2010年01月23日

ワイルドカードトーナメント(ファイナル)神戸製鋼対コカ・コーラウエスト戦(観戦記)

12時キックオフのクボタ対NEC戦の後半から秩父宮で観戦しておりましたが少し寒かったですが好天に恵まれ多くのラグビーファンが秩父宮に足を運んでおりました。

そのクボタ対NEC戦ですが最後のワンプレーの状況で21-19でクボタがリード。そのクボタの自陣からのマイボールスクラムでキープをしてプレーが止まればノーサイドでクボタが勝つとかなりの方が想像していたかと思いますがそのクボタがコラプシングのペナルティ。NECのキッカー松尾選手が慎重に決めNECが劇的な大逆転勝利を飾り明暗を分けました。

その余韻が残ったまま神戸製鋼対コカ・コーラウエスト戦が行われました。神戸製鋼が相手のミスをうまくつけ込み前半12分で26-0と一方的にリードする展開に。リーグ戦でも70-10で圧倒していただけに大量得点差も考えられるかと思いましたがコカ・コーラウエストもミスが減り失点をしないようになってからはコカ・コーラウエストの時間帯になってきて2トライ2ゴールで26-14まで追い込みましたが神戸製鋼は前半36分にトライとゴールで33-14でハーフタイムを迎えました。

神戸製鋼で気になったのはマイボールラインアウトです。昨年9月のリコー戦では安定しておりましたがこの試合は最初のマイボールラインアウトを確保出来ずこの試合を通じてもあまり安定はしていなかったような気がしました。マイボールラインアウトがリコー戦のように安定していれば最終スコアのようにはならなかったような気がしました。

後半に入り得点が動かないまま20分を経過したところでコカ・コーラがトライを奪い難しい位置からのゴールが決まって33-21となりコカ・コーラウエストの選手、そして応援団が「行ける」と感じたのかコカ・コーラウエストの勢いを感じました。

後半30分にそのコカ・コーラウエストがトライ、そしてゴールで5点差となりトライとゴールを神戸製鋼から奪えば逆転というところまで来ました。NECの最後の最後まで諦めない気持ちをコカ・コーラウエストの選手も持っていた感じがしました。PGを狙える位置でも積極的に攻撃に出てトライを狙う戦略は試合が経つに連れ嵌っていたような気がします。

一方の神戸製鋼は攻撃の場面が減りましたが元木選手が途中交代するときには大きな歓声が湧きその元木選手は期待に応え密集地域にも積極的に飛び込んでゲインライン突破をしようとする姿勢には若い選手にも伝わったのではないでしょうか。また、後半途中でペナルティが多くなりかけたときには選手間で「ノーペナルティ」の声がよく掛っておりました。

この試合も最後の最後でドラマが待っているのかと思うところもありましたがこの試合は神戸製鋼が最後の最後でトライとゴールを奪い最終的には40-28で神戸製鋼が勝ちました。

コカ・コーラウエストはやはり最初の大量失点が大きく響いた結果となりましたが最後の最後まで切れずに戦った姿勢はとてもよかったです。

ノーサイド後、両チームの選手が自分達のチームを応援して下さった方々に挨拶を行った後にバックスタンドサイドで両チームの選手が歩み寄って握手を交わしその流れで神戸製鋼の応援されるサイドでもコカ・コーラウエストの選手達は頭を下げそれに神戸製鋼の応援されていた方から拍手が起こりました。

秩父宮はピッチとの距離感が近く選手の声もよく聞こえとても臨場感を味わえるスタジアムです。また、2試合とも最後の最後まで分からない試合でとても盛り上がりました。

今日でワイルドカードトーナメントが終わりNECと神戸製鋼が日本選手権に出場しますがこの2チームには敗れ去ったチームの分も頑張って日本選手権を戦って欲しいと思っております。

最後にこの試合に観戦が出来たことにつきまして周りの皆様に感謝の意を申し上げるとともに遠方から来られた神戸製鋼及びコカ・コーラウエストの関係者の皆様が無事それぞれの地元に戻れることをお祈り申し上げます。


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posted by cptafpiwasaki |23:46 | ラグビー |
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