2009年08月30日
何とか2つ目もGet。
★モナコの王子ペドロが勝利を呼込む!(1-0)
★シャフタール・ドネツク戦後の選手達のコメント
アンリ イブラ メッシー
(→ボージャン) (→ペドロ)
ケイタ チャビ
ヤヤ
(→ブスケ)
アビダル プジョー ピケ アウベス
バルデス
定番メンバーですが,ちょっと珍しかったのがプジョー,ピケの並び。その意図はよくわかりませんが,この試合も苦しい場面で良く体をはってくれたディフェンスに長けたプジョーを相手のエース,ルイス・アドリアーノにあてるためなのかなあと推測。
シャフタールは実質ルイス・アドリアーノのワントップ気味で,中盤でボールを奪ってからのショート・カウンターが理想で,それがうまくいかなくて後ろでボールを奪うことになってもできるだけ早く縦に出してカウンターを狙う,という意図でプレーしていた感じ。
噂のチグロさんは,ディフェンスではかなり体をはって頑張っていました(メッシーに凄いタックルをかましておいおい怪我させないでくれよーというのもありました)が,攻撃面ではほとんど目立たず。後ろから組み立てるという意図がチームには無かったし,ボールを持つこと自体も少なかったし,で。何度か持った時には良いサイドチェンジを決めることもありましたが,一方,序盤ではまだ体力があったバルサの高速プレスにてこずり,ボールを獲られたり,パスをカットされてピンチを招く場面も。
「難しい試合になることは分かっていた。暑さ、湿気、ピッチコンディション、それらの条件も事態を難しくした。」
これはピケのコメントですが,この通りいつも通りの戦いをしようと思ったけど手こずった感じですね。相手のディフェンスが本当に粘り強く,ゴール前を固めてきたので,やはり昨シーズンのチェルシー戦のように苦戦。
そういう状況を打破する選手となることを期待されたイブラさんは,といえばうーん良くなかったなあ,と。連携がどうのこうのの前に,とりあえず個の戦いで負けてた印象。例えば,イブラとメッシーで相手と2vs2になる決定的な場面がありまして,その場面でイブラは勝負を選択,1人をメッシーが引きつけて実質1vs1,それでペナルティーエリアには侵入するも,相手のまあファウルといえばファウル,しかしPKを与えるには足りないプレーで止められてシュートも打てず,みたいなことになり。その他ゴール前でシュートに持っていった場面でも今イチなシュートが飛んだりとコンディションが良くなさげ。とりあえずヨーロッパの舞台ではサッパリという評判を打ち消す機会は先送りに。
連携面でいくと,何度かアレ?っと思った場面があり。それはサイドで持ったメッシーがサクっとクロスを上げた場面。メッシーはサイドでボールを持つととりあえずゴールを目指してドリブル,それが無理そうな時は周りのサポートを待ってワンツーなどを試みる,というのが彼の動きの定番だと思うのですが,この日はそういう場面でサクっとクロスを上げることがあり。今までだったらエトーさんが寄ってきて二人のコンビネーションで崩す,ということが多かったと思うのですが,イブラさんはそういう場面で真ん中に鎮座しており,メッシーもそれ目掛けてクロスを上げる,と。結果としてはうまくいかなかったのですが,仮にこれがうまくいってヘッドで得点を獲れたとしても,うーむ,まるでプレミアみたいだぞ,と。別にクロスをあげること自体を批判するつもりは無いですし,相手を崩してのクロスはドンドンやって貰いたいのですが,そうではなく相手の整ったブロックの外から中の高いのを目掛けて放り込むクロス。攻撃が行き詰まった時に入れるのは悪くないですが,崩すのをトライする前に早々にあげるのは,どうにもバルサらしくないな,と。これを新しい戦術的な進歩と捉えるべきなんでしょうかねぇー。
全体的な流れは,前半サッパリ(両チーム枠内シュート1だった気が),後半相手のディフェンスも甘くなってきてボチボチ,しかしキーパーの好守と,崩した場面でも中に人がいなかったりでシュートにいけなかったり,シュートを打ってもその精度がイマイチだったりで押し気味の中なかなか点が獲れず。メッシーもイライラして頭突きをかましたり(後半だったか延長だったかは忘れましたが)。
で延長。バルサは完全に燃料切れ。65%の支配率でボールを回してたはずなのに,ほぼ守りっぱなしだった相手の方が元気そうに見えます。向こうももちろんお疲れでしたけど,相対的にはということで。間延びしたライン,中盤がスカスカでプレスが消えた中で鋭いカウンターを食らい,失点しそうな感じが。ここをしのげたのはプジョーのおかげが大きいかと。ピケがエラいミスをした時も最後でふんばってくれました。
攻撃面では,メッシーが1人奮闘。中盤と前線を1人で支えてた感じ。この状況でも1人で何人もぶちぬいてシュートにもっていけるあなたは凄すぎます。それと後半の最後にイブラの代わりに入ったまだ燃料充分のペドロ。相変わらず運動量は多いです。しかしそれ以外の中盤から前の選手はもういるんだかいないんだかという状況。特にチャビの消えっぷりがヤバかったです。普段のチャビはボールを貰ったら,相手を背負っても持ち前のキープ力でいいパスが出せる体勢になるまでボールを保持しつづける選手だと思いますが,この時はボールが来たらサクっとワンタッチで流す流す。俺にボールを回すなよ,バテてるからみたいな。基本的に最初にベストメンバーを送り出してそれを引っ張れるだけ引っ張るのが好きなペップもこの状況はマズイと感じたのか,ボージャンとブスケという若く元気そうな2人を投入。向こうも前に元気な選手を投入していたので,どちらがより元気か,みたいな勝負をお互いのゴール前で繰り広げる展開に。
で結局,メッシー,ペドロ,ボージャンとこちらの元気な若者達が精力的に動き,最後はメッシー→ペドロでゴール。メッシーのパスは素晴らしかったですが,あれをすんなり決めるペドロなかなかのもの。やっぱり彼はシュートは良いなー。あんまり本数は打たないけど,打つ時はかなり思いっきりいくし,また枠内率も高いがします。ダニ・アウベスのプレースキックが明後日の方向に行くのと同じぐらい,ペドロのシュートは枠内に飛ぶ気が。イブラさんがどうも今イチなので試しに中で使ってみてはどうかなあー。エストレーモよりいい気がするんだけどなあ。
次はリーガ開幕戦ですが,確かメッシーを出さないとかいう話になってたような。アルゼンチンがヤバいのでとりあえずそっちの方を,ということなんでしょうけど,うーん大丈夫ですかねえ。イニさんは戻ってくるのかこないのか。
全然話はかわりますが,エトーさんの応援をかねてミラノダービーを見たんですが,スナイデルが出ててびっくり。やっぱりモウさんは選手のモチベーションを利用するのがうまいというか,リスクをとって勝負にいき,それをモノにするのが流石というか。チャンピオンズが楽しみになりましたねえ。それにしてもミランは余りにあっさり。ダービーだとは思えないほどに。
posted by coladevaca |07:21 |
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2009年08月28日
インテル、昨季の王者バルセロナと同組に
というわけでバルサは,早くも銅像を立てるべき(byイニエスタ)なエトーさんをカンプノウでお出迎えすることになりました。イブラさんにしろエトーさんにしろ,お互いに比較しないでくれといってますが,そうはさせじと商売人UEFAの力が発揮されたのかどうなのか。そういえばエトーさんは,戦力外の説明は一言もされなかったとメディアでぼやいてましたね。本当ならそりゃいかがなものかと思います。それとモウさんとペップも初顔合わせ。モウさんがペップを挑発したりするのか,ピッチ外でも結構楽しそうな組み合わせではあります。そういえば,心を入れ替えたらしいモッタさんも戻ってくるんですよねー。カンテラ出身とはいえ,エトーさんのように拍手で迎えられますかねぇー。
組み合わせ自体は,バルサは良くもなければ悪くもなく,というか比較的良いのかなー。インテルの他は,ディナモ・キエフ (ウクライナ)とルビン・カザニ (ロシア)。ヨーロッパで簡単な戦いなど1つも無いとはいえ,長旅を強いられる点ではマイナスですが,実力的には明らかに格下ですよねー。すんなりいけばバルサ,インテルが勝ち抜けるはずです。
他の組をみるとバイエルン,ユベントス,ボルドーのグループA,ミラン,マドリ,マルセイユのグループC,チェルシー,ポルト,アトレティのグループD,リバプール,リヨン,フィオレンティーナのグループEあたりが比較的厳しいグループですね。どこが落ちてもおかしくなさそうな。
マンU,CSKA,ベジクタシュ,ウォルフスブルクのグループBってマンU以外の2位争いが加熱しそうな感じ。アーセナル,AZ,オリンピアコス,スタンダールのグループHも同じ系統かな。
セビージャ,レンジャーズ,シュツットガルトのグループGは混戦になりそうですがセビージャ本命ですかね。フレブ頑張れ。
というわけで,やっぱり比較的良い組み合わせかなと。マンUとアーセナルのところが2番手がいないということで一番楽そうにもみえますが,第4ポットのチームのレベルが高いので必ずしもそうじゃない気がしますし。
ここ数日カタランメディアが,2500万ユーロで5年契約で年俸120万ユーロ+インセンティブで200万ユーロまでで土曜日にやってくる,などといってたチグリンスキー。でこれが嘘では無かったらしく,どうやら獲得が近いようです。
Txiki Begiristain: Dmytro Chygrynskiy Is On His Way To Barcelona
Barcelona-Bound Dmytro Chygrynsky Thilled With 'Dream' Move
チキのお話によれば,移籍自体は行われる合意ができているようですが(また本人もそうだといってます),それでもまだ交渉が終了したわけではなく,つまりはバルササイドは移籍金の引き下げに務めているようです。まあその努力が試合後にも続けられるようなので,実際に土曜に来るかどうかはわかりませんが,とりあえず来そうなのは来そうだということで。
ペップが明確に公に欲しいといったおそらく唯一の選手であり,おそらく最も獲得を希望した選手,その彼を獲得できそうなのだから,今シーズンはチャンピオンズに出れないとはいえ,めでたしめでたし,という話になりそうですが,まあただ不安も無いわけではないです。
ペップの惚れ込んだポテンシャルが発揮されることになるのかどうか,ペップの最大限の,ペドロ並みのサポートがピッチ上ではあるのでしょうけど,それでも彼にとってバルサへの移籍が初の海外移籍。今までウクライナから出たことはなく,つまり異なる環境へ適応した経験が無いわけで,言葉の問題も含めてカタルーニャ,バルサの環境に適応できるか,あるいはチームにとけ込めるか,そこら辺が全く未知数であり,つまりどちらかといえばピッチ外の問題といえるようなことでつまづく可能性がそこそこあるのではないかと。ガビ・ミリートを2000万ユーロ程度で獲ったことなどと比べても,実績/経験に乏しい今年23歳に2500万ユーロというのはかなりの大盤振る舞い,チキは,今後10年チャンピオンズリーグに出れる,今後活躍すれば高くないのだ,といってますし,その通りになればまさにその通りなのですが,上述のような可能性を考慮すると結構なギャンブルであるなーと。
彼の良いところを切り取ったyoutube動画だとマルケスのような組み立て王タイプの選手だがそれに190cmの高さがある(もちろん高いから獲るわけではなく,それはあくまで副次的な要素だと思いますが),という印象を持ちますが,果たして90分で見るとどういう印象を覚える選手なのか,とりあえず今日の試合で注目してみていきたいと思います。が,そもそも移籍しそうだというのに試合に出るのはどうなんでしょう?怪我したらどうすんですかねー。
こんな感じで,マルケス,ピケ,プジョー,そしてチグリンスキーと揃いそうなバルサセントラル陣。多くのビッグクラプのセントラルとは明らかにキャラが異なる選手が揃いつつあり,おそらくこれがバルサの他のクラブに対する最大のアドバンテージとなりそうな今シーズン。一時期ビディッチ獲得などという噂がイングランドのメディアで流れましたが,彼は明らかにバルサが欲しいタイプとは違うと思いますし,イングランドのメディアはそれがわかってないなーと。セントラルは屈強で球を跳ね返せる能力が最も必要,とは考えないのがバルサなのです。まず攻撃,ひたすら攻撃,そのためのデフェンサであると。昨シーズンもっとも苦戦したチェルシー戦,もしあの時マルケスが怪我をせずに2戦とも出続けられていたら・・・というのを考えると頑丈そうなウクライナの怪人(見た目的に)が計算通りに力を発揮すれば大きいのでは,おまけに7000万ユーロの電柱男ことイブラさんもいるよ,と。
ケイタとヤヤの代役,そしてエストレーモとまだ穴はあれどこれで今シーズンのバルサはほぼ完成という感じなのでしょうか。
posted by coladevaca |11:22 |
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2009年08月25日
今シーズン,バルサは六冠をかけて戦いますが,とりあえず幸先良く1つ目Get。
★“三冠チーム”伝説は続く(3-0)
★アスレチック・ビルバオ戦後の選手達のコメント
★アスレチック・ビルバオ戦後のグアルディオラのコメント
アンリ イブラ メッシー
(→ブスケ) (→ボージャン)
ケイタ チャビ
ヤヤ
マックスウェル プジョー ピケ アウベス
(→ペドロ)
バルデス
これでこの先将来も明るい感じがするか,といえばまあまだわからないかなと。ゲームを見てた感じ,やっぱりプレシーズンの気分が抜けきれない感じはありますよね。ファーストレグでバルサが勝ったこともあって相手のモチベーションも微妙というか,リーグ戦以下,プレシーズンマッチ以上の真剣度というか。ボージャンの3点目なんて相手の気持ちが明らかに切れてたからだし,カパロスさんは1点目でもう決まっちゃったみたいなこと言ってたしで。
中身自体は普通に良かったです。去年のチームの形をそのまま出せた感じで。驚きもなかったですが,ハイレベルな所で安定した力が出せているのは凄いことです。メッシーは相変わらず1人で何とかし,チャビは攻撃のタクトをふるい,ピケはゲームを作り,プジョーはディフェンスでふんばり,ヤヤは相手の攻撃に蓋をし,アンリは軽々とクロスをあげ,ダニ・アウベスはブラジル代表よりバルサの水の方があってるようであり・・・と。チャビやメッシーやヤヤがいれば大丈夫,だというのはわかった(わかっていた)ので,彼らがいなくなった時にどこまで踏ん張れるか,でしょうねこの先。
驚きを作るはずだったイブラさんは,まあ予想通りまだ先は長いかなと。メッシーのパスからのジャンピングボレーとか奮闘していましたが,メッシーの1点目のチャビがイブラにあてる→イブラがワンタッチでメッシーに叩く→メッシーがディフェンスを抜いてゴール,みたいなプレーのようにバルサの攻撃にあわせるので手一杯という感じというか,あるいは周りの引き立て役に終始したというか。前半しばらくはそれもできずにいないも同然,チームもいなくても別に大丈夫な感じでアンリやメッシーにボールを集めていましたが,だんだん流れにはいっていって,ポストプレーをしたり,クロスを上げたりと。まあチームはそれもあってうまくいったのでそれはそれで良いのですが,7000万ユーロのインパクトとしてはまだまだ弱いかなあと。やっぱり今のチームはメッシー中心に動くのでその引き立て役にならなければいけない一方,自分の色をその中でも出していくことも必要。今の感じだとあんまり彼自身が点を重ねるイメージはないですが,これがこの先どう変わりますか。とりあえずメッシーのスルーに遅れずに反応できるかどうか,がチームにフィットしたかどうかの目安になりそうです。課題といわれていたディフェンスでは良く走っていたと思いますが,それが今後も続くかどうかですね。
チームへのフィットという点ではマックスウェルの方が遥かに上でしたね。ビックリするほどにフィットしていた気がします。バルサのリズムは独特で,アンリのような実力者でさえ,そこにフレブも含まれると思いますが,適応するのは決して簡単なことでは無いのですが,彼はもう自分のモノにしている感じがあります。なんとなーくですが,彼のリズムはちょっとメッシーに似てる気が。前の方で使うのも悪くはなさそうだし,もしかしたら彼は周囲の期待以上に大化けする選手になるかもしれません。
OFFICIAL: Sylvinho Joins Manchester City On Year-Long Deal
シルビーニョさんの次のクラブがシティに決まりました。音沙汰が無かったので心配してましたが,これであと1年か2年現役を続けられそうです。シティのようなまだ若いチームにとって,ビッグクラブで数々の大舞台を経験し,またプロの鑑みたいな選手であるところのシルビーニョ獲得は良い補強だったのではないかと。シティの補強はプレミア中心,ライバルの戦力減らしもかねてで意外に堅実,そして見ているところは見てますね。大量補強でバランスをとるのが大変そうですが,本当にビッグ4に割って入ってもおかしくないチームを作りつつあるなーという感じです。
posted by coladevaca |08:00 |
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2009年08月21日
お久しぶりです。
更新が滞っていた合間にも世の中は動いており,大きいニュースとしてはサー・ボビー・ロブソンさんや,お隣のダニエル・ハルケ選手がお亡くなりになってしまったことでしょうか。ロブソンさんは年齢や病気のことでまあいつかは,という感じである程度予想できたことですが,後者はさすがに衝撃でしたね。
さてさて,バルサはアメリカから大した怪我人を出すことも無く帰って来て,さらにスーペルコパ1試合目やガンペル杯もこなしていよいよシーズン開始が近づいて来たというのが現在の状況です(厳密にはもう始まっているのでしょうけど,やはりリーグ開幕でシーズン開始って感じがします)。
ここまでプレシーズンを見てきた感じ,やっぱりペップのいうように1人ないし2人の補強はあった方が良いのかな,という感じはします。一般にバルサの補強ポイントは,エストレーモ,セントロカンピスタ,そしてデフェンサ・セントラルだと言われていますが,それぞれマタだのセスクだのチグリンスキーだのと名前が上がるものの,どれも無理っぽい話で,最近ではそれに関係なくエブエという話も。まあ確かにアウベスの控えはいないといえばいないので彼を獲るのも悪くはないのですが,他のところの方が先でしょ,という感じはしますねー。
ちなみにエブエさんは,色々軽率なプレーを重ねた結果アーセナルファンから愛想をつかされているようで,さっさと放出しろという声が大きいと私は認識していますが,ベンゲルさんの行動は見ているとファンとは違い彼への評価は必ずしも低くはないようですので,やっぱりこの話はなさそうな気がします。
で,先に補強をした方が良いと書きましたが,理想としてはカンテラから上げられるものなら上げた方が良いというのはあります。お金がかからないし,チームは若返るし,でいいこと尽くめです。
でそのカンテラ勢が多く起用されたガンペル杯の布陣はこんな感じでした。
<前半>
ジェフレン ボージャン ペドロ
グディ ヤヤ
ブスケ
マックスウェル フォンタス プジョー モントーヤ
(→バルトラ)
ピント
<後半>
ジェフレン イブラ メッシー
(→ガイ)
ジョナタン ティアゴ
ケイタ
マックスウェル フォンタス バルトラ アウベス
(→ムニエサ) (→ピケ) (→エンリケ)
ピント
カンテラ勢以外の新戦力のここまでの評価をサクっと書いておきますと,
まず7000万ユーロの男イブラ。まだまだ半分寝てる感じでしたね。いかにも体が重そうというか。チャンスも2度外しましたし。フォームが上がってくるのは9月の代表戦後ぐらいじゃないでしょうか。空中戦と,ポストプレーという点で,なるほど足先が起用なところをちょっと見せましたが,基本的にゴール前で張ってることが多かったですね。ちなみにインテルのスーパーカップを見たところ,逆にエトーさんはインテルでは結構下がって積極的に組み立てに参加してました。多分インテルでは中盤がどうも攻撃面で今イチで前で待ってるだけじゃダメだという感じになり,バルサだと前で待ってればボールはやってくるんで下がって組み立てに参加することもないっしょ,って感じでこの違いが生まれたのだろうと思います。だから,イブラさんもおそらく前で張ってポストプレーに専念する場面が増えそうです。下のスペースに出ても,そこはメッシーが使うスペースなので邪魔だという話になるだろうし,じゃあサイドに流れますかというと,右はアウベスが競り上がってくるのでそこもダメ,そうするとアンリと入れ替わるぐらいしか無いので,前で張ってればいいや,とゴール前の電柱イブラ誕生という感じになると予想。
マックスウェル。とりあえず,つなげる,ボールをもてる,1人で突破もできそう(ここがアビダルには無い最大の長所じゃないかと)と攻撃面では良さげな感じです。後は守備面ですかね。今までの試合では攻められる場面が余り無いのでわかりませんが,どこまで踏ん張れるかで決まるのかな,と。ペップの評価はまだアビダルの方が上っぽいですが,左はカンテラを見てもしばらく上で使えそうな選手がいないので彼にかかる期待は大きいですな。
エンリケ君。多分今の評価だとフォンタスよりも低いんじゃないかなと。ボールをもった時に余り動けないのがペップ好みじゃ無さそうです。技術的な問題なのか,それともリズムがあわないのか,よくわかりませんが,ボールをもった時にどうにも動きがぎこちない。ボールをもった時に今イチな選手でもプジョーのように他に特徴があればいいんですが,今のところそれも見えてこない感じがあります。そういう所をうまく出していって欲しいですが,とりあえずもう1年レンタルですかねー。サラゴサやラシン,さらにはハルケさんの穴を埋めるべくエスパニョールにレンタルされるという噂がありますがどうなりますか。
余談ですが,ヤヤを前に置くのは結構面白いですね。バルサにきてから着実に上手くなってますし,他にディフェンスができる選手がいるのならヤヤを前に置くのは良い選択肢だと思います。
さて,ではまずカンテラ勢を補強ポイント別に割り振ってみますとこんな感じになるかと。
エストレーモ:ペドロ,ジェフレン,ガイ
セントロカンピスタ:ジョナタン,ティアゴ
セントラル:フォンタス,ムニエサ,バルトラ
でそれぞれカンテラ勢でいけるのか,それとも外から選手を連れてきた方が良いのか考えていきましょう。
1.エストレーモ
ペドロで決まり!!
というのがペドロを高く買っているペップの結論な気がしますが,個人的な意見としてはそれはどうかなあと。
先のスーペルコパで彼は1点獲りましたが,私から見るとプレー振りは必ずしも良いものだったとはいえず(ちなみに本人もそういうコメントを残していました),このポジションは補強は必要じゃないかなと。ペドロ,ジェフレン,そしてガイ君,彼ら3人に共通することとして,1vs1であんまり勝てないことがあげられます。少なくともバルサにおけるこのポジションはそれができないと話にならないところがありますので,そうではない彼らに任せるのはちょっとツライのではないかと。ガイ君はまだ若いので今後フィジカルが向上すれば,という気がしますが,ペドロなりジェフレンなりは今できなくてもこの先できるようになる,というほどの伸びしろがありますかどうか。ペドロはアメリカツアーまでは結構いけてたのですが,やっぱりリーガクラスの高いレベルの相手になると,スピードを上げて抜こうとする→技術的に難があるのかボールが足元から離れてしまう,という感じになるのは実は先シーズンとあんまり変わってない気が。ペドロはシュートは良いものをもっている,スピードもある,でもドリブルすると今イチ,結局彼はサイドの選手じゃなくて真ん中の選手じゃないか,という気がします。ジェフレンはサイドが本職の選手らしい動きをしますが,やっぱり全体的に力不足は否めず。ガイ君はちょっとトップで使うにはフィジカル的に早すぎ,せめてあと1年はBチーム中心でやった方が良いと思います。
私は,若手(カンテラ勢)を積極的に起用すべき,というのが基本な立場なのですが,ただ,それは使い続ければモノになるような選手を,ということでもあり,その点からするとペドロやジェフレンはどうなのかなというのが個人的な意見です。デランテーロのポジションは,それより後ろのポジションに比べて間違い無くハードルは高く,歴史的にみて外からの補強に頼ってきたことが多いポジションだと思うので,厳し目に評価するのはやむをえないかなと。皆さんは彼らについてどう思われますか?もし彼らが将来有望間違い無し,という意見が多数ならば,補強せずに彼らを使い続けるのが正しいと思います。
2.セントロカンピスタ
まずはアメリカツアーにも帯同したジョナタンが第一候補ということになるでしょう。ジョナタンについては,今まで見て来た感じ,無難な選手というか,イメージ的にいうとケイタみたいな選手という印象があります。バルサの選手にしてはだいぶバランスに気をつかってるな,と。悪くいえば,ちょっと保守的というか中途半端というか。バランスに気を配るといってもヤヤのように守備を基本とする選手ではなく,かといってチャビのように攻撃を基本とする選手でもなく,両方ともバランス良くこなすタイプ,だからケイタっぽい印象を受けるのだと思います。19歳という年齢で全般的に卒なくこなす,というのは大したものだといえるでしょう。
ティアゴは,かねてから将来期待の若手と前評判が高かった選手で,チャビのように攻撃を基本とする中盤のマエストロタイプ,というよりはもっと前のめり,かといってイニエスタほどのドリブルは無くそれよりパスの方が印象的な,テクニックがありイケイケの攻撃的選手,個人的にはジョナタンより彼の方が好みですが,フィジカル的にまだちょっとどうかな,という感じがしました。
という感じで,ここはジョナタンで,といいたいところなんですが,ネーションズカップでヤヤが抜けることを考えるとそれはちょっと厳しいかな,と。例えば,ケイタの代わりでジョナタン, ジョナタン/ヤヤ/チャビとかなら心配ないんですが,これがジョナタン/ブスケ/チャビだとちょっと不安です。ブスケのディフェンスはちょっと心もとないし,さらにブスケが例えば怪我をした時に底をどうするのか,という問題が出て来るので,やっぱり1枚ディフェンシブな選手が欲しいところですよねー。
というわけで,ここはジョナタンでもティアゴでも積極的に起用して良いと思いますが,補強はやはり必要,とくにディフェンシブな選手を,という感じです。ここを獲っておくと聖アンドレスを前で使えることにもなりますし,今後1人だけを加えるならディフェンシブなセントロカンピスタでしょう。
3.セントラル
バルトラ君は,時間が短すぎて良くわからなかったので省略するとして,
やはりこのポジションの一番手はフォンタス君ですかね。今まで見て来た感じ,彼も全般的に卒なくこなすタイプ,ミスが非常に少ないのが印象的です。攻撃センスが目立つ感じではないですが,かといってそれが無いわけでもなさそうで,ボールを出さなければいけない時はかなり良いボールを出したりするし,また181cmらしいのですが,なぜか横幅がありそうな印象をうけ,実際競り合いにも弱い印象は受けない,となにかと安定感を感じる選手だと思います。
ムニエサ君は,やはり前評判通りセンスは感じさせるものの,全般的に若すぎるなー,という印象。将来期待の星ですね。
というわけでここはフォンタス君に頑張ってもらいましょう。ピケ,マルケス,プジョーとここはある程度揃っているので,後1枚がフォンタス君でも別に大丈夫じゃないかと。補強するなら,より選手がいない前の方にすべきでしょう。
最後にまとめれば,デフェンシブなセントロカンピスタ(+エストレーモ)を補強で今シーズンのチームは完成,という感じじゃないかなあーと。
posted by coladevaca |07:44 |
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