2009年01月04日

プロ野球選手って儲かるの?(日本体育大学・黒田氏の記事から)

昨年末に日本体育大学スポーツ局の黒田次郎氏の「プロ野球選手って儲かるの?」という記事を読みました。

この記事は01年から07年に引退した538選手を対象に調査して出来たものでかなり詳細に書かれておりました。特に気になったところは1つ目は通算年俸はサラリーマンの生涯賃金より少なかったところ、もう1つは高卒選手のところで成功してかなりの額を稼ぐ反面数年で退団してしまう両極端であるというところでした。

最初の通算年俸のところではこの記事では、

2億3,276万円(契約金+出来高を除く)に対してサラリーマンの生涯賃金は2億7,000万円(独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2008より)

と書かれておりました。

契約金+出来高が入っていればほぼ同額程度は見込まれるのではと思います。

ちなみにプロ野球選手は所得税法上は事業主とされ事業所得として所得税が課されること、一方サラリーマンは雇用される者として給与所得として所得税が課されること、また、短期間で多額を稼ぐプロ野球選手は所得税の税率が高くなるため手取りは少ないかもしれない点があり比較をすることは少し難しい点があると思います。

プロ野球選手と税金につきましては過去のエントリーをご参照下さいませ。

高卒選手のところでは大学や社会人に進んだ場合に再度プロから声がかかるかどうか分からないという点もあるかもしれませんので本当に難しいところかもしれません。ただ、下位指名や育成ドラフト指名の場合にはお金の面では契約金(育成選手の場合には支度金)や年俸が低いということとまた、プレーの面では何時まで体作りを中心に出来るか等をより意識や確認をして入団に対する決断をしてもよろしいのではと思います。度重なる怪我で引退に追い込まれる選手も多いと思いますので。

自分が関わる場合にはドラフト指名をされた後ですので入団する・しないの決断の部分では関われないためせめてお金の部分で引退後によりスムーズに移行が出来るように選手本人、親御さん等のご家族の方と日頃からコミュニケーションを取っていけたらと思っております。

最後にこの記事を読むきっかけを与えて下さった日本体育大学スポーツ局の黒田次郎様には感謝の意を申し上げます。


税理士・FP岩崎 篤への問い合わせや詳細プロフィール等は公式Websiteへどうぞ。

「さむらいコピーライティング道」にインタビューが掲載されました!

コメント及びTBは誠に勝手ながら止めさせて頂きました。こちらも併せて参照して下さい。

posted by cptafpiwasaki |17:06 | スポーツとお金 |
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加