2010年12月27日

ボクシングが、世界タイトルが、死んだ。

亀田興毅が日本人初の3階級制覇達成!に心から喜べる人間は亀田家以外にいるのだろうか?本来だと世界3階級制覇というのは、とてつもない大偉業のはず。それが一家およびTBSの手にかかると、ちんけなものになってしまう。

一階級目:記録狙いの為、わざわざ1階級下に降りてLフライ級で実績が一切ない興毅とランダエタによる王座決定戦が組まれた。しかも試合内容は、歴史に残る疑惑の判定勝利。その上、タイトル承認団体のWBAは予め亀父用にもチャンピオンベルトを用意していた。

二階級目:注目が非常に高かった内藤に挑んだ試合。ただ、内藤自身が年齢的にも衰えをみせながら日本人相手に防衛を重ねていたWBC日本タイトルへの挑戦だったこともあり、試合に勝ちはしたものの、世界の頂点に立ったとは見られなかった。実際、初防衛戦では、これまたとっくに峠を越したポンサクレックには手も足も出ずに完敗。

三階級目:これまたWBAがおかしなランキングを行い、Sフライ級での実績すらない興毅が突然バンタム級2位にランクされ、3位のパーラとの王座決定戦を行うことになっていた。ところが試合まであと3週間というところで、パーラが試合30日前の予備計量でバンタム級リミットより約5キロオーバーしているという理由でWBAが許可をせず、そこで何故か引退していて2ヶ月前に久々に復帰し、無名のロートル相手に何とか勝ちを拾ったムニョスが決定戦に呼び出されて、今日の試合を迎えてしまった。

WBAは健康管理の観点から、予備計量を行っているのだと思うが、試合1ヶ月前でフライ級リミットを10キロ以上超過している大毅は、どうなるの?と言いたくなる。あまり疑いたくはないのだが、今まで数々の愚行をしてきた一家のことだから、もともとパーラと試合などする気がなく(パーラが3位というのもおかしいが)、亀田家得意の試合直前の相手変更を世界戦で実行させるため、予備計量を理由に対戦相手の変更を求めたのではないか?


さて、簡単に本日の試合を振り返ります。


試合の前半はスローでバランスが悪いムニョスを興毅が軽くあわせてポイントをリードします。中盤からムニョスがプレスを強めて前に出るシーンが増えるも、最終回ガス欠ムニョスの足が揃いダウンを奪った興毅が3階級制覇を確定しました。

私の採点では、114-112で興毅の勝ちでしたが、これが世界戦?これが3階級制覇王者?と思うと、本当に情けなく感じてしまいました。興毅は真面目にボクシングに取り組んでいるのは分かります。ただ、ボクシングという伝統あるスポーツが、株式会社で運営されているようなその他格闘技団体と変わらないただの興行に堕ちてしまったのだな、と改めて実感させられました。

亀田家とTBSが組んで、ボクシングの価値を破壊してしまった。彼らの悪行は、真面目にボクシングに取り組んでいるその他大勢にも影響が出てしまいます。これが、長谷川や西岡、内山らの本格的な世界王者と同一視されたら、ボクシングファンとしてはたまらない。ボクシングの世界チャンピオンってこの程度?3階級制覇ってこんなもの?と思われるのが、悔しい。(ファイティング原田を超えた、アルゲリョらと肩を並べたと思うボクシングファンはいないと思いますが、何も知らない一般の方には日本初の偉業ということで、過去のいかなるボクサーよりも凄い選手、と真に受ける人もいることでしょう。)

言うまでもなく、何も亀田家やTBSだけが悪いのではない。ボクシングを興行の都合で操作しやすくしたのは、何よりも世界タイトルを承認する各団体に一番の非がある。特に問題なのは、今回の亀田兄弟のタイトルを承認したWBAにほかならない。WBAは一番歴史のある老舗というだけで、もう20年以上腐りきっている。こんなWBAや同じように意味不明なタイトルを作るWBCだけを承認している日本のボクシング協会、コミッションもいい加減目を覚ませ!と言いたい。WBAやWBCに比べると、IBFやWBO(日本非公認、先日、統一戦に限り認めることになった)のほうがよっぽど健全な運営をしている。

世界タイトルが4団体もあると、希少価値がなくなり、一般のファンを混乱させるという理由で、日本ではWBAとWBCに固執しているわけだが、今日のWBA二試合を見て、タイトルの価値の高さを感じましたか?と問いたい。世界タイトルが増えてしまった今日では、もはやWBA、WBC、IBF、WBOなどのアルファベットタイトル自体、もう価値などはなくなってしまった。これからは、承認団体よりも我々ファンが世界王者を認定するしかない。リング誌ベルトのような、実質的な世界一を示すものがより重視されていくに違いありません。

亀田家だけがボクシングと思われることが、本当に悔しい。日本にも、世界にも、素晴らしい試合を見せてくれる選手が今でも大勢存在します。どのようにしたら、本物のボクシングに光を当てることが出来るのでしょうか?いい案はあるのでしょうか?

そういえば、前座の大毅vsシルビオ・オルティアーヌは、過去最低レベルの世界戦と言えるでしょう。大毅vsデンカオセーンをも下回った感があります。(私の採点では、116-113でシルビオ)




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2010年09月25日

大毅 成長みせるも、判定は???

坂田の判定勝利を予想していた者にとって、試合内容が吹っ飛んでしまうくらい、あの公式採点はちょっとビックリしてしまいました。

公式採点
116-112
117-112
118-110

意外な大差で大毅の判定勝利を支持していました。
ちなみに素人採点では、115-113で坂田勝利でした。前半から中盤、坂田の前進と豊富な手数に対応しきれ無かった大毅は空転が目立ち、近づけばクリンチばかり。坂田のパンチは非常にコンパクトかつ見えにくい(クリンチ間際でもちょこちょこパンチを当てている)ため、ジャッジの目には入らなかったのでしょうか?

坂田にとって不運だったのは、両目をカットしたことでしょう。その両目カットの9ラウンド以降、大毅の力のこもった左フックを中心にクリーンヒットされました。また、本来坂田の得意な終盤、パンチによるダメージもあるのか、前半から飛ばしたためか、11ラウンドから動きが止まりかけました。最終回も危ないパンチを食いながらも、坂田は地道にパンチをヒットしていましたが、あまりにコンパクト過ぎて見栄えはあまり良くなかったです。

私は、前半の微妙なラウンドを坂田に振っていたため、2ポイント差で坂田としましたが、公式ジャッジはドローや僅差で大毅もあり得るかな?と感じていました。それがあの大差で、もうビックリです。118-110というと坂田の攻撃に対応できずにいた前半でも、大毅のクリンチ・ポイントが効いたのでしょうか?クリンチでもポイントにつなげるあたり、さすがは亀田家です。

ただ、あの大ぶり左フック一辺倒だった大毅が、衰えたとはいえ元王者の坂田とこれだけの接戦を演じたのですから、その成長ぶり、努力は感じました。内藤に全く歯が立たず、反則しライセンス停止期間に、人間として成長したのでしょう。フライ級タイトルは返上すると思いますが、まだまだ伸び代はありそうですね。真面目にボクシングに取り組んできた兄 興毅は逆に、伸びがありませんが。

最後に、大毅の防衛でも全く問題はありませんが、あの公式ジャッジだけは理解出来ないとだけ言っておきます。




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2010年03月28日

亀田史郎は完全追放すべきか

2年半前の大毅の内藤戦での反則時に書いた記事が、このリンクになります。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/cutepizza/article/221

この父親はやはり自分が犯してきたことを分かっていないようです。何故セコンドライセンスを剥奪されているのか、理解していないようです(つまり反省をしていないこと)。東日本ボクシング協会は、JBCに史郎氏復帰の要望書を先日送ったばかりですが、さすがにもうこれ以上の暴走は許さないでしょう。史郎氏の行動は、幼稚園児や小学生の子供のように、ゲームなどをしている最中に都合が悪くなると(負けそうになると)、将棋盤をひっくり返したり、急遽ルールを変えたりして、やり直そうとするのと同じです。

裏で何かしらの取引があったのでしょうか?採点は興毅有利にするように、話し合いがあったのでしょうか(昨日の採点は十分興毅に甘い)。JBCの安河内事務局長をクビにしたる!と恫喝したようですが、どういうことでしょうか?5回のバッティングの減点が2点ではなかったことだけが原因なのでしょうか?(正式にはポンサクレックから1点減点で問題なし)

WBCへ異例のダイレクトリマッチを嘆願するそうですが、そんなわがままが通るようだったら、もう日本(JBC)は前回大毅対デンカオセーンのダイレクトリマッチを容認したWBAとWBCから脱退し、IBFとWBOを認めた方がよっぽど健全ではないでしょうか。ここは、WBCがまともな判断を下す常識を持ち合わせているかどうか、注目してみたいと思います。ジョー小泉氏がFightnewsを通じて、いかに亀田ファミリーが日本中の嫌われ者か、を強調してレポートしているので、さすがのWBCも「亀田=承認料を稼げる」とは思わないのではないでしょうか。

最後に、父親史郎氏には、「ライセンス永久剥奪だけでなくボクシング会場、練習場入場禁止など徹底した方がいいように思います。」と2年半前の記事をそのままコピペしておきます。曖昧な対応をとってきたJBCが今回どう動くのでしょうか。




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2010年03月27日

亀田興毅、完敗!キャリアの差!

昨日の予想とは若干違い、思ったほど足を使えなかった興毅。まともにボクシングをしたらキャリアの差がもろに出てしまいました。パンチの種類、精度、細かなテクニック、ディフェンス力、試合のペースの運び方、全てにおいて負けていました。何より痛かったのは、あまりに非力なパンチ力です。打たれ脆さを自覚している興毅は、パンチを打つ際にも重心が後方に残ったままの当てるだけのパンチのため、ポンサクレックにはほとんどダメージを与えることが出来ませんでした。丁寧に戦いすぎたと解説が言っていましたが、ただ単に相手にダメージを与えるパンチが打てない&自分は一発食らえば簡単に効いてしまうため、あのような手数の少ないスタイルでしか戦えなかったのが本音でしょう。勿論、先に書いたように、手を出せば隙を狙って右アッパー、右フックなどでコツコツ打たれ、それほど力を込めたパンチでなくとも、ふらつく場面がありました。

第2ラウンドのポンサクレックの右フックでよろめいたシーンは、明らかにダメージを受けたようです(普通はあそこまで効かないと思いますが、やはり脆いのでしょう)。あの一発で思ったような試合を作れなくなったのではないでしょうか。スピード差で翻弄したかったはずですが、中途半端な距離でボクシングをせざる得なくなり、結局引き出しの少ない興毅は、攻撃パターンを読まれてしまいました。パンチもないし、パターンも読めるし、ポンサクレックにとっては非常に楽な相手だったと思います。ポンサクレックを攻略した内藤は、パンチがあり、パターンが読めないという正反対のタイプです。ポンサクレック相手に普通の試合をした時点で負けが決まりました。

興毅は悪い選手ではないにしても、突出したものを何も持っていません。打たせないスタイルで戦うなら、徳山氏のような達人の域にまで達さないと、パンチがあるだけの若い選手にも負けてしまう可能性はあるでしょう。また劣勢が明らかな場面で、一か八かの博打を打てない根性の無さも問題ですね(バッティングでいちいち試合を止めるのも恥ずかしい)。世界戦未経験の高橋ナオトのほうが、全てにおいてレベルが高いように感じるのは、私だけでしょうか?現在、世界タイトルは価値が減少しきっていますが、以前ならきっとタイトルを獲れずに終わっていたレベルなんだろうな、と80年代のボクシングを思い出してしまいました。

さて、ポンサクレックは、内藤と第5戦を行うのでしょうか?
(ちなみに私の素人採点は、110-117でポンサクレック)




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2010年02月07日

あの大毅が世界を獲った!

試合終了のゴングを聞いて、「あの大毅が世界を獲ってしまった!」と思ったのが正直なところです。試合内容は、前回に比べアクションが多く、レフリーの注意が多いこともあり、クリンチ時間が少なくなり、純粋に試合のレベルは高くなったと感じました。特に、大毅の「軽さ」作戦が功を奏し、一発一発を強振するのではなく、軽く左右にステップを踏みながら、右も左も小さく小さくパンチを振り試合を優位に進めることが出来ました。王者デンカオセーンは前戦ほどスタミナ切れを見せなかったものの、省エネ戦法は変わらず、大きなロングの右ばかりの雑な組み立てでは、勝機は無いでしょう。手数と若さ、勢いの差が勝敗に直結したような内容でした。

私の採点を気にされる方が多いようなので、参考に書いておくと、115-112で大毅勝利と採点しました。第3ラウンドは、両者とも振りようが無かったので10-10としました。クリンチの減点2点は確かに大きかったですが、それが無くても大毅が判定で勝利したのではないでしょうか。

大毅はセンスがないかもしれませんが、やはり兄興毅よりは頑丈そうですね。センス、テクニック不足を頑丈な体で補い、「肉を切らせて骨を断つ」スタイルを確立すれば、日本のトップクラスとも十分に戦えるように感じました。さて、このWBAフライ級タイトルを防衛するのでしょうか?それとも減量苦のため階級を戻すのでしょうか?個人的には前王者坂田との試合を観てみたい気がしますが、ジム間の確執などがあり簡単には実現しないかもしれませんね。

この再戦決定までの経緯や試合直前にも問題があったようですが、それは試合とは別次元の問題です。今晩は、大毅の頑張りを素直に讃えましょう。才能はなくても、努力と運次第で夢を叶えることが出来る。改めて思い知らされました。





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2010年02月06日

デンカオセーン 対 亀田大毅 II 予想

世界戦とは思えない非常に低レベルな試合だった前戦から異例のダイレクトリマッチ。前王者坂田を押しのけて強引に試合を組んだことからも分かるように、亀田陣営は、大毅にとってこれ以上ない世界へのチャンスと見ているようです。

再戦がどのような展開になるのか、正直ほとんど興味はありませんが、あえて予想いたします。勝敗の鍵は、やはり今回も王者デンカオセーンのやる気次第でしょう。タイの一部王者にありがちな、無気力感を醸し出しつつ、歴戦のテクニックを駆使し上手く練習不足(つまり主にスタミナ不足)をカバーし、僅かに相手より上回るという、まるで前回の試合のリプレーを見るかのような展開が考えられます。

スタミナ難から考えられる戦法は2つ。
1. はじめの3ラウンドまでは強く出て、相手にダメージを与えておくパターン。
長所:上手くはまれば序盤で大毅にKO勝ちし、強さをアピール出来る。KO出来なくても、弱った相手とならば、フルラウンドまでもつれても怖くはない。

短所:もともと12ラウンドフルに戦うスタミナが無いため、序盤で大毅を弱らせることが出来ないと、前回以上に後半失速し、いや倒れで試合を諦めてしまうケースもあり得る。


2. 前回と同様、序盤から無理をせず、12ラウンドを省エネで乗り切る作戦。
長所:最悪のケース(上記作戦#1の短所)のような一か八かのような博打ではなく、勝つ確率を一定のレベルでキープできる。(特に相手が大毅のようにテクニックに差がある相手の場合)

短所:相手(大毅)より僅かにポイントを上回っているつもりで12ラウンドを戦え終えるも、ポイントが極端に接近してしまうことがある。一歩間違えると、判定は相手(大毅)ということも十分あり得る。


大毅の前戦の反省点は、デンカオセーンのスタミナ不足に付き合ってしまったこと。勝つには、とにかく王者を休ませないこと。クリンチされようと手数を出し続けること。これしか無いと思います。大毅のパンチではクリーンなKOは期待できないので、泥臭く戦うしか無いでしょう。

色々と考えてみた結果、私の予想は、デンカオセーンが基本的に前回とほぼ同様の省エネ戦法を披露し疲労しながらも、時折強打を決めて、はっきりとした差で大毅を返り討ちにすると見ています。(116-112くらいの判定か?)




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2009年10月06日

亀田大毅、健闘するも無気力王者に判定負け!

先日の名城-カサレス戦では、「久しぶりに内容のある世界戦を見た。」と書きましたが、今日の試合はその反対で、これほど内容のないレベルの低い世界戦は観た記憶がないくらいです。大毅自身は、持てるものを出して一生懸命戦ったと思います。時折ヒットする左フックや右ストレートは、軽いもので一切ダメージを与えることが出来なかったのが、大毅には辛かったと思います。

それにしても、今日の戦犯はデンカオセーンです。タイの王者にはよくいますが、世界王者になってからやる気をなくし、練習もほとんどしていないのでしょう。相手が大毅ということで一生懸命戦う気になれなかったのか、余裕をもちすぎてスパーリングのような試合を観せられた観客はとんだ迷惑だったことでしょう。タイの国民にとっても、彼の無気力さに腹を立てたのではないでしょうか。唯一救われたのは、僅差とはいえ大毅が王者になれなかったことです。あの試合内容で世界を獲ったら、またまた大問題になったことでしょう。(今思うと、興毅とランダエタ戦は、結果はともかく見ごたえはありましたね。)





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2009年09月05日

亀田家W世界前哨戦

テレビ放送があることを忘れていて(というより知らなかった)、たまたまテレビをつけたら前哨戦をやっていた。先日の大毅の試合は、やはりとても世界に挑めるとは思えないレベルでした。対戦相手も噛ませ丸出しで、パンチのヒットもなくコーナーに座り込む始末。デンカオセーンが本気できたら、ひとたまりもないでしょう。

続く長男興毅の試合は、大毅に比べるとやはりレベルが高く感じられました。以前にも試したことのある、がちがちの亀ガードではなく、リラックスしたスタイルで中間距離で戦っていました。ただし、技術的進歩は感じられず、相手が外すのがうまかったのかもしれませんが、パンチの的中率が非常に悪く、パンチの切れのなさも相変わらずでした。内藤との大一番では、今日のように自分のペースで試合をさせてもらえないことは明らかで、この2年間まともな試合をこなせなかった興毅と日本人相手とはいえ世界戦をこなしてきた内藤との試合勘の差が出るのではないでしょうか。

最後に、三男和毅ですが、非常にバランスがよく、パンチの見切りもよく、自在にパンチを繰り出し、最後は圧巻のアッパー一発でのKO勝利でした。まだ17歳で体が出来ていないこともあり、フィジカル的には不足していますが、うまくトレーニングを積めばかなり期待できるのではないでしょうか。フィジカルを鍛え、体のキレをつけ、テンポをあげた攻防が身につくと、楽しみな存在になりますね。(体重は無理に減量させずに、成長に合わせた階級で戦わせることを亀田ジムは忘れるべきではないですね。)





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2009年08月09日

久しぶりの亀田話題

弁慶こと大毅に2度目の世界戦、WBAフライ級のデンカオセーンへの挑戦が決まりました。相変わらずの亀田流ボクシングビジネスですね。以前の内藤挑戦時にも書いたのですが、大毅はもともと才能がないことで売り込んでいたので、たとえ負けても亀田側には何のダメージもない。むしろ大毅の実力で2度も世界戦をこなせることだけで、もうビジネス的に大満足といったところでしょう。(今回の世界戦でどれほどの儲けが出るのかは微妙ですが。)

一方で興毅が内藤への挑戦を視野に入れているということですが、これも毎回のことで挑戦をちらつかせているだけで、本音は見えてきません。WBAで大毅が負けた後に敵討ちとして出る可能性も高いですし、内藤の下降具合(特に熊戦の拙戦)を注意深く見ながら、吠えているようにも見えます。国民の期待となった内藤との試合なら、かなりの注目が集まるでしょうし、勝敗よりも金銭的にもおいしいと踏んでいるのでしょう。

それにしてもこの素人亀田父は、やたら階級差を意識したマッチメークをしますね。内藤戦後、フライ級リミットでの試合はこなしてない大毅がフライに落とすことで、体格差、パワー差を活かすことが出来ると思っているのでしょうか。興毅のランダエタとのLフライ戦も同様に、下に落とせば少しでもチャンスが増えると考えるようです。ノンタイトル戦では、そのような無茶をせずとも契約ウェイトで本来下の階級の選手と試合が出来ますが。

成長期で若い大毅にとってフライ級は相当きついのではないでしょうか?興毅にとってもフライ級はもう調整が難しいかもしれませんね。私はボクシングは練習程度しかかじったことはないですが、やはりスポーツとして見れば、過度の減量でコンディションを崩してはまともに力を発揮できないと信じています。当たり前ですが、一番動きが良く体がキレる体重で試合をすることが最高のパフォーマンスを見せるための大前提だと思います。

海外では、亀田家のようなインチキマッチメークだけで、世界戦には漕ぎ着けません。国内でのライバル戦に生き残ったものだけが、その数少ないチャンスを手に入れることが出来るのですから。なんちゃって世界ランカーを連れてきて、契約体重で試合をしただけで世界戦へ行けるのはやはり異常です。野球で言えば、日本のプロ野球界には入らず(ま、実力的に入れない)、草野球で試合をこなしながら突然メジャーに挑戦するようなものに感じます。いい加減質の低い名前だけの世界戦は止めて欲しい。ボクシング人気の陰りは、ここにも大きな原因があると思います。

昔、ボクシングの世界戦と言えば、それこそ一大イベントでした。日本国民の多くが注目を集める、本当の世界一決定戦でした(今で言うと、オリンピック的な見方)。それが今では、世界??と思うような試合が多く、世界戦の希少価値などはとっくに失われてしまいました。日本国内だけの問題ではないにせよ、もう取り返しの付かないところまで来ているのかもしれません。




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2008年07月14日

久しぶりの亀田家

昨日、長男興毅がメキシコでのデビュー戦を見事2回KO勝利で飾ったようです。勿論、相手は2年間勝ち星に恵まれない、しかも試合まであと5日というところで急遽ピンチヒッターでお呼ばれした相手(減量も間に合わず、1度目の計量失敗後、2時間で約2キロを落としたとも伝えられています)と言うこともあり、海外緒戦としては手頃な相手だったと言えるでしょう。当初、フィリピンから噛ませ犬をわざわざ連れてきて、メキシコで試合をしようとしていたことに比べれば、準備期間などに問題はあるにせよ、地元のメキシカン相手に試合をしたことは、まだマシだったのではないでしょうか。

本日、東日本協会が亀田ジムの申請を受理したそうで、このままいけば来月の理事会で正式に認可される見通しだそうです。果たして、正式に葛飾の自宅でスタートしたとして、どのように日本国内で試合を組む予定なのでしょうか?練習の指導は、セコンドライセンス無期限停止中の父史郎氏が中心となり、行われるのでしょうか?私の個人的な意見として、亀田兄弟の試合は今後もメキシコ中心に行うべきだと考えています。第一の理由として、日本と違いマスコミにあまり追いかけられないため、純粋にボクシングに打ち込める環境があると思われます。第二に、選手層の厚いメキシコの軽量級の選手とともに汗を流し、スパーをすることで、本物のテクニック、パワーなどを身をもって学べます。第三に、メキシコのボクシングのレベルを知り、いかに自分たちのボクシングが極限られた世界だけで成功していたのかを知ることで、謙虚な気持ちになってボクシングの上達に励めるのではないでしょうか。そして何より、あまりに偏った父史郎氏のボクシングから離れることが出来ることが、メキシコ修行の最大のメリットであると思います。

今回の亀田ジム申請は、将来日本人世界チャンピオンとのタイトルマッチを行う為のものだと思いたい。しかし、あの父親がお金にもならないメキシコでの試合を優先させるとは思えません。以前のような「亀田のけんか祭り」興行復活を狙っているのでしょうね。




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