2006年08月04日

ボクシング、採点方法の見直し

ここ数日、亀田の話ばかり書いてきたが、さすがにもう十分過ぎると感じる。今日も、先日の疑惑判定と関係するが、ボクシングの採点法に関して、考えてみたい。

印象と実際の採点が大きく異なる場合が、今までにも度々あった。(亀田-ランダエタ戦に関しては、ミスジャッジの部類だとは思うが。)これは、各ラウンドを出来る限り10-9で振り分けるようになってから、特に多く見られるようになったと思う。

鬼塚対タノムサク第一戦は、よく疑惑判定の代名詞のように言われているが、これは、振り分けシステムの弊害が表れたケースではないか?つまり、10-9の範囲が非常に広いために起きている問題だと思う。強烈なクリーンヒットを何発も当てて、ダウンしてもおかしくないような状態の10-9。逆に、両者のクリーンヒットも攻勢も拮抗していて、ジャッジが非常に難しく、無理やり振った場合の10-9。見た目またダメージ的にも、前者の10-9のほうが、圧倒的有利のはずなのだが、ポイント的には、差がつかない。

よく思っているのだが、なぜ「10点制」なのに、10-9や10-8しか使わないのだろうか?10-9をもう少し細分化すれば、見た印象と実際の点数に差はなくなるはずだ。また、ダウンについても同様で、ダメージのほとんど無いフラッシュ・ダウンとダメージを被ったダウンとは差をつけるべきだ。

例)
1.10-10 どちらとも取れない様なラウンド。(10-10は、出来る限り避けるべきだが、採点をしように無いラウンドは、10-10を今よりも認めるべき。)
2.10-9 微妙な差。(タノムサク戦の鬼塚の攻勢など)
3.10-8 明らかな差。有効なクリーンヒットの違いがあり、採点が簡単な場合。(鬼塚戦のタノムサクの攻勢)
4.10-7 ダウン(フラッシュ・ダウンを含む)、又はダウンに相当するダメージを与えた場合。
5.10-6 2度のダウン、又は1回だが深刻なダウン(輪島対柳1戦目の一回目のダウンのようなもの)。
6.10-5 3度のダウン 

現行の10-9を、上記の2,3でカバーし、現行の10-8、10-7を、上記4,5でカバー、といった感じだ。ジャッジが難しくなるだろうか?確かに、はじめは戸惑うかもしれないが、このくらい細分化しないと、いつまで経っても、印象と採点とにギャップのある、おかしな判定が生まれてしまうだろう。

先日の亀田-ランダエタ戦の場合、亀田が明らかに取ったラウンドというのは、ほとんど無かった。どちらかといえば、亀田かな?というラウンドばかりだったと思う。これは、私の採点法に当てはめると、10-9となる。逆に、11回、12回は、誰の目にも明らかな、ランダエタのラウンドでしたね。11回は、10-7か10-8、12回は、10-8となります。

思いつきで、こんな採点を考えたのですが、どうでしょうね?実際に、試合をやってみないと、どういう問題点が出てくるのか、読めない部分もあるかと思います。しかし、パンチのダメージ、ダウンのダメージの度合いをもう少し重視しないと、将来、ボクシングは、全く別のスポーツになってしまいます(というか既にかなり変わりました)。

他にもいい方法ないですかね?

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posted by cutepizza |22:46 | 海外ボクシング | コメント(2) | トラックバック(0)
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確かに、

コメント投稿者ID :

10点制なのに「10対9」や「10対8」しか使われないのは、疑問な感じがします。
たとえ、一度ダウンを奪っても、他の2ラウンドで微妙な結果になってしまい、ジャッジが相手にポイントを与えてしまえば、ポイントが並んでしまうわけで、それはなにか公平ではないですよね。

亀田選手がどうのこうの…、というより「試合を見ている側の印象」と「ジャッジの判定」のギャップが大きくなってしまったことのほうが問題であるような気がします。
「判定」の中身が不透明ならば、「試合の結果を操作しやすい採点方法である」ということになりかねないです。

そういう問題に全く触れずに、採点方法の複雑性をアピールして、必死に亀田選手の勝利を擁護していた元世界チャンピオンの方がいたのが、残念かつ情けなかったです(なぜ、そこまで必死に亀田選手だけを擁護する必要があったのか?)。

「それだけ採点方法は複雑で微妙で、素人には分かりづらいものなんです」
→「だから、亀田興毅は多くの人にいろいろ言われていますが、問題なく勝利だったんです」
という理屈が通ってしまえば、その理屈はもし、ランダエタが勝利していた場合でも使うことができるじゃないですか…、まったく。

スポーツとしてボクシングがもっと発達するためには、観客の側も充分に納得のできる採点基準が作られ、浸透する必要があるのかもしれませんね。

しかし、亀田選手、会見で堂々とサングラスをかけてきて、そのまま記者と応対するのだけはやめてほしいなぁ。あれはテレビ局とかが指示しているのだろうか…。

他にも、いろいろコメントしたいことがありましたが、自粛します(毎回、すみません!)。
なにはともあれ、亀田選手のちゃんとしたボクシングの試合が見たい!ですね。そのほうが見ている側としても、得るものが大きいですから。

posted by ベリー | 2006-08-06 03:27

ダウンとのバランスが問題ですね

コメント投稿者ID :

現行ルールでは一度ダウンすれば2点減点(優勢点1+ダウン点1)なので、判定で2R取れば追いつきますね。
この案では僅差判定なら追いつくのに3Rかかりますが、
明らかな差なら2Rで逆転します。
これだとやはり印象と判定が異なる試合は発生するでしょうね。
ダウン点を2点(つまり4点減点)なら印象とは合うのでしょうが、2回ダウンしたら判定では、勝てないでしょうから(特に10回戦など)、棄権が多くなるでしょうね。
難しいモノですね。

posted by 紅蓮 | 2006-08-10 17:11

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