2008年11月20日
カゼヲキル 〈3〉疾走
読もう、読もうと思っていて、読んでいたなかった増田明美さんのマラソン小説三部作の完結編「カゼトキル〈3〉疾走」を読み終えました。1巻、2巻ともに素晴らしいできで、最後はどうまとめるのだろうと思っていました。ストーリーは予定調和的な部分が多いのですが、私がいつも感心するのは、そのディテールの細かさと、現実のモデルの描き方です。 解説者として登場する牧田明子さんは、明らかに増田明美さん本人がモデルとなっていて、そこにちりばめられているエピソードは、現実に起こったことがいつかあります。私が知っているだけでも、かなりの数になりますから、実は、この小説全体が、現実の話をつなぎ合わせているのかもしれないと勘ぐってしまうくらいです。それは、増田さんのサービス精神のあわられなのでしょう。 小説全体を貫いているのは、マラソン解説でも感じられる増田さんのランナーへの優しいまなざしです。世界の頂点で戦ってきた増田さんだから語ることができ、書くことができるのかもしれません。 登場人物が語ったり、エピソードの中に出てくる言葉、監督が主人公に語る言葉には、私たち一般ランナーへのアドバイスもちりばめられています。それを書き出しただけでも、1本の企画に十分なります。 対象は中学生くらいですから、大人ならすぐに読めてしまいます。純粋な気持ちになりたいときにおすすめです。
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- マラソン・駅伝
posted by 樋口 |23:05 |
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カゼヲキル 〈3〉疾走
コメント投稿者ID :
図書館で借りて読もうと思ったら貸し出し中でした。
しかも予約が3人も・・・ そのうち借りて読みます。
posted by はこ | 2008-11-21 21:28
カゼヲキル 〈3〉疾走
コメント投稿者ID :
はこ様
予約が3人はすごい! 学校で話題になっているのかもしれませんね。
posted by 樋口 | 2008-11-22 21:58
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解説者として登場する牧田明子さんは、明らかに増田明美さん本人がモデルとなっていて、そこにちりばめられているエピソードは、現実に起こったことがいつかあります。私が知っているだけでも、かなりの数になりますから、実は、この小説全体が、現実の話をつなぎ合わせているのかもしれないと勘ぐってしまうくらいです。それは、増田さんのサービス精神のあわられなのでしょう。
小説全体を貫いているのは、マラソン解説でも感じられる増田さんのランナーへの優しいまなざしです。世界の頂点で戦ってきた増田さんだから語ることができ、書くことができるのかもしれません。
登場人物が語ったり、エピソードの中に出てくる言葉、監督が主人公に語る言葉には、私たち一般ランナーへのアドバイスもちりばめられています。それを書き出しただけでも、1本の企画に十分なります。
対象は中学生くらいですから、大人ならすぐに読めてしまいます。純粋な気持ちになりたいときにおすすめです。











