2006年09月30日

マイク・タイソンの借金返済ツアー

マイク・タイソン(http://ja.wikipedia.org/wiki/マイク・タイソン)と言えば、ボクシングを見たことのない人でも、その名前は一度は聞いたことがあるでしょう。興味の無い人間にすら、その名前が浸透するレベルを、真のスーパースターと呼ぶのだろう。バスケのマイケル・ジョーダン、ゴルフのタイガー・ウッズなどと同様に、ボクシングと言えば、マイク・タイソンが一番最初に出てくる名前であることは間違いない。

ご存知の通り、タイソンは、昨年6月、無名の白人ボクサー、ケビン・マクブライド戦を最後に、引退した。彼の波乱万丈の人生も、広く知られていると思う。あれだけ稼いだファイトマネー(3億ドル=約350億円)を浪費したうえ、50億円近い借金を残していると言う。そして今回、借金返済のために、エキシビション・マッチ(公開スパーリングのようなものか?)を世界中で開催することとなった。

この世界ツアーに関し、タイソンは次のような発言をしたらしい。
「この大会で稼ぐ金で借金が返せるわけじゃないが、少しはましだろう。オレは世間では役立たず。その試合を見る価値があるかは、オレにも分からない」(抜粋)

世界中を熱狂させたスーパースターの言葉としては、あまりにも寂しすぎる。しかし、これが現実なんだろう。フォアマンやロイ・ジョーンズらのように、饒舌ではないタイソンに、TV解説は出来ないし、ましてデラホーヤのようなプロモート業も、考えられない。やはり、タイソンには、二つの拳でしか生きていけないのだろう。

犯罪歴などから、来日の可能性は極めて少ないが、もしタイソンが日本に来るなら、やはりその知名度から、集客力はかなりあると思う。事実、日本の格闘技団体(K1やPRIDE)との話が頻繁に浮上するのも、タイソンのネームバリューが、初めて世界王座に就いてから20年経った今でも、抜群にある証明だろう。既にプロボクサーとしてリングに上がることのないタイソンだが、エキシビションとはいえリングに戻ってくるのであれば、アルバイト感覚という軽い気持ちでPRIDEのリングに上がる日も、そう遠い話ではないように思う。事実、先日も、大晦日に中国マカオでの、PRIDEの選手が、ボクシング・ルールで、タイソンと対戦というプラン(http://www.daily.co.jp/ring/2006/09/28/0000123351.shtml)が出ていたが、ボクシング・ルール、しかも3ラウンド制となれば、喜んで出場しそうな気がする。ファイトマネーが気になるところだが、1億も出せば、今のタイソンは動くかもしれない。

もう一度タイソンの雄姿を見たい気もするが、それが本気(本職)でなくアルバイトでの登場というのは、ボクシング・ファンとしては、少々複雑な気持ちになりますね。



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2006年09月29日

亀田家の今後

私自身、長男興毅の初の世界戦の約一ヶ月前、確かこのホームページを立ち上げたばかりの頃、世界戦後のマスコミの対応の変化が興味深いというような趣旨のブログを書いた。その時は、ただ単にボクシング選手としての実力不足が露呈した結果、マスコミなどからも飽きられ、ブームが沈静化していくものだと思っていた。

しかし、マスコミ、世間のバッシングが、これほどまで大きくなるとは、予想だにしていなかった。ジャッジらに不正があったとは思いたくないが、この「ミス・ジャッジ」に、日本ボクシング界全体が振り回されてしまった。やはり、不正と思われる事が起きては、元の正常な状態に戻すには、相当な時間と努力を要する。一度傷ついた信用は、そう簡単には回復しない。

亀田父の乱闘騒ぎは、警察を交えて調査が進んでいるようだが、ここはきっちり詳細を公表し、成敗して欲しい。もし、あいまいな処置を取るようだと、一般の方のみならず、ボクシング・ファンにさえも、愛想を尽かされるだろう。私は、この乱闘事件のJBC(日本ボクシング・コミッション)の、対応に注目している。ボクシング界の将来を左右しかねない、重要な場面だと思う。

それにしても、亀田一家の起こす数々の事件、かなりのインパクトがあるようだ。今回もこのブログ(YahooのSportsNavi)では、一日5,000以上のアクセスがあります。それだけ多くの方に、亀田ニュースが浸透しているのだな、と彼らの影響力の凄さに改めて驚かされます。だからこそ、亀田兄弟には、誰からも愛されるようなヒーローになって欲しい。私の場合、幼少の頃、王選手がヒーローでした。王選手のようになりたいと思い、少年野球に入りました。スポーツ選手、それも世界チャンピオンとなれば、子供達にかなりの影響力がある。

亀田一家全員、最低限のマナーを守り、子供たちの手本となるような、正義のヒーローを目指して頑張って欲しい。そして、それを放送する側(TBS)も、スポーツを低俗なエンターテイメントかのように演出すべきではない。もっと、スポーツとしてのボクシングの魅力を伝える方法を、考えられないのだろうか?興毅の初防衛戦、2時間の放送枠を取っているそうだが、どういう構成になるのか、前回の反省をしているのか、注目したい。
(まさか、亀田家ストーリーを、再度流すなんて馬鹿なことはしないと思いますが。)


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2006年09月28日

亀田大毅-サンチェス、観戦記

亀田大毅対サンチェス戦、昨晩の録画中継を見ました。

サンチェスは、予想通り、あまり足を使わずに、大毅と足を止めての打ち合いをしていましたね。結果が分かっていたので、採点を付けながら見たわけではありませんが、どのラウンドも10-9と振り分ける傾向の強い「世界標準」と、10-10を比較的容認する「日本標準」と採点方法による違いもあるかもしれませんが、公平に見ると、僅かながらサンチェスが有利に見えました。しかし、日本のリングで、日本のジャッジ3名の採点、そして上記の「日本標準」採点方法などから、今回の公式採点77-77、77-76、77-76というのは、十分許容範囲だと思う。亀田父は、大毅の圧勝かのように、ジャッジらにクレームをつけたらしいが、採点基準を理解しているようには、到底思えない。

「17歳」「プロ6戦目」ということで、まだまだ伸びると見る方も多い。しかし、私には、そう簡単な問題には見えない。少なくとも、亀田父の元でボクシングをしている以上、技術的、戦略的に、ボクシングが上達するとは思えない。17歳と言えども、小学生の頃から続けてきて、今のスタイルになっているわけだから、ボクシングを始めて1年目の全くの新人選手と同じようには扱えない。17歳にして、非常に悪い癖が染み付いてしまっている。

この大毅選手の特徴としてパワーという言葉がよく出てくるが、昨日の試合を見ても分かるように、パンチに切れが足らない上に、的確に打てないため、ある程度テクニックのある選手を相手にした場合、ダウンを奪うことすら難しいと思う。そして、最大の欠点は、やはり動きのなさ。フットワークも、上体の動きも、何もかも動きが足らない。大毅の試合を撮影するテレビのカメラマンは、楽でしょうね。足がキャンバスに吸い付いているかのように、ほとんど動かずに、パンチを打っていますから。踏み込んで強く打つ。あるいは、バックステップで、距離を外す。上体を振って、パンチを外しながら、相手の懐に入り、パンチを振るう。こういったことは、まだ出来ない。中途半端にあげている両手が、ガードなのかもしれないが、止まっている標的ほど、狙いやすいものはない。あのガードは、本当に危険。いくらでも、パンチを入れられてしまう。昨日のサンチェスに、パンチ力があれば、危なかった。

昨日の試合を見る限り、大毅は、急ぐべきではない。普通に力が互角の日本人ボクサーと試合をこなしていき、まずは日本ランク入りから始めて欲しい。さすがの彼も、自分の力が、宇宙一ではないことくらい、自覚したでしょうから。焦る必要はない。まだまだ十分に時間はある。たとえ5年後でも、まだ22歳。5カ年計画で、ゆっくり育てればいい。

最後に、「亀田のけんか祭り(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000029-nks-spo)」が、12月上旬に予定されているというが、誰がけんかするのだろうか?「亀田父対やくみつる」か?さすが、亀田一家らしい、ネーミングだと思った。名前はさておき、兄弟揃って試合となると、試合間隔が異常に短いのが気になる。とくに、長男、興毅が、12月に試合を行えるのだろうか?10/18のランダエタとの再戦に楽々KOで勝って、フライ級のノンタイトル戦でも行うのだろうか?

追伸、昨日の乱闘騒ぎに関しては、「ボクレポ(http://boxing12.exblog.jp/3432810」に詳しく載っています。まさに、現場の生の声です。必読!



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2006年09月27日

亀田大毅-サンチェス、場外乱闘

試合自体まだ見ていないので、判定が「微妙」だったのかは、分からない。しかし、試合後の乱闘は、どう考えても良くない。ファン同士の乱闘なのか、亀田父を含む騒ぎだったのか、あまりはっきりとした報道はされていないが、どちらにせよボクシングにとっては、このような騒ぎはマイナスでしかない。

アメリカなど海外のリングでは、もっと規模の大きな乱闘騒ぎが結構頻繁に起こるが、観客のマナーが良いとされる日本のリングで、しかも、WBA総会記念興行で、この乱闘が起きたことは、残念。しかし、一番残念なのは、ボクシングというスポーツ自体のイメージダウンではないか?先月の亀田長男の判定疑惑騒動で、ボクシングというスポーツが、なにやら不透明で黒い世界かのような印象を、一般視聴者の方に与えてしまったこの時期。まさに、まだダメージが抜けきらない苦しい状況に、また追撃の一発を、喰らってしまった。これも、全てマスコミが、不自然なくらいに盛り上げて作った亀田ブームの、反動の一部なのだろう。

私は、ボクシングを心から愛していて、いかに素晴らしいスポーツか、いかに面白いかを、非力ながら、世間に伝えようと思い、このようなホームページを立ち上げました。しかし、「亀田」しか話題にならないこの状況では、なかなかボクシング本来の魅力が、世間一般の方には、届かないのだろうな、と感じます。このような状況を打破するには、マスコミの興味本位、視聴率主義の報道姿勢を変えるか、亀田のようなパフォーマンスで目立つのではなく、二つの拳だけで、世界中を魅了するような、野球で言えばイチロー、松井、野茂のような、スーパーボクサーの登場が不可欠だろう。

マスコミの体質が変わるはずもないので、やはり純粋なヒーローの誕生が望まれる。そういうスーパーボクサーを通し、ボクシングの面白さが一般に伝わる時がくるまで、私も「ボクシング教」の伝道師しとして、頑張りたい。ボクシングは、本当に素晴らしいスポーツなんです。


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2006年09月26日

亀田大毅が超覚醒

もしかすると大物(http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060926&a=20060926-00000017-spnavi-spo)かもしれない??

試合を明日に控え、亀田大毅は、ビッグマウスを連発したようだ。彼の場合、長男とは違い、天然の能天気野郎って感じがする。 
大毅曰く、「最近、『オレは人間かな?』と思うもん。ヤバいよ~。『あ、また強くなってる。うわっ、また強くなったわ』って、何か知らんけど強くなってんねん。ホンマでっせ」(この感覚は、普通ではない。)

ボクサーは、繊細さと大胆さを持ち合わせていないと、成功は難しいと思う。大毅が繊細だとは思わないが、このくらい自信満々で試合を楽しんでやろうという意気込みくらいのほうが、自分の能力を引き出すにはいいかもしれない。野球でも、長嶋や新庄のような、目立ちたがり屋は、チャンスに強い。ここぞと言う時に、普段以上の力を発揮する。スパーリングでは強くても、本番では力を出し切れない選手も多い。その点、この大毅は、本番には強いように思う。

さて、明日の試合だが、36歳のおじさんサンチェスのことを知らないので、予想はできないが、きっと足を止めて大毅と打ち合いを展開するのだろう(協栄および亀田父が、足を使う、華麗なテクニシャンを相手に呼ぶはずがない。)。下手糞だがタフなおじさんという感じか?試合自体には、何の興味も持てないが、WBA役人や海外プロモーターらが観戦するこの試合、カラオケだけは阻止したい。あまりにも低俗なショーは、日本国民として恥ずかしい。ということで、おじさんサンチェスに、判定まで粘ってもらいたい。

それにしても、年齢差19才というのは、相当な記録ではなかろうか?大毅が生まれた年に、このサンチェスはプロ・デビューしている。私は、実はサンチェスおじさんと同い年。だから、若いもんには負けたくない、という気持ちもよーく分かる。頑張れサンチェス!(見た目もちょっと渋いオヤジという感じで、今までのタイやインドネシアの噛ませとは一味違う気がする。そこに期待しよう。)


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2006年09月25日

サムライ・ナシロ

WBAの年次総会が、今日から東京で開かれています。記事(http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid2490136/detail)によると、名城選手の所属する六島ジムの枝川孝会長が、WBAのメンドサ会長に「サムライ・ナシロ」の存在をアピールするとある。多くの有名プロモーターが集う、この総会での積極的なアピールは、素晴らしい。

以前のアメリカのリングと言えば、明らかな重量級偏向でしたが、最近は軽量級に関しても、かなり待遇は改善されてきています。そのきっかけを作ったのは、Lフライ級のカルバハル対チキータ・ゴンザレスでしょう。これ以降、軽量級でありながら、アメリカ・ボクシング界の目玉となった選手は、数多くいます。現在も、名城が保持するSフライ級に、人気者アルセがいますし、米国進出プランは、きっと成功するのではないでしょうか?

特にアメリカのファンは、積極的な打ち合いを仕掛けるファイター・タイプに、人気が集まる傾向があり、「サムライ」スタイルが、アメリカ人のハートを掴む可能性が十分考えられます。私個人の考えではありますが、世界一を示すならば、やはり日本という狭い世界に閉じこもっていないで、世界中が注目する舞台で、その力を発揮して欲しい。興行の関係から、日本の世界チャンピオン達は、海外での試合を行うことが、ほとんど無かった。日本にも素晴らしいボクサーがいることを、海外のボクシング・ファンに知ってもらう機会が無かったことを、残念に思う。ユーリや川島、徳山らは、海外とくにアメリカのリングでも、その力を発揮できたと思っている。野球で野茂やイチローが、メジャーに挑戦するように、日本人ボクサーが、本当の意味での「世界」の舞台で戦う姿を、是非見てみたい。

この名城にしろ、長谷川にしろ、海外進出を考えているようなので、非常に楽しみです。フィリピンのパッキャオが、アメリカでも大人気なように、アメリカ人は、海外の選手にも寛大です。素晴らしい選手には、国籍など関係なく、熱狂的なファンがついてきます。日本人世界チャンピオンの防衛戦を、ラスベガスからの衛星生中継で、楽しめる日が近い将来実現することを期待しています。


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2006年09月24日

キッズ・ボクシング

非営利組織キッズ・ボクシング協会(http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid2486841/detail)が、認可されたようです。横浜さくらジムが開催している、「全国ちびっ子ボクシング大会」の功績が認められて、今回の認可につながったとの事。詳しい活動内容は分かりませんが、非常に喜ばしいことだと思います。

日本のボクシングの人材不足は、基本的に底辺の競技人口の圧倒的な不足からきています。現状では、ボクシングを始めたくても、近くにボクシング・ジムなどは一部を除いて、ほとんどありません。特に子供の場合、交通手段が特に必要なく通えるような、ジムが身近にあるということは、まずありません。ここが野球やサッカーとは根本的に違うところです。ボクシングの指導者なども身近にいるはずもなく、子供たちとボクシングの接点と言うのは、一般的にほとんど無いのが実情です。

小学生のうちは、ボクシングでなく、他のスポーツで基礎体力を作るのも良いとは思いますが、オリンピックでメダルを狙うような選手を作るには、出来るだけ早い時期から適切な技術を教え込む必要性があるのは言うまでもありません。しかし、道場が身近にある柔道や空手などとは違い、ボクシングでは、そうはいきません。

そこで、小学生達にボクシングを親しんでもらうには、どうすればいいのか?まず、殴るということ自体、世間一般ではマイナスイメージです。子供たちが殴り合って遊ぶなんて、PTAが黙っていないでしょう。小学生には、ディフェンスだけに絞った特別な遊びを考案してはどうでしょう?一種の護身術にもなり、親達を説得できるかもしれません。

さて、ディフェンスに絞った小学生向けのゲームをどう作るか?ちょっと考えてみました。

その1.タッチごっこ
1.リングの代わりに、4m四方程度の枠を地面に描く。
2.その枠内に、2人の小学生を入れる。一人は、鬼役。
3.鬼役は、相手の子供の上半身、どこでもいいので、触る(タッチする)と得点が入ることにする。
4.制限時間を3分に設定し、この間、鬼のタッチをいかに避けることが出来るかを競う。

この遊びを通して、様々な角度から、パンチを避けるという動作を身に付けることが出来るかもしれない。それは輪島並みのダッキングであったり、スウェーバックであったり、動作のフェイントも駆使するだろうし、前後左右のステップも使うだろう。頭も体も使う高度なゲームになると思う。

その2.スモール・ドッジボール
1.あまりに至近距離だと避けきれないので、5m四方の正方形を描く。
2.その枠内に、一人の子供を入れる。枠の外4辺にそれぞれ子供を置く(計5人で遊ぶ)
3.ボールは、野球サイズのビニール製のやわらかい物を使用。同時に2個のボールを使用。
4.枠内の子供は、四方から投げられてくるボールを避けるか、受け止めることで、失点を防ぐ。制限時間は3分

亀田家のピンポン玉訓練なんかよりも、よっぽど効果的。四方からの玉を見なければならないので、動体視力が良くなる。視界の外(真後ろから)の動きを読む勘も養える。バランス感覚も養える。


これらの遊びは、いまひらめきだけで書いただけなので、実際にやってみないと、こんなルールで遊べるかは分かりません。しかし、小学生向けのボクシングとして、そして護身術として、このような新しい遊び(スポーツ)が、日本の小学校にあれば、パーネル・ウィテカ(http://www.youtube.com/watch?v=_G5v_PNsl4Q )も真っ青の、超ディフェンス・マスターが、登場するかもしれません。

キッズ・ボクシング協会が、どのような活動を行うのかは、全く知りませんが、今までのボクシングという固定観念に固執せずに、キッズ向けの新しい遊びを全国に広めていって欲しいと思います。ボクササイズという言葉が一般化したのだから、新しい子供向けボクシング的なゲームを流行るかもしれない。



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2006年09月23日

徳山の引退試合は?

金沢会長はマジだったんですね。本気で、徳山対大毅を狙ってるんですね。以前にも書きましたが、このマッチメークはあり得ない。名王者に相応しい、最後の舞台を本気で考えているとは思えない。

今、暫定王者も誕生し、徳山の対戦相手は未だ不明な状況ではあるが、私個人としては、明日試合をするホルヘ・アルセと徳山との試合が、見てみたい。それも、出来ればラスベガスのリング上で。徳山ほどの度胸があれば、海外でも十分に力を発揮しそうだし、何よりあのアウトボクシングで、アメリカで人気のあるアルセを完封するところが見てみたい。あれだけ自分の距離(しかも長距離)で試合をする選手は、アメリカでも滅多に見られない。徳山という名ボクサーを世界中に知らしめるには、アルセとラスベガスでのビッグマッチほど有効なものは無いと思う。

アルセの今後の予定は知らないが、年内に暫定王者のミハレスに勝ち、そして徳山との統一戦に向って欲しい。これは、単なる一ファンの願いです。問題は、徳山のメンタル、フィジカル両面のコンディション。これさえ上手くいけば、アルセは、徳山には非常に扱いやすい相手。アルセは何もさせてもらえず、完封される可能性が高い。距離があまりに違いすぎる上、アルセの突進力も、徳山のステップで簡単にかわされてしまうだろう。

金沢会長、「徳山対大毅」よりも「徳山対アルセ」を目指してください。徳山のためにも、世界中のボクシング・ファンにも、後者の選択がより良いことは間違いありません。


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2006年09月20日

新雑誌「ボクシング・ワールド」創刊

長い間親しまれてきたワールド・ボクシング誌が、今月発売の10月号をもって、休刊となりましたが、発売元を変えて「ボクシング・ワールドhttp://boxon.jp/corporateprofile2.html」として再出発するそうです。発売日は、10/27日。価格は870円。

一体どのようにリニューアルするのだろうか?ボクシング・マガジンと発売日を変えることで、購入する人は増えるかもしれない。しかし、難しい問題です。私もボクシング・ファンですが、実はここ数年、専門誌を毎月買う人間ではありませんでした(海外に居たせいもあるのですが)。

統計を取っていないので、何ともいえませんが、ボクシング・ファンと言えども、専門誌を毎月購入される方は、以前に比べて減ってきていると思う。一つに、インターネットの普及。次に、WOWOWやCS放送など、ボクシング番組の充実があげられる。これだけ情報が溢れ、しかも試合映像も気軽に見られる時代となっては、活字だけのメディアというのは、苦戦を強いられて当然だ。しかも、値段が高いのもネック。部数がさばけないから、値段も高いのだろうが、もう少し安ければと思う。

勝手な提案だが、ボクシングDVDなどのおまけをつけることは出来ないか?その結果、雑誌の値段が1,500円くらいになっても、購入者は増えるだろう。映像の権利が絡むので、実現はふ難しいだろうが、なにかコレクション的な要素も必要だろう。毎月、必ず購入したいと思わせる企画が欲しい。昔、ボクシング・カードやピンナップなどもあったが、悪くなかったと思う。

記事、コラムなどの内容は、もともと充実しているので、それほど変える必要は無いと思うが、雑誌自体のプラスαの付加価値が必要だろう。

前田編集長様、日本のテレビ局に眠っているボクシング映像を、おまけとして付けてください。宜しくお願いします。



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2006年09月19日

WBCヘビー級 ホプキンス対マスカエフ!?

興味深い記事が、Fightnews(http://www.fightnews.com/fightnews_2/headlines//EEVlyukZFAGmXnlzBx.html)に、載っていた。これは、ホプキンスが、WBCヘビー級王者であるマスカエフに挑戦したいと、New York Daily News(新聞社)に語ったというもの。

要約すると、マスカエフが、WBCヘビー級王座に留まっていることが、第一条件。つまり、マスカエフ以外の試合には興味がない。また、200ポンド(約90キロ)の体にするため、著名なフィットネス専門家であるMackie Shilstone氏の協力が必要(彼には、ターバーのLヘビー挑戦時に、手伝ってもらったらしい。ロイ・ジョーンズが、ヘビー級に挑戦したときも、このMackie Shilstone氏がついた。)最後に、準備期間として、9ヶ月は必要ということ。

マスカエフは、今年の12月に、ピーター・オケロとの初防衛戦を控えているが、まずこれに勝ち残らなければならない。次に、先日の挑戦者決定戦に勝ったサミュエル・ピーターとの試合が義務付けられるが、ホプキンス戦の動向によっては、WBCとの話し合いでサミュエル・ピーターに待ってもらうこともあり得るだろう。

しかし、何故、今になって、ホプキンスがヘビー級に挑戦するのだろうか?何が動機なのだろう?凡人の私には、理解できない。あれだか長くミドル級に固執したホプキンスが、キャリア末期で突然複数階級制覇に目覚めたのだろうか?それともライバルであるロイ・ジョーンズやジェームス・トニーのヘビー級での活躍に刺激を受けたのだろうか?単純に、ヘビー級王座の権威に憧れがあるのだろうか?

それにしても、最近のヘビー級はなめられたものだ。ちょっと前までは、Lヘビー級がヘビー級を制するのも至難の業だったのに、近頃はミドル級出身のボクサーが、ヘビー級王座を奪取してしまうという異常事態が発生している。これも、団体分裂によるチャンピオンの質の低下を表しているのだろう。もしヘビー級に一人しか王者がいなければ、ロイ・ジョーンズもジェームス・トニー(彼の場合は無効試合になったが)も、ヘビー級王座挑戦などしなかったはずだ。王者が、ジョン・ルイーズだったからこそ挑戦しただけの話。今回も、勝算のあるマスカエフだからこそ、ホプキンスはヘビー級へ挑戦したいのだろう。

もし、試合が実現すれば、どういう試合になるのだろうか?ミドル級対ヘビー級のポイントは、以下の3つになると思う。

1.ミドル級のパンチがヘビー級に通用するか?
2.ミドル級出身者の耐久力は?
3.体格差は?

1番については、ジョーンズもトニーも証明済み。いくら軽いクラスと言えども、ミドル級以上の選手のパンチがジャストミートすれば、ヘビー級の選手にも十分効くということ。特に頭部の耐久力などは、ヘビー級といえども鍛えるのに限界があり、さほど階級の差が少ないファクターと言えるのだろう。

2番については、やはりミドル出身者は、不利は否めない。しかし、これも、戦い方で克服できることが、証明されている。ヘビー級のパンチを喰わないこと、殺すことで、この弱点をカバーできる。ジョーンズもトニーもディフェンスマスターで、まともにはヘビー級のパンチをもらわなかった。この技術力が、ヘビー級を攻略した最大の要因といえる。

3番は、体格が小さいほうが不利であることは違いないが、レスリングや柔道のような密着する格闘技ではないボクシングでは、これも戦い方次第では、克服しやすいものではないか?つまり体で押されないように、距離を取って戦うことで、体自身の圧力は感じずに済む。

逆にミドル級が優れているのは、やはりスピードだろう。回転の速い強打を、的確にヒットすれば、ヘビー級といえども効いてくる。しかも、ヘビー級の相手は普段のミドル級の相手と違い鈍重なので、普段よりも力を込めて、しっかりと打ち込めるのかもしれない。

ホプキンス対マスカエフ戦でも、ホプキンスの勝利は十分に考えられる。何より、ディフェンス力が違いすぎるので、マスカエフのパンチはほとんど当たらないだろう。ただ、ホプキンスの最大の武器である、密着してのダーティーテクニックは、ヘビー級にはあまり使えないかもしれない。しかし、そんなダーティー・テクニックなど使わなくても、楽々アウトポイントしてしまうホプキンスの姿が目に浮かんでしまう。

それにしても、もしこれでまたホプキンスが勝ったりすると、どうなるのだろう?無条件にヘビー級が最強とは言えなくなるかもしれない。



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