2012年01月26日
私の予想スコア2-1だったので1点は余計でしたが,試合展開は概ね予想通りだったかなと。
点を獲るしかないマドリはラインを上げて前からプレスをかけてきましたが,それを耐えつつ裏を狙うというどこかで見た展開に。あのプレスは90分持つわけはないのでまあいずれは点が獲れるだろうとは思ってました。特に後半に。しかし実際は前半のうちに2-0になり。
ただそれでちょっと気が抜け気味になって,ある意味予想通りにピント絡み,ミスとまではいえないかもしれませんが,それでもあんなに早く倒れるのはないでしょ(´・ω・`)・・・というプレーもあり1失点。ここまではおそらく選手達も予想の範囲内だと思ってたと思うんですが,次のベンゼマの1点が想定外だったし余計でしたね。あれで向こうが息を吹き返してアップアップになりました。
とはいえおそらくラス・ディアラは前半で退場になってるべきだったし(ペペが転げまわったのにメッシーにイエローならあれにカードが出ないのはありえないと思います),ペペのPKもおそらくあっただろうし,普通ならもうちょっと楽に勝てたのではないかと思います。
まあいずれにしろ,反省すべきところは間違いなくあったでしょうから(ゲームの最初に集中力を欠いたプレーをすることが今シーズン多い,フエラでのポイントを落としているのもおそらくこのゲームと同じく途中で集中力を低下させるところに原因がありそう・・・などなど),反省すべきところは反省しつつ前に進んでいこうという感じですかね。連戦続きで大変だということは確かにあるのでペップがどこまでお説教すべきなのかは難しいとは思いますが,全てのタイトルを戦えることは素晴らしいことだということを今一度再確認してこれを良い教訓としてほしいと思います。
イニさんの怪我は,ハムストリングで昨年の12月に怪我したのと同じところらしいですね。また数週間の離脱かもしれません。
posted by coladevaca |08:30 |
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2012年01月25日
またまたのクラシコがせまり,前日会見なるものが行われました。でGoal.comの記事だとあんまり雰囲気とかわからない感じでしたが,モウリーニョの記者会見はかなり異常な感じだったようです。
José Mourinho on defensive as Real Madrid prepare to meet Barcelona
Mourinho: "No respondo"(動画があるので見てみると雰囲気がわかると思います)
Guardian紙の記事からやりとりを拾ってみます。
"My colleague said that you are going to leave Madrid in the summer, Are you?" "Ask your colleague."
"Will you stay until you win the European Cup," "I don't know."
"Why have you lost the support of the fans?" "I don't know, you'd have to ask them."
"The leaks from the club." "I don't know anything."
"But do you think they are designed to damage you?" "I don't know."
"Are you happy at Madrid?" "Uh-huh".
"Do Madrid have a mental block against Barcelona?" "Ask the players."
"Have you found Madrid to be different to Portugal, Italy and England?" "All countries are different."
"Could tomorrow [against Barcelona] represent a before and after moment?" "No respondo. I'm not answering that."
"Is this the hardest moment you have had since being at Real Madrid?" "Buen momento." A pause: "Good moment. Good moment."
"You have always stood out for being a good man-manager, someone who handles groups well. But are there cliques in the Madrid dressing room?" "I don't provoke cliques."
Asked what his approach would be against Barcelona, he replied: "I have no idea: I have lots of doubts over players and will have until the end."
"What kind of doubts?" "No respondo. I have doubts but even if I had certainties I wouldn't respond."
"So, how do you expect to play?" "No respondo. I am the coach and it is my responsibility. I have no reason to say."
挙げたものが全てではありませんが,基本的には回答を拒否するか,知らないというか,誰かに聞けというか,まるでどこかの政治家の答弁のようです。スポルトによればポルケ氏になされた19の質問のうち答えたのは3つだけだったそうです。
"Are you happy at Madrid?" "Uh-huh".
メディア関係ではこれが傑作だという評判だとか。
モウといえばメディアの扱いに長けた男などといわれてましたし,いわゆる信者的なファンの中には例のマルカのリーク記事を選手を守るためのモウ様のメディア戦術だという方さえいらっしゃるようですが,それにしてはだいぶ堅い姿勢だねーという感じです。そのリーク記事について,マルカに真偽を確かめる必要がある,などといういうわけのわからないコメントを残したカシージャスさんにしろ,偉大な団結があるというラモスさんにしろ,誰も事件を否定しないわけですから,まあ答えは決まったようなもの,この会見はその結論を補強する材料といえるでしょうね。
さてこの恐ろしきスペインのメディアは,今日のゲーム後どう報じることになるのでしょうか?
ちなみにエルパイス紙の報道によれば,今回と同じような状況(つまりベルナベウでゲームを落としてカンプノウに行かなければならない状況)と思われる昨シーズンのユーロクラシコではモウは「勝つことは避けなければならない。」といって選手を送り出したらしいです。もちろん勝って突破できればいいですけどそれは無理,なら勝たずにゲームをUEFAとかに盗まれたと主張するべきだとの理屈だとか。
今回もやっぱり開きなおって前に出て来るんでしょうから,気を抜いたら危ないですね。まあクラシコで気を抜くような選手はいないと思いますけど。
posted by coladevaca |08:21 |
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2012年01月23日
Mourinho deja de ser intocable
マドリのウルトラスがモウのチャントを歌ったところ,ベルナベウの観衆は笛を吹いて不満を現したとのことです。これについてマルカはモウリーニョはもはやアンタッチャブルな存在ではなく,彼の就任後始めてその存在がファンの間で公に議論の対象になったと報じています。
モウはこのことについてジダンもロナウドも笛を吹かれたので問題はない,彼らはゴールでリアクションしたが私は自分の仕事でリアクションする,みたいなコメントを残してます。
話題になってるマルカのリーク記事については,それについてのミーティングをホテルで行ったそうで,リークはアンプロフェッショナルな行為であり,チームのためにならない,どっから話が漏れたのか調査するなどとモウは語ったそうです。
マルカのアンケートでは,今回のベルナベウにおけるモウへのブーイングは適切だったと思うか?という問いに対し,約6割がYes,約4割がNoと答えています。
イエローカードを出されたところ審判に近寄ろうとしてアロンソに突き飛ばされて不満げににらみつけるC・ロナウド
スペイン vs ポルトガル
というメディアが描く構図にしたがったシーンですね(笑)
マドリのようなクラブでは,常に派閥が形成され派閥争いみたいなのが存在しますが,クラブがうまくいってる時はそれが表には現れません。しかし,うまくいかなくなり始めるとそういうのが表に出てくることになります。マルカのリーク記事の内容がどこまで事実かはわかりませんが,実際のところそれはあまり重要ではありません。重要なのはそういうリーク記事が出たこと自体であり,それが示しているのは,マドリのクラブ内ではモウ采配についての不満が今までになく高まっており,それに伴い派閥争いが激化している,うまくいってる(あるいは,今はうまくいってなくとも今後はうまくいくであろうという希望が存在すると多くの人々が考えていた)ときには許されないことが,多くのファンの不満を代弁する形でそれが許される状況になっているということです。また,マルカにリーク記事が出るということは,今までモウの一方の権力の源泉であったペレスの絶対的なサポートも疑わしくなってきたというサインとも考えられます。ペレスといえどもファンの支持なしにはその地位を維持しえないので,ファンの支持を失い始めたモウと距離を置き始めることは現状では充分ありうる話だと思います。
(参考)
Mourinho meltdown and hints of civil war at Real Madrid
posted by coladevaca |11:15 |
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2012年01月21日
未だまだペペさんのラフプレーを巡って議論が続いてますが,バルササイドがぺぺを批判するのは当然として,マドリサイドも批判している姿はちょっとおもしろい現象です。
もちろん,フットボールを愛する者としてあんな振る舞いは許せない!とかマドリのエスクードを汚しおって!というのも確かにあるでしょう。でもですよー,ペペさんはご存じのように凄い前科(まとめ:Pepe's five fiercest flashpoints at Real Madrid)があったわけです。モウは彼の振る舞いを正していこうという気はなかったように見えますし,それどころか彼の特別な性格を利用しようとしていたかのように見えました。それを見てマドリ系メディアは今まで何も言わなかった,とまではいいませんが,見なかったことにしたいなーという姿勢だったのは明らかなように見えます。とするなら何をいまさらといいたくなるわけです,外から見てると。
(日本の(一部の)バルセロニスタには「脱獄囚」の愛称で親しまれているペペさんですが,シュステルなどの証言によれば,ピッチ外では好青年だそうで,ただユニを着ちゃうと性格が変わってしまうそうです。薬とかで感情の波を制御することはできないんでしょうか。)
今さら感がありながら,それでも何か新しいことがあってああいう感じになってるのかもしれない。以下は私の解釈ですが・・・
私の理解では,バルサとマドリのフットボールに対する考え方は大筋では変わりません。どちらも自分たちで仕掛け,ゲームを支配し,自分たちのフットボールにより魅せて勝たなければならない,両方ともそう考えてるクラブである,選ばれた選手たちを有する選ばれたクラブ,ゆえに普通のクラブとは違う特別な義務を負っている,そう考えているクラブであると思います。
過去をふりかえってみれば,ペップが一時の低迷を経たバルサを歴史的なチームに飛躍させたのを見て,マドリ/ペレスはその守るべき義務を忘れて,インテルでの実績によりバルサに勝てる男だと評価されていたモウを招聘しました。ポルケ・メツブシ氏に課されたのはとにかくバルサを倒すこと。カウンターだろうがラフプレーだろうが何でも良い,やり方は君に任せる,とにかくバルサに追いつき追い越せと。
1年半の月日が過ぎ,バルササイドからはそうは見えなかったかもしれませんが,マドリサイドからすればバルサに迫りつつあるという感覚がありました。マニータクラシコはあれは油断しすぎた,それにだいぶ昔の話だ。ユーロクラシコは負けたが,あれは陰謀があったのだから除外して考えるべきだ。我々はコパクラシコではバルサに勝ってタイトルを獲り,スーペルコパではあと一歩のところまでバルサを追い詰めた。バルサはもうすぐじゃないか・・・
しかし前回のベルナベウリーガクラシコでその感覚が大きく揺らぎはじめ,今回のベルナベウコパクラシコでその感覚は幻想の産物だったのではないかと考え始めざるをえなくなったと思います。ベルナベウでの連敗には適当な言い訳も見つからなかった。しかも恐ろしいことに,もしかしたら迫りつつあるどころかスーペルコパの頃と比べて再び離れ始めているのではないか・・・
そう考え始めると,自分達がバルサに勝つために今まで犠牲にしてきたものにどんな意味があったのかと問わざるをえなくなってきます。彼らは紳士のクラブという看板を汚してしまったとしても,レアル・マドリの栄光の歴史の1ページに「バルサを上回った日」を書き加えることを望んでいました。
しかしバルサに勝てないとするなら,今までの自分たちの振る舞いが全く馬鹿げたものに,とってもマヌケなものに見えてくるわけです。バルサに勝てないのなら,マドリの名声に傷をつけたことに何の意味があったのか。ペペの行為はゲームの流れに関係のない全く馬鹿げたものだったわけですが,それはまるでバルサに勝つという結果につながらない=全く馬鹿げたラフプレーを行いクラブの名声を傷つけるモウマドリの,それはつまり自分達の姿と重なって見えたのではないか・・・
だからこそマドリサイドはぺぺの姿に妙に腹が立ち,ペペ批判を繰り広げることになったのかもしれないなーと私は思いました。
(追記)
Dos pisotones, diferente respuesta
エルパイス紙は,ぺぺの今回の踏みつけ事件を受けて,1987年にマドリの伝説の名手ファニートさんがマテウスさんに行った踏みつけ事件をとりあげています。ファニート選手は激情家として有名だったらしくいくつか物議を醸す行為を行っていたようですが,自分の犯した過ちについて率直に非を認め潔い謝罪をしていたと,ぺぺの煮え切らない謝罪と比べる形で報じています。
スアレス事件でも思いましたが,謝り方って大事ですよね。
ちなみにファニートさんの踏みつけ事件の動画をみると・・・これは酷い・・・(´・ω・`)
posted by coladevaca |07:00 |
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2012年01月19日
どこかで見た,ペペを中心とするトリボーテ。
確かに最初の15分ぐらいはロナウドが頑張って珍しくゴールを獲り,いつもとは違うのだ,という雰囲気を漂わせたものの,いわゆる「Park The Bus」に戻ってしまったマドリ。最初スタメンをみたときに
「もしかしてベルナベウ0-0でAG勝ち抜けを狙ってるの?」
と思いました。戦前の予想では結果は悲観的なものになるかもと書いて結果見事に間違えたわけですが,なぜそう思ったかといえば追い詰められつつあったマドリがバルサと切り違えるぐらいの気迫で来るかと思ったからです。その意味でちょっと拍子抜けしたというか,スタメンを見たときに正直これなら大丈夫かなと思いました。
マドリの新しい仕掛けらしきものといえば,アルティントップをラテラルに起用して組み立てを試みたところでしょうか。おそらくは中の選手を上げるのを守備面での弱点だと嫌ってそういう采配に至ったのだと思いますが,バルサはすかさずイニエスタをぶつけて左サイドから1vs1をガンガン仕掛けることになります。攻撃面においてはアルティントップが守備を頑張ったこともあり,そこまで効果的だったとはいえませんでしたが,アルティントップが守備に奔走することになったおかげで攻撃面での貢献はあまり無かったと思います。一度クロス→ベンゼマでポストを叩いたのがありましたけど,それぐらいだったでしょうか。バルサがひたすら押し込む展開となり(ポゼッション68%),戦術面での対応もまたもペップの勝利に終わったのではないかなと思います。
結局マドリはベルナベウで枠内シュート2本に終わり,1-2のスコア以上に完敗だったと思います,内容的には。「窮鼠猫を噛む」のネズミではなく,「ライオン対ネズミ」のネズミの戦い方であり,いくらロナウドが珍しいゴールを獲ろうとも,マドリディスタのブーイングはおそらく結果に向けてのものだけではなかっただろうと思います。
個人的なMOMはプジョーやアビダルも良いのですが,サンチェスを押します。やっぱりメッシーは調子が良いとはいえない中で(最後のアシストは見事ですが,普段のメッシーならもっと良いプレーができるはず)サンチェスは良く前線で起点になってくれたかと思います。審判のオフサイド誤審がなければいくつかゴールも獲れたかもしれません。
戦前の予想でネガティブな要素に挙げたピントのプレー。今日のゲームでは彼を起用するリスクが露わになってしまいましたが,それは折込済みのリスクであり,ペップはピントがミスしようともそれ以上に点を獲ればよいのだという考えなのでしょう。カンプノウでも1失点ぐらいは覚悟した方がいいと思いますが,それでも2点獲れば問題ないということなんだと思うしかないですね。
決して気を抜かずあわてず戦い抜く,バルサがこの姿勢を貫くことができれば,ブエルタもきっと良い結果になると思います。次はカンプノウでのフィエスタを期待しましょう!
A frightening statistic: Carlos Puyol has not lost any of his last 50 games for Barcelona. That's 42 wins and eight draws. He's bettered Arsenal's Invincibles all on his own.
この試合で51試合無敗(43勝8分)に。確かにカピタンがいるときに負けた記憶ってあんまりないですよね。
またバルサは今ベルナベウで7戦して未だ負け無し,これは史上初の出来事らしい。
最後に
これには何らかの処分がなきゃおかしいですよ!(`・д・´)
posted by coladevaca |08:54 |
バルサ |
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2012年01月18日
やっぱりコパという舞台がそうさせるのでしょうか。クラシコでありながら,普段と比べ若干盛り上がりに欠けるのが否めないように見える今回のクラシコ。
さて,どうなるかという予想ですが・・・
前回のクラシコについては私は結果については楽観的だと予想して,幸運にもそのとおりになりました。しかし今回については私はどちらかというと悲観的です。具体的にはドローもしくは敗戦もありうるだろうなと。ただ,負けてもAGを獲って1点差以内の負けなら悪くないと思いますが。
なぜ悲観的に考えるのかというといくつか理由があります。
バルサ自体あんまり調子が良くない。
特にメッシーはちょっとおかしいと思います。もっとも,マドリの調子も落ちてきているのではないかという話もありますし,ロナウドも不調らしいのでこの点はイーブンかもしれません。
ピントがプレーする。
いくらバルサがボールを保持して守備の時間を減らすといっても毎試合何度かピンチは存在し,バルデスあるいはプジョーあたりの個人能力で何とかやり過ごす場面が存在します。ピントがバルデス並に個人能力でピンチを救うとは思えない以上,やはり普段のクラシコに比べれば不利な結果を招きやすい事情といわざるをえないでしょう。また,マドリが前からプレスをかけてくれば(おそらくその可能性は高い)バルデスほどボールを捌くことができないピントでは普段以上に苦しむ可能性が高い,そうするとボールポゼッションの率も普段より落ちることが予想されます。
日程面ではマドリ有利。
これは既に前の記事で述べたところですが,この試合に限ってもあるいは2ゲーム通して考えても,日程的そしてそれはコンディション的ということを意味すると思いますが,マドリ有利な状況にあります。バルサが有利なのはブエルタをカンプノウでできることですが,それがコンディション面での不利をどこまで覆す事情になりうるのか,精神面では有利でしょうけど・・・どう判断したらよいかわからないところです。
モチベーション面でもマドリ有利?
クラシコにおいてモチベーションをもってプレーすることができない選手なら,バルサあるいはマドリの選手でいるべきではないし,事実そんな選手は両チームにいないだろうと思いますが,かといって皆同じモチベーションをもってプレーするわけでもありません。
マドリはリーガでは5ポイント先をいってますが,しかしカンプノウでのゲームを考えればそれほど有利な状況にあるわけでもない。
もしマドリがベルナベウで連敗するようなことがあれば,選手達も含めて少なからぬ人がそう考えるようになるでしょう。いくらモウが新興宗教のように選手達をマインドコントロールしようとし,よからぬ考えを彼らの頭から叩き出そうと思っても,新興宗教ほどには閉鎖的な団体ではないがゆえにコントロールには限度がある。
ビッグゲームでは活躍しないロナウド
これが事実に基づいたイメージであるかどうかは別として,そういうイメージが定着しつつある中,もしベルナベウで連敗するようなことがあれば「バルサに勝てないモウリーニョ」「バルサに勝てない今のマドリの選手達」そういうイメージが否応にも定着していくことでしょう。既にモウはリーガが一番大事だといってリスク管理を行ってますが,それは彼がこのゲームの持つ通常のコパ・クラシコ以上の意味を理解していることの現れだとも理解できます。
マドリは5ポイント差がイメージするほどの余裕はなく,むしろ追いつめられている感じさえある。運命共同体的な感じはおそらく今まで以上に強く,だからこそ今まで以上に警戒する必要があると思います。
もしかしたら今シーズンの行方を左右するゲームとなるかもしれない,そのぐらいの覚悟をもってバルサの選手達はこのゲームに臨まなければおそらくはイタい目を見るのではないかと思います。
(参考)
Todos los Clásicos de la historia
メッシーがディステファノさんを抜くのももうすぐでしょうね。
posted by coladevaca |12:47 |
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2012年01月16日
前半に3人ほど引き連れてドリブルをしたとき,シュートまでいくのかと思いきや,最後の1人に体を寄せられてあっさりとボールロスト。あれ?何か変だぞ,と。
PK含めて2点を獲りましたけど,プレー内容はだいぶ良くないなー(´・ω・`)と。最近体が重そうで,ドリブルしても前のように相手をかわすのが難しくなっており,本人もそれを自覚してパス中心のスタイルに切り替えてますけど,同時にうまくいかないことにイライラしてるように見えますし,またメッシーのドリブルが抜けたことは少なからずチームに影響を及ぼしてると思います。
次はクラシコですから休ませるわけにもいかないわけですが,その次のマラガ戦はちょっと考える必要があるのではないかなと。他の選手に比べて休みを多くとらせたりとペップも色々考えてるとは思いますが・・・どうなることやら。
(追記)
レアル・マドリーのC・ロナウドがスランプか 今季FKではノーゴール
ロナウドも不調だそうで。エースがお互いに不調ということになれば,他の選手達の出来が重要ということになりそうですね。
posted by coladevaca |08:06 |
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2012年01月14日
元々人数が少ないバルサのトップチームですが,最近の怪我により15人になってしまったらしい,というスポルトの記事を読んでああそうなんだと調べてみると
Valdés, Victor
Pinto, José Manuel
Piqué, Gerard
Puyol, Carles
Fontàs, Andreu(重傷)
Adriano
Abidal, Éric
Dani Alves
Mascherano, Javier
Busquets, Sergio
Fàbregas, Cesc
Xavi
Iniesta, Andrés
Alcántara, Thiago
Keita, Seydou(ANC)
Afellay, Ibrahim(重傷)
Hleb, Aleksandr(構想外)
Villa, David(重傷)
Messi, Lionel
Pedro(全治10日)
Sánchez, Alexis
確かに上記のように15人になってしまったようです(トップチーム登録は21人)。ペドロは早期に復帰できるので16人といえば16人。フレブさんは怪我から回復したと思いますが残念ながら・・・マンチーニさんならメディアで愚痴を間違いなくこぼす状態ですね。何しろベンチメンバー(18人)でさえ揃わないわけですから。
こんな状況でなぜマックスウェルを放出したのか?という疑問が一部ファンからあるようですが,彼はリーガ4(3)試合しか出場しておらず,代わりになりそうなアドリアーノも5(4)試合だけ,となれば別にアドリアーノにもう少し出て貰えばいい,本人もそっちの方がうれしいと思うという話ではないかと。それでマックスの給与が削減できて,さらに小額ながらも30歳の選手が400万ユーロの移籍金を残してくれる(彼は500万ユーロの移籍金でやってきたことを考えても悪くない)ことを考えれば,クラブに手放さないという選択肢は無かったと思います。特に経済的要素を重視するルセー政権の元では。
個人的には,15人あるいは16人になっても全く不安がないというか,むしろカンテラ選手がそれだけプレーできるチャンスが増えるんだから意外に悪くないかも,って思ってますし,ペップの招集したBチームの選手をみても
Cuenca
Montoya
Sergi Roberto
Dos Santos
という感じになかなかのもの。クエンカ君は定着気味ですが,この中でもう1人定着するような選手が出てくればよいなーと。前線が明らかに足りなさそうなのに,中盤の選手を多く招集するのがペップらしいかなと思います。
posted by coladevaca |09:41 |
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2012年01月13日
1-2(1-6)でオサスナに勝利。
ということでクラシコが決定。フォンタス君が靭帯とかで重傷っぽく見えたのがちょっとショック。彼みたいにプレー機会が余り多くない選手が怪我すると,バルサでのキャリアは大丈夫だろうか・・・と思いますね。
さて日程を見てみると
SCdR 12-01-2012 Osasuna 1 : 2 Barcelona
SLL 15-01-2012 Barcelona vs Betis
SCdR 18-01-2012 Real Madrid vs Barcelona
SLL 22-01-2012 Malaga vs Barcelona
SCdR 25-01-2012 Barcelona vs Real Madrid
向こうは
SCdR 10-01-2012 Malaga 0 : 1 Real Madrid
SLL 14-01-2012 Mallorca vs Real Madrid
SCdR 18-01-2012 Real Madrid vs Barcelona
SLL 22-01-2012 Real Madrid vs Athletic Bilbao
SCdR 25-01-2012 Barcelona vs Real Madrid
ポイントはどうローテーションするかでしょうね。現在のリーガの状況からいえば,バルサ的にはもう1ポイントも落とせないわけですが,マドリはバルサよりは余裕がある。とはいえ,ポイントを落とせばすぐ詰まるわけですが。いずれにしろ,バルサはローテーションしながらポイントを落とさずリーガの試合を勝ち切るという難しいタスクに挑戦しなければなりません。
初戦はバルサ中2日,マドリ中3日でベルナベウ,という不利な状況ですから,ここでどれだけの結果を残せるかが大事ですね,日程全体としても中2/2/3/2のバルサ,中3/3/3/2のマドリですから向こうの方が優位,ブエルタも日程的にキツイのでカンプノウだといってもどれだけ有利になるかは怪しいものです。
ペップはおそらくピントを起用するでしょうけど,やはりカシージャスに比べてかなり落ちるといわざるをえないので,どれだけ相手にシュートを打たせずに乗り切れるかがポイントだと思います。ポゼッションを高めてごまかしつつ,精度の高いプレーで確実に点を獲っていきたいところですね。
これに勝つと最大3ゲーム抱え込むことになりますから,ただでさえキツイ日程がよりキツくなる,タイトルの優先度としても一番低い,とはいえやはりクラシコなので負けたくはない,でも負けてもダメージはそれほど大きくない,精神的にはすぐ立て直せると思う,というこのクラシコの微妙な立ち位置をどう考えて乗り切っていくか。ペップ采配に注目です。
posted by coladevaca |08:35 |
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2012年01月11日
エスパニョール戦での低調なパフォーマンスに対し,一部のバルセロニスタにかかると,'Hat trick' de Oro のメッシーさんでさえ,やる気がなかったと評されることになっているようです。
やる気がないのか,それとも体調が悪いのかは,トレーニングから見ているわけではないファンには区別がつき難いのは事実ですが・・・
客観的にいえば,メッシーはアノエタ,コルネリャ・エル・プラットを通してゴールを獲ったことがないらしいので,活躍しなかったのはある意味予想通りだということがあります。
メディア的にいうと,「世界最強バルセロナ」の時代が続くよりは,バルサがコケて色々動きがあった方がおもしろいよね,というのはあるらしく,今回の2ポイント落としたことに対しても大げさにとらえざるをえないようです。
The Question: Will the three-year rule do for Barcelona?
以下上記記事のテキトー要約です。
ベンフィカでコパ・デ・ヨーロッパ連覇(60-62)の名将Béla Guttmannさんによれば,3年以上同じクラブに留まると,選手達が退屈や自己満足に陥ったり,対戦相手が攻略法を考え始めたりで難しくなるそうです。だから今回のエスパニョール戦の2ポイント落としたのは4シーズン目を迎えるペップさんにとって単にポイントを落とした以上の意味があるのではないか?と。
その課題に対処するために,またお金を儲けるためにGuttmannさんの場合は多くのクラブを渡り歩くことになったようです(私注:数えてみたところ25クラブ)。あるいはSAFの場合,自分がクラブに留まる代わりに選手を入れ替えることでその課題に対処してきました。自己満足に耐性がある下部組織出身の選手をコアに,外から入れた選手をローテーションで回していく。そして,その手のサインが見えた選手に対しては容赦なくクラブから追い出してきました。
3年ルールは,過去のViktor Maslovさん(プレッシングの父といわれDynamo Kyiv でソビエトリーグ3連覇)やAjax(70-73でコパ・デ・ヨーロッパ3連覇)などの例を踏まえると,特に激しくプレスをかけるチームにあてはまるのではないかといいます。
組織的なプレーは退屈になりがちな形式的な思考や反復練習を必要とするだろうし,プレッシングは肉体的に大変負担がかかるだろうし,3年も同じ人間と一緒に居ると癇に障り始めるだろうし,それとモチベーションがやっぱり問題になるのではないか,と。
バルサが8つのアウェーゲームで5つ勝てなかったことは,一時的な異常な出来事以上の意味があるのではなかろうか。バルサはエスパニョール戦においても,セスクがゴールを決めてから,気が緩んでいたように見えたよね・・・
ペップはこの種の課題を十分認識しており,それに対する準備もしているようにみえます。SAFと同じように,忠誠心の高い,お金を貰うためだけ以上の意義をバルサでプレーすることに見いだすカンテラ出身者でチームのコアを作り,セスク,サンチェス,イブラの例などを見ればわかるように選手を適宜入れ替えているわけです。
この点何より興味深いのは戦術的な新しい実験・チャレンジですが,新しい試みがもたらした戦術的な柔軟性は,しかし古い戦術から流動性を奪ってしまったようにもみえます(私注:その時々の事情はさておき,バルサは主として4-3-3で戦ったと思われるゲームで今シーズン余り良い成績を残していません。リーガ9試合で4勝4分1敗。)。戦術的な柔軟性は,バルサの潜在能力を引き出し強豪チームへの対応力が増したのかもしれませんが,昨シーズンはうまく対処していた中堅チームへの対応力を低下させることになったのかもしれません。
もっとも,このギャンブルはもしCLに優勝できれば充分成功だったといえるのではないでしょうか。たとえモウマドリーにリーガを奪われたとしても,バルサは4シーズンで3度の欧州制覇,サッキミラン以来のタイトル防衛成功チームになるわけですから(私注:CLとしては初となる)。ペップ個人としては,Bob Paisleyさん(リバプール)以来の3度の欧州制覇達成者となり,さらにもし今シーズン勝てば,来シーズンは73-76年のバイエルン以来の3連覇,また初の4度目のカップ獲得に挑戦することになります。
バルサはそれが過ぎ去っていこうとしているのがわかっているのに,将来の栄光を夢見ている,そんな状態にあるのかもしれません。サンチャゴ・ベルナベウで連覇を果たしたノッティンガム・フォレストのように。もしバルサが3年ルールを克服し,うまくやってのけるなら,彼らは本当に歴史的な存在になるでしょう。しかしもし失敗すれば,単にもう1つの優れたチームだったということになるのでしょう。
というわけで,メッシーやチャビのやる気がなくなりつつあるのならジャーナリストは飛び上がって喜びそうです(笑) がファンとしては信じないわけにはいきません。素晴らしきペップチームが3年ルールなどあらゆる障害を乗り越え,どこかに存在した見慣れた歴史ではなく,未だ見ぬ新しい歴史を見せてくれることを。
posted by coladevaca |08:36 |
バルサ |
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