2010年01月27日
ご存じのようにマドリのCR9はマラガのムティリガ選手にエルボーを食らわせたとして2試合の出場停止になったようですが,マドリやAS紙やマルカ紙は,CR9のプレーはメッシーのマルク・バリエンテに対するプレーと同じであり,その処分はおかしいと主張しているようです。
Leo Messi hizo lo que Cristiano sin ver la roja
のビデオを見てみると,なるほどという感じもします。
「しかし競技委員会は、メッシのバリエンテに対する行為については、「主審が警告を出していない」こと、「セビージャの選手たちも主審に対して抗議していない」こと、さらに、「メッシはバリエンテにけがを負わせていない」ことを挙げ、C・ロナウドのケースとは異なるとの判断を下している。」
もしさらに違いを挙げるとすると,メッシーのケースとCR9のケースでは双方の体格が違い,小さい選手が大きい選手につかまれて暴れたか,大きい選手が小さい選手につかまれて暴れたか,の違いがあると思いますし(つまり,体格が大きく腕も長いCR9の方が自身が暴れた際には相手選手に多くの被害が発生するであろうということを予想できたといえそう),またつかんだ方のファウルの程度が違う,つまりバリエンテの方がよりメッシーに密着して抱え込む感じですが,ムティリガ選手とCR9はそこまで密着してるわけではない感じがします。つまりメッシーの方がより暴れてよい感じもすると。
というわけで個人的にいえば,確かにCR9はちょっとかわいそうな感じもするが,不公平な判定とまではいえないのではないかなと思います。
posted by coladevaca |14:13 |
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2010年01月21日
公式より。
Pep will stay for another season
Guardiola: "I feel strong enough to carry on"
少なくとも残りのシーズン+1年はやるつもりがあるとのことです。
厳密にいえば,まだ契約延長が確定したわけではなく,つまりは新しい契約書にサインしたわけではなく,その方向で考えるということをラポルタと口頭の合意に達しただけなわけです。実際の期間や条件などその他諸々のことはシーズン終了後,新会長選出後,その新会長とペップとの交渉に委ねられるわけですが,契約延長への最も大きな障害だったのがペップの意思だったわけですから,契約延長に向けて非常に大きく前進したといえそうです。
またリンク集に載せたブログの記事を読む限り(リンクするとなぜかスパムだといわれるので直接にはリンクできないのですが),現時点でサインしないのは新しい新会長が乗り気でない時に違約金を支払う必要がないように,また短期契約でやりたい,という以前から言っていたポリシーは変わってはいないようです。
ペップによれば,元々シーズン終了まで待とうというつもりだったそうですが,コパで負けたことにより気が変わったそうです。1週間が長く感じるようになった,といってますが,これは多分メディアが暇になって,会長選挙も絡めて何かとこの話題を持ち出すことにウンザリしたというか,チームに悪い影響を与えていると判断し,誰をも落ち着かなくさせたこの話題をここで終了させることがチームのためになる,ということのようです。ファギーの後継者説がイングランドのメディアから再び出てきたりとスペインのメディア以外も騒がしくなってましたからねー。
とりあえずピッチ外の話題は会長選挙で何かと増えていくでしょうから,大きなイシューが1つ減ったのはとても良かったですね,やっぱり。以前いった通り,私はペップは契約延長するだろうと思ってたので個人的にそれほど心配はしていなかったのですが,やっぱりこうやってほぼ決まりとなると安心はします。これでチームは,残りのタイトル獲得に向けてつき進むだけということになります!!
posted by coladevaca |07:04 |
バルサ |
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2010年01月19日
普段から代表を追ってる人にとっては当たり前なことかもしれないことですが,私はあんまり追ってない人で,それでもふと代表について考えてみたことがあるのでちょっと書いてみようかなと。
代表をめぐるここ数年のキーとなる概念は,おそらく「日本(人)らしいサッカー」ということだろうと思います。それをおそらく明確に打ち出した最初の代表監督はオシムさん。いや,その前からそれらしきことはいわれていたことはあったかもしれませんし,あるいはそういうコンセプトでもって代表チームを作ってた人もいたかもしれませんし,例えば,トルシエやジーコだって,「日本らしいサッカー」が頭に無かったとはおそらくいえないと思います。しかし,おそらくこの時初めてそのコンセプトがファンの心にまで響いたような気がします。
これが何でインパクトがあったかといえば,それはドイツワールドカップでボロボロになって,大した総括もなく,川淵さんがオシムさんを引っ張り出してきた時に,ドイツワールドカップではなぜボロボロにやられたのか?という多くのフットボールファンの疑問への1つの答えに見えたからではないかと。つまりは,日本人が「日本らしいサッカー」をしていれば世界と戦えたのだよ。私がそれを証明してみせるよ,と。オシムさんがそういっているようにみえて,(わかっていたこととはいえ,それでも世界の厳しさに)自信を失いかけたファンにある種の勇気を与えたからではないかと。
で次の岡田さんは「人もボールも動くサッカー」ということですが,それが意味するところは岡田流「日本らしいサッカー」ということであって,オシム流でやるつもりはないけど,「日本らしいサッカー」ということには変化がなかったのではと思います(「ただコンセプトに関しては、日本人が戦っていくことを考えると、誰がやっても変わらないと思います。」といっているように)。
岡田さんに関しては,だいぶ前の新聞のインタビューを読んで思ったことがあって,確かこんなことをいってました。選手間の距離に関して,ヨーロッパでは攻撃の時は距離を広げて大きくピッチを使い,守備の時は狭めて守る,それが良いとされているが,日本人なら守備の時に狭めた距離のまま,攻撃を素早く展開できるのではないか,ヨーロッパの常識にとらわれることはない,みたいな(細部は違っているかもしれませんがおおよそこのような内容だったと思います)。実際に岡田さんが作ったチームがそういうフットボールをしているかどうかはともかく,岡田さん自身はどうも「反権威」=「反ヨーロッパ」的な視点にこだわりがある人だと思いました。例のベスト4発言も,ヨーロッパ的常識をひっくりかえしたいみたいなところもあった,といってたと思います。岡田さんにとって,代表チームが勝つため,であると同時に,おそらく個人的な趣味の問題として「反ヨーロッパ」という意味も含んだ「日本らしいサッカー」ということにはこだわりがあるのだろうと思っています。
まとめると,「岡田ジャパン」が南アワールドカップに臨む1つの意義として,おそらく自覚的に「日本らしいサッカー」というものを掲げて挑む最初のワールドカップであること,ということがあるのではないかと。「トルシエのサッカー」でもなければ「ジーコのサッカー」でもなく,「岡田のサッカー」であって「日本らしいサッカー」を掲げて戦うワールドカップ。ナショナルな感情からいえば,前の大会などに比べてもっとも盛り上がれる環境にあると思いますし,これは結構凄いことじゃないかと。
なぜなら,例えばベスト4などのように,好成績を収めれば,当初の予定,オシムさんの見立て通り,日本は「日本らしいサッカー」をすれば世界と戦える,めでたしめでたし,となるわけですが,好成績を収められなかった場合,日本は「日本らしいサッカー」をしても世界と戦えなかった,じゃあどうしよう?と悩まずにはいられなくなりそうだからです。異なる(フットボール)文化同士の戦いともいわれるワールドカップにおいて,初めて「日本らしいサッカー」≒「日本の(サッカー)文化」を明示的に主張しつつ破れれば,それは大げさにいえば「日本の(サッカー)文化の敗退」ともいえるわけですし,自分たちの長所を生かしたはずのサッカーが世界に通じない,となれば前の大会の後以上に途方にくれることになりそうだからです。どの大会においても「日本の(サッカー)文化」を提示しているといえば提示しているわけですが,おそらく今回程自覚的に提示しようとしていることはなかったし,それゆえそれが与える影響は良い意味でも悪い意味でも大きくなるのかなと。
この大会の総括はなかなか興味深いものになると思います。日本は「日本らしいサッカー」をしても世界と戦えなかった場合,「日本らしいサッカー」の「らしさ」が足りなかった,より「日本らしいサッカー」をすれば世界と戦えるのだ,ということでより「らしさ」を追求していく路線と,「日本らしいサッカー」ということを部分的に修正するか破棄する路線,おおまかにいって2つの総括の仕方があると思いますが,より「らしさ」を追求していく路線をとる場合,実は始めて代表監督の選考,代表チームに「継続性」が生まれそうな環境が整うような気がします(好成績を収めた場合もそうなるでしょう)。次のブラジル大会もほぼ同じコンセプトで続けて戦ってみる,場合によっては岡田監督の続投もある(ただ何となくですが,岡田さんに次の大会もできれば続けようという希望があるようには私には見えません。岡田さんに課せられたノルマはグループリーグ突破,あるいは1勝すること,だと私は思っていますが,それを達成して続投する,という感じがなんとなくベスト4を掲げた岡田さんからはしないんですよね),そういうことが起きるのかもしれません。
posted by coladevaca |07:22 |
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2010年01月17日
メッシー2ゴール,そしてまたもペドロ1ゴール。
だがMOMはアビダルさんだろうと。初めての(?)アビダルコールがカンプノウで起きるほど攻守に渡って冴えまくり。ラテラル選手でコールされるなんてあんまりないですよ。前もいいましたが,インフルエンザから帰ってきてからというもの人が変わってしまったような。一体どうしたんでしょうねえ・・・もちろんチームにとっては良いことなんですが。
この試合不思議なことに,セビージャはなぜかBチームの選手を2人も先発で起用してきており,余裕のなせる技なのか,それとも台所事情が余程苦しいのか。ちなみにそのうちの1人はあのマルク・バリエンテ!!ペップのバルサBの中心選手でありながら,ペップがトップチームにあげることなく(ペップは代わりにブスケを上げた),バルサを去らざるをえなかった,いわゆる87世代の選手の1人。ペップが上にあげなかった理由はよくわかりませんが,おもいつくのはやっぱりちょっと線が細いところか。カンプノウでバルサ戦となると基本的にボールを持つことは少ないですから彼の特徴が出ないのはある意味当然で,残念ながらこの試合では目立った活躍はできず後半開始時に交代,印象に残ったプレーはメッシーを倒してイエローを貰ったぐらいになってしまいましたが,いずれセビージャで活躍する日が来るのでしょうか。そしていつの日かバルサに復活・・・がんばれー!!
バルサは,ピントがバルデスに代わった以外は,コパの2戦目と同じ,いわゆるベストメンバー。でセビージャはメンツを落とし,また出来自体も全体的に低調なこともあって,ほぼ完全にボールを支配,前半こそ向こうのディフェンスを崩せなかったものの,後半に入るとほぼ一方的なこちらのペース。ペドロの2点目のゴールで勝負ありという感じ。チャビさんやアウベスが復調のきざしをみせ,アンリさんは相変わらず好調であり(でもやっぱりゴールは決まらない!!),ペドロ君も相変わらずゴールを決める,という中で,やっぱり問題はイブラさん。またも超絶好機を外し,点を獲ったと思ったらオフサイドで取り消され,とどうも乗り切れない感じ。あと,前からちょっと気になってるんですが,強引なプレーが非常に少ない,というか,1人でゴールをこじあけにいくプレー,1人で仕掛けるプレーというのがほとんど無いんですよね。不自然な程に最初の選択肢が他の選手へのパスだというのがどうも気になります。あくまでチームプレーに徹することに満足しているのか,それとも,調子が悪いからチームプレーをせざるをえないのか。
ちょいとディフェンス面で心配が残りますが(プジョーが負傷退場,マルケスとピケがコネにさらりとかわされたりして,相手に攻められた時にバルデス頼みになりそうな感じが漂ってるところが),我らがレアル・マドリがサン・マメスで撃沈したのもあってこれで5ポイントリード。まあでも試合内容自体は,普通に良かったと思うし,これからポイントが離れていくことはそうは無いとも思いますが。マドリといえば,これからもどんなプレーをしようとあくまでベンゼマでいくのか,それとも(ペレスの意向に反し?)ラウールを起用することもありうるのか。デ・ラレの件もありますし,なんか波風が立ちそうな気配がありそうな気もします。
クレにとってはなかなか良い朝になりましたね!!
posted by coladevaca |08:43 |
バルサ |
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2010年01月14日
この試合でもっとも出来が酷かった選手を最後までひっぱったのが敗因じゃないかと。そもそも画面に登場した時から,活躍しそうな気がしなかったです,私は。それぐらい何か追いつめられている感があったというか調子が悪そうに見えました,最初から。
同じく出来が良くなく試合からまたも消えかかっていたチャビさんは,プジョーに怒鳴られて奮起したのか,珍しくゴールを決めましたが,イブラさんは前半の超決定機を明後日の方向に飛ばした時点で早々に見切りをつけるべきだったと思います。得点を決める流れがきているペドロと,ゴール感覚はどうも鈍っている感じがするけど,それでも結果を出していたボージャンがベンチにいたのだから。後半始まった時点で,イブラさんを早めに交代させないかなー,でもペップのことだから多分カードは切らないまま終盤までひっぱるんだろうなあーと思ってたら案の定というやつで。
イブラさんの外したやつは,あれペドロだったら入ってたんじゃ,という気がしますし,またメッシーがポストに当てた跳ね返りもあったことを考えると,どちらかは獲れたんじゃないかなあー,と。あと,イニさんの裏へのパスも足の速いペドロやボージャンが入ってたらもっと効果的に使えたと思います。
攻撃陣でいえば,アンリ,イニ,メッシー,守備陣でいえばプジョーさんあたりの調子が上向き。逆に,チャビ,アウベス,イブラさんあたりはヤバイですなあ。ピケのように何試合か休ませた方がいい気がしますね。
posted by coladevaca |08:22 |
バルサ |
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2010年01月12日
世間的にいえばメッシーのハットトリックとか,イニさんの神業キープとかの方に注目が集まるのでしょうけど,テネリフェ戦に関して私はあえてボージャンを押したいと思います。
ペップが言っていたように,こちらの1点目が入るまでは非常に苦しい展開でした。テネリフェは失うものは何も無いとばかりに,バルサ並の非常に高くラインを保ってバルデスまで追いかけるプレスを敢行。さらにはロングボールもうまく使われ,こちらはまたも最近よくあるようにアップアップ。高い位置からボールを奪われショートカウンターを食らい,バルデスの好守と向こうのデランテーロのミスとがなければ,少なくとも5-0のようなことにはならなかったはずです。バルサも相手の高いラインの裏を狙ってイニさんやマルケスがボールを送りこむのですが,相手の集中した守りもあってなかなかうまくいきません。そういえばチャビさんは最近消えることが増えた気が。
しかし,この流れを変えたのが1点目であり,それはすなわちボージャンの個人技に他なりません。縦に突破してクロス。冷静に決めたメッシーはさすがですが,やはりその前のボージャンのプレーは非常に大きかったと思います。
この試合,戦前の予想では,地元テネリフェ出身のペドロの凱旋試合的なメディアの扱いもあり,彼の起用が濃厚だと見られていました。しかし,蓋を開けてみれば,アンリ/ボージャン/メッシーの3人。メンバー表を見た時,これは予想外のボージャン起用,と思いましたが,一方でセビージャ戦の感想で「ペップはボージャンを左に残しましたが,ペドロに比べると縦に出れた回数が多かったので,妥当な判断だった」と書いた通り,セビージャ戦のボージャンのプレーは良かったと思ったので,このペップの采配を見て,ペップはやっぱりちゃんと見てくれているのだなあーと思いました。その采配に応えて,ボージャンはこの試合で違いを作るプレー,セビージャ戦と同じように左サイドで輝いてくれたので,個人的にとてもうれしい!!です。
ボージャンがバルサで生き残っていくには,左サイドでのプレーを磨くのが一番の近道だと思っています。前々から補強が叫ばれているポジションであり,レギュラーのアンリさんは,パフォーマンスが良かったり悪かったりで一貫性を欠いており,体力的にいっても連戦は無理(ちなみにこの試合では,相変わらずシュートを外しつつ,それでも良いパフォーマンスだったと思います)。世界最高のメッシーがいる右,個人的には今のところどうもイマイチな感じの補強であるものの,個人能力はやはり怪物クラスのイブラさんのいる真ん中,に比べれば左サイドが定位置を確保しやすいのは明らかです。本人はおそらく,真ん中でプレーして点を獲って,というのが理想で,左サイドで使われるのおそらく本意ではないでしょうけど,ここは是非左サイドで地位を築いていってほしいものです。
この試合,わずか数分の出場でまたも点を獲った(厳密にはOGらしいですが)ペドロ君は,今のところボージャンのライバルっぽい感じですが,ボージャンが左でプレーできるようになれば,役割がかぶることなく,ボージャン/ペドロ/メッシーの並びが遠くない将来に可能になるかもしれない,と思いますし。
posted by coladevaca |07:21 |
バルサ |
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2010年01月09日
っていうのは正しい判断なのでしょうか?もしこれが日本だったらどうしたでしょう?死者はさらに増えて4人になったというニュースもありますが。
興味深いことは,テロが起きたカビンダという土地は,ウィキペディアの記述によれば
「カビンダでは分離独立を求めて反政府ゲリラ組織のカビンダ解放戦線カビンダ軍(FLEC-FAC)が存在しており、外国人の誘拐や、ゲリラ活動等を繰り返している。2003年5月以降、同組織幹部が相次いで政府軍に投降しており、組織として弱体化していたが、未だに政府側との平和的な話し合いには応じず、小規模ながらカビンダの分離独立を求めてゲリラ活動を続けている。」
だそうで,つまりこの事態はあながち予測できないものではなかったということです。つまりはテロリストに責任があることは当然ながら,この地に選手を運んだCAFにも相応の責任があるというべきでしょう。何かそれをごまかしたいがために,何事も無かったかのように大会を行おうとしているのではないか?と思えなくもありません。
クラブ側としては,せめてこの地での試合をキャンセルして,他の地域あるいは国で代わりに試合を開催する,など何らかの更なる安全策がとられない限り,選手を取り戻すことも考えるべきな気がします。
ヤヤとかケイタとかが銃弾に倒れたら・・・なんて考えたくもないですが。
posted by coladevaca |23:58 |
バルサ |
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2010年01月08日
お久しぶりというかあけましておめでどうございます。本年もよろしくお願い致します。
さて,我らがバルサは年が明けてから,ビジャレアルにドロー,そしてセビージャに敗北とあんまりよろしくない結果となっております。バルセロニスタ的ネガティブ思考でいえば「警告の灯が・・・」という感じですが,まあちょっと早いだろうと。
セビージャ戦のスタメンはこんな感じ。
ペドロ ボージャン メッシー
イニエスタ ティアゴ
マルケス
マックスウェル ミリート チギー アウベス
ピント
でこれが最終的には
ボージャン イブラ メッシー
イニエスタ チャビ
ブスケ
マックスウェル チギー マルケス アウベス
ピント
となりました。おそらくペップとしては,今までもよくやっているように後半に主力投入で勝負を決めることも見越しての采配だったのかなと。どうでもいいですが,チグリンさんはディマと呼ばれていることを初めて知りました。
さて蓋を開けてみれば,観客の少なさも手伝ったのか,およそバルサ vs セビージャというリーガでも屈指の好カードとは思えぬお寒い内容に。セビージャはまずは安全運転ということで消極的な内容でしたし,バルサはボールを支配しても当然ながらこのメンバーだと連携などが期待できるかというと厳しいところで,相手を崩すことができず,イニエスタとメッシーの個人技だけが光る展開となってしまいました。
後半,バルサはペドロに替えてイブラを投入。しかしそれよりセビージャがリスクをとってラインを上げ,前からプレスをかけてくると,バルサはアップアップになり(特に急造最終ライン),高い位置からボールを奪われて,左のペロッティ,右のカペルに展開されてサイドを崩され防戦気味に。セビージャのキープレーヤーの1人であるヘスス・ナバスはこの日右サイドではなく,トップ下だったのですが,前半ティアゴが蹴っ飛ばして最終的に負傷退場,後半からその代わりとしてレナトが登場,で彼がナバスより機能しちゃったのもイタかったですね。バルサは,これはいかんということで,ブスケ,チャビと主力を投入して盛り返し,イブラさんの得点にもつながるのですが,ここにもあるようにボージャンの得点が取り消されるとかカペルのPK,さらには1点目のオンサイドなど意味不明な判定もあって,負けてしまいました。チギーさんはブーイングを浴びてしまいましたが,ここまで余り出場機会が無かったし,しょうがない。同意する人がそれほどいるかはわかりませんが,結果がついてこなくてももうちょっとチギーとかマックスウェルとかは使っていくべきだと思います。最終的には選手層というものが大事になってくるわけですし。次はサンチェス・ピスファンで2点獲らなきゃいけなくなったのでコパはかなり厳しい感じですがどうなりますかねー。主力を並べれば必ずしも不可能ではないでしょうけど,そこまで力を注ぐべきかどうかの議論はありうるでしょう。
さて,ここから個別になかなか興味深かったところを述べていくと,
1.祝ミリート復帰。
まさかここでもってくるとは。セビージャとの対戦じゃキツかろうと思ったのでここではないだろうなあと思ってたのですが。やっぱりコパってのはそういう扱いなのかとも思います。で実際ちぐはぐなところもありましたが,周りも良くなかったですし,まあしょうがないですよね。ミリートさんがどこまで復調してくるかが今後の1つのキーとなりそうです。
2.ティアゴ君は・・・
バルサが失う可能性のある4人のカンテラプレーヤーのうちの1人であるティアゴ君。ここで失ったら,一体セスクとかピケとかメリダとかパチェコとかのケースから何も学んでないの?というか他のケースも含めてなんで毎回せっぱつまってからでないと契約延長交渉をしないのか不思議でしょうがないのですが(さすがチキ!!),まあそれはさておきこの試合のティアゴ君のできは良くも無く悪くも無くな感じでした。やっぱりセビージャという強豪クラブのディフェンスは勝手が違うだろうし,横にはイニさんもいるということで,簡単にイニさんに叩いてしまう「ケイタ風」なプレーが多かったですね。ブスケ君を見習ってもう少し無謀な勝負(?)をかけてもよかったんじゃないかなーと思います。
3.マルケスのピボーテは・・・
可能な限り避けましょうというのがこの試合で見えたかなと。プレースタイル的にやっぱりあってない感じがします。まず攻撃面からいくと,テンポ良くパスを散らすというより,ある程度時間をかけて相手ディフェンスの隙を読み取り,そこからロングパスを繰り出すのが彼のスタイル(得点につながったイブラさんへのパスは見事としかいいようがない)なので,プレッシャーがより厳しい中盤だと良さがでない,というのと,守備面ではやっぱり足が遅く,運動量にも乏しいのであんまり頼りにならないという感じかと。ピケをもってきても多分マルケスとそう変わらない感じはしますし,ブスケが怪我するとこのポジションは一気にレベルが落ちてしまいそうですが,どうしますか。といっても補強は無いっぽいので怪我が無いことを祈りつつこのまんま行くしかないのでしょうが。
3.ペドロ君は・・・
やっぱりエストレーモとしては?な感じですが,それでもどちらかといえば左より右に置いた時の方が良いような気がします。彼は右利きなので左に置いたとき,中に行きたがる→それを切られて行き詰まって横パスあるいはサイドチェンジ(ダメな状態のロナウジーニョのような感じ)ってパターンに陥る気がしますが,右に置いた時は,縦へのスピードはあるので,クロスをあげるというパターンも出て来る気がします。この試合でペップはボージャンを左に残しましたが,ペドロに比べると縦に出れた回数が多かったので,妥当な判断だったかなと。個人的には得点感覚を生かして真ん中において,エトーさんの如きプレーをして欲しいんですけどねえ。
4.メッシーの真ん中行きたがる病。
バルサが良くない時に現れるといわれている(?)この病。かつてに比べるとその出現回数がだいぶ増えているような気がしますが,なんでだろうと考えてみると,イブラさんの存在が大きいのかもしれないなと。この試合の前半は,確かに中へ段々よっていきましたが,まだ右サイドにいる回数も多かったと思います。ところが,後半になると中にいること多数。なんでこうなるのかといえば,まず強力なポストプレー能力を備えているイブラさんにボールを入れることがチームとして増えている→メッシーとしてはその折り返しを受けてプレーしたい→イブラさんは,運動量が少ないからなのか,それともそう指示されているからなのか,よくわからないが真ん中にいることが多い→したがってメッシーも真ん中にいたがるのである,というのが私の仮説です。そうだとすると,真ん中行きたがる病を克服するには,というかそれが生む弊害を修正しチームのバランスを取り戻すには,やっぱりイブラさんにもっと動いてもらうか,それともメッシーを右サイドにある程度しばりつけておくか,あるいは,イブラさんへのボールを意識的に減らしサイドからの組み立てをより重視していくか,する必要があるのではないかと。
つまりは,「メッシーが真ん中に来ることを前提にチームを整理する」か「イブラさんが真ん中から動かないことを前提にチームを整理する」かどちらかが必要なのではないかと。今のところどっちつかずになってる気がします。
posted by coladevaca |07:06 |
バルサ |
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