2009年04月29日
あんなフットボールをする方もする方なら,それを破れなかった方も破れなかった方で。チェルシーにはフットボールファンとして失望,バルサにはクレとして失望という感じ。
正面から打ち合うのは自殺行為という評価ですか?それは正しいですよね。プレミアのハイスピードでスペクタクルなゲームっていうのは,お互いイングランドの下手糞なクラブ同士でないと成り立たないわけですから。それでももう少し違う戦い方があったんじゃないですか?あれが「チャンピオン」達の戦い方ですか?確かに,チェルシーは「チャンピオン」じゃないですもんね。我々も違いますが。でも我々は心だけはいつもチャンピオンであろうとしてますよ。そして,それにふさわしい戦いをチャンピオンでもないのにやろうとしてますが,それはあなた方からみればさぞや馬鹿げた姿に映るのでしょうね。ところで「ビッグ4」の看板はどこへ投げ捨ててしまったのですか?・・・「ビッグ」は元々経済規模だけの話だった?それは失礼しました。
というわけで,プレミアのヨーロッパ支配などフットボールにとっては悪夢でしかないので早々とご退場頂きましょう。次はマルケスが怪我で消えて,プジョルは出場停止みたいで,あら大変。んでもカセレス君が穴を埋めてくれるので心配なし。気楽にやっておいで。
この試合をとても楽しみにしてた自分が非常に馬鹿でした。今は心底反省しております。低レベルリーガ万歳。つい先日みたバレンシア戦の方が同じ引き分けでも,バルサにとって苦しい試合でも私には遙かに楽しめました。
さて次はクラシコ。どんな結果になるにしろクラシコの方がこの試合よりきっと楽しめるでしょう。そうですよね?白組さん。
posted by coladevaca |07:13 |
バルサ |
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2009年04月28日
今シーズンのバルサは,フットボール史上余り例が無いトリプレッテという偉業達成に向けてつき進んでおり,今後の試合は全て重要であることは間違いないのですが,その中でおそらく最も重要な試合がやってきたと思います。
それはなぜでしょうか?例えば,マドリーとのクラシコに比べてなぜ重要だといえるのでしょうか?国内リーグよりチャンピオンズが大事だからでしょうか?例えば,イニエスタのようなチャンピオンズより国内リーグの方が大事だ,という人にとってはクラシコの方が重要かもしれません。
しかし,私はこう思います。あえて言い過ぎを承知で書きますが,この1戦に勝利できなければ,たとえ国内タイトルを獲ったとしてもそれは空しいものではなかろうか?と。
今シーズン,バルサは歴史的なチームだといわれていますが,もしかしたら,それは対戦相手に恵まれていることが大きく貢献しているのかもしれません。
例えば我らがライバルレアル・マドリー。
彼らはここ2年スペイン王者であり,スペイン国内で最も輝いていたチームであることは間違いありません。そして最近のリーグ戦における怒濤の追い上げも驚嘆すべきものともいえるでしょう。しかし,そんな彼らもヨーロッパにおいては厚い壁に阻まれています。先シーズンのチャンピオンズでは格下と思われていたローマに4-2で完敗,今シーズンはリバプールに5-0の惨敗,近年のチャンピオンズの戦いにおける低迷により最新のUEFAクラブランキングでは13位に転落,ヨーロッパレベルにおいてはもはや大して強くないクラブなのです。
既にリーガのクラブはチャンピオンズ,UEFAともバルサ以外は敗退し,特に最近好成績を収めてきたUEFAカップから早々とリーガのクラブが消えたことは,リーガの地盤沈下を象徴しているように思えます。バルサが破竹の勢いで勝利を重ねたことも,マドリーが驚異の追い上げをしていることも,その根底にはリーガのレベルが低下していることがあるのかもしれません。また,チャンピオンズであたったリヨンやバイエルンも好調とはいえず,リーグ戦で苦戦していることも忘れることはできません。
バルサは本当にスペクタクルで強いチームなのか?それとも今までの相手がバルサに好き放題やられる程度の大したことない相手が多かったのか?ようするに相手が弱かったのか?歴史的なバルサはプレミア最強説,ビッグ4最強説と対峙した時にどうなるのか?
私ならずともこれらの疑問に決着をつけたい人は多かったのではないでしょうか?そして遂にその疑問に対する一通りの答えを見ることができる日を迎えたわけです。チェルシーはビッグ4の中でも戦力的には1,2位を争い,現時点ではヒディング効果もあってマンUをも上回わっているか,少なくともビッグ4の中でも上位にいるクラブであることは確実です。チェルシーに勝利できれば,上記の疑問に答えを出すことができるでしょう。チェルシーに勝てれば,バルサは本当にスペクタクルで強く,新しい歴史を創るにふさわしいチームなのだ,と胸を張っていえるでしょう。これが逆に負けたらどうでしょう?どんなに美しいフットボールをしようと,やはりプレミアには適わないのか,リーガのタイトル争いもビッグ4以下のヨーロッパであまり強くないクラブ同士が争っていることが明確になり,クラシコなども少々味気ないものになってしまうでしょう。
というわけで,チェルシー戦は,今シーズンのバルサの全てが懸かっているゲームだと勝手に思ってます。チャンピオンズのタイトルとは関係なしにこの試合だけはどうしても勝たなくてはいけない試合だと思います。
相手が何をやってくるか,よくわかりません。アネルカとドログバというフィジカルモンスターを2人並べて放り込みをやってくるかもしれません。そういうフィジカルと高さを前面に押し出した戦い方をされるのがバルサにとっては一番嫌なんですが,果たしてどうなるか。まあとにかくどんなやり方をされようと勝たなくては。
バモス!!バルサァアアアア!!
posted by coladevaca |07:04 |
バルサ |
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2009年04月23日
白組が,イグアインとグティの頑張りで何とか幸運にもゲームをものにした(彼らの頑張りは素晴らしいとは思うけど,内容的には負けゲームというのは否めないかと)のに比べ,バルサは次元の違う強さで4-0とセビージャを粉砕。メッシー抜き,イニエスタもサイドというよりは中の選手のような動きでちょっとアンバランスだったけどそれでも彼が輝き見事粉砕。また,バルサは倒れた選手を蹴りつけたり,それで集まってきた選手を殴ったり,おまけに審判にmother fuckerと言ったりする人もなく,とてもクリーン。素晴らしい,文句無しの勝利。
とはいえ敵の失敗が大きかったのも事実だと思います。相手がヘスス・ナバスを左サイド,ディエゴ・カペルを右サイドに置いたのは致命的なミスのように見えました。少なくともそれでセビージャの攻撃が全く怖くなくなってしまったように思いました。そもそもセビージャの攻撃は右に偏りがちでバルサにポゼッションされる中で数少ない攻撃も右サイドからされたわけですが,それで左サイドにいるヘスス・ナバスがゲームから消え,代わりに右にまわされたカペルはボールが来るから頑張るものの,やはり彼が得意なのは縦への突破。それがやりにくいので結局左に一度振ってクロスを上げるのが精一杯,それにあわせようとするだけのナバスも見ててかわいそうだった。たとえカペルが縦を切られて左サイドでうまくいかないとしても,ナバスが右サイドにいればそこからはそれなりの攻撃ができたはず。入れ替えなければ右サイドは生きていたはずなのに,両選手を入れ替えたことによって両サイドが死んでしまったのがセビージャの最大の失敗,自分たちの最大のストロングポイントであるナバスの縦の突破→クロスを壊してしまったのがセビージャの最大の敗因だと思います。ディフェンスが間延びして良くなかったのも,バルサに点を重ねられたのと共に攻撃がダメすぎてリズムを掴めなかったのが大きいのではないかと。
次のバレンシア戦はもっと厳しいゲームになるでしょうから気を引き締める必要はあるでしょうけど,そこら辺はあの神経質なペップが手を抜くとも思えないので大丈夫でしょう。メッシーも戻ってくるだろうし。
うん,次が楽しみですねー。
posted by coladevaca |08:02 |
バルサ |
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2009年04月20日
マンUのマケダ君が17歳で2ゴールを決め,世界から注目される中で,ラツィオのロティート会長がマンUの「青田買い」を批判し,マケダ君のお父さんが反論するなど一連の論争があったのはご存じの通りです。で最近某雑誌を読んで始めて気づいたのですが,実は1ヶ月以上前に「青田買い」規制が関係者の間で合意されていたんですね。
UEFAのプレスリリースによれば,UEFA,ECA(クラブ),EPFL(リーグ),FIFPro Division Europe(選手)の代表者が話し合い,「青田買い」規制に同意したとのこと。その内容は,18歳以下の選手の国際移籍を禁止するとの内容。そもそもFIFAルールでは18歳以下の選手の国際移籍が原則として禁止されているのですが,それにはいくつかの例外があり,そのうち,EUやEEA圏内で行われる移籍であって,16歳から18歳の選手に関するものは,いくつかの条件を満たせば国際移籍が認められるというルール(FIFA移籍規定Article 19-2b))になっていました。それがFIFA移籍規定の原則にあわせる形で改められることになりそうだとのこと。
ちなみにECAの代表者にはうちのラポルタの名前なんかがあったり。
それじゃマケダ君みたいなケースが無くなるかどうか,っていうと実際どうなんでしょう。
というのは,Article 19-2aには,両親の移住と新しいクラブとの間にフットボール的な関係付けがないなら,国際移籍もOK,例外として認められるというルールが以前からあり,それは今回の改正をもっても変わらないようです。実際,このルールが想定しているようなケース,つまりはご両親の転勤とかで他の国に移住した時にフットボールクラブに所属することができない,なんて話になると選手にとっては大問題になるわけでこのルールを変更することはできないでしょうが,確か以前からこのルールを抜け道にして国際移籍が行われていたのでは。これを厳格に運用すればクラブが両親の家と職を世話して,家族丸ごと移住させて選手獲得みたいな手法は使えなくなるのでしょうけど,実際両親の移住がフットボールと関係があると決めつけるのは難しいわけで,それでアフリカの少年とかがヨーロッパによく来ているのではないかと(もし違ったら指摘して頂けるとありがたいです)。
このルール改正は何を意図しているのでしょう。公式には若いプレーヤーを守り,ユース育成を促す,ということらしいのですが,本音はもっぱら「反プレミア」でしょうね。つまり,16歳からプロ契約,大金を積んでひっぱるというプレミアのやり方が気に入らない。それ以外にはないかと。
以前にも言いましたが,もし「青田買い」そのものを問題視するなら,プレミア勢による国際移籍の禁止だけでなく,バルサやマドリーやミランやインテルやバイエルンなどのビッグクラブが自国内で将来有望な若手選手を青田買いするのを禁止する,つまり国内移籍も禁止しなければ筋が通らないというものです。また,そもそも国境という「柵を乗り越えるな」というルールを決めれば,柵の中の羊(若手選手)が育つようになるというのは明らかに胡散臭い理屈です。柵の中の環境が余り草が生えていないとかで良くない環境であるならば,よその沢山草が生えている環境に移動した方がその羊の成長にとって良いのではないか,と考えるのは普通であり,多くの若手選手達が環境を変える理由がおかしいとは一見して思えません。あくまで一つの柵の中に囲い込む方が良く羊が育つのだ,と考える何か優れた根拠があるならばそれを提示すべきですが,そうされたことは今までないでしょう。プラティニの思い込みみたいなのはインタビューで聞いたことがありますが,客観的な証拠が提示されたことはないと思います。
というわけで,うまく話をすり替えてプレミアクラブを追い出した偉大なる将軍プラティニに乾杯!!と欧州各地で祝杯が上げられたことでしょう。
posted by coladevaca |08:24 |
スポーツ文化 |
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2009年04月16日
フランツ・ベッケンバウアー
「お互いにとって、よい結果のいいゲームだった。」
という発言に象徴されるように引き分けでも,合計5-1の大敗でセミファイナル進出の道を絶たれてもどこか満足そうなバイエルン陣営。とりあえずカーサならバイエルンとフランクフルトほどの差は,バルサとバイエルンの間には無いということで一安心という感じ?
バルサのスタメンは,以前予想したのとほぼ同じ。違いはメッシーを先発で使ってきたこと。
・・・┐(´-`)┌
自分の眼を疑ったというか,一体何を考えているんだろうというか。
ポイントとなるマドリーとのベルナベウクラシコ前後までの今後の日程を見ますと
リーガ 第31節 4/18 ヘタフェ -バルサ
リーガ 第32節 4/22 バルサ - セビージャ
リーガ 第33節 4/26 バレンシア - バルサ
チャンピオンズ 準決勝 4/28 バルサ - チェルシー
リーガ 第34節 5/3 マドリー - バルサ
チャンピオンズ 準決勝 5/6 チェルシー - バルサ
でこう思うわけです。
ここでメッシーを休ませるのでなければ一体どこで休ませるのか?
ここでフレブを使うのでなければ一体どこで使うのか?
と。
戦術的にいえば,メッシーを前線において目標の1点をいつも通り攻撃的に獲りにいくということなのかもしれませんが,スペースを埋められるフレブを置いてリベリーのケアをより重視するという選択肢は十分考えられてよいはずでした。これはケイタを中盤で起用することとも符合します。アウベスとフレブでリベリーを挟んで,ヤヤがカバー,それで空いたスペースをさらに肉体派のケイタがカバーで頑張る形。
実際,バイエルンは,4-4-1-1でトニのワントップ,リベリーがその下,ディフェンスの時はその形でしたが,攻撃になると左サイドのゼ・ロベルトとリベリーが入れ替わってゼ・ロベルトがスルスルと上げっていく一方(何で最初からリベリーが左にいないのか,といえばゼ・ロベルトに左サイドのディフェンスのケアをさせるためでしょう),リベリーが左に流れる→トニに一度あてて,バルサの選手を寄せたところを左サイドに展開,バルサの典型的弱点であるところのアウベスのところをリベリーがつく,というパターンをかなり意識していたように思います。メッシーは戻ってくる時もあれば,戻ってこない時もあり(彼はそれでいいわけですが)。ここでフレブならもうちょっとリベリーがケアできたのではないかと。今まで暇だった分,大いに走りまくってもらおうという感じで。
ちなみにディフェンス面では,バイエルンはかなり改善されてましたね。ラインを上げてガンガン前からきてました。前のように後ろが引いてスペースが空くこともなく,メッシーの所は最低2人,あるいは3人で寄せてきてっメッシーは,かなり苦労してました。ルシオもやっぱりあの中では最後で踏ん張れる選手。カンプノウの時いなくて良かったですねー。
まあ百歩譲って,メッシー先発も良しとしましょう。バルサは73分にバルサらしい崩しからケイタの一撃で1点獲ってこの試合同点に追いつき合計5-1。この時点でバイエルンは,4点では延長にさえ持ち込めず5点獲らなければいけなくなったわけで残りロスタイム含め20分程度。1点を獲るという目標もこの時点で達成しました。試合としては本当にもう終わりでした。現実的にいえば,ラーム君がいう通り「実際には奇跡については前半が終わった段階で終わっていた」(バイエルンとしては前半のうちに得点して希望をつなぎたかったがそれができなかった時点で諦めがあった)という状況でさえありました。
この時点でバルサは交代枠は使っていなかったので,つまり3枚カードを切ることができました。しかし78分にイニに代えてフレブを入れただけ。カードを2枚残して終了してしまいました。結局,メッシーはフル出場・・・疲れているようにも見えたけどフル出場。
あの状況でメッシーを最後まで引っ張ることにどんな意味があるのか,この選手起用のどこが「賢い」のかを私に教えてくれる方を募集したいと思います。
それにしてもフレブは本当に戦力外ですね・・・ここまで外されるとモチベーションも下がるだろうと。
トリデンテの誰かが故障したらイニエスタを回すのが第一の選択肢で,しかしイニをそちらに回すと中盤の構成力がガクっと落ちる,というかこの試合のように1人2役こなさなきゃいけなくなることさえある(ケイタはまるでどこかのストライカーみたいな選手ですな。普段攻撃面で何をやっているのかよくわからないが,突如ゴール前に現れて点を獲るっていう。入団前に左足のシュートがあるとか言われたけど,今回初めてその左足が火を噴いたのを見た気がします)のがわかりきっているという状況において,言い換えれば,トリデンテの代替選手が実質誰もいないという状況において,それでも控え選手にチャンスを与える機会をみすみす無駄にするというのは・・・ボージャンだって半戦力外みたいなもので。
残念ながら,「ロンドン経由ローマ行き」などと無邪気に喜ぶ気にはなれそうにもありませんです。
さて,チャンピオンズはベスト4が出揃い,見渡してみれば予想通りの「ビッグ3+バルサ」という,その枠組みだけを見れば去年と同じ,リバプールとアーセナルが入れ替わっただけのある意味おもしろみの欠けるメンバーが揃うことになりました。つまりは,バルサが頑張らない限り,またCLのファイナルがプレミアリーグかの如くイングランド勢同士のファイナルとなってしまう,こりゃなんとか阻止せねば・・・というわけでプレミア最強信者以外はバルサを応援していただける気もするのでそれを生かしつつ,チェルシー山が余りに険しいことは認識しつつ,それでもなんとかローマへ!!!!
posted by coladevaca |06:53 |
バルサ |
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2009年04月14日
少々気が速い話なのは確かなんですが・・・
バルサは,メッシーのイエローが不当だという抗議をしたのですが,それがUEFAに退けられたのはご存知の通りです。何で抗議したのか,といえば,ファイナルをイエロー累積で出場停止になったらイタいからなんでしょうけど(過去のネドベドみたいになったらそりゃ眼も当てられないという),そもそもメッシーがセミファイナルまでで3枚イエローが貯まっても,ファイナルには出場できるのだという説があるようです。チキートさんの所読んでて初めて知りました。スポルトの説ですかね。
Messi podría jugar la final de la Champions pese a las tarjetas amarillas
こりゃ本当?ということでちょっと調べてみたんですが,
1.チャンピオンズのレギュレーションにはそれらしきことは書いてないように見えます。私が見落としているのかもしれませんが。私が読んだ限りではイエローの累積が清算されるのはシーズン終了後のような。
2.確かに過去ルールを変更してそういうルールで運営された大会がありました。それはEuro 2008です。
UEFA changes yellow card rule for Euro 2008
でもこれってEuro2008だけの特別措置じゃないのかな,っていう感じがするのですが。ユーロは毎年あるCLとは違うので特別扱いにした,っていう感じがします。
というわけで,やっぱりこれって本当?と思うんですが,果たして真実は・・・誰か詳しい方に教えて頂けると有難いです。
posted by coladevaca |08:20 |
チャンピオンズリーグ |
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2009年04月13日
チャンピオンズバイエルン戦,そしてレクレ戦,選手入場の時はいつものイムノでしたが,その前にスタンドに聞き慣れない,いつものイムノとは違う歌が流れていたのをお気づきになった方も多いと思います。その歌は「Barça, estic boig per tu」,和訳すると「バルサ,君に夢中さ」という歌のようです。公式を見ていても日本語版,インターナショナルな英語版共にほとんど言及が無かった(調べてみたら,ここにありましたが,これじゃ気づかない人がいても不思議じゃないかと)と思いますが,どうやらバルサの新しいテーマソングらしいです。
この歌,一体なんなのか,ちょいと調べてみると以下の記事にわかりやすい解説があったのでそれを紹介したいと思います。
The Meaning of Barça's New Song "Boig per tu"
Barcelona to reveal their version of ‘You’ll Never Walk Alone’ tomorrow night
'Barça, estic boig per tu', el particular 'You'll never walk alone' de los culés
この歌の意図するところは,ようするにバルサ版「You’ll Never Walk Alone」,「You’ll Never Walk Alone」はリバプールファンが試合前に歌っているので有名な歌ですが,あのように試合前にスタジアムの観客みんなで同じ歌を歌ってスタジアムを盛り上げましょう,ということらしいです。
この歌は「Boig per tu」というのが原曲で,この歌を書いたのが「Sau」というポップバンド。この「Sau」というバンドは,1980年代末から1990年代初頭にかけて起きた「ロック・カターラ」ムーブメントを代表するグループであり,「ロック・カターラ」ムーブメントというのは,どんな音楽スタイルにせよ,スペイン語ではなくカタラン語を使って音楽を作ろう!!というムーブメントだったそうです。
スペイン語を使う人口に比べ,カタラン語を使う人口は限られているため,商業的には厳しい環境にあったそうですが,この曲は大ヒット。現在でも,カタランラジオ局では頻繁に流れているそうで,よく知られている曲らしいです。「Sau」というバンドは,1999年,リードシンガーであったCarles SabaterさんがVilafranca del Penedèsであったライブ後心停止(上記記事のコメント欄によれば,ドラッグのオーバードースが原因?)により亡くなってしまい,それで解散を余儀なくされたそうですが,今年2009年はそんなカタラン文化を象徴する人物の1人が亡くなってから10周年,おそらくはその記念にということもあったのでしょう。バルサバージョンの「Boig per tu」,これを演奏するのは「Red-In」という,かつて「Sau」のメンバーであったPep Salaさんがプロデューサーを務める若いポップバンドだそうです。
この歌,現在多くのクレから親しまれ「バルサ・イムノ」と称されている「Cant del Barça」との置き換えを目指すものなのでしょうか?バルサ版「You’ll Never Walk Alone」,それはこの歌を待つまでもなく,今でもみんなに親しまれ,歌われている「Cant del Barça」ではないのでしょうか?この歌の存在を,その目指すところを知って,そう疑問に思われる方は多いのではないでしょうか。今のところ,実際にそうなったように,選手入場の際に流れてスタジアム内を一気に頂点にもっていくイムノ,その前に流れて場内を徐々に盛り上げる「Barça, estic boig per tu」というような役割分担を目指しているようにも見えますし,ラポルタも,全ての重要なカンプノウのゲームの前に演奏するが,イムノを変えたり置き換えたりするものではなく,場内を盛り上げるために使うといっているようですが・・・。
現行イムノは,その歌詞にあらわれている通り,クラブやカタルーニャの歴史をバックにしつつ,クラブの外向的な側面,つまり,このクラブはバルサを愛する世界中全ての人に開かれているのだということを象徴する歌だと思います。この新しいテーマソングは,その出自からしていうなれば「地元の懐メロ」,クラブのカタルーニャ主義という内向的な側面を象徴する歌といっていいでしょう。外と内,開放と閉鎖,グローバルとローカル,世界的なビッグクラブとカタルーニャ主義のクラブ・・・バルサというクラブのアイデンティティは両者入り交じったところにあると思いますが,フランコ独裁政権が潰れ,民主化したスペインにおいて,カタルーニャ主義というのは少なくとも以前程には活発化することはなく,近年バルサというクラブの方向性は,外/グローバルな方向に振れていたと思います。その中でこのような歌が出てくる意図は・・・ラポルタの怪しげな政治的思惑というのが間違いなく絡んでいそうですが,さて,この歌は果たしてカンプノウに,クレの間に定着することになるのでしょうか。
<歌詞(カタラン)>
En la terra humida escric
Barça estic boig per tu,
em passo els dies
pendent del partit.
Com et puc estimar,
estigui a prop o lluny,
feliç i acabat
boig per tu.
Sé molt bé que des d'aquest lloc
jo no puc fer cap gol per tu,
però en cada jugada hi veig
reflectida la teva llum.
T'animaré,
feliç i acabat
boig per tu.
Quan comenci aquest partit,
les llàgrimes es perdran
entre la màgia
que viurem avui.
Em quedaré atrapat
ebri d'aquesta llum
feliç i acabat
boig per tu.
Culer i català, més que un club.
<歌詞(英語訳)>
On the humid ground I write
Barca I am crazy for you,
I spend my days
Awaiting the match.
How much I miss you,
Be I near or far,
Happy and finished
I am crazy for you.
I know very well that from this place
I can’t score any goals for you,
But in each action I see
Your light reflected.
I will cheer you on,
Happy and finished
I am crazy for you.
When this match starts,
The tears will be lost
Among the magic
We will live here.
I will be trapped
Drunk with this light
Happy and finished
I am crazy for you
‘Barcelonian’ and Catalan, more than a club.
歌詞を読むと,バルサ大好きっていうのは伝わるのだけれど,それ以上の何か訴えるものがあるかというと・・・元々がラブソングだからしょうがないのでしょうけど,クラブのテーマソングとしては力不足な気がしますね。
ヨーロッパ酔いをなんとか2-0で乗り切り,気の抜けた雰囲気を作り出してチームに悪影響を与えた現地の観客達に苛立ちながらもなんとか乗り切り,メッシーは珍しくPKを外し,まるで負けたかのように下を向いて不機嫌そうな顔をしながら早々とピッチを後にしたけどなんとか乗り切り,再びチャンピオンズの戦いに戻るバルサ。
既にヨーロッパを諦めるコメントが出まくりだったバイエルンは,4-0でフランクフルトを撃破,これでおそらくメンタル面で一息ついたことだろうと思いますし,やっぱり欲が出てくると思います。カーサでやるんだから大勢のファンの前で無様な姿は見せられないとさらに頑張るだろうし,世間でいわれている程今度は楽な戦いになるとは思えないミュンヘン決戦。この試合で使ったメッシー(UEFAのお馬鹿さん達はイエローを取り消さないといってるよう)とアウベスは休ませて欲しいところですが,ベンチに置くとうるさそうなアウベスは使ってきそうな気もする。というわけで次のミュンヘン決戦のスタメン予想。
エトー
イニエスタ フレブ
ケイタ チャビ
ヤヤ
アビダル アウベス
(プジョー)
ピケ プジョー
(カセレス) (ピケ)
バルデス
ディフェンス重視で。本当はボージャンを出して欲しいんだけど,エストレーモじゃ起用されそうにないので外しました。フレブは信頼されてないけど,ドイツ経験アリということで使いそうな気がします。アビダルはベンチに入ってたから,そろそろ出てきそうな予感。
1点アウェーゴールをとれば向こうもやっぱりダメかとガクっと来るだろうから,なんとか先に得点を獲りたいところです。フランクフルト戦をサラっと見た限り,バイエルンのディフェンスは相変わらず相手に寄せるタイミングがちょっとおかしいことがありました。ポゼッションしてくる相手にはやはり苦しいと思うのでいつも通りの戦いができれば,結果もついてくると思います。
posted by coladevaca |07:11 |
バルサ |
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2009年04月09日
<バルサ>
エトー
アンリ メッシー
イニエスタ チャビ
ヤヤ
プジョー ダニ・アウベス
ピケ マルケス
V・バルデス
<バイエルン>
トニ
リベリ アルティントップ
ゼ・ロベルト シュバイニー
バン・ボメル
レル オッド
ブレノ デミチェリス
ブット
バルサは代わり映えしないいつものメンバー。アビダル以外はベストかと。
動いてきたのはバイエルンでした。レンシングとラーム君を外し,フォーメーションもいつもの4-4-2ではなく,4-3-3でもディフェンスばかりやってたので4-1-4-1な形に。さらにメッシー対策に守備力がちょっと疑問なラーム君を外し,レルを左に。でもウォルフスブルクにはレルはかなりやられてたと思ったんですが。ラーム君は,メッシーを抑えるのが僕の目標,とか張り切ってたのにかわいそう・・・攻撃的にくるとかいってたクリンスマンさんは,引き分け狙いっぽいのが試合前から明らかに。管理人の希望通り,デフェンサ・セントラルにはブレノの姿が。ファン・ブイテンはまだベルギーのようで控えにも入ってはいませんでした。どうでもいい話ですが,以前ルッシオの欠場を「懇願」しているというレスがあったのですが,それはありえません。国語辞典を引けばその理由はわかります。
バイエルンは,昔のリバプールがバルサにやってきたように,必ずしも引きこもるわけではなく,時と場合によってはディフェンスラインにまで追いかける,その時は後ろも上がってコンパクトさを保ちつつ追いかけましょう,プレスをかけましょうというディフェンス。を意図していたのでしょうけど・・・慣れないことはするもんじゃないのか,前がプレスにいった時に後ろは最初の頃はついていったものの,バルサに裏をとられだして怖くなったのか,だんだんとついていかなくなり,間延びした状態に。バルサは追われても後ろに戻してから,ロングパスを使って間延びしたスペースに放り込むなど明らかにバイエルンより組み立てが1枚上手でした。また,バン・ボメル脇のスペースも空き気味で,そこのカバーがうまくいかなかった前半は特に使いたい放題となりました。そういう理由を抜きにしても今日のバイエルンの士気は低かった気がします。「窮鼠猫をかむ」状態をペップは警戒していましたが,そうはならなかったようです。
5分には早くもそのバン・ボメル脇のスペースでメッシーがボールを貰って,裏にはしり込むアンリへ,で最初のチャンスを作ります。
8分,イニが左サイドから侵入→中央のエトー→メッシーで1点。予想通りエトーさんはブレノの前のスペースを使いターンしようと試み,レルがヤバイっていうのでサポートした(つまりはメッシーを放りだした)ところをフリーのメッシーへ。メッシーはこういう時はほぼ外しません。
9分,リベリーがサイドを突破。まずはアウベス,さらにカバーにいったマルケスがサクっと抜かれたがヤヤが寄せるもクロスをあげられる。リベリーはやっぱり突破力はあるよねー。
12分,カウンターからイニ→チャビ→メッシーがサイドから中央へ突破,レルがひきずられ,そこへエトーさんが裏へ突入,ブレノはエトーさんの動きに全くついていけず,ゴール。
16分,エトーさんがポルテーロにプレス,たまらず蹴ったのがチャビへ→メッシーが突破を試みフェイント,レルが足を出しメッシーが倒れる,がなぜかシミュレーションをとられイエロー。リプレーを見てもレルはメッシーに触れているんですが。あまりにもあざやかにフェイントが決まったせいかもしれません。ペップが激怒し,審判に猛抗議の末退場,スタンド観戦へ。あんなに怒ったペップを見たのは初めてだー。このイエローは抗議すべきですな。
カンプノウのお客さんも熱くなったけど,試合はそれほど熱くならず,バルサのペースもむしろ落ちた感じに。
21分,チャビ→イニエスタが中央をかけあがる→アンリがオッドの背後から裏へ抜け出てイニがスルーパス,シュート。決定機だったが外し,ブットと激突,ブットはアンリのスパイクを食らって流血の事態に。彼は今日はいいこと無かったですね。
36分,アンリがオッドを縦にぶち抜き,クロス→メッシーで追加点。1vs1で勝つのがいかに大事かわかったシーン。
42分,メッシーがサイドから中央へ突進,ダニとのワンツーを交えつつ,エトーさんへパス→レルがエトーさんにあたるが,メッシーをつぶしにいったバン・ボメルがエルボーでメッシーを倒した後(これにはなぜかイエローが出ず),クリアしようとしたもののそれが左サイドのアンリへ,落ち着いて決めてゴール。
ここに書いた以外には沢山チャンスはあり,メッシーのPKも含めてもう2点ぐらい入っていてもおかしくない状態。前半でこのゲームは終了という感じに。
後半,バイエルンは,前半いたのかさえ良くわからなかったアルティントップをオットルに交代。ボメルの横においてスペース対策,フォーメーションも4-2-3-1な感じへ。とはいっても,結局,バルサはペースをおとしたものの,ボールを保持しつづけ,バイエルンにはほとんどチャンスを与えず。リベリーのパスから裏へゼ・ロベルトが抜け出したのが唯一崩されたところだったと思いましたが,プジョーがカバーに入ってシュートまで持っていかれなかったので,決定機とまではいえなかったかと。つまりは,このゲームでバイエルンに一度も決定機を与えなかったんじゃないかな。おまけで,マルケスなんかはわざと遅延行為でイエローを貰って累積警告を消化する余裕もみせました。ライカー時代のチームとはやはり違うのです。リベリーはダメなバイエルンの中でもさすがに目立っていたけど,彼1人じゃどうにもならないのがフットボールというスポーツ。
バイエルンは,ドイツチャンピオンだけど,歴史的にもバルサには強いらしかったけど,完全にやられ放題で惨敗。リーグで4位なのも納得,バイエルンの名声に傷をつけ,クリンスマンさんの首が飛びかねないゲームとなりました。
posted by coladevaca |08:30 |
バルサ |
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2009年04月06日
★エトーの値千金ゴールで勝ち点3(0-1)
★バリャドリード戦後の選手達のコメント
★バリャドリード戦後のグアルディオラのコメント
「FIFAウィルス」に感染し,病気明けのバルサにとって,渋い勝負となるのは目に見えていましたが,それを救ったのがチャビとエトーのクラックコンビ。高いサラリーは伊達ではないことを改めて実感させられた次第です。
さて,この試合,仮に敗れていたとしたらまず間違いなく批判されたであろうペップ采配は,右サイドのエストレーモにペドロを起用したこと。苦戦したのは,彼の起用その他の原因により右サイドが半ば死んでしまったことが大きな理由の1つであると思います。なぜそうなったかといえば,
1.ペドロ自身の個の力不足。
ペドロ君からは,このポジションの選手であるにもかかわらず,1vs1に勝つ気配がまるで感じられませんでした。これはメッシーに比べてというわけではもちろんなく,平均的な1部リーグの選手と比べても明らかに劣ると思います。このポジションの選手は,せめて縦に抜けてクロスぐらい上げられないと話にならないのでは。この試合のペドロ君は,時折くるボールを受けて前を向いても,仕掛けることができずに横パスというプレーを繰り返していました。カンプノウならブーイングされているかと。
2.ラテラルがプジョー。
これはペドロ君にとって不幸なことだったと思いますが,攻撃面では期待できないプジョーがラテラルにいたことで,自力で打開しなければならない状況に追い込まれることが多かったです。で,その力が無かったことは上記の通りで。ダニが後ろにいたなら,もう少し何とかできたとは思いますが,彼が出てくるのと同時にメッシーと交代となりました。
3.周囲の信頼の欠如。
いつも通り最初はチャビも右サイドにいたのですが,徐々に右サイドがあてにならない,ペドロ君よりイニとプレーする方がいいと見たか真ん中から左でプレーすることが増えたチャビ。左サイドは,イニ+チャビ+シルビーニョという期待できる並びになった(その代わり右サイドは,ペドロ+ケイタ+プジョー)わけですが,相手も馬鹿ではないので,当然こっちのサイドに守備のリソースを多く割いてきます。本来であるならば,左サイドで詰まったなら,右サイドに素早く展開したいところなんですが,これがなかなかそうならない。それはなぜか,といえばやはりペドロ君が周囲から信頼されてないことが大きかったのではないかと。展開した時も彼もプジョーもいいプレーをしないので,右サイドに展開しようという気がなかなか起こってこないことにもなったと思います。というわけでピッチを広く使えず,左サイドでごちゃごちゃすることになってしまったわけです。
また,エトーさんは中央に鎮座し,イニも左にいるばかり。ポジションチェンジとか前線の流動性というものがこの試合には欠けていました。これも信頼の欠如がなせる技ではないか,と思います。もし,よりチームメイトから信頼があるボージャンが右サイドで起用されていたらもう少し違う結果になっただろうと思います。エトーさん,イニ,ボージャンだったら,前線が流動的になり,もう少し右サイドもうまく使えたのではないかと思います。
ハーフタイムでペップもマズイと思ったのか,左で詰まったら右に早く展開するようにという指示でもあったのか,前半よりはペドロに入る場面が増えたのですが,やっぱりイマイチという感じ。クロスは何本か上げてたんですけど,やっぱりドリブル突破が欲しいよー。でメッシーと交代とあいなりました。
というわけで,やっぱりアウベスの控えは誰か連れてくるべきだし,ボージャンをもっと起用すべきではないか,というのが感想です。アウベスは,なんでベンチスタートなんだと少々不満めいたこといってますね。どこまで元気なのか,という気がしますがその不満はバイエルンを木っ端微塵にして晴らすべし。
でそのバイエルンですが,なんとウォルフスブルクに5-1と大敗。凄いスコアで大勝したり,大敗したり,何かと安定してないことは確かですね。失点を追ってみると,
1失点目,セットプレーからゲントナーのヘッドでゴール。
2失点目,バイエルンの右サイドを突破→クロスにゼコがあわせたもの。
3失点目,中央がぽっかり空いたところを,ポルテーロから数えて2本のパスで破られてゼコがゴール。
4失点目,ブレノを背負ったグラフィッチがペナルティエリア内でボールを受け,簡単に振りむいてシュート,ゴール。
5失点目,グラフィッチがバイエルンの右サイドをドリブルで突破,デフェンサ2人とポルテーロをかわし,最後はヒールでシュート,ゴール。ラーム君も戻ってきたけど何もできず。グラフィッチ1人にデフェンサ陣全てが粉砕された感じ。
リベリがバルサ戦を欠場という噂がありますが,それよりバルサにとって大きいのはルッシオの欠場が実現することです。リベリはこっちがボールポゼッションすれば,カウンターで問題になるだけで,守備の中心であるルッシオの欠場の方がこちらに有利な事情であると思います。この試合でも4失点目と5失点目は彼がいなくなってからです。デミチェリスは出場可能でしょうが,ルッシオがいない場合,ファン・ブイテンが出場できなければ,この試合でも失点に直結するミスをしたブレノが出場ということになるでしょう。正直,彼は狙い目な感じです。4失点目は責任が明確ですが,2失点目も,ゼコのマークについていたブレノはゼコにスピードであっさり振り切られて決められたゴールでした。エトーさんのスピードなら粉砕可能かと。一昔前までは,将来を嘱望されたブラジル人デフェンサだったはずですけど,どうやら外れだったということでしょうか?まあ,まだ今年20歳と若いので結論を出すのは早すぎるのかもしれませんが。
バイエルンがどういう戦い方をするかはわかりません。この試合の場合,相手に先手をとられて,点を狙いにいき,ラインやラテラルをあげたものの,そのスペースをうまく使われて失点していました。バランスを崩して攻撃にいった時に,その負荷に耐える強さがデフェンサ陣には欠けているように見えました。この試合だとレルの右サイドをかなりやられていましたが(CLだとオッドになるのか),ラーム君の左サイドも決して強くないはず。それに加えて中央にブレノがいるなら・・・。カンプノウでもラインを上げて攻撃的な試合運びをするなら,おそらくバルサが優位に戦いを進めることができるでしょう。ダニやメッシー,アンリ,イニでサイドを崩し,中央のエトー,2列目のチャビの飛び出しなどでいけそうです。引きこもられたらどうなるかわかりませんが,彼らは普段引きこもってないでしょうから,慣れないことをいつまで続けられるかが問題になるでしょう。
というわけでルッシオの欠場を祈りつつ,水曜日を迎えることとしたいと思います。
posted by coladevaca |07:21 |
バルサ |
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2009年04月02日
2010年で契約が切れる主力級の選手達のうち,おそらくもっとも物議を醸しそうなのが,ポルテーロ・バルデスとの契約延長問題でしょう。
バルデスの代理人(チキートさんによればこの代理人はなんとマドリー側の人間らしい・・・)は,彼はカシージャスやブッフォンに匹敵するポルテーロであり,サラリーもそれにふさわしいものであるべきだ,といってます。カシージャスのサラリーは600万ユーロ,ブッフォンは500万ユーロだといわれており,もう1人の世界的名手といわれるチェフは520万ポンド(約565万ユーロ)だといわれています。バルデス側は新たなサラリーとして600万ユーロを要求しているといわれています。彼の現行のサラリーは200万ユーロ程だといわれており,つまり今の3倍にしてよ,と要求しているわけです。
この600万ユーロという数字,メッシー840万ユーロ,エトー/アンリ750万ユーロ,先頃契約を延長したチャビ750万ユーロ,イニエスタ500万ユーロ,プジョー500万ユーロ,などの主力選手と比べるとメッシー,エトー/アンリ,チャビ以下,イニエスタ,プジョー以上ということになります。プジョーは契約延長を控えているので今以上のサラリーを手にしそうですが。
バルデス本人はバルサとの契約延長を第一に考えているようですが,クラブ側の姿勢はどうも今イチ煮え切りません。ラポルタまだ会長やってますは,彼が世界最高のポルテーロであり,それにふさわしいサラリーを提示するから,今後合意に達するだろうといってますが,どうなるのか。かねてからバルサには新たなポルテーロ獲得の噂があり,さらには今回のバルデス側のサラリー要求もあって,ペトル・チェフ(チェルシー),セルヒオ・アセンホ(バリャドリッド),ディエゴ・ロペス(ビジャレアル),ジエゴ・アウベス(アルメリア)などの獲得がささやかれおり,さらにはバルデスと契約延長したうえでアトレティ期待の若手ポルテーロデ・ゲアをバックアップとして獲得すべし,などという案もあるともいわれいます。
日本の著名バルササイトであるところのブラウグラナさんとかチキートさんとかは,契約延長すべし,という意見のようです。
チキートさんのところからその理由を拾えば,
「バルサのポルテロに求められることは特殊なことが多い。足のテクニックに優れていること、デフェンサセントラル選手とのスペースが広大にあるため、三番目のセントラル選手として求められることもある。したがって出だしの判断の良さと一対一の勝負に強いことも要求される。そして相手の少ないシュートを確実に防ぐこと。3回のスーパーセーブより1回のミスが人々の脳裏に残ってしまう最後の守護神。そして彼は、肝心な場面で見事にそのミスを見せてくれる天才でもある。だが、それでも、バルデスよりペップバルサに相応しいポルテロがいるだろうか?・・・彼がプレーするカンプノウ、ここにも特殊な人々が集まる。・・・そして多くのスーパーセーブを忘れ、ちょっとしたミスを犯したバルデスにブーイングする人々。こういう、必要なきプレッシャーに負けていった選手は数え上げたらきりがない。バルサのポルテロはこういうつまらないことにまで戦わなければならない。だが、彼の素晴らしさの一つは、そういうプレッシャーに負けないことだ。ミスしたあとの集中力維持も半端じゃない。」
一方で,Goalのコメント欄を見ると,バルデスを擁護する意見は皆無といっていい程。バルサ最大の弱点,恥部であり,即刻放出せよ,彼が今まで放り出されなかったのはカンテラ出身者だからだみたいな意見が大半です。マドリディスタも書き込んでるでしょうけど,それを考えても余りに圧倒的な否定意見の山といって良いでしょう。
さて私個人の意見としては・・・
バルデスはいいポルテーロだとは思いますが,カシージャスやブッフォン並のポルテーロであり,彼ら並み(正確にはカシージャスと同等だがブッフォンやチェフ以上)の600万ユーロというサラリーを払うべき選手だ,というのには違和感を覚えざるをえません。超人的プレーでチームを数多く救ってきたことも確かですが,数多くの彼の酷いミス(YouTubeなどで動画を見てふりかえると今なら笑えますが)を眼にして来たことも確かであり,ポルテーロに必要な安定感に欠ける選手だといわざるをえないでしょう。バルデス本人も言っていたように,ポルテーロは他のポジションではありえない程ミスをとがめられ批判されるポジション。それはそこでのミスが失点に直結するからだと思いますが,だからこそ安定感こそが何よりも大事なポジションだといえます。現在のスペイン代表のプレースタイルが似非バルサ風に傾いているにもかかわらず(ディフェンスのやり方など大きな違いはありますが)彼が選ばれないのは,スペイン代表が白組の牙城だから,という理由があるとしても,今までの代表監督や多くの専門家が余り評価していないという事実があることは否めないでしょう。チャビやプジョー,イニエスタなどの主力選手だけでなく,ピケやブスケなどバルサでの地位が確立されているとまではいえない若手選手でさえスペイン代表に選出される中で,彼だけが外れ続けているというのはそれなりの理由があると思います。
ただ,一方で,じゃあバルデス以上のポルテーロを獲得するとなると当然のことながらお金がかかるわけで,他のところにかける補強費用を削ってまでポルテーロに回すべきか,ということがあるでしょう。バルデスがある程度高値で売れるならその問題も軽減されるでしょうけど,果たしてどうなのか。代理人さんは多くのトップクラブが関心を寄せているといっていますが。今まで噂になったのはミランとマンUだったかな。
また,バルサでの経験という点でもバルデスにメリットがあることは確かです。つまり,彼のプレーが安定感に欠けるものだとしても,外から連れて来たポルテーロが,バルサという環境に置かれて,それでバルデス以上の安定感を見せられるか,それは実際やってみなきゃわからないところがあります。そういう意味でバルデスのパフォーマンスが計算できるもの,「安定したもの」であることは確かです。「精神的なタフさ」ということで表現されることも同じようなことではないかと。普段のプレーは計算できるから,時折ある致命的エラーには眼をつぶろう,大きな心を持とうじゃないか,お金とリスクをかけて失点を減らしにいかなくても,この程度なら我慢しようじゃないか,ということですね。
という感じで個人的に判断に迷うところであり,クラブが今イチ煮え切らないのもわからないではないところです。皆さんはどう思われますか?
posted by coladevaca |08:16 |
バルサ |
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