2009年03月25日
まだシーズンは終わってないですが,Goalに
Goal.com Report Cards: How Have Your Club's New Signings Fared?
という記事があり,バルサについても載っているのでそれを参照しつつ,自分の評価を書いてみたいと思います。と同時に皆さんの意見も聞ければな,と。
Goalの記事の著者さんの評価は以下の通り。A+からFまでの評価のようです。
カセレス D+
アウベス A
フレブ E
ケイタ B-
ピケ C
総合 B-
ちなみに,今の所出ている他のクラブの評価は?というと,
ミラン 総合 D
アトレティコ 総合 C-
チェルシー 総合 D
インテル 総合 C-
ユーベ 総合 B-
リバプール 総合 D
マドリー 総合 C
バレンシア 総合 B
とクラブが破産危機にあるといわれるバレンシアがトップ評価。バルサは相対的には補強がうまくいっていると評価されているようです。
さて,私の評価は以下の通りです。私の評価は,
選手名 評価 投資額→評価額(収支)
という感じで記載します。評価は,いわゆる費用対効果的発想を含んでいます。評価額はtransfermarktを参照しています。
カセレス D- 1650万ユーロ→800万ユーロ(850万ユーロダウン)
身体能力は高いし,広い範囲でスペースをカバーできる力があると思います。攻撃能力は微妙ですが,出場機会を得て落ち着いてプレーできれば,伸びる素材ではあると思います。しかし,1650万ユーロという投資額を考えると少なくとも今季の評価はこんなところかな,と。よりプラスになる可能性もあるし,どん底まで評価が落ちる可能性もある,という感じ。
アウベス B+ 2900万ユーロ→2800万ユーロ(100万ユーロダウン)
アウベスの場合,結果は申し分ないですが,いかんせんオプション含めて3500万ユーロという投資額を考えれば,このぐらいやって貰わないと困るよー,という感じです。既にビッグクラブから巨額オファーがあった選手を大枚叩いてGetした,というのは移籍オペレーションの評価として個人的にはあんまり高くないです。というわけでこの評価。投資額が1000万ユーロ台だったらA+だと思います。
フレブ E- 1500万ユーロ→1500万ユーロ(プラスマイナスゼロ)
(バイエルンから800万ユーロのオファーが,というような話を聞く限り,実際には評価額は下がっている気がします。)
今季最大の失望といえそう。なんでも「ベラルーシ共和国からやって来たツーリスト」とあだ名されているらしいです。本当にペップが望んでいたのか,と疑われるような出場機会の少なさ。1500万ユーロなのにグジョンセンより出場機会が少ないってどうなのよー。どうやら言葉の問題もあってチームから浮いているようなので,来季もチームに留まったとしてもどれだけバルサのフットボールにフィットできるかは未知数です。第二のアンリとなれるでしょうか。アンリは叩かれながらも試合には出ていたけど,フレブはなあ。チキートさん曰く「カンプノウ観客席から一度でもツーリストの称号を頂いた選手が成功したためしがない」そうですが・・・評価がFじゃないのは,個人的にはまだ期待しているからです。「友達がいない」と愚痴をこぼしていたアビダルさんも,やっと友達ができたのか最近は良い感じですし。
ケイタ C 1400万ユーロ→1300万ユーロ(100万ユーロダウン)
個人的な印象は「守れるグジョンセン」。ところどころで点を獲って活躍していますし,グジョンセンと同じく前線への飛び出しは評価できるところだとは思います。しかし,今まで見た感じでは,この人はボールを運べない,ゲームを作れないお方。ポジション的には,チャビやイニエスタの代わりとして出てくるものの,役割的にはつまりはヤヤの控えなんですよね。ヤヤの控えに1400万ユーロの当時28歳今年29歳の選手。ヤヤの控えでいいのならもっと若くて将来性がありそうな,安くて頑丈そうな選手でいいのでは,というのが個人的な感想で,この評価に留まる理由です。
ピケ A 500万ユーロ→1000万ユーロ(500万ユーロアップ)
個人的にはほとんどマイナスが無い,今季最大のヒットかと。移籍金が500万ユーロ程度と安い,今年で22歳と若い,ディフェンスは微妙ながら攻撃を組み立てられる力がある,カンテラ出身でバルサにとけ込むのも早かった,とほぼいいことずくめ。スペイン代表にも選出され,唯一市場価値がバルサに来て上がった選手です。A+でないのは,タダで放出したのを買い戻したという点がやはりひっかかるということで。ミリートがいないから試合に出てるだけ,という理由でGoalの評価はCと低いですが,運も実力のうちですよ!!
総合 C (マイナス550万ユーロ)
フレブの評価を厳しくみて800万ユーロまでダウンしたとみればマイナス1250万ユーロ。評価額がプラスにならなければ個人的には合格点はあげられません(B以上にはできないです)が,でも落第というわけでもない,まあそこそこ評価できるという感じでしょうか。
Goalのファン投票では,CLの優勝候補1番手はバルサになったらしいです。2番手はアーセナルとマンU。個人的な希望は別として,現実的にはバルサより優勝しそうな感じが個人的にはするリバプールは4番手。うーん,意外。
相変わらずどこに行っても物議を醸す発言を続けているモウさんは,バルサのフィロソフィーに凄い影響を受けたといってます。バン・ガールから色々学んだとは前にいってた気がしますが,バルサのフィロソフィーに影響を受けているといったことってありましたっけ?
Inter Boss Jose Mourinho: I Am Influenced By Barcelona's Philosophy
「私はどんなコーチからよりも,バルサのフィロソフィーに影響を受けているよ。」
「バルサはユニークな文化を持つクラブだ。私はそこで重要な4年間を過ごしたんだ。私はバルサで自分のコーチングのコンセプトを明確化し,それを今日コーチとして実行しているんだよ。」
その他にはバルサはCLで勝ち進む準備はできているが,実際どうなるかはわからない,何てことをいってます。
なんでかよくわかりませんが,バルサのことを語ったらしいモウさん。バルサのフィロソフィーに影響を受けたと語るモウさんをクライフ様はどういう顔で見るのか興味ありますねー。
新会長が選出されるマドリーに行くという噂もありますが,バルサのフィロソフィーに影響されたといってる人がマドリーに行くというのは無いのかなーと。もっとも,バルサのソシオだってマドリーの監督になったりするわけだから,それはそれ,これはこれなのかもしれません。そういえばあの人は結局マドリーのソシオにはなったのだろうか。
posted by coladevaca |07:08 |
バルサ |
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2009年03月20日
ヴィジャレアル vs アーセナル (A)
マンU vs ポルト (B)
リバプール vs チェルシー (C)
バルサ vs バイエルン (D)
セミファイナル
(B)の勝者 vs (A)の勝者
(D)の勝者 vs (C)の勝者
管理人の希望通り(?)になりました。相手にとって不足なし。リベリー,ラーム,ゼ・ロベルトの「最強の左」と称されるのと対峙するのは,メッシー,チャビ,アウベスの我らが「最強の右」(ディフェンスは最強じゃないですが)。勝ち目は十分あるとみた。不安があるとすればカンプノウで先に戦わなければならないところ。
しかし,セミファイナルはリバプールとチェルシーの勝者と厳しいブロックに入ってしまいましたね・・・勝ち進んだ場合,決勝でマンUというのは嫌だなー。できれば,カンプノウで戦える場で当たりたかった。
posted by coladevaca |20:24 |
チャンピオンズリーグ |
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2009年03月19日
皆様もご存知の通り,我らがラポルタ会長は,ソシオ総会で得票数をインチキした疑いが超濃厚のまま辞任してしまった白組の元会長程恥知らずではないかもしれませんが,決して褒められた人物でないのはご存知の通りです。最近でもこんな話があったばかりで。
さて,そんなラポルタ君,またおかしなことを言い出しています。
ベギリスタインTD、契約延長か
Laporta: "Tenemos que vivir con la máxima prudencia estos momentos"
この夏にチキとの契約が切れるそうですが,2010年までの延長だったら,ラポルタの任期の範囲内で問題はありません。チキが誰もが認める有能な人物だったら2010年を超える契約延長も何の問題もないのかもしれません。しかし,多くのクレは彼を無能だと思っています。そして,仮にチキが有能だとしても,やはりこの時期の2010年を超える契約延長は,新しい会長がソシオにより選ばれて,新しい船出を迎えようとしているバルサ号の明らかな妨害行為以外の何者でもないと思います。
政治の世界を例に考えてみましょう。例えば,アメリカにおいて,先頃オバマさんは大統領に選出されてそれに就任し,そして自分の政権をスタートさせましたが,オバマ政権の閣僚を選んだのは誰でしょうか?それはオバマさん自身ですよね。中にはブッシュ前政権の閣僚の中から留任した人もいたようですが,留任させるかさせないかはオバマさん自身が選んだはずです。留任を決めたのはブッシュ前大統領ではありません。
チキの役職であるところのTDというのは,オバマ政権でいうなら,国務長官あるいは国防長官,財務長官などの主要ポストに相当するわけで,その人事は新しい会長が行うのが筋というものでしょう。新しい会長が,自分の計画通りにクラブを運営するためには,主要ポストに自分がふさわしいと思う人材をあてる必要があると考えるのは当たり前のことです。
ご存知の通り,バルサの会長選挙においては,マドリーなどの場合と同じように,新会長候補者達は,自分の政権構想を提示し(誰を政権に加えるか,どの選手を新たに獲得するか,クラブをどのように運営していくか,など),それを元にソシオが投票するという方式で会長選挙が行われます。チキを留任させる,という公約を提示した候補者が当選したのならチキが留任するのは当然ですが,そうではない候補者が当選したのなら,チキには辞めて貰うのが当然なわけです。
ところが,ラポルタはそういう理屈を無視して新会長選出の前にチキとの契約を2010年を超えて延長しようといいます。それはなぜでしょうか?すぐ思い浮かぶのは,新会長の有力候補は,ラポルタと犬猿の仲になったサンドロ・ルセーであるということです。ルセー新政権を妨害するために,チキを留任させようとしているのではないでしょうか。しかし,これがバルサというクラブ自体の利益を侵害する行為であることも明らかです。なぜなら,まずソシオの選んだ新会長,新政権構想を無視する,それはつまりソシオの意思を無視すると宣言しているようなものであるからです。また,仮に新会長がチキを気に入らずに自分が選んだ人材をあてようとするとチキを首にする他はなく,そうするとチキに違約金を払うためにクラブの金庫からお金を出す羽目になるからです。おそらくは,そのことも想定し,お仲間のチキに「ご褒美」を与えるための契約延長なのでしょう。ああ,ウンザリだよー。
posted by coladevaca |07:18 |
バルサ |
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2009年03月13日
★スペクタクルと共に、ベスト8へ(5-2)
★オリンピック・リヨン戦後の選手達のコメント
★オリンピック・リヨン戦後のグアルディオラのコメント
ご存知の通り,バルサがリヨンに勝ちました。4 - 0まではバルサらしい内容とスタジアムと一体となった素晴らしいテンションと集中力によるゴレアーダで満足できるものでしたが,そこからもう勝ったと気が抜けたようでお粗末なプレーで2失点(確かにリヨンが開き直って仕掛けてきたところはありましたが,それでもなんとなくふわふわした雰囲気があった気がします),ネジを再び巻き直して最後にケイタがチャビからのスルーパスを受けて5点目。結果的には快勝ですが,課題も残った,というところ。
さて,8強の面々は以下の通り。
マンU
リバプール
チェルシー
アーセナル
バルサ
ビジャレアル
バイエルン
ポルト
「プレミア勢とその他」という分け方がバランスが良い程,プレミア勢の強さは突出しており,プレミア1強体制継続中という感じです。逆にセリエA勢はこの段階で全滅。事前の「予想通り」だったわけですが,モウリーニョをもってしてもセリエAダントツ最強インテルはマンUにはやはり及ばなかったというのがセリエAの没落具合を象徴してますよねー。
次の1/4ファイナル,バルサとしては,マンUとリバプール以外と当たりたいところ。この2つ以外だったら地力で勝てる気がするので。バイエルンなんかは馬鹿みたいに点を獲った後なので狙い目な気がします。前の2つとやることになったら・・・うーん,厳しそう。2戦目カンプノウだったらチャンスはあると思いますが,カンプノウが先にきた場合,この2つはエンパテでしのげる守備力があるからなー。でアウベスの空けたスペースをカウンター,で沈没しそう。先制点を獲られると絶望的です。まあ,それでもファンとしてはヨーロッパ最強の攻撃力を自負するバルサ以外に彼らを打ち破れるクラブはない,と勝手に思っていますが。
なお,我らがライバルの白組は,ラファ・ベニテズ率いるCLにおいて無類の強さを誇るリバプールの前に予想通り撃沈。ベルナベウの結果を受けてこりゃダメだろうとニヤニヤしながら見ていたのですが,予想を上回る4点差で惨敗。ロッベンとか信じられないぐらい空気だったのが印象的でした。白組危機の時には聖イケルあり,ということでこの試合でも好セーブを連発したカシージャスは,余りのチームの不甲斐なさのためか,試合後に泣いていたそうです(本人は否定しているようですが)。5年連続1回戦敗退というのには,組み合わせの運・不運では片付けられない「何か」があると考えるのが普通でしょう。
つい先週までは,リーグ10連勝で登り調子のはずだったのが,余りの惨敗っぷりに「クライシス」「サイクルの終焉」とまでいわれる始末(by ホルヘ・バルダーノ)。彼は多分復権を狙うペレスの手先として活動しているのでしょうが,現会長もこの「クライシス」を受けて6月半ばに会長選挙を早めようとしていたのをさらにカーサ最終戦の5/24までさらに早めようとする可能性があるんだとか。バルセロニスタとしてはこの案には大賛成ですが,客観的にいえばシーズン途中から選挙キャンペーンを始めるように会長選挙の日程を組むというのはできれば避けたいことであり,それをさらに前倒しするというのはマトモじゃないです。当然,各候補は会長になるために「誰それを連れて来る」とか大風呂敷を広げて連日メディアに登場することになるわけで,その期間クラブの周辺がざわつくこと間違いなく,落ち着いてフットボールに取り組むことができない要因となりうるからです。
実際,マドリーの例年通りの敗退はバルセロニスタとしても痛し痒しで,リーグ戦だけに集中すれば良くなったマドリーの存在は正直不気味です。1つのポイントは,おそらく今週末。マドリーがアンフィールド・ショックから抜け出せずにおかしな戦いをするかどうか,バルサがポイント差を広げ,あるいは,維持できるかどうか,今後のリーグ戦を占う上での重要なポイントとなると思います。バルサは,ここ最近ゲームに出続け気味のメッシーを休ませそうな感じがするし,そんな中でも勝利を収めることができるか。マドリーは現状では「プチ・クライシス」だと思いますし乗り越える可能性の方が高いと思いますが,ここで仮に8, 9ポイント差まで後退するようなことになれば,彼らに本当の「クライシス」がやってくることになるかもしれません。
ところで,CLに敗れたクラブはみんな「何かが足りない」といってますが,各クラブが今後どういうやり方でその「何か」を補おうとするのか,なかなか興味深いところです。その「何か」を,例えば,勝負を決められる,違いを作れるクラックだ,と考えるのならマドリーやインテルなどは大型補強に走るのかもしれません。皆さん,その「何か」とは何だと思いますか?
私には正直よくわかりませんが,チェルシーではファギーのマンUを全く寄せ付けなかったモウリーニョが,インテルでは今イチということになると,その両チームの差異に何か示唆するものがあるかもしれません。思い起こすと,あの当時のチェルシーは,モウリーニョがアブラさんのお金の力で彼好みの選手を集めて作り上げたチームという感じだったと思いますが,一方,インテルは,モウリーニョ就任前から既に形ができていたチーム。前者は勢いのある若い選手が多かった気がしますけど,後者はベテランがかなり多いような。自分の手足のように働くチームを1から作っていった時にあって,既にあった「チャンピオンチーム」には無かったもの。うまく形容しがたいですが,「指揮官とチームの一体性」とでもいうんでしょうか。マンUやリバプールは,両指揮官が長いことやってるだけあって彼らの色がチームに出ていますよね。良きにしろ悪きにしろ。んー,でもマンチーニ・インテルは,彼の色が出ていたはずだけど,それでもダメだったからなあ・・・
posted by coladevaca |07:05 |
バルサ |
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