捲しました。両手をだらりと下げたノーガードスタイルが多く、しかもいきなり飛び出すパンチが強烈でした。元々Sフライ級デビューだったこともあり、体は小さいのですが、全身のばねを利したパンチのため、独特なリズムも相まって一撃で相手を沈めることが出来ました。しかし、このハメドのボクシングは、スタンダードにはりえませんでした。それは、あまりにも、彼の特異な身体能力によったものだったからです。誰もが習得可能なものでなければ、その技術の伝達も有り得ず、広く伝わりスタンダードになれないのです。陸上競技の走り高跳びには、1968年のメキシコ五輪でアメリカのフォスベリーが初めて背面跳びを披露し、優勝しました。それ以前は、体の前面(腹)を下に向けポールを飛び越えていたのですから、背中から跳ぶ彼の方法は、従来の跳び方とは文字通り180度まるで違っていました。しかし、これは、スタンダードとなったことは、皆さんもご存知かと思います。
ボクシングにおいても、誰もが考えもつかなかった、仰天発想による技が生まれる余地はあるのでしょうか?こういう新発想に関しては、むしろボクシング関係者ではなく、一般の方のほうが思わぬアイデアが浮かぶかもしれませんね。もしかすると運動力学的に、より強く速いパンチの打ち方があるかもしれない。日本人の体型にあった独自の技術も生まれるかもしれない。パンチの効率的な伝導などを研究されているスポーツ科学の専門家など居られるのでしょうか?栄養学や一般フィジカル・トレーニング方法以外にも、まだまだ技術的な面での進歩も有り得るかも!?日本のボクサーは、足の力の使い方や体重移動があまり上手くない選手が、多いように感じます。上体の力では、欧米人に劣るかもしれませんが、下半身は欧米人よりもむしろ強いように思います。今晩は、ボクシングにおける新必殺技でも考えながら、寝ることにします。皆さんも、一緒に考えてみませんか?
本日の動画紹介は、ボクシング界の異端児、ナジーム・ハメドを集めてみました。私は、アメリカに住んでいた頃、ケリー戦およびサンチェス戦を観戦する機会があったのですが、どちらもスリリングで歴史に残るような試合になりました。本当にラッキーでした。
1.Antonio Picardi戦
http://www.youtube.com/watch?v=kGgJao4o8zs
2.Sergio Rafael Liendo戦
http://www.youtube.com/watch?v=BqiU1hWyXKo
3.Steve Robinson戦
http://www.youtube.com/watch?v=ILowbdC-iz0
4.ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=6oUyiu-uV6U
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海外ボクシング |
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2007年03月26日
亀田興毅とモラレス戦の視聴率は、裏に強力なスポーツ番組があったにも関わらず、平均視聴率17%近くあったそうで、女子フィギュアスケートの40%近い視聴率には遠く及ばなかったものの、サッカーの「日本対ペルー」を上回った。ノンタイトル戦でありながら、亀田のブランド浸透力は、まだまだ強いと言えそうだ。とはいえ、飽きやすい日本人のこと、試合に負けるようなことがあれば、とたんに忘れ去られ過去の人物に成り下がるのも早いだろう。今回のモラレスとの試合は、興毅の実力の限界を再認識させるとともに、今後の亀田興毅のボクシングの変化を考えさせるのに、いいきっかけになったのではないだろうか。
亀田興毅が、知名度ではなくボクサーとして本当の意味での成功が難しい最大の理由は、彼の顎の打たれ弱さに尽きると思う。ガラスの顎を持っているがために、ボクシング・スタイル、パンチの打ち方などが限定されてしまっている。ボクシングというスポーツは、奥が深いが、基本は「打たせずに、打つ。」というシンプルなもの。しかし、どのような名選手であれ、一発も相手に打たせないで勝つことは、まず有り得ないし、多少打たれる危険を冒さなければ、勝利を掴むことが出来ないことが普通だ。
昨年8月2日のランダエタとの初戦、そして一昨日のモラレスとの試合で、相手の軽いパンチを受けただけで、効いてしまう姿を見て、興毅がボクシングを進化させたくても出来ない理由が分かったような気がする。あの独特な八の字ガードは、亀田家が考えに考え抜いた末に編み出した、ガラスの顎という弱点をカバーする唯一の方法なのだ。顎が弱いなら、八の字ではなく、もっと脇を閉めアッパーを打たせないようなガードにしたほうがいいが、そうすると当然、パンチがスムースに出なくなり、カウンターなど打てない。かといって、ガードを緩め、目と勘に頼ったディフェンスなど怖くて出来るはずがない。
トーマス・ハーンズは、ご存知80年代のスターで、私が大好きな選手の一人なのだが、彼もかなり打たれ脆かった。判定負けなど無く、負けはKOによるものばかりだった。しかし、そんなハーンズでも、亀田ほど致命的に打たれ脆かったわけではない。世界のトップ選手としては、打たれ脆かったが、ごくごく普通のパンチで効いてしまうほどではなかった。やはり、世界戦を戦うには、当然ある程度被弾しても耐えうるだけの、打たれ強さは必要。日本の生んだ世界チャンピオン達は、タフネスを持った選手が多かった。外人選手の、テクニックとパワーを凌げるだけの、肉体的および精神的なタフネスが、最大の武器となっていた。
亀田興毅の場合、爆弾の顎のお陰で、ガードが固定され、パンチの種類も限定されてしまっている。コンビネーションを打つことが出来ないのは、ガードが開く時間が長くなり、打たれる危険性が倍増するからだろう。連打するのは、相手が反撃できない態勢時に、顔面への軽い手打ちのピストン・パンチしか出せない。自分から体ごと思いっきり踏み込んで、強いパンチを振るうなんて怖くて出来ない。自分の爆弾を八の字ガードで最小限の被弾でカバーしつつ、相手の打ち終わりを狙うようなややテンポの遅いカウンター攻撃に頼らざる得ないのが、実際のところだと思う。階級が下の小柄な選手には、強引な亀スタイルもそれなりに有効だったが、フライ級では全く機能しないのではないか?
私は、亀田が強打者とも、KOパンチャーとも思ってもいないし、彼にKOを期待してもいない。もう既に十分名前を売ったのだから、これからは、先日引退した徳山のような完全なアウトボクサーを目指してもいいと思う。興毅はファイターではなくボクサー体型に近いし、慎重な性格、そして顎を守る為にも、徹底的に足を使い、長距離から相手をかく乱させるような戦法をもっと磨くべきだ。KOはボクシングの華だが、アウトボクシング中心の判定勝利を重ね、いぶし銀の塩ボクサー(塩については、http://i-space.tv/~sioboxing/ をご覧下さい。)へと完全脱皮してもいい時期だと個人的に思う。興毅が今後生き残るには、塩化しかない。
本日の動画紹介は、永遠のチャンピオン、大場政夫のラストファイトとなったチャチャイ戦です。亀田興毅にも、大場くらいのタフネスがあれば、強いでしょうね。
クリック! http://www.youtube.com/watch?v=tZTzSndEjhg
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2007年03月24日
予想外に苦しい試合となりました。大毅と32戦無敗の世界4位タフミルとの試合の印象が残っていた為、興毅のフライ級復帰戦も、調整試合程度の軽いものになるのだろうと、漠然と思っていました。試合開始後も、モラレスのあまりにもスローなパンチを見て、この試合も予想通り簡単に終わるだろうなと、感じました。
ところが、モラレスのゆったりとした独特のパンチとリズムに、興毅も惑わされたのか、フライ級にしては動きに乏しい、打ち合う場面が多く展開されました。モラレスのパンチの打ち方は、スピードはありませんが、しっかりと打ち抜くフォロースルーの大きなもので、当たればずっすりと重さのあるものに見えました。それとは対照的に、興毅の放つパンチは、どれもフォロースルーが甘いうえ、正確にナックルが返っていないパンチも多く、モラレスに決定的なダメージを与えることが出来ませんでした。
以前の常に前進してプレッシャーをかけ続ける亀スタイルとは違い、相手が大きかったこともあってか、サイドにステップを踏んだり、自ら距離をとる場面も見られた。しかし、それが逆に、スピードのないモラレスにしてみれば、パンチの交換をするのに好都合だった。打ち合いのなかでも、興毅の顎を狙う左右のアッパー、左のボディーフックなど、随所にパンチを決めていた。興毅は明らかに効いたそぶりは見せなかったが、序盤から頭部を中心にダメージを蓄積していったように見えた。特に第6ラウンドには、一瞬ヒヤッとする場面もありました。
第5ラウンドには、興毅の左でモラレスの足が揃ったところにダウンもあり、判定は、3から5ポイント差で亀田勝利で異論は無いと思います。しかし、年末にフライ級での世界戦を予定するものとしては、多くの課題が見えた苦しい試合となりました。
今日の試合での課題
1.スピード
攻防のスピード、パンチのスピード、フットワークのスピード。全て遅かった。フライ級でも減量苦があるのかもしれない。また上述したように、相手の遅いペースにはまったのかもしれない。
2.ディフェンス
今回は、ランダエタとの再戦と違い、アウトボクシングをしなかったうえに、以前のような強引な接近戦もあまりなかった。そのため中間距離でのディフェンスの甘さが余計に目に付いた。八の字ガードばかりで上体を固定していることが多い為、ガードの真ん中をこじ開けられるアッパーが怖い。また、相打ち覚悟で相手が打ってこられると被弾の率が高くなってしまう。
3.攻撃面
パンチに重さが感じられないし、キレにも欠いた。以前からの課題だが、一発一発のパンチを狙って打っているためか、攻撃のリズムがない。コンビネーションが出ない。
昨年、世界チャンピオンになったとは言え、相手はあのランダエタのみ。今回のような試合だと、フライ級での世界王座は相当厳しいだろう。今晩のモラレスは、確かに世界に挑戦した経験もあるし、それなりの実力者ではあるが、世界的な目で見ると極平凡なボクサーに過ぎない。もし、モラレスにスピードがあり、畳込んでくるような連打があれば、倒されていたかもしれない。年末までにフライ級王座を目指す予定だそうだが、やはり時間をかけて本当の亀田興毅のボクシングを見つけて欲しい。今日の試合は、中途半端な印象しかない。やはり興毅が勝ち残るには、前回のランダエタ戦で見せた徹底したアウトボクシングを主体にし、チャンス時に限定し相手をロープに押し込み攻勢をかけるようにすべきだと思う。
それにしても、今晩のモラレスがしっかりとボクシングをしてくれたお陰で、予想外にいい試合になりました。興毅にとってもダメージを残しながらも、根性で戦い抜くなど、また一つ経験を積んで大きくなったのではないだろうか。まだ20歳。今が一番伸びる時期かもしれない。焦らずに成長を続けてもらいたいものだ。
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2007年03月23日
今週は亀田場所が明日に控えているだけあって、亀田3兄弟の話題が多かったですね。本日は、大毅が、お笑いボクサー、タフミルに勝利したと言うだけで、日本フライ級2位に突然ランク入りしました。つまり、あの「試合」は、世界ランカーに勝利したとJBCが事実上認めたことになります。WBAからの正式な回答の前に、決定してしまって良かったのでしょうか?やはり来月、WBAの世界ランキングでも大毅はランクインすることになっているのでしょうか?
これまで、興毅と大毅については何度も取り上げてきましたので、今日は、末弟の和毅について、書いてみようと思います。
中学校卒業について
3/14日に晴れて中学校を卒業しました(http://www.sponichi.co.jp/osaka/spor/200703/15/spor203616.html)。彼は、中学校には通っておらず、ボクシング漬けの生活を送っていることは、知られていましたね。これだけ堂々としかも心身ともに健康的に不登校を通したことは、ある意味凄い事実です。諸々の事情で不登校に陥った方たちには、学校側の裁量として卒業(または進級)を認めることが日本では一般的ですが、和毅の場合はかなり特殊なケースですから、卒業を認めるかどうか学校側も頭を悩ませたに違いありません。和毅にとっては、中学校で勉強をしたり、友達との付き合いを通して社会性を身につけたりするよりも、ボクシングの練習をしているほうが、幸せなのかもしれません。確かに、ボクシングに勉強は必要ないでしょうが、大人になったらボクシング以外の世界(人生)もあるのですから、常識的な知識やマナーなど最低限のことは学んでほしいと私は思います。このあたりの価値観が父親である史郎氏は、一般とはかけ離れているのでしょう。亀田一家にとって、こんなことは余計なお世話に違いありませんが、彼が一人卒業証書を貰うためだけに式にちょこっと参加し、校長先生の式辞が始まる前には退席したと聞いて、和毅はこれで本当に幸せな人生を歩めるのだろうか?と、他人事ながら色々と考えてしまいました。
”プロ”デビューについて
明日の亀田場所、長男興毅の前座で”プロ”デビューします。これは、日本アマチュア連盟側から難色を示されことに父親史郎氏が腹を立て、北京五輪への道を捨てることになったとありました(http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2007/03/05/06.html)。しかし、一方のアマ側では、そのような事実はないとし、受け入れることを事実上示しています(http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2007/03/06/03.html)。その後、史郎氏はノーコメントを貫いた為、真相は分からずじまいです。アマ側と亀田側とで何らかの接触はあったのだろうが、こうも見解が違うものだろうか?元々和毅の北京五輪出場自体、17歳という年齢制限があり無理があったことと、今までアマ連盟の恒例で、何のアマ実績も無い和毅がアマ連盟から五輪出場枠に推薦されることも、まず有り得ないことから、アマの大会へのエントリー前にそれなりの理由をつけ、けじめをつけておきたかったのだろう。それにしても、アマ規定に抵触するプロ活動とはいかなるものなのか?実際、長男興毅も14歳の時に、プロの興行で元世界チャンピオンである井岡弘樹とエキシビションを行っていたし、亀田3兄弟として5年以上前からテレビなどのマスコミに登場していたのだから、アマ側の規定もあってないようなもの。話は外れるが、アマとプロとの間の絶縁状態はなんとかならないものか?同じスポーツであるにもかかわらず、お互いの足を引っ張り合っている様では、アマ、プロともに発展するはずが無い。お互いが協力し合ってはじめて、両者のレベルアップにつながるという当たり前のことに、早く気づいて欲しい(頭の固いアマ連盟では難しいと思うが)。
最後にボクシング動画の紹介。井岡弘樹対亀田興毅(14歳)。引退後の井岡が相手とはいえ、14歳でこれだけのボクシングをしていたのだから、凄いの一言に尽きます。スタイルも今とほぼ同じですね。
動画クリック! http://www.youtube.com/watch?v=npFJla5vFOw
明日の和毅のエキシビションも、非常に興味がわいてきます。「亀田家の最終兵器」とまで言われていますし、関係者からもいい評判ばかり聞くので、三男は本物かもしれません。また一つ楽しみが増えました。
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2007年03月20日
昨晩は、ボクシング・ファンにとっては最高の夜でしたね。バレラとマルケスの激戦、そして坂田選手の世界奪取。いまだに興奮しています。坂田選手の獲ったフライ級と言えば、日本が生んだ初の世界チャンピオンである白井義男氏をはじめ、数多くの王者を輩出し「伝統のフライ級」とよく言われました。
本日ご紹介する動画は、日本ボクシングの黄金時代を築いたファイティング原田氏と故海老原 博幸氏の世界フライ級王座を獲得した2試合です。原田氏と言えば、とにかく速射砲のような連打につぐ連打というイメージですが、フットワークも軽くディフェンス面でも優れていた選手だと思います。一方の海老原氏と言えば、カミソリパンチが有名です。その切れ味の鋭さはこの動画でも確認できます。
昨日戴冠した坂田選手は、ファイティング原田氏のスタイルに近いように思います。原田氏のような世界的な名選手に育って欲しいですね。
キングピッチ対原田
http://www.youtube.com/watch?v=PgpMyeHSzO0
キングピッチ対海老原
http://www.youtube.com/watch?v=ZS8pFc2oU5U
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動画紹介 |
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2007年03月20日
前王者パーラの体重超過とやる気のなさなど、色々と味噌が付いた世界戦となってしまいましたが、坂田選手がついに世界チャンピオンになったことに素直に喜びたい。
さて、問題のパーラだが、体重超過を犯す時点で、プロ失格。しかもリミットを大幅に上回る2.1キロ。嘉陽-ワンディ戦(http://worldsportsclub.org/modules/popnupblog/index.php?param=1-20061011)でも、体重超過問題について書きましたが、不公平さを解消すべく当日計量53.5キロを課したことは、当然の処置だったと思う。もし、当日計量がなければ、パーラは60キロ近い体重で試合に臨んだかもしれないわけですから。
それにしても、15ヶ月ものブランクで、太りに太ったパーラが、王座を返上せずに今回の試合を受けたのは、やはり王者としてのプライドではなく、単に金目当てだったのだろう。はじめから、王座を放棄する予定で来日し、体重を落す努力をしないのだから、ファンとしては本当に腹が立ちますし、特に高いお金を払って会場で観戦された方はなおのことだと思います。体重超過が増加傾向にあるのは、以前にも書きましたが、世界タイトルの希少価値減少に因るところが大きいと思います。昔のように、1団体8階級の場合、何があっても死んでも王座を守りたいと誰もが思ったはずです。しかし、現在では、主要4団体が17階級の王座を認定していますから、実力人気のある選手は、容易に世界挑戦が可能です。ですから、今回のパーラのようなプロ意識の無い選手を少しでも減らす為にも、ボクシング界全体で、体重超過に対する厳しい罰則を設けるべきだと思います。例えば、世界戦で体重超過を犯した場合、1年間いかなる試合にも出場できない。または、今後2年間、どの団体の世界戦にも出場不可とするなど。何か手を打たなければ、ボクシングの世界タイトルの権威がどんどん失われていくでしょう(一団体の頃は、いくら実力があっても世界挑戦すら出来ない選手がいたのですから、パーラのような選手からは、世界挑戦権を永久に奪ってしまってもいいのでは?)。
さて、試合ですが、1ラウンドは、下がりながらもパーラが上手さを見せ、的確なパンチをヒットさせていました。しかし、2ラウンドに入ると、坂田選手の気迫と手数に押されっぱなしになります。また、坂田選手の左ボディーブローも何発か入り、パーラ選手は坂田選手との過去2戦24ラウンドの激闘を思い出し、今日のコンディションでは勝てそうにも無いと感じた結果の棄権だったのかもしれません。例え体調が悪く勝てないと思っても日本人ならば、試合を投げたりしませんが、やはりラテン系はあっさりしている人が多いのでしょう。
今後の坂田選手は、暫定王者であり前回微妙な判定で敗れたバスケスとの試合が予定されます。このバスケスにも勝ちますと、同門の亀田大毅との試合が組まれるのでしょうか??普通の常識では、有り得ない同門対決ですが、亀田家は普通ではないですからね。実現することは無いとは思いますが、もしやれば現在の大毅と坂田選手とでは、力に差がありすぎて試合にならないと思います。今後の坂田選手の世界王者としての活躍を期待しています。
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2007年03月19日
約32時間ものネット断ちをし、WOWOWエキサイトマッチ・スペシャルを観戦し終えたところです。自らのホームページすらアクセスできなかった為、ブログも書けずにいました。ネット断ちをした甲斐があったというのでしょうか、メキシカン対決、バレラ対マルケス戦は、非常に中身の濃いスリリングな試合になり興奮しました。特に両者が決定打を放った第7ラウンドは、年間のベストラウンド賞候補になるのではないでしょうか?WOWOWの解説陣も言われていましたが、序盤のマルケスは緊張気味で固さがありました。逆にバレラは、豊富なビッグマッチ経験の賜物なのか、非常に落ち着いて試合を組み立てているように見えました。しかし、3ラウンドあたりから、マルケスが積極的に出ていくと、バレラの元気のなさが目に付くようになってきました。ここ数年でバレラが身に付けた省エネ・ボクシングですが、マルケスの技量の前には、あまり通用しませんでした。
問題の第7ラウンドですが、先にビッグショットを放ったのは、マルケスでした。強烈な右のロング・ストレートがバレラの頭部を捉え、バレラの膝が揺れます。その後も効果的なパンチをバレラに当て、一方的な展開になりかかったラウンド終了間際、今度は逆にバレラの右ショートがカウンターとなって、きれいにマルケスの顎にヒット。マルケスは、両手をキャンバスについてダウン!しかし、主審のネイディー氏は、スリップと判定したかのようなジェスチャーをした直後、バレラはダウンしているマルケスの頭に追加のパンチを打ち、主審はすかさずバレラから1点減点の処置。つまりこのラウンドは、ダウンを奪ったはずのバレラのものではなく、マルケスがラウンドを取った模様(まだネットで情報を調べていないので、断言できません。)バレラにとっては、不運としか言いようがない。
後半戦は、ダウンの影響の為か、マルケスの動きが鈍り、バレラの少ない手数ながらも的確なパンチのほうが効果的に見えました。そして第10ラウンド、マルケスは採点が競っていると思ったのでしょうか、気力を振り絞って手数を積極的に出し、攻勢をとります。ダウン後一旦バレラに流れかけたペースをここでまた自分へ引き戻すあたり、マルケスの勝負師としての魂を感じました。これは、あのパッキャオ戦で1ラウンドに3度ダウンされながらも、持ち直して引き分けに持ち込んだ時も感じた、マルケスの強い精神力です。結局、11、12ラウンドになっても、バレラは元気がないままマルケスの勢いに圧され、ポイントをずるずると失うことになりました。
私の採点では、主審の判断に従ってマルケスのダウンをカウントしなければ、116-111でマルケスの勝利になりました。例え、第7ラウンドのダウンを認めたとしてもバレラの勝ちはなかったわけで、今回の勝敗に関しては問題はないでしょう。それにしても、マルケスの年齢を感じさせない気力、体力の充実振りが、同い年とはいえここ数年体力の衰えをカバーするかのような老獪な戦法をとってきたバレラを、上回ったと言えます。心技体の3要素の中で、今回のバレラとマルケスの差は、「体」の部分だけでした。まだまだマルケスのボクシングは、若いです。個人的には、パッキャオとの再戦、WBA王者バレロとの対戦を早く見たいものです。想像しただけでも、興奮するカードですね。
最後に、セミファイナルのペニャロサとデレオン戦ですが、信じられないほどの大差の判定でしたね。フルラウンドを観たわけではないので、何とも言えませんが、フルマークは有り得ないです。35という年齢でいまだに素晴らしい技巧を見せてくれたペニャロサに、拍手を送りたい。近い将来、このような全世界が注目するビッグイベントのセミファイナルなどで、長谷川選手の試合が見れるかもしれません。
(もう既にWBAフライ級の坂田選手対パーラ戦の結果が出ているはずですが、深夜の放送を見るので、ボクシングサイトは見ません!自分のサイトをアップする際も、文字を読まないように目を細めて視界を狭めています。やはり結果は知りたくありませんからね。)
多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。
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2007年03月16日
今週末は、メキシカン頂上対決、マルコ・アントニオ・バレラ対ファン・マヌエル・マルケスという超ビッグカードが控えています。両者とも全盛は過ぎた感がありますが、それでもいまだに世界のトップの実力者。どちらが勝つのか?どのような試合展開になるのか?このような試合こそ、生で観てみたいですね。日本時間の日曜日のお昼頃に決戦は開始されるはずですので、ボクシング情報を一切遮断して、月曜日夜のWOWOWのタイムリー・オンエアーを待たなければならない。毎回、十分に気を付けているのだが、普段の癖で、思わずボクシング・サイトを覗いてしまう場合があるので、今回は十分に注意したい。
スポーツ観戦は、リアルタイムでないと面白さが半減します。結果(ストーリー)がはじめから分かって観戦しても、興奮しません。スポーツは、筋書きのないドラマと言いますが、話の流れが見えているドラマなんて、誰も見たいとは思いませんよね。次の瞬間に何が起こるか予測できないところに、スポーツを観る楽しみが集約されていると言えます。特にボクシングのような、一発のパンチで形勢の逆転が有り得るスポーツでは、特にその傾向が強いです。野球の場合、最大3点差を一発の満塁ホームランで引っくり返すことが出来ます。これも劇的なドラマを生む要素になっています。野球もドラマ性があって面白いですが、ボクシングはその上を行きます。野球の場合、満塁ホームランにしても、満塁になるまで、ヒットなり四死球なりで徐々にチャンスを広げていきますが、ボクシングの場合は、突然、何の前触れもなく、野球で言えば20点差を引っくり返すこともあります。力の差がある試合だとしても、決して気を抜くことは許されない。一発のパンチで試合だけでなく、そのボクサーの人生をも変えてしまう場合もある。これが、ボクシングというスポーツの面白さ。
話をもとに戻して、バレラとマルケス戦ですが、これはバレラの戦術次第で試合展開が決まるといえるでしょう。ここ数年のバレラは、すっかりアウトボクシングの上手いテクニシャンに変身していますが、ライバルだったモラレスとの試合では、意地になって打ち合う場面も多かったので、同じメキシカンのマルケス相手ではどういう戦術でくるのかが気になります。私の予想では、クロスレンジで強打者マルケスと打ち合うことは非常に危険ですので、バレラはやはり安全策を取るように思います。その結果、マルケスよりは幅の広いボクシングの出来るバレラが、マルケスのカウンターに注意しながら要所を抑え、ポイントで僅かに上回るような気がします。中差の判定でバレラでしょうか?
本日の動画紹介ですが、日本ボクシング史上に残る壮絶な打撃戦、ルーベン・オリバレス対金沢和良第二戦(13,14ラウンド)をお送りします。この試合に関しては、芦沢記者のコラムもご参考下さい。メキシカンと言えばボディーブローの上手さがよく言われますが、その原点はオリバレスにあるのかもしれませんね。(http://www.boxing.jp/cgi/column/ashizawa/column.cgi?mode=view&no=47)
動画 http://www.youtube.com/watch?v=-6lgqLZWbcY
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posted by cutepizza |23:07 |
動画紹介 |
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2007年03月15日
昨年2月27日、ホセ・ナバロ(米国)との試合を退けた時点で、徳山自身の気持ちは、「引退」であったように思う。しかし、リング上では、「WBCのスーパー・フライ級は、卒業します。」とだけ宣言し、引退表明の明言は避けた形となった。徳山の所属する金沢ジム会長の引き留めがあり、はっきりしない状態が何ヶ月も続いた。そして昨年末になり、ようやくWBCのタイトルの返上と一階級上の長谷川選手とのビッグマッチに限っての現役続行を表明した。徳山がモチベーションを高められる唯一の相手が、長谷川だったのだが、このドリームマッチは夢と消えた。ラスベガス進出を第一目標に掲げる長谷川にとっては、徳山との試合には得るものがなかったのだろう。それどころか、徳山の遠距離ボクシングに惑わされ、タイトルを奪われてしまう可能性も少なからずあったことも、この夢の対決が流れてしまった一つの要因だったのではないか。
徳山は、自ら北朝鮮籍を名乗り(本名ホン・チャンス)、ワンコリア(南北統一)という祖国の夢をアピールし続けた点でも、ボクシングというスポーツの枠を超えた大きな存在だった。北朝鮮による日本人拉致問題や核問題など、彼が北朝鮮籍として活動を続けるには、非常に厳しい時代に世界チャンピオンに君臨していたのも、今から思うと不運だった。通算9度防衛という大記録を達成しながら、彼のボクシングは悲しいほどに一般にはあまり認知されなかったように思う。彼ほどの長い距離を駆使するボクサーは、世界的に見ても、歴史的に見ても、稀なスタイルだった。米国で人気のあるアルセなど猛烈なファイターを軽く捌くところなどを、本場のボクシング・ファンにも見てもらいたかった。ロシア出身のユーリ・アルバチャコフなどもそうだったが、日本国内で興行を打つのが大変であったのならば、何故もっと積極的に海外に出て行かなかったのだろう?ユーリや徳山などは、アメリカのリングでも十分に活躍できるだけの力を持っていたのだから。一ファンの目から見ると、彼のボクサーとしての素晴らしさが世間に十分に伝わらなかったことが、残念で仕方がない。
今後は、後進の指導にあたるそうなので、是非あの徳山ボクシングの奥儀を伝承していってもらいたいものだ。
本日の動画紹介は、Youtubeからヘビー級の歴史的なKOパンチャー、KOシーンが満載です。ボクシングには、これだけの長い歴史があるのだから、K1やPRIDE、アメリカのUFCなどの新興格闘技に負けてられません。
クリック!http://worldsportsclub.org/modules/popnupblog/index.php?postid=139
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