2006年10月31日
久しぶりに亀田家の話題について書きます。Yahooのニュースでも取り上げていましたが、どうやら警備サービス会社「ALSOK 綜合警備保障」への契約を持ちかけていたところ、門前払いされたようですね。この会社、柔道やレスリングのオリンピック選手を使った面白いCMで有名ですが、やはり亀田家のイメージ(悪)と警備会社のイメージ(正義)とでは、かなりのギャップがあります。そういえば興毅のCMにしても、放送回数はかなり少なそうですね。
それにしても、株式会社「亀田プロモーション」の代表取締役社長、亀田史郎氏は、金に相当執着しているように見受けられます。何故、三男なのか?そもそも中学校を長期休学しているとのことで、たとえ三男が素晴らしいアマ選手だったとしても、契約したいと思う会社は皆無だろう。どんな手を使ってでも、金を稼ぐ。俺らが金さえ稼げれば、周りはどうでもいい。史郎氏は、きっとこのような人なのだろう。
最近、亀田興毅と大毅のブログの更新頻度が高くなってきた。しかも、その内容が無いよう(ジョー小泉氏じゃないよ)。急落したイメージの転換を図っているのだろうが、ゼリーにはまっているだの、どこどこへ出掛けただの、なんだか変な方向転換で、気色悪い。史郎氏を中心とした営業部門のマーケティング戦略なのだろうか?高感度をあげないと、金の稼ぎが悪い、だから世間一般の方に親しみを持ってもらいたい。ボクシングとは全く関係のない面を強調させる作戦なのだろう。以前は変わった公開練習でマスコミに積極的に出ていたことを思うと、8/2以降の彼らの売り込み方の変化が良く分かる。
売り込み方に賛否両論はあると思うが、プロである以上自分を売り出す必要はある。しかし、実力が伴っていないことがばれてしまうと、この亀田式の強引なセールス方法では、一気に通用しなくなる。誰もが欲しいと思わせる商品を作れば、それほど宣伝しなくても、十分な利益が出る。逆に魅力の無い商品であれば、売るほうは大変だ。しかも、それが欠陥だと分かったら、全く売れなくなる。史郎社長も、気付いているのだろう。興毅の試合延期も、稼ぐ時間を延ばしたかったのか?と思ってしまう。
史郎氏は、素人トレーナーなのだから、人の何百倍もボクシングを勉強し、研究しないと、世界チャンピオンのトレーナーとしてやっていけないと思うのだが。(映画「ロッキー」でのアポロのように、金やビジネスのことばかり頭にあるのだろうか??)
多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。
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2006年10月29日
出来るだけ毎日書こうと思っているのだけど、元々筆不精なところがある上に、私自身にボクシング・ネタがあまり無い。このサイトの名前、WSC(ワールド・スポーツ・クラブ)から分かるかもしれませんが、元々はボクシングだけに限らず、ありとあらゆるスポーツの話題を扱う予定でした。また、2ちゃんねるのように、それぞれの分野で詳しい方たちに、掲示板やブログなどを自由に使っていただき、このコミュニティーサイトを盛り上げていこうと考えていました。しかし、このような個人サイトで、広い範囲を扱ってもそれぞれの専門分野のサイトに太刀打ちできるはずが無い。そこで、自分の一番好きなボクシングに専念することでWSCを続けるしかないと、このドメイン名(サイトアドレス)を登録した後に、気付いたのでした。
スポーツと名乗っておきながら、その中身はボクシング一色。街にあるようなスポーツクラブかと思って訪ねてこられた方には、本当に申し訳ないです。WBC(ワールド・ボクシング・クラブ)にしておけば良かった。名前には後悔しています。
雑話1
トップ画像にあるように、バービックが殺されました。世界的にバービックのファンというのは、あまり居るとは思えませんが、アリの引退試合やタイソンの初戴冠時の相手ということで、その知名度は相当ありました。引退後色々な問題があったようですが、このような事件に巻き込まれて最後を迎えるというのは、悲しすぎます。ご冥福をお祈りします。
雑話2
27日に発売になったボクシング・ワールド(通称ボクワー?)。普段行っている本屋に発売日のお昼に行ったのだが、発売日と言うのに1冊しか置いていなく、しかも一冊なので棚の中に収まっていました。「競馬最強の法則」の増刊号だから、月刊誌や週刊誌とは違う場所に置かれていたのだろうか??一瞬、ボクワーが無い!発売日のはずなのに、ボクワーは入荷しないのだろうか??とちょっと焦りました。この本屋、ワールド・ボクシングの時は、2,3冊は入荷していたと思うのですが、ボクワーは1冊なのかもしれません。元々ワールドは入荷数が少なく、取り寄せていない書店も多く、地域によっては入手が難しい雑誌だったと思う。このネットの時代、購読者数を増やすことは決して容易ではない。何か特別なことをしない限り、出版元を変えても、大して変化は無い。むしろ、ますます売り上げが鈍化していくように思う。何が変わるのかな?と期待していましたが、見事に変化が無かった。編集者が同じなのだから、そんなに急に変わるはずが無いが、私としては、肩透かしをくらった気がした。昔のように、発売日が待ちきれない、というような心理状況が作れないと、ボクワーも厳しいかもしれない。
雑話3
最近、体重が急に増えてしまった。少しは太ったかな?とは感じていたのだが、昨日久しぶりに体重を量ったら、77キロにもなっていた。体重の増減はあるほうだが、今までは最高でも72,3キロのミドル級だった。それがいまやSミドルを突破し、Lヘビーへ突入してしまっている。つい2年程前には、ウェルター以下まで落ちていたのに。自分で言うのもおかしいが、運動をしていない割には筋肉質で、体重が増えたといっても、腹がだぶついて余分な脂肪が目立つというほどでもない。プロポーション良く体全体に肉がつくタイプのようなので、そのせいか自分がそんなに太っていたことを、全く気がつかなかった。しかし、この77はいくらなんでも太りすぎ。高校の頃、練習のしすぎで、今とほぼ同じ身長にも関わらず、49キロ(ほぼLフライ級)まで落ちてしまったことがある。ということは、LフライからLヘビーまで14階級制覇か!我ながら凄い記録だ!でも、大橋秀行会長は、ミニマムからヘビーだから17階級制覇か、負けたか!!などと馬鹿なことばかりは言っていられない。もう中年の域にさしかかっているし、健康維持のためにも気をつけなくてはいけない。元々食べることには、そんなに興味がある人間ではないし、酒も飲まないので、ちょっと気にすれば自然に落ちていくと思う。とりあえず年内にSウェルターくらいまで落して年越ししたい。
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2006年10月27日
まさか、残りあと一秒で大逆転負けをするとは!まさに筋書きの無いドラマ。長い間ボクシングを見てきましたが、残り一秒でのKO負けは初めてのように思う。チャべス対テーラー戦で、スティール主審が残り2秒の時点でストップしたことはあったが、この試合では、残り1秒でダウンをし、立ち上がることが出来ずにKO負けとなったのだから、さらに劇的な終わり方。
この試合は、見ていないので、どういう展開だったのかは知らないのですが、ポイント的にはキムが断然有利だったようで、本当にもしキムが立ち上がっていれば判定勝ちだったんですね。これは、悔しい負け方です。しかし、中量級(今回はミドル級契約ウェイト)で、世界レベルに対し、互角以上に戦えたというのは、自信になったと思う。まだまだこれから強くなる選手だと信じている。先輩の西澤選手のように、常に世界を追い続けて欲しい。
それにしてもボクシングは、怖い。たった一発で全てが変わってしまう。試合結果だけでなく、人生までも変わってしまうパンチもある。今晩のパンチは、世界を狙っていたキムには一時後退に過ぎないと信じる。きっと、この後、さらに強くなったキムが帰ってくるに違いない。
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2006年10月25日
WBCでは、ボクサーの急激な減量による事故を防ぐ目的で、安全計量(http://www.hoshinoshin.com/~sakon/glossary/index.html#previousweighting)を実施している。詳しくは、リンク先を読んでいただきたいが、このようなガイドラインは徹底すべきだ。コラレスらのオーバーウェイト事件など、このところ計量で問題が起こっているからか、「パッキャオ対モラレス第3戦」では、きっちりと安全計量が実施されているようだ。海外では、日本人ボクサーほど壮絶な減量に取り組む選手は少ないが、それでも無茶な減量をする選手もいる。本来なら、このような団体からの罰則がなくとも、選手、トレーナーが十分な健康管理に基づいた減量を行うのが当然なのだが、ボクサーそれぞれ性格や状況が違うため、計画的に体重を落せない者も出てきてしまうのだろう。
ニュースによれば、モラレスの30日前計量では、142ポンド(64.41kg)。一方、パッキャオは、138.75ポンド(63kg弱)ということだ。130ポンドがSフェザー級のリミットだから、その10%増の143ポンドが、30日前の計量リミットだったわけで、モラレスは、なんとかパスしたことになっている。このように事前に正式計量があると、計画性のない選手でも、目標にあわせて落していきやすい(落とさざる得ない)ため、やはり効果のある方法に思う。
WBCは、スレイマン会長の下、ボクシングの安全化に努めてきた。破産寸前まで追い込まれたりもしたが、やはり世界第一の認定団体として、ボクシングをより安全で健全なスポーツへと育てて行ったほしい。安全化を推進するあまり、昔のボクシングとは全く違ったスポーツになってしまうかもしれないが(既に多くの部分で変わってきているが)、それも時代の流れとして受け止めねばならないと、私は思う。
尚、本日のニュースで、パッキャオ陣営は、もしモラレスが前日計量で132ポンド以上なら、試合を行わないと通告したようだ。確か、モラレスが1ポンドオーバー毎に、50万ドルをパッキャオ側に支払うという契約だったので、132ポンドでモラレスが戦う場合、パッキャオ側に100万ドル(約1億2千万円)が追加で入ることになる。モラレスは、体調管理に専門家を雇っているらしいが、果たしてコンディション作りは上手くいくのだろうか?負ければ引退が確実なモラレスにとって、今回は本気度が違っているように予想する。前回、いい勝ち方をしたパッキャオ側に油断があれば、どう転ぶか分からない。
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2006年10月23日
以前にも書きましたが、今後のタイソンはどうなるのか、やはり気になってしまいます。
現役を引退したと言うのに、いまだにその知名度は高く、特に日本の格闘技界は、タイソンのネームバリューに注目しています。しかし、記事を読む限り、タイソンのコンディションは、あまり良くないようですね。「4ラウンドなら(スタミナが)もつと思う。」とエキシビション前に控えめなコメントをしていたタイソンでしたが、実際は1ラウンドで息が上がってしまったと伝えられている。しかし、正式に引退をし、戦う意欲もなく1年以上過ごしてきたわけだから、スタミナ切れも当然と言えば当然ではある。
そんな格闘家としての体とは程遠いタイソンが、エキシビション第3弾として、大晦日にマカオでPRIDEのリングに上がるという噂が流れている。先月のニュースでは、PRIDE選手とボクシングルールでの試合と報道されていたが、実際はどうなのだろう。タイソンの今の体調からは、エキシビションといってもかなり軽いものしかこなせないような感じだ。タイソンも馬鹿ではないから、本気に近いルールでの試合は行わないだろう。PRIDEのハント選手あたりと軽いスパーリング程度の見世物を行うのではないだろうか?
PRIDE側としては、とにかくタイソンがリングに上げるのが最大の目標だろうから、軽めのスパーリングという条件でも呑まざる得ないに違いない。PRIDEは、全米進出を本格化させたいようなので、タイソンには宣伝効果を期待しているのだろうし、ファイトマネーをいくら手渡すかは知らないが、広告代金と考えれば、例え内容が無くてもタイソンがPRIDEのリングでスパーリングをしたという実績が何よりも欲しいのだろう。
あの世界中を熱狂させたスター選手としては寂しい仕事だが、これからもボクサーの‘プライド’だけは忘れずに、頑張って欲しい。
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2006年10月21日
一昨日、元WBC Sフライ級王者の川嶋選手が、再起を表明しました。ミハレスとの暫定王座決定戦でも、豪快なダウンを奪い、僅差の判定負けでしたので、本人としても「俺は、まだやれる。」という思いが、日々強まっていったのだと思う。
ボクサーの引き際ほど、判断が難しいものはない。第一に、自分自身の実力を計り切れない点。陸上選手なら、タイムさえ見れば、自分の実力の増減、日々のコンディションの良し悪しなどが分かる。しかし、ボクサーには、そのような分かりやすい判断基準がない。そのため、多くの引退したボクサーが、衰えをあまり意識せず、強かった若い頃の感覚を(脳内で)覚えていて、まだやれる、と判断することが多いのだろう。
次に、ボクシング競技の特殊性がある。それは、たった一発のパンチで、試合が大きく変わってしまうという、ある種のギャンブル的な性格がボクシングにあるため、総体的に衰えていても、パンチ力に自信があれば、チャンスがあるということ。いわゆる、Puncher's Chanceですね。浜田剛史氏がよく言われますが、やはりパンチのある選手は、魅力あります。
三番目に、ボクシングが、フィジカル面だけのスポーツではないこと。運動能力、基礎体力は重要だが、試合の駆け引き、テクニック、精神面などが向上していれば、総合的には若い頃よりも強くなることも十分考えられる。実際、一度辞めてから、ボクシングをより理解できるようになる選手も多い。ジョージ・フォアマンが、この良い例だろう。
最後に、ボクシングのマッチメークがある。何もカムバックして、以前より高いレベルでの試合をする必要性はない。場合によっては、目標のレベルを落して現役を続けながら、チャンスをうかがうことも出来る。また、ボクシングは、一対一のスポーツ。しかも、対戦相手をある程度選ぶことが出来るとなると、多少力が衰えていても、カムバックを決意することもあるだろう。(ロベルト・デュランやレイ・レナードのように。)
これら以外にも、勿論、復帰を決断する要因はあると思う。個人それぞれ事情も違うだろう。よく「ボクシングは麻薬」と言われる。きっと言葉では説明できない、やった者でしか分からない特別な魅力があるに違いない。他のスポーツで、引退後に復帰することは、ほとんど考えられないが、ボクシングでは、古今東西、現役復帰など日常茶飯事。やはり、ボクシングは、麻薬だ。
川嶋選手の場合、肉体的にもまださほど衰えは無いはずだし、ブランクをつくったわけでもない。元々不器用ではあったが、キャリアを積むにつれ、向上してきたのは確か。本人だけではなく、周りにもまだまだ出来ると思っていた人達は多いはず。ただし、ボクシングは、危険なスポーツ。健康管理には十分気をつけて、これからも頑張り続けて欲しい。
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2006年10月19日
昨日から、気分転換にと、WSCサイト(http://worldsportsclub.org/)の模様替えをしていました。今までのサイトは、グレー中心の落ち着いた色合いでしたので、急に明るい雰囲気になった感じです。ボクシングのリングキャンバスも、やはり青系統の色のほうが、映えますよね。白や赤色のキャンバスもありますが、個人的には青色のキャンバスが好きです。
私のサイトは、Xoopsというオープンソースのプログラムで作っているのですが、これが非常に便利です。サイトの見栄えを良くする為に、htmlやsccなど若干いじってはいますが、基本デザインは全て無料のテーマ(Theme)をダウンロードし、手に入れています。
箱は、Xoopsのお陰で作れたのですが、サイトオープンから約3ヶ月経った今でも、内容が充実しないですね。時間を掛けて育てていかなければ、いけないのでしょう。ボクシングで言うと、まだ4回戦ボーイです。
フリーマーケットなどをもっと活発にさせたいのですが、どうも上手くいきません。管理人の私が、もっと率先して動かないと、やはりどうやってボクシング・ビデオの交換(トレード)を進めればいいか、分かりにくいでしょうね。しかし、VHSビデオのDVD化が、全く進んでいないので、なかなか積極的に動けないのが現状です。(DVD化がこんなに面倒だとは思いませんでした。しかも、3倍速で録っていた昔のビデオなどは、トラッキングが合わないものばかりで、再生すら困難です。泣けてきます。)
このWSCサイトは、管理人個人のサイトではありません。ボクシング・ファンの皆様のためのサイトです。ご自由に参加できるように作っています。掲示板に投稿したり、写真館に珍しい写真をアップすることも出来ます。リンクも自由にはれます。使い方が難しいかもしれませんが、一度使ってみてください。面白いと思いますよ。
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2006年10月18日
既にご存知の方も多いと思いますが、アメリカではクリスマス前に「ロッキー6(ロッキー・バルボア)」が公開されます。第1作からちょうど30年、前作の「ロッキー5」からも16年が経っています。確かロッキー1の時に、映画の設定でも30歳だったと思うので、このロッキー・シリーズは、もともとボクサーのキャリアの晩年にスポットを当てた映画だったのでしょうね。
私は、映画「ロッキー」が大好きな人間です。全作、何度も見返しています。DVDセットも持っています。私のロッキー・シリーズの評価順(好きな順)は、次の通りです。
ロッキー1>>>>>>>>ロッキー5>>ロッキー2>>>>>>>>>ロッキー4>>>ロッキー3
やはりダントツで第1作目が好きですね。試合シーンも極めて少なく、ロッキーやエイドリアン兄妹などの人物を細かく描いていて、アクション映画ではなく、良質なヒューマンドラマと思います。次にロッキー5を選びました。あまり評価の高くない作品ですが、これもドラマとしては、ロッキー・シリーズを締めくくるのに相応しい終わり方だったように思います。特に、エルトン・ジョンの歌う「ザ・メジャー・オブ・ア・マン」にあわせ、第1作からの回顧シーンが流れるエンドロールが最高です。ロッキーの人生が凝縮されていて、泣けます。(ロッキー5のエンドロールは、こちら。http://www.youtube.com/watch?v=MwcC-NGcEr8)ロッキー2は、最高にハッピーエンディングな映画。しかし、この2作目から、エンターテイメント路線を歩み始めます。
ロッキー4とロッキー3は、もう完全にマンガの世界ですね。ロッキー・バルボアが、あり得ないくらいに打たれます。打たれて打たれて打たれ続けても、ロッキーは不死身なんですね。とりあえずロッキー4を上にもってきたのは、敵役の差でしょうか。Mr.Tのモヒカンはないでしょう。かっこ悪すぎです。ロッキー6では、アントニオ・ターバーが、悪役で出るそうですが、ターバーもなんとも微妙なキャラクターで、いまいち凄みが感じられないですね。
私は、ニューヨークに移る前、ロッキーの舞台となったフィラデルフィアにも住んでいたことがあります。当然、あのロッキーの銅像を拝みに行きました。その頃は、スペクトラムというスポーツ・アリーナの正面に立っていました。映画の中でも、ロッキー対アポロなどは、スペクトラムで行われています。その前は、映画と同じように、美術館のまん前にロッキー銅像が立っていたようです。そして、今年、銅像が美術館に戻ってくるというニュースがありましたね(「ロッキー」銅像、フィラデルフィア美術館の階段設置が決定。http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFRJAPAN-227447/index.html)。
ついでに、エイドリアンのような女性もタイプでした。メガネをかけたシャイで大人しい女の子(エイドリアンは第1作で既に三十路でしたが)。それにしても、エイドリアンのキャラの変わりようも、あり得ないくらいでした。
色々と突っ込みどころのあるシリーズではありますが、それでもロッキーが好きです。不器用な男が、とにかく一生懸命に戦うところがいいのでしょう。ロッキー6での最後の戦いぶりも、見逃せません。
映画「ロッキー6/ロッキー・バルボア」の最新予告編は、ここから(http://tinyurl.com/mnswz)。
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2006年10月16日
昨日に引き続き、白木さんのホームページにある資料から、話を進めたく思います。日本のジム所属の歴代世界チャンピオン(http://members.at.infoseek.co.jp/takawo2/champ.html)をご覧下さい。
私もかなり長い間ボクシングファンをしていますし、日本が生んだ世界王者達の名前も当然知っています。しかし、このようにまとめてみると、ボクシングが絶大なる人気を博した60年代、70年代に意外に世界王者が少ないことに気がつく。
世界王者の年代別人数(王座獲得した年でカウントしています)
50年代 1人
60年代 6人
70年代 9人
80年代 11人(IBF新垣を含む)
90年代 16人
00年代 12人(6年間)
昨日書いたように、90年代以降、世界的に防衛回数が増えたり、複数階級制覇が増えたのと同じように、日本でも世界王者が急増しています。世界王者は確実に増え続けているのに、日本でのボクシング人気は一向に盛り上がらない。世界戦であっても、地上波では生中継すらされないことが多い。現在6名の世界王者が日本にいるが、世間では亀田しか知られていない上、その亀田もバッシングにさらされている。
昔と違い、娯楽が増え、スポーツ自体も多様化し、一般の方の興味の幅が広がったことも理由のひとつだろう。プロ野球の人気低迷などにも、同じことが言えるのかもしれない。世界ボクシングの中心地であるアメリカにしても、ボクシングはマイナー・スポーツでしかない。特に地上波でボクシングが放送されるケースが、ほとんど無いアメリカでは、有名ボクサーの一般への知名度も極めて低い。現在のパウンド・フォー・パウンド、フロイド・メイウェザーですら、全くと言っていいほど知られていない。(一般に名が知れ渡っているのは、タイソンくらい。スポーツ好きには、ロイ・ジョーンズやデラホーヤなどは知られている。)
アメリカでは、地上波でボクシングを放送しないばかりか、今年に入ってから、通常のHBOやShowtimeなどの有料放送ではなく、PPV(ペイ・パー・ビュー)での放送が増えている。私がアメリカにいた頃は、タイソンやデラホーヤらのビッグマッチ限定でPPV放送が行われていたが、どうやら今後はビッグマッチでなくとも、PPVに移っていくのだろう。熱狂的なボクシング・ファンといえども、試合のたびに50ドル近くも払う者も少ないだろう。ボクシング・ビジネスとしては、これで収益が上がるのかもしれないが、ボクシング・ファンの裾野を広げようとは考えているとは思えない。現在のアメリカには、まだボクシングファンの固定層がいるが、長い目で見ると、現在の状況は非常に危ない。今いるファンが去ってしまったら、どうなるのか?目先の事ばかり考えていると、10年後、20年後のボクシングが衰退しきってしまうこともあり得る。
アメリカですら、危機に直面していると、私は思う。ドン・キングやトップランクのような、ボクシング・プロモーターが居ない日本では、さらに厳しい状況だと言える。ここまで娯楽の選択肢が増えた今、昔のような一般大衆を取り込むような一大ムーブメントを作り出すことは不可能に近い。だからと言って、アメリカのように極一部のマニアだけのために、PPV方式で放送していては、いづれマニアの数が減るのは目に見えている。テレビ放送とボクシングの関係は、今後どのように変わっていくのだろうか?もしかすると、インターネットを通した放送が、世界的に普及するかもしれない。インターネットほど、ある特定の趣味を持った人間に向って情報を発信するのに有効な手段は、現時点ではない。しかも、世界中が繫がっているのだから、インターネットの更なる高速化が可能になれば、きっとインターネット上でボクシング放送が始まるだろうし、過去の名勝負ビデオなどもいつでも自由に見られるようになるだろう(今のYoutubeの本格版、テレビ局制作の高画質有料版)。テレビ局にしても、世界中の視聴者から視聴料を回収出来るとなると、それほど高額な値段に設定せずとも、ビッグマッチが見れるようになるかもしれない(実際に、今年マニラで行われたパッキャオ対ラリオス戦では、フィリピンのテレビ局ABS-CBNが、インターネットでPPV放送を行っていた。値段は忘れたが、10ドル程度だっただろうか?しかし画質は悪そうで、wmvの300kbps程度の動画。)
ボクシング・ファンの維持と開拓、どうすればよいのだろうか?一般人の私には、具体的な解決策が浮かんでこない。(昨日に引き続き、またまた夢の中に入り込んでしまった。)
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2006年10月15日
昨日、「ウェールズの誇り」ことジョー・カルザゲが、WBOスーパー・ミドル級王座、19度目の防衛に成功した。私が本格的にボクシングにはまり始めた80年代、10回以上連続防衛するチャンピオンは、数えるほどしかいなかったし、まさにスーパーチャンピオンと呼べるに相応しい王者だった。ところが、90年代以降、その防衛回数が飛躍的に伸びはじめる。主な選手を挙げてみよう。
ダリウス・ミヒャルゾウスキ(WBO LH)23回
リカルド・ロペス(WBC Mm)22回
スベン・オットケ(IBF SM)21回
バーナード・ホプキンス(IBF M) 20回
アルツール・ゴレゴリアン(WBO L) 17回
ナジーム・ハメド(WBO Fe)15回
フェリックス・トリニダード(IBF W)15回
ポンサクレック・クラティンデーンジム(WBC F)15回
防衛回数を調べていたら、非常に詳しくまとめられているページを発見しましたので、ここに紹介します。「白木たかおのボクシングの話」世界王座の連続防衛記録(http://members.at.infoseek.co.jp/takawo222/bouei.html)
ついでに、複数階級制覇記録も、上記白木さんのページに詳しく書かれてありますので、一度ご覧になってみてください。複数階級制覇について(http://members.at.infoseek.co.jp/takawo2/hukusuu.html)
白木さんのページを見ていたら、明らかになりますね。いかに現在のボクシング世界チャンピオンのレベルが下がっているということを。決してカルザゲが大した選手ではないとは思いません。テクニックと精神力を併せ持った素晴らしい選手であることは間違いありません。それでも、19回防衛という記録のイメージからすると、以前私が10回以上防衛のチャンピオン達に感じていた、スーパーマン的な強さは決してない。以前の10回防衛の価値は、現在の20回防衛に匹敵するかもしれない。
ボクシングにおける記録は、元々参考記録程度でしかあり得ない。陸上競技のようなタイム競技ではないので、昔と今のボクサーを数値化して客観的に比較し得る手段など無い。それでも、以前なら、防衛回数は、いかに優れた王者かを知る、ひとつのバロメーターだった。3階級制覇にしても、1938年のヘンリー・アームストロングから、一気に80年代へと飛んでしまいます。いまやいくら防衛回数を増やしても、いくら複数階級をしても、それだけでは世界中のボクシング・ファンには、認められない時代になってしまった。ボクシングを心から愛するファンにとって、このような価値の減少は悲しいものがある。ボクシングに詳しくない人が見れば、プロレスと同じ類のパフォーマンス重視の見せる格闘技にしか思われかねない。
普通に考えて、4団体×17階級+暫定王座、スーパー王座≒75名前後の「世界一」は、異常ではある。昔のような価値のあるものにするためには、どうすればいいのか?興行的なものも絡んでくるので、なかなかいい解決方法は無いと思うが、何とかしなければ、タイトル自体の存在価値が、本当になくなってしまう。実際、タイトルを剥奪されても、ファイトマネーのより高い試合に出るケースも起こっている。
一番単純な解決方法は、4団体を一つにすることだが、破産してくれない限り、団体が減ることはないだろう。階級を減らすことに関しても、今までの歴史から、まず考えられない。そこで、可能性は極めて薄いとは思うが、各団体の王座の統一戦を義務付けることは出来ないだろうか?つまり、各団体内での指名挑戦のように、チャンピオンには、一定期間内で他団体との統一戦を義務付ける。これで、各団体のタイトル承認料稼ぎが減る可能性もあるが、統一戦となると大金が動くケースも多いので、トータルで考えると、それほど収益に差が出ないかもしれない。
しかし、このような統一戦の義務化なんて、まず99.9999%無理だろうと、この文章を書いていて思っています。皆さんに、酒でも飲んで、酔っぱらってるんじゃないか?と思われても仕方ないですね。実は、私は、酒を飲めないのですが、ボクシング界の健全化を考えていると、夢を見てしまうんです。さすがに、あまりに非現実的な夢の話になってきたので、今晩はこの辺で止めておきます。
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