2007年01月31日
ちょうど運よく、今春日本公開予定のロッキー・シリーズ最新作であり、最終作でもある、「Rocky Balboa(邦題:Rocky The Final、ロッキー6)」を観る機会に恵まれた。これはボクシング・ファンならず、多くの人々にも共感をもたらすドラマに仕上がっています。ネタバレは勿論しませんが、ひとことで言うと、第一作の原点に戻った、ということでしょうか。音楽、背景、登場人物(ちょっとマニアックなところもある)などの第一作のシンプルな魅力が、最終作でようやく復活した感じです。先日、坂田選手も涙腺が緩んだとブログで書かれていました。めちゃくちゃ泣ける場面があるというわけでもないのに、胸にグッとくるものがある映画でした。それにしても、ロッキーのテーマ、あのファンファーレを聴くだけで、元気が出てくる。頑張る気を起こさせる、名曲中の名曲だと思っています。本当にロッキー2,3,4のようなエンターテイメント路線に走らなくて正解だったと思います。昨日、西澤さんのことを「中年の星&凡人の星」と書きましたが、これはそのままロッキーにも当てはまりますね。事実、ロッキーも、30歳までは勝ったり負けたりの平凡なクラブ・ファイターだったところを、運よく世界戦のチャンスに恵まれ、判定負けをしたものの無敗の王者からダウンも奪いましたからね。ロッキー2以降の超人ぶりは、ちょっと不自然ではありますが、基本的にロッキーは「負け犬」だったのです。どん底から這い上がるのが、ロッキー映画なんです。ロッキーを好きな理由は、私自身、負け組に属しているからなんでしょう。ロッキーに勇気付けられて、目標に向ってとにかく前だけを向いて前進し続けたく思いました。やっぱり、映画もボクシングも、ほんとうにいいですね。
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2007年01月30日
昨日、たまたまNHKのクローズアップ現代を見ていた。そこには、なんと我らの西澤さんが特集されていた!(http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0701-5.html)41歳にしてなおも進化する身体能力にスポットがあてられていた。それほど詳細なデータ分析などはなかったが、西澤さんは、力士の張り手に相当する腕力とクロスカントリーのトップ選手に相当する持久力が備わっているとのことだった。確かに、30を過ぎてから、ようやく自力がつき、勝ち星が先行するようになった西澤さん。左右の腕を普段から均等に使い、それにより脳の左右の神経もフル活用できる。その結果、この年齢になっても、体は進化し続けているとのことだった。
今日の試合を見たわけではないが、大差の判定で敗れた西澤さん。今まで特例で認められてきた現役生活。これで中年の星、西澤さんもリングから引退となるのだろうか。身体能力は、医師や西澤さん自身が言うように、さほど衰えていないのかもしれない。しかし、やはりボクシングは危険なスポーツ。事故が起こってからでは遅すぎる。多くの人にとっても寂しいだろうが、彼は十分すぎるほど、我々の記憶に残る選手となった。
「中年の星」と呼ばれるが、私は、西澤さんには悪いが、「凡人の星」とも思ってきた。才能、センスが無い人間でも、高い目標を持ち、時間を掛けて努力することにより、誰もが予想し得なかったレベルに達することが出来る。それをリング上で示してきたのが、西澤さんだったと思う。
「中年&凡人の星」西澤さん。長い間、本当に有難うございました。
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2007年01月26日
ちょっと日にちが経ってしまったが、「あるある納豆捏造」事件に関連し、興毅が色々とコメントをしている。以下は、スポーツ報知からの抜粋です。
(ア) 「納豆、悪モンになってしもうてかわいそうや。おれもバッシングされたから気持ち分かるで。納豆は文句言えへんからなぁ…」
(イ) 「納豆じゃ、やせへんで。ホンマは、たんぱく質の多い納豆は、筋肉がついてパワーがつくんや。フライ級に戻ったからには一撃必殺のパンチ、それをやる」
(ウ) 「パワーをつけるには納豆。フライと納豆はセットや」
(エ) 毎日の昼食の3パックにもう1パックをプラス。「今度の試合は納豆界のためにも戦う」と公約した興毅は「全日本納豆愛好会」の設立を宣言。「おれが会長や。スポーツ界、芸能界、納豆好きは会員になってほしいな」とご機嫌だった。
亀田家ほど量は食べないが、管理人の私も、毎朝の納豆は欠かせない。納豆について、色々と言う人も居るが、私は基本的には健康食品という認識ではある。それにしても、番組が何から何まで捏造とは、これは普通なら相当な詐欺罪にあたるのではないか。今の日本の社会の悪い一面、金儲け第一主義、つまりテレビ業界では視聴率第一主義の最も悪い一面が表れたと言えよう。金さえ儲かれば、何をしたっていいというモラルの低さ。一般視聴者を馬鹿にしているとしか言い様が無い。戦後の日本が急成長したのは、より高品質な、より良い製品を作ろうとする各企業の努力の賜物だったと思う。このような当たり前のことすら、忘れてしまったのだろうか。
今回の納豆捏造を思うとき、最近のボクシングでは、やはりTBSの異様なまでの亀田PRを思い出す。亀田自身は、疑惑ながらも実際に世界王座に就いたので、当然嘘ではない(納豆も、実際に健康食品なので、嘘ではない)。しかし、試合前まで、何も知らない視聴者を煽り続けたことは、今回の納豆事件と良く似ている。以前にも書いたように思うが、日本人というのは単一民族の為か、どうも洗脳されやすい。さらに悪いことに、テレビなどのマスコミを崇拝しすぎな面がある。テレビが言っていることは、全てが正しいと、信じている。これだけ情報量が増え、テレビ以外にも情報の選択がある時代でも、いまだにテレビの影響力は、ずば抜けている。
事実をそのまま伝えないテレビ。面白ければ、視聴率さえ良ければいいという姿勢は、テレビ局のボクシングへの対応にも表れている。資本主義社会だから仕方が無いのかもしれない。しかし、より質の高い選手や試合を、より多くの人に見てもらおうとする、当たり前の姿勢も忘れて欲しくはない。日本には、亀田以外にも魅力的な世界王者がいるにも係わらず、見事なまでに、その存在は無視され続けている。
最後に、不二家など他業界のバッシングは積極的に行うのに、同業のテレビ業界に対しては異常に甘いのは、どういうことだ?これは、どの局も、多かれ少なかれ、同じような捏造、誇張などを繰り返しているから、と自ら言っているようなものだろう。本当に情けない。
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2007年01月23日
現会長のファイティング原田氏と現東日本会長の輪島氏との場外バトルが勃発した模様(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000036-nks-fight)。確かに協会自体は、ジム間の親睦会的な存在で、ボクシング・ファンから見れば、その存在自体あまり明確になっていないと思う。現時点での主な役割としては、全国のプロボクシング・ジムの統括、ボクシングというスポーツ、選手、そして興行などの宣伝、PRだと思うのが、果たしてどの程度、熱狂的なボクシング・ファン以外に、その声が届いているのだろうか?プロのジムとして活動するには、一般的に1000万円もの大金を協会に納めなければならない(元世界王者なら300万、元日本王者なら500万などと割引制もある。)。これなど、一種の独占禁止法にも引っ掛かりかねない、馬鹿げたルールなのだが、いまだに存在し、様々な問題を引き起こしている。
私自身は、業界の人間でもない、一介のボクシング・ファンに過ぎないで、発言の権利などないかもしれない。しかし、言わせてもらうと、日本のボクシングの発展を妨げている大きな要因は、このような超保守的で閉鎖的な協会の体質にあると思う。新たな動きを嫌い、自分達の利益の確保だけを考える。各ジムが実質プロモーターでもあるわけだから、このような保守的な考えが根付くことも当然なのだ。自分の興行が儲かりさえすれば、業界全体のことなど知ったことではない(言い換えれば、自分のことだけで精一杯で、周りを見る余裕などない。)。少なくとも、ファンの私の目には、そのように見えてきた。ジム間の垣根を取り払い、協会が主導を取り、年に数回でも、大きな興行を開催できるようになれば、一般層へもインパクトのある魅力的なカードも続々と生まれてくるのではないだろうか?いきなりの改革などは無理があるから、今までどおりの興行方式と、協会主催の興行と両立することは出来ないのだろうか?輪島氏の協会長としての手腕は分からないが、現役時代より柔軟な考えの持ち主だったから、きっと何かビックリするようなことをするに違いない。私は、長年協会長を務めた原田氏には、席を譲ってもらいたく思う。
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2007年01月18日
1. 噂されていたように、亀田興毅のLフライ級王座の返上が正式に発表されました。せっかく先月のランダエタとの再戦で、彼の実力を評価し始めたところなのに、残念な決断でした。彼の返上に対するコメントは、次の通り。「次はフライ級や。何事も挑戦していかんとおもろくないし、いつまでも守っていても意味がない。返上して上を狙うのは海外では当たり前。シュガー・レイ・レナードみたいなボクサーに憧れてるから」何とも意味不明な発言をしている。彼の言う挑戦というのは、「逃げて戦う」ことなのか?ただ単に漢字を間違えているのか?ボクシングの醍醐味の一つは、強いもの同士、力の拮抗したもの同士の真剣勝負にある。どちらがより強いのかをこの目で確かめたい。誰もが興味を惹くテーマがボクシングにあるはずなのに、亀田絡みの試合ではそういうワクワク感がない。予めシナリオが整いすぎていて、白けることが多い。レナードに憧れると言うが、何に憧れているのか?あのキャリア後期の政治力を活かしたマッチメークか?Lヘビー級で戦ったことのないレナードだが、一応Lヘビータイトルを獲得したことになっているのと同じで、興毅のLフライ王座も、ほとんど中身のないものに過ぎない。
2. ボクシング界最大のヒーロー、モハメド・アリが65歳の誕生日を迎えたそうだ。パーキンソン病を患ってからかなり経っているが、彼の元気な姿を見るだけでこちらまで嬉しくなってくる。無冠時代から「最も偉大な男」と叫び続けた男だが、こちらは亀田興毅と違って、本当に偉大だった。亀田にも、アリのように誰からも「最強」と認められるときがくるのだろうか?
3. 2007年最大のビッグマッチ、デラホーヤ対メイウェザー戦のチケットが、今月27日から発売される。一番高い席で2000ドル(日本円で約23万円)というから、この値段だけでもこのイベントのスケールの大きさが伝わってくる。確かにデラホーヤはピークを過ぎた選手ではある。しかし、それでもこの組み合わせは、誰もが見てみたいと思うだろう。どういう試合展開になるのか?どちらがより巧いのか?より強いのか?より速いのか?そしてどちらが勝者になるのか?そういう単純な興味が一杯詰まった試合。これがボクシング観戦の面白さ。小学生の頃、ライオンと虎は、どちらが強いのか?と考えただけでも興奮した。それと似た感覚が本来ボクシングにはあるはずなのだ。しかし「日本のシュガー・レイ・レナード」のマッチメークには、その興味が全くない。また今年も、名も知らぬなんちゃって世界ランカーを連れてきて、無冠戦をこなし、フライ級の王者がタイトル返上した途端に、王座決定戦に出場するのだろうか?
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2007年01月16日
いよいよマカオでのパッキャオ対池戦が現実味を帯びてきたようです。池陣営にしても、英国でのマイケル・ブロディーとの2連戦や勢いのあった6年前のモラレスとの激闘など海外のビッグネームとの対戦経験も豊富。その6年前の2001年は、アメリカのリングでアジアのボクサーが見直され始めた年でした。2001年6月に、パッキャオが、デラホーヤ対カスティリェホ戦のセミで衝撃的な米国デビューを果たし、その翌月に先ほど述べた池が、ロイ・ジョーンズ戦のセミでモラレスと対戦。池の勝ちと見た識者もいたほどの大善戦だった。
そんなアジアンブームの火付け役となった2人の対戦。ともに世界的にも名が知られるボクサーとあって、アジア発のビッグイベントとしてはこれ以上はないマッチメークではないだろうか。以前にも書いたが、やはりボクシングの軽量級の本場は、やはりアジアになって欲しい。軽量級は、中南米とアジア勢が大半を占める階級。しかし、経済的に中南米で大きな試合は組めない。今までのように、アメリカでスターを目指す道も良いが、世界的なスポーツであるボクシングを本当の意味で国際化するには、今回のようなアジアでの開催に大きな意義がある。
マカオは、ここ数年、急激な成長を遂げているギャンブルタウン。ここをアジアのラスベガス的な存在として、ボクシングも一つの客寄せ的なビッグイベントとして定着するのかどうか。世界のボクシング・ビジネスが、この一戦で変わるかもしれない。ただ、一朝一夕にマカオでのボクシングが成功すると見てはいけない。中国でのボクシングの人気度がネックであるし、当面は外国人観光客を主なターゲットとした興行になるのだろう。しかし、元来ギャンブル好きの国民性から、地元中国人のハートを掴むことも決して遠い未来のことではないように思う。マカオが、「アジアのラスベガス」なら、我が東京は、せめて「アジアのアトランティック・シティー」を目指したい。以前、東京都が出したカジノ推進PRリーフレットを見て欲しい(http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2003/10/20dao401.htm)。東京にカジノタウンが出来たら、と想像すると、ついついボクシングのビッグイベントを結び付けてしまう。日本は、カジノなどなくても各種イベントを開催できる経済的な余裕がある国だが、ボクシング興行に限って言えば、世界のトップボクサーに十分なファイトマネーを払うことは厳しいのが現実だ。しかし、カジノやアメリカなどのPPV(ペイパービュー)テレビなどと連携して行えば、それほど開催が難しいとは思えない。あとは、日本国内の60、70年代のようなボクシング熱の復活と日本からの世界的スターが誕生すれば、完璧なのだが。
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2007年01月15日
ここ数年、常に米大リーグを代表する選手、バリーボンズには薬物使用の疑惑が持たれていた。今回のアンフェタミン疑惑の詳細は知らないが、現役を続行し、たとえボンズがハンク・アーロンの持つ大リーグ記録755号を更新したとしても、誰が彼の記録を認めようか?彼は、もともと走・攻・守と3拍子揃った最もレベルの高い、90年代の大リーグを代表する選手だった。確かに野球にもパワーは重要な要素であるが、ボンズの凄さというのは、パワーではなく、バット・コントロールとそのコンタクト能力の高さだと思う。疑惑の白黒に関係なく、人々の心には、ボンズは汚い奴だとしか記憶されないだろう。
最近、我らのボクシング界でも薬物使用で、世界王座剥奪などが相次いでいる。オリンピックでは、基礎運動能力が勝負の鍵を握る陸上競技などを中心、大昔から常に薬物問題が付きまとった。技術、テクニックで相手を圧倒できるようなスポーツでないから、とにかく運動能力を最大限に引き伸ばさなければならない。そこで、本来持った能力以上を獲得しようと、そのような裏技に手を出してしまう。勿論、薬に頼って勝ったとしても、心のどこかで引け目を感じる選手もいるだろう。しかし、名声と金の誘惑には勝てないのか、目先の利益に目がくらみ、使用が発覚するという危険性を顧みずに、暴走してしまうのだろう。人間は、誘惑に弱い。あともう一歩で世界一というレベルまで来る人間は特に、心が揺れるのだろう。
こういう薬物問題も、やはりスポーツがビッグビジネスに変貌したからこそ、いつまで経っても消えないのだろう。消えるどころか、常に最先端の「裏技」の開発に忙しい。いんちきアスリートなど誰にも応援されるはずがない。スポーツの醍醐味は、生身の人間の限界への挑戦が第一にあると思う。しかし、誰も、限界を超えたいんちきなどは見たいとは思わない。その当たり前の常識を、お金などの誘惑が選手を狂わしてしまうのだろう。どうすれば、クリーンなスポーツに戻るのだろうか?規則を厳しくしないと違反がなくならないのでは、なんとも悲しい。スポーツ選手には、勝負だけでなく、正当さを伝えるヒーローのような存在で居て欲しい。常に子供たちの憧れの対象であり続けて欲しい。でないと、何をやっても勝てばいい、となってしまう。子供たちにとって、スポーツ選手ほど、近い憧れの対象はいないのだから。
posted by cutepizza |21:29 |
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2007年01月09日
亀田興毅の王座返上のニュースが、各マスコミで取り上げられていましたね。王座返上の理由として、
1.対抗王者WBCのニーニョのタイトル剥奪による統一戦の事実上消滅。
2.25歳までに3階級制覇するための、長期計画によるもの。
この2点が挙げられています。
確かに亀田側の言い分も分からないではない。元々フライ級だったところを複数階級制覇のために(そしてポンサクらが衰えるのを待つ時間稼ぎのために?)、相当無理をしてLフライに落していたのですから。
しかし、ボクシング・ファンからすれば、この亀田陣営のやり方は、とにかく姑息に見える。これは、ノンタイトル戦でも十分に商売になる亀田ならではの方針だろう。海外でも、全く同じようにオスカー・デラホーヤが、6階級制覇の野望のために最初のタイトル挑戦時に1階級下げてしかもWBOという当時はまだメジャーになりきれていなかったタイトルを獲得したケースがあった。このデラホーヤの場合、デビュー当初こそその姑息なマッチメークに批判があったが、その後は各階級で多くの強豪たちと拳を交えてきた。6階級制覇という偉業には、いまだに疑問符が付くものの、彼の残してきた戦歴には誰も文句は言えまい。
さて、我ら(?)の亀田だが、今後デラホーヤ並にビッグマッチ、大物との対決のオンパレードになるのだろうか?それとも、大穴狙いのせこいマッチメークで感動のない白星を重ねていくのだろうか??今年は、3月、5月、8月、10月、年末と最大5試合くらいの予定のようだが、年末にフライ級の世界タイトル挑戦とすれば、その前に3から4試合程度はノンタイトル戦を行うことになる。さて、日本人との試合は実現するのだろうか?同階級の実力のある世界ランカーとの試合は組まれるのだろうか?やはり今までどおり、盛りをとうに過ぎた元王者や軽いクラスの無名‘世界’ランカーとの試合になるような悪い予感がしてならない。
それにしても、1階級目のLフライでは、大穴であったランダエタとしか試合をしておらず、記録上では制覇したことになるが、Lフライを実質制したとは言えないし、ボクシング・ファンが認めるとも思えない。誰が見ても亀田が一番強い!と分かるようなマッチメークと試合内容を今後期待したい。
posted by cutepizza |23:13 |
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2007年01月07日
不動心、坂本博之選手、お疲れ様でした。昨晩の試合をもって15年の長いプロ生活を終えた坂本選手。ここ数年は、大きな怪我が付きまとい、満足のいく動きが出来なくなったことが、現役引退を決断させることとなった。昨日の試合も、まるでかれのボクシング人生を表現するかのような、打ちつ打たれつという厳しい試合になりました。試合も、偶然のバッティングによるドクターストップによる負傷判定と、これまた怪我に泣かされた彼らしい最期だったと思います。
管理人は、坂本選手と同い年。彼のような消耗度の激しいボクシングスタイルで、この年齢まで、戦い続けてきたという事実。それだけでも、言葉には言い表せないような「凄さ」を感じます。試合後リング上で話されていた中で、「結果よりも経過」という言葉に、彼の生き様を見る思いがしました。世界戦4度の挑戦は実りませんでしたが、ファンは誰もが彼の「経過」を見てきました。敗れてもなお立ち上がり前に進む。この気迫がこれだけの人々を惹きつけた一番の要因だと思う。スポーツ選手の中には、落ちる前のトップの状況で引退を考える人もいる。逆に、この坂本のように、野球で言えば野茂や桑田、清原のように、ボロボロになり成績が落ち込んでも、なお現役に固執し、もがきながら前へ前へと進もうとする選手がいる。選手それぞれの考えがあるので、どちらが良いと言える問題ではないが、私個人は、後者が好きだ。一度挫折を味わった男が、復活をかけて努力し続ける姿に共感する。これは、私自身の希望であるのかもしれない。人生、良い時もあれば、悪い時もある。しかし、結果ばかりに気をとられず、そして恐れず、とにかく自分を信じ、努力を続けることの大切さを、坂本選手らの姿勢から強く感じる。
きっと坂本選手の今後の人生も、ボクシングと同じく、前に出ていくスタイルで道を切り拓いていくのだろう。長い間、本当にお疲れ様でした。これからも、KOキングとして頑張り続けてください。応援しています。
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2007年01月03日
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたいます。
さて、「史上初!国際団体戦ボクシンググランプリ」のテレビ観戦を終えたところです。正月に!しかもゴールデンタイムに!ボクシング番組が地上波!で2時間半も!放送された快挙に素直に感動いたしました。亀田以外でこの貴重な時間にボクシングを割けるのは、テレビ東京だからとも言えますが、今日の放送を見て、今後の各局の放送スタイルにも好影響が出ればいいと思いました。まず、より多くのボクサーの名前を浸透させることが出来る。次に、世界戦以外の試合でも十分に楽しむことが出来る。そして何よりもボクシングの本質を伝えるには、世界戦一試合だけの放送では十分ではない事が分かったのではないでしょうか?世界戦の一試合だけではなく、ダイジェストでもいいので、前座の若手ホープの試合を放送してもらいたい。大毅のカラオケや亀田一家物語を放送する時間があるのなら、もう1,2試合は放送できたはずだ。今人気のK1などの総合格闘技にしても、質よりも量で観客を引き寄せている面があり、今後のボクシングの興行、放送ともに、一つの興行にメイン級の試合を数試合組み込んだスケールの大きなイベントが要求されるのではないだろうか。その為には、何度か提言してきたが、ジム単位の小規模な興行ではなく、ボクシング協会などが先頭に立って、年に1,2回大手ジムを中心に多くのジムが共同でイベントを開催できないものだろうか?アメリカのラスベガスなどの大興行のように世界戦を数試合組み込む必要などなく、国内戦を数試合入れるだけで、十分に魅力的な興行になり得ると思うし、より多くの一般ファン層を開拓できるチャンスも広がると思う。興行のスタイルが大きく変わることを期待したい。
さて、本日の試合、どの試合も見応えがありました。先鋒戦からメキシコ側も決してかませ犬のような弱い選手たちではなく、さすがにメキシカンと思わせるような技術を持った選手たちばかりでした。特に細野選手、そして引き分けた宮選手など、メキシカンの多彩なブローとタイミング、手数など、非常に勉強になったでしょう。ゴールデンタイムでの放送で選手の名前の宣伝にもなったし、彼ら自身の経験にもなったし、とてもいいマッチメークでした。
私が、今日一番注目していたのは、バレロでした。バレロが勝つことは分かっていましたが、世界戦でのバレロの実力を再確認したかったのです。それにしても素晴らしいカウンターパンチでした。本人は1ラウンドKOを狙っているわけではないと言っていますが、それは本当だと思います。隙を狙っているだけなのでしょう。たまたま強打を打ち込めるタイミングが1ラウンドにあったと言ったほうがいいでしょう。それにしても、一瞬の隙も逃さないバレロの集中力と強打を叩き込めるだけのスピードと技術は、やはりただ者ではありません。あの一度目のダウンを奪った左カウンターの直後にも、しっかりとフォローのパンチを連射していましたね。パッキャオ戦が実現するかは分かりませんが、これは凄い試合になることは確実ですね。また、バレロの真面目な態度にも好感が持てます。日本人ではないけれど、あの人柄とあのKOアーティストぶりで、日本でも人気が出ても不思議ではありません。もっともっと日本のマスコミに露出して欲しいですね。
最後に、ミハレス対川嶋の再戦ですが、残念な結果になりました。ミハレスは前回に比べ攻防が雑になったように感じましたし、実際、中盤川嶋の攻勢が目立った場面もありました。(私の採点では、8回までで76-76でした。)ただ、川嶋のパンチにいつもの力感がなかったことと、ディフェンス力の差が出てしまいました。ミハレスのパンチが軽いとはいえ、まともに数多く被弾していては、ダメージが蓄積してしまいます。中盤、川嶋の必死の反撃がありましたが、既に体にダメージを感じていたように見えました。決して強いチャンピオンではないだけに、本当に残念な結果でした。今後の川嶋は、どうなるのでしょう?激戦の疲れもあるでしょうし、数ヶ月体を休めてから、結論を出しても遅くはないと思います。今は、ただ「お疲れ様でした。」としか言いようがないです。
それにしても、本当にいいお年玉をもらえました。
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