2006年09月29日
FIFAのブラッター会長が微妙な言い回しで2014年のW杯のブラジル開催を"支持"しています。
現在、コロンビアと並んで2014年W杯招致を表明しているブラジルを訪問中のブラッター会長が、同国ルラ大統領と会談した際「開催(の可否)はあなた方次第だ。ボールはブラジルのコート内にあるが、要求されることは多い。」と発言。一方ルラ大統領は、"民間投資"での競技場・輸送路の整備、そして治安問題の解決にも努力することを表明。あくまで2014年大会はブラジルで開催したい、とする意向を強調しました。
私なりの解釈をするならば、FIFA基準を満たせば、2014年のW杯はブラジルで決まり!!というパフォーマンスだったのかなと思っています。
ただFIFAの要求する施設整備は10-12の新スタジアムの建設ですが、民間投資による資金といいつつも、この額は幾らなんでも簡単に達成できるとは思えません。外国資本に頼る桁違いとも言える莫大な資金を調達する必要がある訳です。
このことはコロンビアにも当然当てはまる課題です。実際にコロンビアにはFIFAの基準を満たすであろうスタジアムは現存しない為、開催には全てのスタジアムの改築・新築が必要になります。私の試算ですが、少なくとも500-800億円位は必要になると思われます。
FIFAに正式立候補する際、当然具体的な開催案を示す必要があります。
2014年開催国が決定するのは07年末、もしくは08年初めになると言われており、それまでにどのような開催案が出来上がるのか?楽しみにしたいと思います。
posted by colombiasoccer |21:45 |
2014年 W杯コロンビア招致状況 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2006年09月25日
90年以降、米国のメジャースポーツ(MLB,NBA,NFLとNHL)を観戦する方法が変ってきました。
一般にプロスポーツにおける観戦チケットには以下の4種類があります。
1.オールシーズンチケット
2.ミニプランチケット
3.シングルチケット
4.招待チケット
これらのチケットは全て日本のプロ野球でも販売されている類のチケットなのですが、米国においては特に1.のオールシーズンチケットの"コンテンツ"が変ってきました。
Luxury Suits(VIP席), Club Seat(クラブシート),PSL(個人(永久)シート予約)というのが主なものです。
VIP席というのは、球場内に設置された特別室(ソファーやキッチン、ホームバー、シャワー等が完備)のことで企業が接待用に使用する場合が多く、米国の場合VIP席の購入者の実に8割は優良企業によるものだと言われています。
次にクラブシートですが、これはVIP席に比べるとその豪華さにはかけるものの、企業ではなくて個人で購入しやすい値段設定となっています。
最後にPSLですが、これはスタジアムやアリーナ内のある特定のシートを永久に購入するというものです。まあ土地を購入するような感覚かと思います。
これらのシート類は確実に増加しており、現在は12000席以上で売り上げは年間600億ドルに達しています。このシートに占める割合は現在全体の20%を超えるまでになっています。
でも決して安くない"高価なシート"に何故、ここまで人気が集まるのでしょうか?
色々と購入欲をそそる要因は考えられるのですが、NFL(プロアメリカンフットボール)の場合、年間の試合数が15試合程度と少なく、シングルチケットの購入は非常に難しい状況の中で、試合を確実にライブ観戦できる手段としてオールシーズンチケットを購入する価値が見出されているようです。
またこのようなファンは一試合限りを観戦するいわゆる"一見さん"ではなく、コアなファンであるとも言えます。常にシートを購入することにより、恒常的に"チーム"に貢献する有難いファンとも言えるでしょう。
posted by colombiasoccer |23:35 |
スポーツを考える |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2006年09月25日
コロンビアリーグ1部に所属するチームの運営資本を調査している民間企業監督局は、9チーム(全18チーム)からの報告が現状を反映したものではないことを指摘し、これらチームに対し資金の出所を明確にすることを厳しく要求しました。
またチケット収入や保有選手の契約額等を把握することが困難な状況下、各チームの会計報告に虚偽がある可能性も指摘しています。
同局は各チームに対して企業保険への加入を強制すると共に、全18チームの金銭の出入りについての追跡調査を実施することも決定しました。
これまでもコロンビアでは麻薬ビジネスで得た莫大なブラックマネーの洗浄を目的として、プロサッカーチームへの資金投資が頻繁に行われてきたと言われています。実際にその真相を知る選手は、「それら資金のお陰でコロンビアのサッカーレベルは向上し、今に至っている。」とあるインタビューで告白しています。
もし同局が本気でその実態を明らかにしようとする場合、該当するチームの処分はどうなるのでしょう。最悪の場合、該当チームのリーグからの除名や下部リーグへの降格処分が下される可能性が高く、その場合リーグ再編を含めた大問題に発展する可能性があります。
ただ個人的には、”ある程度”まで調査した場合でも、その後、厳格な処分は下されないだろうと考えています。ブラックマネーへの牽制はしつつも、今の体制は維持していくだろうと思います。今の状況で試合数が減少した場合、チーム経営破綻に追い込まれる可能性が大きいチームが多く存在します。プロリーグの維持は対戦相手があって初めて成り立つものであり、リーグに所属するチーム数の減少は、ある程度、良好な運営をしているチームに対しても大きな打撃を与えることになり、この状況だけはどんなことがあっても回避しょうとうする”パワー”が働くはずです。
いずれにしても黒い噂の解明か?、リーグ存続を優先するのか? その対応は気になるところです。
posted by colombiasoccer |12:19 |
コロンビア蹴球録(ニュース等) |
コメント(0) |
トラックバック(0)