2008年11月30日
東レ上海マラソンが終わりました。写真はスタート地点。7時半にフルとハーフが同時スタートします。市内の中心地を巡り、南西に向かって走ります。今回の挑戦者は、9月号と10月号の表紙モデルをつとめてくれた池上綾奈さん。残念ながら36km地点でリタイアとなってしまいましたが、巨大都市・上海の今の姿を走りながら感じることができたようです。
実は、レースの4週間前に、ちょっとハードな練習を私のアイデアでやりました。その2週間前のハーフマラソンの記録がよかったので、ちょっと欲をかいてしまったのです。その練習が原因でシンスプリントになってしまいました。大事をとってレースまでの4週間は走るのをやめて、水中ウオークやスイミングで体力維持に努めたのですが、4週間のブランクは大きく、42kmを走る脚をつくることができなくなってしまいました。
シンスプリントのことがありますから、スタート前には悪い場合には10kmも走れないのではないかと思っていました。しかし、走り始めるとシンスプリントの痛みは大して出ず、最後は脚が棒のほうになって、ペースが落ちてしまいました。
レース6週間前のハーフマラソンを2時間10分くらいで走りましたから、5時間以内での完走はほぼ間違いないと思っていました。ところが、「ひょっとしたら、4時間半を切れるかもしれない」と思ってしまったのが間違いでした。今回、池上さんが完走できなかったのは、100%私の責任。しかし、「これではマラソンは終われない」といっていただき、救われた思いです。マラソンが嫌いになっても仕方がないような状況ですが、前向きな気持ちをもってくれました。
同じ過ちをを多くの人が繰り返さないように、現実を真摯に受け止めて、誌面に生かしていきます。
posted by 樋口 |19:20 |
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2008年11月29日
上海2日目、朝6時半に目がさめたので、上海市内を8kmほど走ってみました。2週間前の湘南国際マラソンから1週間たったとき、大腿四頭筋が痛くて、2kmで走るのをやめたということを以前、ここで書きましたが、それ以降、一歩も走っていませんでした。ですから、脚は大丈夫か確認したのですが、まったく問題はありませんでした。
午前中にスタート地点とゴール地点、そしてEXPOを取材して、そのあと、新天地というところで飲茶の食事をしました。写真はそのときのものです。今回の東レ上海マラソンプレスツアーの人たちです(写っている人たちの許可はとっていませんが、掲載しても問題ないでしょう)。出てくるものすべてがおいしくて、大満足の昼食となりました。ちなみにこのお店(鼎泰豊)は、日本にもあるそうです。味が同じかどうかはわかりませんが…。
そのあと、新天地から豫園まで歩いて移動したのですが、その間の街並みは、これぞ中国という感じでした。再開発されて高層ビルが建つ下に、昔ながらの生活をしている人たちがいました。こういう下町的な雰囲気の場所のほうが、外国に来ているという実感がわきます。
そのあと、地下鉄に乗ってホテルに戻ってきました。駅も電車も新しくて素晴らしいのですが、まるで東京のラッシュアワーのように混んでいて驚いてしまいました。
それにしても上海はすごい。人のエネルギー、街のエネルギーが充満しています。明日のマラソンが楽しみになってきました。
posted by 樋口 |22:02 |
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2008年11月28日
上海に来ています。11時すぎに成田を飛び立ち、1時間の時差がありますが、午後1時すぎに上海に到着。まず驚いたのは空港の大きさです。いわゆるハブ空港です。詳しい数値はわかりませんが、日本のどの空港よりも大きいという印象でした。
夕方からは選手交歓会へ。写真はテレビ塔としては世界第3位、アジアでは第1位の高さを誇る、468mのテレビ塔、東方明珠塔と、今回、上海マラソンで初マラソンに挑戦する池上綾奈さんです。選手交歓会は船上パーティ(ナイトクルーズ)で、浦江から上海の美しい夜景を楽しむことができました。
日本事務局の方がナンバーカードをピックアップしておいてくれたのですが、なんと私の番号は「97」。何万人も走る大会で、2桁というのはどういうことなのでしょうか。ひょっとして招待選手扱い?
posted by 樋口 |23:28 |
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2008年11月27日
明日から、東レ上海マラソンの取材のために上海です。ここのところ、仕事が進まず、上海にも仕事をもっていくことになります。もっと計画的に進めればいいものをと、いつもこういう状態になってから悔やんでいます。なかなか反省が生かされません。たぶん、こういう人はマラソンは速くなりません。
午前中にマカオマラソンの打ち合わせ。マカオマラソンは、NAHAマラソンと同じ12月の第1週に開催されます。ポルトガル領だったマカオは、アジアにありながら西洋の風情を保ち、世界遺産にも登録されています。この大会を特派員を派遣して取材してもらうことになり、観光局の人と打ち合わせをしました。話を聞くと、かなりよさそうな大会です。機会があれば、ぜひ走ってみたい大会です。種目はフルとハーフ、ファンランの5kmがあり、グループで参加しても楽しそうです。この大会の様子は1月発売号に掲載します。
先週行われたバンコクマラソンに行ってきたスタッフが帰国して、話を聞きました。アーリースタートはなんと午前2時。朝のスタートなのか、夜のスタートなのか、わからないような時間です。それはそれで幻想的というか、非日常的な感じでいいように思います。こちらは、メジャーな大会にあきてしまった人におすすめですね。ちなみに彼が離陸した数時間後に空港が閉鎖されたそうです。
ここのところアジアのマラソン大会の取材要請が立て続けにきています。できるだけ紹介していこうと思います。東京マラソンや長野マラソンがこんな状態になっていますから、ちょっと視界を広げて、海外のマラソンに参加するのもいいのではないかと提案したいからです。JALホノルルマラソンだけが海外マラソンではありません(初フルはホノルルをおすすめしますが)。
特色のあるマラソン大会への参加は、ランニングライフを豊かにしてくれるはずです。
posted by 樋口 |23:26 |
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2008年11月26日
今日は、午前中に次々号の表紙撮影。いきあたりばったりの取材をしている本誌にしては、あまりにも準備がよすぎるのですが、こういうことをきちっとできるのは、スタッフのみみぞうです。1月発売号の表紙撮影は、例年、12月の下旬に行っていたのですが、今年はこの時期のスケジュールが非常にタイトになりそうなので、約1カ月早い撮影です。
モデルの松井絵里奈さんは、陸上部ではなかったのですが、非常にバランスのとれたフォームで走ってくれました。力感がなくて、玉が転がるようにスムーズな動きをしていました。マラソンでは理想的な走り方です。たぶん、今すぐにフルマラソンを走ったとしても、4時間半くらいでゴールするのではないでしょうか。ふだん1時間くらいジョギングをいているそうです。本人もマラソンを走ってみたいと言っていますから、ぜひ挑戦してもらいたいものです。
4月19日に開催される長野マラソンの募集が締め切りになったそうです。詳しいことは長野マラソンのHPに掲載されていますが、わずか1日で定員いっぱいになりました。荒川市民マラソンも定員に達したそうです。
こうなってくるとかすみがうらマラソンや佐倉マラソンも締め切り日前に定員に達しそうですから注意が必要です。
マラソンを走りたいのに走れない人が大量に出てきそうです。この状況をどうにか改善しなければいけません。解決策は1つ、質のいいマラソン大会を増やすことでしょう。
posted by 樋口 |23:31 |
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2008年11月25日
すでに目にした方もいるかと思いますが、本日(25日)配布されたフリーマガジンの『+R25(ボーナスアールニジュウゴ)』(通常のR25ではなく、特別版です)に私がコメントした記事が載っています。明日の朝にはもうなくなっているでしょうね。もう1日早くお伝えすればよかったと反省しています。
今日は午後から「スピードの出るフォームを身につける」の取材でした。日本女子体育大学の佐伯徹郎先生からお話をうかがいました。女子大生をモデルにして、どうすればスピードの出るフォームを身につけることができるのか、実際にやっていただいたのですが、見る見る改善されました。しかし、これを誌面でどう構成したら読者のみなさんにわかるように伝えることができるのか、かなり悩みそうです。
posted by 樋口 |23:47 |
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2008年11月24日
湘南国際マラソンから全く走っていなかったのですが、今日、久しぶりに走りに出かけました。しかし、2kmで断念せざるをえませんでした。筋肉痛を通り越して、筋損傷というような状態になっているようです。10kmくらいは走れるだろうと、代々木公園に向かって走り始めたのですが、2kmほどで、大腿四頭筋の内側に痛みを感じたので、走るのをやめて、歩いて帰ってきました。こんなことは初めてです。歳をとって回復に時間がかかるようになっているということかもしれません。
これまで、フルマラソンを走ったあとに2週間くらい走れなくなった、1カ月休養したという話は聞いたことがありますが、まさか、自分がこんなことになるとは思いもしませんでした。そういう意味でも、今回の湘南国際マラソンは、いろいろな勉強をさせてくれました。
来週は東レ上海マラソン、その翌週はNAHAマラソン、そして、その次の週はJALホノルルマラソンと、3週連続のフルマラソンが控えています。いずれも5時間くらいを予定していますから、LSDのようなものです。こういう状況で3週連続マラソンを走ったらどうなるのか、本誌ではたぶん書かないでしょうが、このブログでは報告していこうと思います。
■11月24日のラン■
2km 大腿四頭筋が痛くて、走れず
posted by 樋口 |23:00 |
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2008年11月23日
編集長ですから、本誌の企画は、すべて読者にとって役に立つもの、興味のあるものにしたいという思いを常に持っています。しかし、準備不足や私の力不足などによって、中途半端なものになってしまうものも出てきます。時間をかけたからいいものができるというわけでもなく、ひらめきや思い付きでやった企画がとてもいいものになったりすることもあります。「思いがけず、いい特集になった」というものと「こんなに時間をかけたのに、あまりよくなかった」というものがあります。
私の性格上、よくなかったものは、反省点をまとめたあと、可及的速やかに忘れるようにしています。反対によかったものは、何度も読み返してしまいます。
今月号で何度も読み返しているのは、43ページの「皇帝とアディゼロ‐ジャパンの真実」です。たった1ページの企画ですが、いろいろと興味深いことが書かれています。文章を書いてくれたのは、アディゼロの生みの親ともいえるアディダスの萩尾孝平さんです。正直にいうと、この企画は思いつきでした。アディダスジャパンで、アディゼロ‐ジャパンとハイレ選手の話を聞いていたのですが、どうも私が読みたいものになりそうにありませんでした。「せっかくだから、ハイレと一番接点のある萩尾さんに書いてもらったら」ということになり実現しました。
編集者というのは、独りよがりなところもあり、「自分が読みたいものが、読者も読みたいもの」と思い込んでいたりします。今回のようなときには、いいのですが、そういうことばかりではありません。読者は興味があるのに、私の知識不足により、それを面白いと思えなかったりするケースもあります。
数年前にあるスタッフから「BPMの考え方は面白いから取り上げたらどうですか」といわれ、無視したことがありました。そのころ私は音楽を聴きながら走っていませんでしたから、BPMについての正しい認識がありませんでした。最近、BPMの考えに基づいたCDなどが発売されていますから、特集をしてもいいかもと思っています。
posted by 樋口 |22:33 |
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2008年11月22日
本日、本誌が発売です。すでに手にとった方も多いとは思いますが、内容を簡単に紹介しましょう。
まずは、毎年恒例の別冊付録「クリール特製トレーニングダイアリー」。家計簿として使っているという人もいるようですが、自身のランニングの記録をしっかり記入していってください。
巻頭特集は「初めてマラソンに臨むビギナーランナー必見! レース前 1週間の過ごし方」。トレーニング、体調管理、カーボローディング、グッズと4つの項目がありますが、それぞれの専門家に聞いています。つくばマラソンや河口湖マラソン、NAHAマラソン、青島太平洋マラソン、ホノルルマラソンなど、これから目標とするレースを迎える方も多いと思います。この特集を読んで、悔いのないレースをしてもらいたいと思います。
第2特集は「目標タイムの設定からレース展開まで~フルマラソンの走り方パーフェクトガイド」。 レースの走り方のアドバイスです。私の湘南国際マラソンのように、オーバーペースでつぶれないためにも、特にビギナーの方はしっかり読んでおいてください。イーブンペースで走ることはとても大切なことで、そのためには、実力に応じた目標タイムを設定する必要があります。そのあたりのことが詳しく書かれてます。
そして、人気の「上級者のマラソントレーニング~レース分析と課題の克服」です。私のように秋のレースで失敗した人が、春のレースで再起を目指すために何をしなければならないのか、ご存知、らんばでぃ・あすりーと・くらぶの伊藤嗣朗コーチが指南してくれています。レースを分析し、課題を洗い出し、その課題を克服するためのトレーニングメニューを考え、それを実行する。「反省、反省」という言葉はよく聞きますが、何が自分の課題であるのか、わからない人は多いようです。ちなみに私の場合は、スタミナ不足だという分析結果がでました。春に再起を目指す人だけでなく、秋に成功した人も一読をおすすめします。きっと何かヒントが見つかるはずです。
そして、人気企画の「超ビギナー企画 走ってみようよ」が 特別編となっています。「祝当選! 東京マラソン2009 完走に向けてのトレーニング」というタイトルからもわかるように、東京マラソンでマラソンデビューをしようという方が対象です。「とりあえず、東京マラソンに申し込んでおいて、当選したら練習をしよう」と考えていた方は多いのではないでしょうか。そういう方が、まず最初に何をしたらいいのか、この4カ月間をどのように過ごしていったらいいのかについて、ページを拡大してお伝えしています。
お知り合いの方で、東京マラソンに当選し、何をしたらいいのかわからないという方がいましたら、ぜひこの企画を教えてあげてください。このブログを読んでいる方が、そういう知り合いにアドバイスを求められたときの「参考書」にもなります。
posted by 樋口 |21:29 |
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2008年11月20日
読もう、読もうと思っていて、読んでいたなかった増田明美さんのマラソン小説三部作の完結編「カゼトキル〈3〉疾走」を読み終えました。1巻、2巻ともに素晴らしいできで、最後はどうまとめるのだろうと思っていました。ストーリーは予定調和的な部分が多いのですが、私がいつも感心するのは、そのディテールの細かさと、現実のモデルの描き方です。
解説者として登場する牧田明子さんは、明らかに増田明美さん本人がモデルとなっていて、そこにちりばめられているエピソードは、現実に起こったことがいつかあります。私が知っているだけでも、かなりの数になりますから、実は、この小説全体が、現実の話をつなぎ合わせているのかもしれないと勘ぐってしまうくらいです。それは、増田さんのサービス精神のあわられなのでしょう。
小説全体を貫いているのは、マラソン解説でも感じられる増田さんのランナーへの優しいまなざしです。世界の頂点で戦ってきた増田さんだから語ることができ、書くことができるのかもしれません。
登場人物が語ったり、エピソードの中に出てくる言葉、監督が主人公に語る言葉には、私たち一般ランナーへのアドバイスもちりばめられています。それを書き出しただけでも、1本の企画に十分なります。
対象は中学生くらいですから、大人ならすぐに読めてしまいます。純粋な気持ちになりたいときにおすすめです。
posted by 樋口 |23:05 |
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2008年11月19日
昨日は定期健康診断がありました。昨年は、うっかりしていて受けるのを忘れていたので、2年ぶりとなります。そのときも、マラソンシーズンで走り込んでいたのか、レースの直後だったか忘れましたが、血液検査の数値でかなり異常な数字が出たことを記憶しています。
今回も2日前にフルマラソンを走り、しかもかなり筋肉にダメージを受けているので、CPK(クレアチン・フォルフォ・キナーゼ)などの値は、異常な数値になりそうです。
それはいいのですが、ちょっとショックだったのが、体重です。湘南国際マラソンを走ったあとなので、「これくらいだろう」と予想していた数字から約2kgくらい重かったのです。大切なレースの前に体重計に乗らないというのも、無神経すぎますが、まさか、こんなに体重が増えているとは思っていませんでした。
2年前にベストタイムで走ったときには、かなり絞り込まれていて、湘南国際マラソンを走ったときよりも3~4kg軽かったのです。撃沈の原因の1つは、オーバーウエイトだったことが判明しました。今年の夏、缶コーヒーをよく口にしたので、体重が増えてしまっていたようです。反省材料がまた1つ見つかりました。
2カ月に1度くらいの割合で、偏頭痛に悩まされています。疲れがたまり、睡眠不足になると、頭が痛くなり寒気と吐き気が襲ってくるというものです。温かくして3~4時間睡眠をとると完治します。これを医師に相談すると、「頭のマッサージをするといいですよ」ということでした。「ほら、頭が凝っているでしょう」と、頭を両手でもんでくれました。
確かにそういわれてみると、頭が硬くなっているようにも感じます。中身(ソフト)もそうですが、ハード(肉体)が固まってしまっているようです。マッサージでほぐれるなら、ほぐしたほうがいいですからね。というわけで、昨日から、自分で頭を叩いたり、もんだりしています。周囲からはちょっとおかしく見られるかもしれません。人がいないところでやるしかありませんね。
文字通り、頭を柔らかくして、柔軟な発想ができるようにしておきたものです。
posted by 樋口 |22:59 |
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2008年11月18日
昨日は、夕方から高橋尚子さんのインタビュー。今日のワイドショーで、『ナルニア国物語』のDVD発売記念イベントに出席したことが報じられたようですが、本誌のインタビューはそのあとに行われました。
このブログでも募集した「QちゃんへのQ」は、60以上集まり、その中から編集部で選んだ約20の質問に答えていただきました。質問の内容は、高橋さんの過去と未来、そして、自分のトレーニングへのアドバイスと、大きく分けて2つありました。
インタビューしながら、久しぶりに興奮しました。読者のみなさんに考えていただいた質問は、私自身も「こういうこと、聞きたかった」というものがたくさんありました。高橋さんも、深く考えずに答えられる質問と、熟考していたものがありました。
1つ1つの質問に、とても真摯に対峙して、丁寧に言葉を選んで答えてくれました。テレビのインタビューなどを見ていても感じると思いますが、高橋さんの言葉は、そのまま原稿になるように構成されています。
みなさんからの質問に対する高橋選手の答えが掲載されるのは、12月22日発売の2月号になります。
posted by 樋口 |22:13 |
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2008年11月17日
昨日の湘南国際マラソンのゴール地点ですごい人がいたのでつい声をかけてしまいました。すごいというのは、その人の右足には、ミズノウエーブクリエーション(JAPANモデル)。真っ赤な非常に目立つインフィニティウエーブ搭載モデルです。そして、左足にはアディダスのアディゼロテンポ。フォーモーションユニット搭載モデルです。
どうしてそんなことをしているのか、専門誌の編集者としては聞いておかなければなりません。理由はこうです。
彼の右足はニュートラルタイプで、左足はオーバープロネーション気味だそうです。ご存知のようにウエーブクリエーションは、アシックスのゲルニンバスと同じく、ニュートラルタイプです。一方、アディゼロテンポは、フォーモーションユニットで、プロネーション(内側に倒れこむ動き)をコントロールする機能を有しています。
彼の場合、両足にアディゼロテンポを履いた場合には、右脚が痛くなるそうです。42km走っても、両脚が痛くならないのは、左にアディゼロテンポ、右足にウエーブクリエーションという組み合わせだったということです。
彼の足が特別だとは思いますが、走っていて、片脚の膝だけ痛くなる(私の場合もそうですが)のであれば、片方はオーバープロネーション気味で、片方はニュートラルなのかもしれません。意外に、彼のように工夫すれば、膝が痛くならないのかもしれません。一度、試してみるといいと思います。
ついでに言えば、常々不満に思っているのが、スポーツショップの店員が、ビギナーランナーにオーバープロネーション予防の機能のシューズをまずすすめる傾向にあることです。今日も、新宿のあるスポーツショップで店員とビギナーランナーの客の会話を聞いていたのですが、「こちらのほうが安定性があります」と、店員がミッドソールの内側に硬い素材の入ったシューズをすすめていました。
モーションコントロールと安定性(スタビリティ)を混同してしまっているとしか思えません。モーションコントロールは、オーバープロネーションが起こらないように抑制する機能のことで、スタビリティとは異なる機能です。例えば、ウエーブクリエーションやゲルニンバスは、十分な安定性を備えていますが、モーションコントロール系のシューズではありません。
私自身がモーションコントロール系のシューズが合わないということもありますが、比較的体重が軽い日本人の場合には、極端なプロネーションは起こりにくいのではないでしょうか。ですから、まずはニュートラルタイプをすすめて、それが合わない場合にはモーションコントロール系にしたほうがいいのではないかと思っています。
どうして店員はビギナーランナーにまずモーションコントロール系のシューズをすすめるのか、調査してみたいものです(と、これも思いつきですから、すぐに企画になると期待しないでくださいね)。
posted by 樋口 |21:55 |
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2008年11月16日
タイトルからすぐにわかったと思いますが、湘南国際マラソンは撃沈してしまいました。経過を簡単にお伝えしましょう。
5kmの距離表示を見つけられず、10km地点の通過タイムは42分33秒。サブスリーはキロ4分15秒ペースですから、3秒オーバー。タイム的にはまずまずですが、すでに、この段階で「このペースでどこまでいけるのか」と不安を感じていました。次の5kmは21分20秒、5秒オーバーです。15-20kmは21分24秒、9秒オーバーです。タイム的はまだ挽回が可能なように思えるかもしれませんが、体力的にはすでに限界で、サブスリー(キロ4分15秒)ペースで走れたのはここまででした。
20-30kmは49分14秒まで落ち、30-35は28分55秒、35-40はさらに落ちて32分27秒もかかってしまいました。最後の2.195kmは15分12秒。歩くようなスピードでした。ゴールタイムは3時間31分18秒。江の島を折り返してから、何百人ものランナーに抜かれました。撃沈以外に表現のしようがありません。典型的なオーバーペースです。
気温が低く、湿度が高く、マラソンを走るには絶好のコンディションでした。コースもフラットで道幅も広く、非常に走りやすかったのですが、そのチャンスを生かすことができませんでした。
負け惜しみに聞こえるでしょうが、この結果はある程度予想していました。それでも20kmでペースを維持できなくなることは思っていませんでしたし、25kmで足が動かなくなるとは考えていませんでした。予想では30kmでペースを維持できなくなり、35-40kmで苦しみながらもなんとか我慢して走り続けるというイメージだったのですが…。
レースのあとの筋肉のダメージは、日本山岳耐久レース(ハセツネ)よりひどく、階段をまともに下りられませんでした。金比羅尾根のスピードよりも、今日の35-40kmのスピードのほうが明らかに遅かったのです。
情けないのは情けないのですが、とてもいい勉強になりました。オーバーペースを防いで、イーブンペースで走るにはどうしたらいいのか、自分の目標ペースをどのように決めたら、実力を十分に発揮するレースができるのか。これからの本誌の企画の材料をいくつか拾い集めることができました。
下り坂で痛めやすいといわれるふとももの前側の筋肉が、かなりのダメージを受けています。コースがフラットなのに、痛みが激しいのは、走り方に問題があるのか、履いたシューズが合っていなかったのか(ちょっと薄すぎたという反省はあります)。いずれにせよ、新しい企画のヒントがたくさん見つかりました。このレースの反省を踏まえて、実践的な特集を組みたいと思っています。
posted by 樋口 |20:06 |
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2008年11月15日
明日が湘南国際マラソン。記録を狙って走ろうと考えていると2日前に書いたら、周囲の人たちがその気になっていて、引くに引けなくなってしまっています。今日は、ジョギングと1kmの刺激走をしようと思っていたのですが、疲れていたのか、朝、起きられませんでした。午前と午後に家庭の用事があったので、まったく走っていません。
明日はとりあえず4分30秒ペースでいくのか、4分15秒ペース(サブスリーペース)でいくのか、まだ悩んでいます。4分15秒ではつぶれてしまうことは目に見えています。わかっていても4分15秒でいくのか、無茶はしないでとりあえず自己ベストを狙うのか、どちらもやる価値はありますね。
これを読んでいる人たちは、4分15秒ペースでいくことを期待しているように感じられますが、どうでしょうか。
posted by 樋口 |23:26 |
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