日刊ランニングマガジン・クリール

速くなる体幹トレーニングBCT

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 最近のマイブームは、ドローイン。この夏は忙しくて、取材以外で走ることがほとんどできません。少しでも走ることにつながるように、歩くときには常にドローインを心がけています。ドローインがいいのは、いつでもどこで、不審がられずにトレーニングができること。歩きながら、電車に乗りながら、PCに向かって仕事をしているときにもできます。

 ドローインって何? という人は、本誌の4月号を読み返してください。「日体大の体幹トレーニング、BCT」のなかで詳しく書かれています。とはいっても、今、4月号を読み返す人はいないでしょうね。買い忘れたという人もいるかもしれません。そんな人のために、クリール編集部が『速くなる体幹トレーニング BCT』を作りました。本日、発売です。BCTはベース・コントロール・トレーニングの略です。

 BCTだけで一冊の本になるのは、もちろん、初めてです。30年ぶりに箱根駅伝で優勝した日体大の強さを支えたのがBCTです。そのBCTの基本の基本がドローインです。簡単に言ってしまえば、おなかをへこませることですが、ただへこませるのではありません。

 人間の体には、肋骨に覆われていない腹腔という部分があります。内臓などが入っている部分です。走っているときに、ここがつぶれてしまうと、力を逃がしてしまうことになります。上手に走っている人は、着地の瞬間に腹腔を固めて、エネルギーが逃げないようにしています。

 この腹腔を固める動きがドローインです。ドローインは繰り返し行うことによって、正しくできるようになります。私も最初のうちは、上手にできませんでしたが、繰り返し行っているうちに、徐々にできるようになってきました。繰り返し行っていると、ただおなかをへこませばいいということではないことがよくわかってきます。なぜなら、呼吸をしなければならないからです。おなかをへこませると、呼吸がしにくいのです。私の場合、ポイントは横隔膜を下げることでした。

『速くなる体幹トレーニングBCT』のなかには、このあたりのことが詳しく書かれています。

 このMOOKが対象にしているのは、指導者に恵まれない高校生アスリートですが、私たちのような一般ランナーも、指導者がいないので十分参考になります。

 このMOOKには2枚の大きいポスターがついています。どのような動きを、どのような順番ですればいいのかが一目でわかります。4月号で紹介したとき、あのページを拡大コピーして、見本にしていた人がかなりいたというのが、ポスターをつけたきっかけです。本を開いていたのでは、動きに集中できません。詳しい動きや目的は本を読んで、実際に行うときには壁に貼ったポスターを横目で見ながら行ってください。

 自分が速くなりたいと思っている人はもちろんですが、陸上部の子供がいる親御さんは、子供たちにプレゼントするのもいいのではないかと思います。もちろん、BCTは基本の基本ですから、陸上部だけでなく、サッカー部でも野球部でも、テニス部で、バスケットボール部でも必要なエクササイズです。

 まだ計画中ですが、本誌の読者を対象にしたBCT講座を行おうと考えています。決定したらお知らせします。

定価1143円+税。9月2日より全国書店、オンライン書店にて発売中です。 ご購入はこちらから




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速くなる体幹トレーニングBCT

先日、購入しました。

BCTをBTCと表現が多すぎる!
ドローインのページは16ページではなく、12ページでしょ。

出版前の校正がむちゃくちゃですね。
取材を受けた方々に失礼です!

早急に訂正・再出版を願います。

速くなる体幹トレーニングBCT

しばらくクリールを買っていなかった不届き者で4月号は見てなかったので、BCTの本買わせていただきました。長距離トレーニングの理論が日々進歩しているのが感じられてわくわくします。ドローインは読んだだけでは、何のことかよく分かりませんが、実際にやってみると少しずつできるようになってきました。ありがとうございました。
(日体大の選手の証言コーナーで、ほとんどがBCTでなくBTCとなってるのは誤植ですか?)

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樋口幸也 1986年、ベースボール・マガジン社に入社。テニスマガジン、陸上競技マガジンなどの編集長を経て、ランニングマガジン・クリール編集長。40歳から走り始め、ベストは5000m19分0秒、10000m39分46秒。フルマラソン3時間10分55秒(ネット3時間8分5秒) 100km11時間55分

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