2009年02月01日

最近のニュース

今年ももう一ヶ月が経ちました。年齢のせいか、時が経つのが年々早くなっているような気がします。このページを立ち上げた2006年頃は、ほぼ毎日のようにブログを更新していましたが、それがだんだん二日に一度となり、週に一度、そして今や週に一度のペースさえ守れなくなってきています。ここ10日ほどでもかなりのニュースがありましたが、ここで2,3印象に残ったニュースなどをまとめて触れてみます。

1.ホセ・トーレス死去
ホセ・トーレスと言えば、タイソンの兄弟子として有名な元Lヘビー級チャンピオンですが、心臓発作のため1月19日に72年の人生を終えました。

個人的な面識はありませんが、ニューヨークの田舎町カナストータでのボクシング殿堂式典に、レギュラーゲストとして来られていたので、何度か彼の話を聞いたことがあります。その中で、私が一番感銘を受けた言葉は、「ボクシングは、肉体面だけのスポーツではない。試合に向けた決意の強さ、相手に打ち勝とうとする精神力、試合中に相手の弱点を見つける冷静さ、それらに優れた戦術や技術が高い次元でひとつになってはじめて強いボクサーになれる。」頭のいいホセ・トーレスらしいボクシング論を聞いて、ボクサーには総合的な能力が必要であることを、改めて考えさせられました。(ホセは、暗にタイソンの欠点を指摘しているようでした。)

2.モズリーvs.マルガリート
モズリーが37歳とは思えないスピードとパワーを発揮し、ウェルター最強と思われていたマルガリートを圧倒しました。最近のモズリーは年齢から試合の後半に失速する傾向がありましたが、この試合では初回から上手く自分のペースに持ち込みリズムの良さもあってか、スタミナが落ちる前に倒しきってしまった感じです。マルガリート自身、コット戦でのダメージの蓄積が相当あったのでしょう。またスピード差を埋めるだけのプレスを活かすことも出来ず、右のオーバーハンドを狙われ続けました。それにしても、タフなマルガリートと言えども、あそこまで打たれ続けては今後のボクサー人生にも影響が出そうです。

モズリーにも1999年のボクシング殿堂で会ったことがあります。本当に人の良さそうな感じが滲み出ていて、いつでも笑顔で誰にでも対応していたのが印象に残っています。パレード中でも私の顔を見つけると、笑顔で手を振ってくれました(東洋人がほとんどいない場所なので、覚えやすかったのでしょうが)。

3.亀田家関連
次男大毅が元暫定ミニマム、Lフライ級王者のワンディー・シンワンチャーと対戦します。52キロでの対戦らしいですが、もしワンディーが本気で勝つつもりで戦えば、いくら体格差があっても大毅では歯が立たないように思います。ただ、大毅は以前、32戦無敗の世界ランカーで当時世界4位だったビッキー・タフミルに「爆笑」KO勝ちを収めているだけに、今回もどういう試合になるのか、心配ではあります。

長男興毅のほうは、対戦予定だったアベル・オチョアが試合をキャンセル。相手は未定の状況ですが、この前哨戦に勝てば5月か6月には坂田を破ったデンカオセーンのWBAフライ級に挑戦したいとのこと。以前行ったスパー経験から勝つ自信があるのでしょう。またスピードのないデンカオセーンは比較的得意な相手と思っているのかもしれません。

今後の流れ(勝手な予想)
3月4日、大毅がワンディーにKO勝ち
(何故かWBAフライ級ランク入り)
4月、ワンディー戦の試合内容が良かったからと言って、大毅を先にデンカオセーンに挑戦させることを発表。
6月、大毅vs.デンカオセーン。大毅KO負け。
9月、興毅vs.デンカオセーンに挑戦!?

世界戦をやればある程度の収入が期待できる上、興毅がデンカオセーンと試合をする前に、大毅を通してその実力や癖などを分析できるというメリットもある。このように流れても不思議ではないと思うのは、私だけでしょうか??


4.最後にパッキャオvs.ハットン戦が復活!
前回のブログで中止決定と書いたばかりですが、契約期限を3日すぎで、(試合中止に焦った?)パッキャオ側がハットン側の妥協点であるファイトマネー配分52-48に合意のサインをし、ビッグマッチが無事に復活しました。この試合、ハットンの体のパワーvs.パッキャオの動きの量ということが言えそうです。ハットンの追い足は速くプレス力が凄まじいので、パッキャオも苦戦は必至。楽しみな一戦です。




多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。

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posted by cutepizza |08:01 | 海外ボクシング | コメント(8) | トラックバック(0)
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私の勝手で個人的な推測を申しますと亀田父は収入や分析より大毅(というか三兄弟全員)のダメージを回避する方を選ぶと思います。
三兄弟のマッチメークに共通しているのが「弱い」(もそうなんですが 笑)というよりなにより攻撃力の低い相手を一番の基準に選択している気がします。
それからガチンコスパーを行ないません。(こちらが強打するのはアリですが)
実際、審判に対する圧力も効いていて三兄弟の時のJBCのレフェリーは基準が異なります。父が相手の攻撃力を非常に嫌がっているのを察知しているかのようなレフェリングです。
つまり、あのお父さんは見かけによらずクレバーで「ダメージの回避」を一番に考えているのではないか?と思います。
極端な言い方をすれば
8勝(7KO)9敗の選手より
15勝(2KO)1敗の選手の方が亀田父的には◎です。 勝手な推測ですが、亀田家批判ではありません。

posted by どうですかね? | 2009-02-01 19:20

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管理人さん

ジョー小泉の問題はやっぱりスルーですか

posted by 陪審員 | 2009-02-01 21:05

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↑陪審員さん
もういいじゃないですか。
ご覧のようにJ小泉氏はここでボコボコにKOされたわけだから。
あなたもボクシングファンならKO負けした人間に拳を下ろしてはいけないよ。

posted by 内 | 2009-02-01 21:30

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>つまり、あのお父さんは見かけによらずクレバーで「ダメージの回避」を一番に考えているのではないか?と思います。

面白い分析ですね! 確実に弱い相手、というより攻撃力の強くない(とオヤジが判断した場合の)相手というのはある意味正しいかもしれません。 契約ウェートなんかそれを物語っていますし。内藤は本当はパンチがあるのですがオヤジが無い、と判断したのかも。個人的には亀田家のマッチメーク自体にはとても不満で、やはり新人王戦から日本タイトルを経由して欲しいと思います。ただ、やり方は間違っていても選手(というか息子だからなんでしょうが)のダメージを一番に考えていると言う点では少しは評価していいのかもしれません。ぶっちゃけボクシングの世界なんて打たれて頭がおかしくなったらポイ捨てですからね。確かにあの父はああ見えて案外そういう点では慎重だと思いますよ。

posted by RANBOO | 2009-02-02 22:59

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亀田だけを責めれないよ  新人王→国内戦回避はみんなやっていること  「小泉商店」にお得意の海外無名選手を依頼ってやつですな  世界戦までは外人と戦い世界戦は日本人と戦う  何だかなあ~

posted by 元三菱社員 | 2009-02-03 00:54

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ジョーさんを責めるんじゃなくて
ジョーさんにお願いしよう
国内戦は日本人同士のマッチメーク
世界戦は外国人とのマッチメーク
ジョーさんはマッチメーカーなんだから

posted by 小泉信者 | 2009-02-03 01:03

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モズリー素晴らしかったですね。37歳とは思えないスピードでしたね。一昔前だと37歳というと老獪さで勝負していくようなボクサーをイメージしてしまいますが今回のモズリーはそんなことなかったですね。マルガリートはシントロンやコットとの勝負でも相当にパンチをもらっていたので今後のキャリアを考えると良くないだろうなと思っていました。(それでも倒れなかったのが彼の凄いところなのですが・・・)今回はモズリーのパンチは被弾するのに自分のパンチは相手に当てられないという感じでしたね。キャリアの中で被ってきたダメージが一気に出てしまったのかもしれません。今後が気になります。

ハットンとパッキャオの試合が決まりそうでよかったです。今回はパッキャオも相当苦戦すると思います。その階級でも屈指の突進力を持つハットンにどう戦うのでしょうか。楽しみですね。

最後に亀田選手ですがお父さんが「小さい子でも見られるように500円席も用意している」といっているようです。賛否両論あるでしょうが私はこれは評価できるのではないかと思っています。たとえ目の肥えたボクシングファンから見れば納得できないようなカードでも小さな子供たちからしてみれば自分のお小遣いでボクシングを見に行くというのは楽しいものだと思うのです。そうして将来もボクシングに興味を持ってもらおうというのは良いことではないでしょうか。子供がボクシングをする、もしくはボクシングに興味を持ってそれをきっかけに親にも興味を持ってもらい家族ぐるみでボクシングを好きになってくれればありがたいなと思います。

posted by プリティボーイ | 2009-02-03 19:49

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 おとといの地元AMラジオのスポーツニュースでパッキャオの相手リッキー・ハットンのスパーリング・パートナーとして、エドウィン・バレーロが名乗りを上げたそうです。
そのラジオ放送ではパッキャオがバレーロの挑戦状に返事がなかったことの仕返しとしてリッキー・ハットンに協力することにしたのだとのことです。

 間違いなく来年最高の試合になるこの対戦、今から待ち遠しいですよ。とはいうものの私のスケジュールではフィリピンから出国するので地元の熱狂の中で対戦を見れないのがちと残念ですが。

posted by いかすぜパッキャオ | 2009-02-13 18:57

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