2007年06月20日
ビジネスか名声か
あるソースによると、ダルチニアン側のプロモーターが25万ドルで米国内でポンサクレックとの対戦をオファーした模様。ただ、現時点で、ポンサクレック側は、年末までに内藤を含め3名の挑戦者が待ち状態であることから、この統一戦の実現の可能性は極めて低いようです。他のフライ級王者もダルチニアンとの試合に興味を示さない為、ダルチニアンのSフライ級への進出が濃厚となっています。 年末までに20度の防衛を目指すようですが、あまりにも作られた記録であり、タイ国民は別にしても、多くの人々に賞賛されることはないでしょう。同国のヒーローカオサイ・ギャラクシーの19回の防衛戦と一概に比べることは出来ません。以前にも書きましたが、世界4団体と17階級(つまり単純計算で68名の世界一)では、本当の意味での世界戦を観ることができません。ポンサクレックのような実力のある選手であれば、マッチメーク次第で防衛記録を簡単に伸ばせてしまうことが証明されたと言えます。 ポンサクレック側が年末までの3名の挑戦者に誰を予定しているかは分かりませんが、もし噂が本当なら20度目の防衛戦に亀田興毅がくるのかもしれません。もしそうであれば、ファイトマネーもダルチニアン戦の25万ドルよりも高く、しかも安全に稼ぐことが出来ると考えているでしょうから、常識的に考えれば、亀田戦に向うでしょう。防衛戦の中身が無いと非難されることの多いポンサクレックですが、彼らは出来るだけ長く確実に稼ぐことを優先させた結果なのでしょう。 彼らの価値観を否定するわけではありませんが、これほど強い王者であっても、まだ名声よりもお金を優先するのだろうか?と凡人の私は思ってしまいます。お金(ビジネス)と名声、どちらを優先させるかで、その選手の戦い方にも表れて来そうです。 '私個人の勝手なイメージ 1.ビジネス優先 地道に防衛戦を重ねる長持ちタイプ。決して冒険はしない。 アウトボクサーが多い(ような気がする)。 観客を無視し、クリンチなどもフル動員して、勝ち逃げる。 2.名声優先 一発勝負に賭けるタイプ。 負けるかもしれない強い相手との試合を望む。 観客を意識した攻撃的なボクシングスタイル。' 色々勝手なことを書きましたが、ボクシング・スタイルは、選手自身の身体特徴にも大きく左右されるので、一概には言えません。しかし、私の好きだったトーマス・ハーンズは、名声を第一に考えていたように思います。彼ほどのリーチとスピードがあれば、ポンサクレックのような相手を選んでいれば、それこそ誰もハーンズには勝てなかったと思います。ただ、安全運転の塩ハーンズでは、ファンの心には残らなかったでしょう。 もしあなたが世界チャンピオンだとすれば、どちらのタイプになりたいですか??私なら、お金は残らずともファンの心に残るような選手になりたいです。今書きながら思ったのですが、まさにマイク・タイソンですね。 多くの方に、この「ボクシング・ジャーナル」にアクセスしていただいています。有難うございます。もっとボクシングのことについて語りたいという方は、私のサイトであるWSCまで一度お越し下さい(http://worldsportsclub.org/)。掲示板、各最新ブログ記事の紹介、フリーマーケットなどを開催しています。
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posted by cutepizza |21:37 |
海外ボクシング |
コメント(25) |
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Re:ビジネスか名声か
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数あるスポーツの中でも、最も過酷な部類に入るであろうボクシング。
自分がその世界チャンピオンであったなら、というかなり想像しづらい状況であるわけですが。
う~ん、批判されない程度に金儲けはしたいかもしれませんねぇ。
だって、殴り合うのが仕事であるわけですから、少しぐらいは報われたいような気がします。
マイク・タイソンみたいに才能に恵まれていたら、金と名声、両方を手に入れられるとは思いますけど・・・・・。
なんか、亀田くんを許してあげたくなってきましたよ(笑)
posted by ゴロー | 2007-06-21 00:04
Re:ビジネスか名声か
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マイク・タイソンが金を残せなかったのはボクサーとして以外の部分が問題だったからですが…。いまや完全に醜態をさらしてるし。
posted by A | 2007-06-21 00:50
Re:ビジネスか名声か
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日本人的な理想論を押し付けても仕方ない
何よりも勝ちを優先する姿勢こそが最も真摯とも言える
posted by 生活かかってるわけだし | 2007-06-21 01:58
Re:ビジネスか名声か
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ハーンズは名声もお金も手に入れたと思いますよ
ポンサクレツクは運も良いですよね
アルセとの対戦拒否をWBCに許されて
暫定王者になったアルセに強豪を何人も倒してもらって
実力はダルチニアンの方が上だし
だから賢いポンサクレツクは戦わないでしょ
posted by デラ | 2007-06-21 01:59
Re:ビジネスか名声か
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日本人的な理想論っつうか、本人じゃないから言えることでしょ(笑)
posted by T | 2007-06-21 08:27
アンタは何を言ってるんだ
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自分がボクサーだったら・・・・
じゃ何でボクシングやらなかった??????
やってもない人間が、理想を語るな
ポンサクレックに謝れ
ボクサー全てに懺悔しな
俺は選手だったが、必死だった
お前が理想のチャンピオンに向かって少しでも努力したのか?最低4回戦くらいにはなったんだろうな?
posted by ボク、ボクサー | 2007-06-21 10:26
Re:ビジネスか名声か
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まぁ、ボクシングをやってないからボクシングを語るなって論調はどうかと思うが。
管理人さんは理想主義で亀田嫌いのようだけど、現状のボクシング界をどう思っているのかな。
内藤のスポンサー探しとかグリーンツダの財政難とか…。色々あって亀田は世界タイトルを手に入れたわけだけど、そんな亀田を今のボクシング界(ファンも含めて)が批判できるだろうか?
posted by あ | 2007-06-21 12:08
Re:ビジネスか名声か
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26年も前に、20億以上のファイトマネーで、レナードと戦ったハーンズ。
並の選手との防衛戦なら20回防衛しても絶対にかせげない額。
フライ級と中量級のスーパースターと比較するのはどうかと
posted by まさ | 2007-06-21 15:27
Re:ビジネスか名声か
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最低4回戦って、プロテスト受かればいいだけやん
プロテストなんてよほど運が悪いかセンスがないかしなければ1年ジム通えば受かるよ
posted by A | 2007-06-21 15:48
Re:ビジネスか名声か
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>まぁ、ボクシングをやってないからボクシングを語るなって論調はどうかと思うが。
「ボクシングを語るな」じゃなくて「ボクサーの立場で語るな」じゃないの?
対戦相手の選び方などを批判するのはともかく、もし自分だったらと言う前提で理想論を語るのはちょっと違うかなと私も思います。
posted by T | 2007-06-21 15:56
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
「あなたが世界チャンピオンだったらどっち?」と聞かれてるんだから、ボクサーの立場で語るのは当然じゃん?
今までの人生で「あなただったらどうする?」って聞かれたことないの?
そんなこと問題にするほうがおかしいでしょ?
いつも思うけど、何でBOXファンって、やたら懐が狭いんだろう?
posted by ppp | 2007-06-21 17:04
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
>いつも思うけど、何でBOXファンって、やたら懐が狭いんだろう?
同感です。
結構主観的な意見しか言わない人が多いと思います。話はちょっとそれますが、超メジャー団体でのチャンプであり、且つボクシングファンなら誰もが認めるようなボクサーは格闘技界で一番偉いと思っている人が何人かいらっしゃるようで。
ボクサーはボクシング界では超一流でも、ルールが違えば三流選手。違うルール(総合ルールや、キックボクシングルールなど)で頂点に立つには一から特訓しなければいけない。
それは他団体の選手も同様で、自分の土俵で認められた選手であっても、いざボクシングに挑戦(こんなケースは滅多にない、もしくは皆無ですが)したとしても、ボクシングの三流選手にすらまるで敵わなかったりと、死に物狂いで何年もトレーニングしてランキングに食い込めるかもわからない。まあそんなもんです。
純粋にボクシングを愛している人はいいんですが、チャンピンであり、実力あるボクサーがまるで格闘技界のチャンピオンとでも言いたい人がいるように思います。ネットのあらゆる書き込みを見ていても、ボクシング主観でしか物事を考えない人が何人かいます。それは他の格闘技団体のファンにもいますが、一部のボクシングファンほど名声や権威というものに拘る人はいないと思います。別に絶対に拘ってはいけないということではありませんが。むしろ、そういったものがボクシングらしさですから、決して悪いとは言いません。
繰り返し言いますが、ボクシングを純粋に愛しているそれで良いと思います。他の人が他の格闘技を愛するのと同様です。
長文すいません。
posted by ZX | 2007-06-21 19:03
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
ボクサー本人にも当然発言権はあるのでしょうが、問題はやっぱり、とりまきじゃないでしょうか。どんなに良い選手でも、とりまきが悪ければ、ビジネス優先になったり、茶番劇にもなるでしょう。亀田しかり…最近パキャオも心配です。それも含めて偉大になる選手は運もあるんでしょうが、やはり凄いですね。僕はやっぱり、アリを思い浮かべてしまいます。
posted by カポネ | 2007-06-21 19:04
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
あの…最初から読み直すことをお勧めします。
posted by T | 2007-06-21 19:04
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
自分で書いておきながら、まとまりが無く、しかもおかしな例えもあり、皆さんを困惑させてしまい、申し訳ございません。
金額の大小を比べたかったわけではなく、選手および関係者のボクシングに対する姿勢を示したかっただけです。
ファンを意識した試合をすれば、注目度も集まりファイトマネーも上がるでしょう。しかしそうなるには、激しい試合をしつつ勝ち残る必要があります。スリリングな試合をしつつ、確実に勝ち続けることは、非常に難しい。一般的にボクシングの場合、敗戦の度に、商品価値は下がってしまいますから、ビッグファイトに辿り付ける選手は、極々稀です。
言ってみれば、競馬のような賭けと同じ感覚かもしれません。大穴(ビッグファイト)狙い好きか、確実に本命(確実に防衛するか)を押さえるか。
posted by cutepizza@管理人 | 2007-06-21 19:55
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
人それぞれの考え方があっていいのではないでしょうか?
ちなみに、ダルチニャンvsポンサクレク見てみたいですね。
posted by masato | 2007-06-21 20:50
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
結局のところ、選手及びその関係者のプロボクシングに対するスタンスの違いなのでしょうね。
ただ、「ビジネス優先タイプ」のチャンピオンであろうが「名声優先タイプ」のチャンピオンであろうが指名試合は必ず受けなければならないわけで、本当に強い挑戦者は世界ランキング1位を獲得してそれをキープすればいいのではないでしょうか?そのための指名挑戦権だと思いますし。
posted by 名もなき拳闘家 | 2007-06-22 04:29
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
>ppp
いつも思うけど、何でBOXファンって、やたら懐が狭いんだろう
ボクシングファンとか関係無いから
数人の書き込みでボクシングファン全体を批判するなよ
>ZX
結構主観的な意見しか言わない人が多いと思います
他の格闘技のファンなんですか?
それなら60億分の1とか人類最強とか
落ち目になったマイナー団体の王者をリングに上げて倒して
ボクシングの世界王者を倒したとか
こんな事言ってる人はまともな意見の持ち主なんですか?
posted by abcd | 2007-06-22 04:31
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
>それなら60億分の1とか人類最強とか
落ち目になったマイナー団体の王者をリングに上げて倒してボクシングの世界王者を倒したとか
こんな事言ってる人はまともな意見の持ち主なんですか?
まともじゃないのは、プライドも無く、他団体に上がる元ボクサーじゃん?
俺が世界チャンピオンだ!俺が最強だ!とデカイ事いって格闘技のリングに上がり、秒殺されてる元ボクサーがいけないんだって。
そう言われてしまう接点を作ったのはボクサー側でしょう?
posted by ppp | 2007-06-22 08:55
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
つくづく、ボクシングって本当の強さや実力を証明することが難しい競技だなって感じました。 その過酷さゆえに試合を選んでしないといけないの事実だと思いますし、だからこそ、お金儲けに走るのも仕方が無いところもあると思います。 でも、本当のところを言えば、人気と名声、収入を得ようとすれば、ファンが願っているような相手と試合をしなければならないと思うんですよ。
みなさんが引き合いに出す80年代の中量級バトルは、それがあったと思います。だから、あれだけの大金が動いても文句を言う人は少なかったと思います。
考えると、対戦相手を選んで勝ち続けるという戦略もあるのは当然だと思いますが、それだけの選手ということじゃないですか?
競技が違うと比べられないかもしれませんが、野球やサッカーの超一流選手は、好き嫌いはあって、その実力を疑う人はあまりいないし、大金を得ても誰も文句は言わない(必ずしもそうでない人もいますが)
ボクシングでも、有無を言わせない実力と魅力を見せれるかどうか…ある意味、それはジムやプロモーターの力量が問われるのだと思いますが。
それができないのは、それまでのことではないでしょうか?
最終的には、ファンにそっぽを向かれれば、プロとしては成功できないのでは?
ポンサクレックにしても、試合内容よりも、勝ち続けることに価値を置いて、それで勝負している(タイの英雄を演じ続ける)のでしょうね。それはそれで一つの戦略でしょうか?
posted by udon | 2007-06-22 09:25
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
俺も『80年代中量級ウォーズ懐古世代』w
だけど、管理人さんの気持ちが分かるような
気がするね。当時は、
・2団体のみでチャンピオンの価値が高く
・強豪同士の対戦が多く実現し
(軽量級でもサラテ×ゴメス×サンチェス)
・世界ランク1位に強豪がひしめく
状態だったから、ファンの立場から見てワクワク
する試合が多かった。一方、現在は、
・4団体+暫定・スーパーチャンプの出現で
チャンピオンの価値が激しく落ち
・強豪同士の対戦が少なく
・チャンピオンも防衛戦で安全な相手を選択
・チャンピオン同士は永遠に戦わない
・世界ランキング決定でも興行優先
以上のように、ファンをワクワクさせる試合が
少ないんだよね。意味のない防衛戦や、強豪
同士の対戦が少ないから、そのボクサーがどれ
くらい強いか見極めることが難しくなってる。
posted by ボクシング・ファン | 2007-06-22 12:58
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
誰でも同じだと思うけど、負けたくないんだよ。たぶん。
posted by masato | 2007-06-22 20:34
世界王者の価値破壊
コメント投稿者ID :
80年代の中量級ウォーズを一際彩ったのがレナードの存在である事は
論を待たないですが、逆に現在に至る世界王者の価値破壊の先駆けとなったのも、
晩年のレナードであったかと思います。
晩年の彼の身勝手な行動には、ハグラーやハーンズだけでなく、
マッカラムやカリーといった、いわゆる”最高の4人”に食い込めなかった
超一流ボクサーたちも幾度となく煮え湯を飲まされた事は、当時を知る人には
周知の事かと思います。
「ビジネスか名声か」・・・これは一概に二元論的に論じられるべき問題ではなく、
本来は一体不可分のものであるはずですが、プロボクシングがショービジネスで
ある以上、「(良き)ビジネスなきところに名声なし」とも言え、
晩年のレナードの行動が許容されたのは、背景にそうした側面が厳然として
存在するからだと考えられます。
posted by zeke | 2007-06-22 22:17
Re:ビジネスか名声か
コメント投稿者ID :
世界王座を一本化しなければ本当の答えは出ないと思います。
posted by LL | 2007-06-23 14:34
ボクシングもプロなら職業
コメント投稿者ID :
ボクサーの生い立ちを見てみると、貧しさから抜け出すためにボクシングで稼ごうと決めた選手がかなり多く、そういった選手がビジネスに走るのはやむを得ないと考える。
そして、ボクサーをのし上げるには、私ははっきり言ってマネジメントの力も必要だと考える。才能や実力があってもジムがいいマッチメイクをしなければランキングに載らないし、タイトルマッチも行えない。ボクサーを殺すもの周りだが、生かす要素こそ所属ジムをはじめとする周囲である。これは日本やアメリカを始めとして、ほとんどの国で当てはまる現象だと思う。
大体、最高位である世界チャンピオンになってもそれほど儲からないのが現状である。ボクシングの収益は、ラスベガスで世界タイトルを行う場合などが例外なのであり、やはり少ないのだ。黙っていても金が入るような日本のプロ野球とは違うのだ。
日本なんかまだいわゆる「名声」のためにボクシングができそうな場所だ。スポンサーがつきやすいし、最近は世界戦は必ず中継するようになったし、ケーブルテレビで比較的マイナーな試合も見ることが可能である。
だけど、それも日本だからできることで、やはりプロボクシングはあの手この手でないと富どころか名声も獲られない、厳しい世界であるように思う。
posted by ナミダ | 2007-06-23 18:29
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