2008年09月18日
★やっと実った良質のプレー(3-1)
★スポルティング・リスボン戦後のグアルディオラのコメント
★スポルティング・リスボン戦後の選手達のコメント
エトー
(→ヤヤ)
アンリ メッシー
(→ペドロ)
イニ チャビ
ケイタ
プジョー アウベス
(→シルビーニョ)
マルケス ピケ
バルデス
私は,リーグに比べて,チャンピオンズは,構造的な問題から,ある意味楽な戦いだと思っています。スポルティングがそうだったように,相手チームは,ヌマンシアやラシンのように,スペースを消すこと,守備をひたすら固めるという戦術はあまりとってきません。それは,かれらが,「チャンピオン」ではなくとも,各国リーグの上位クラブであり,それはつまり,各国リーグでは比較的優位な地位を保っているであろうクラブだということが予想され,普段のリーグ戦ではひきこもり戦術をとるようなチームではないであろう,したがって,バルサとやる時であってもそういう戦術はひきにくい(ひいたとしても習熟度の点からうまくやれるとは限らない)といえるからです(もっとも1点先制したりした場合には,引きこもることもありうると思いますが)。したがって,この試合,おそらくリーグ戦よりはオープンな展開になるだろうと思ってましたし,実際その通りになってバルサは随分とプレーがしやすそうでした。
スタメンを見て気づくことがあります。ピケを2試合連続で起用してきたこと。それはつまり,彼の働きをペップは評価している,おそらくは,彼のボール出しの技術を評価しているということでしょう。今後,バルサがディフェンスに忙殺されるような相手とやる時はともかく,とにかく攻撃しなければならない時に,彼が起用されることは増えてくるかもしれません。実際のところ,この日の試合では,ケイタよりも,マルケスとピケがボールを配球する場面が目立っていました。プジョーについては後述します。
この試合,前の試合を踏まえてペップが意識させたことがいくつかあったのではないか,と思います。まず,ミドルシュートを積極的に打つこと。スポルティングは引きこもりではなかったのですが,ペップはそう指示したように思えます。で心持ち,ミドルが増えた気がしますが,ケイタにしろ,イニ,チャビにしろ,その精度は悲惨なもので,ほとんど枠にいかなかったと思います。要修行ですね。
また,エトーにあてるプレーがガクンと減ったように思えました。エトーにあてて,相手を中に寄せさせたところを外に開く,というプレーをしたいのでしょうが,前の試合では,そこを狙われて結構な頻度でボールを奪われていたと思うのでとりあえずはやめた辞めた方がいいと判断したのだと思います。
さて,とりあえずバルサは勝利したわけですが,得点シーンをふりかえってみましょう。コーナーキックからのマルケスのヘッドに,疑惑の判定からのエトーさんのPK,イニのサイドからのクロスをチャビがスライディングであわせたシュート。流れの中で点がとれたのは最後の1点だけ,ともいえるだろうと思います。
チャビはこういってます。
「チームは良い状態にあると思うし、両サイドを使って攻めることが出来ている。」
どうですかねー?
まず,右サイドを考えてみましょう。この試合,メッシーとアウベスが最初から揃った久しぶりの試合となりました。それでこの2人がどういう関係を築いていくか,に注目してみていたのですが・・・
メッシーは相変わらずドリブル将軍ですが,見ていると,メッシーが中へ切れ込んでいく場合,右サイドを使うという選択肢はその時点でほぼ消滅します。右サイドを使うには,この前の試合におけるチャビのようにメッシーからボールを受ける選手がいれば,ということになりそうです。おそらく,右サイドが見えてないのでしょう。その理由として,猫背でドリブルし,顔があがっていないから視野が狭いのだ,という説明もありえると思いますが,メッシーは自分の右側をブロックしながらドリブルするため視野が自分の正面から左に限定されがちになるのではないか,という方が適切なのかもしれません。この場合,アウベスはどういう動きをとっているのか,というと,私の印象ではどうせ使われないのだから,といって上がるのを諦めている場面が多かった気がしました。どうせ使われないのだから後ろのスペースを空けないというのは賢い選択かもしれません。
メッシーが外へ流れる場面も少ない数ではありましたが存在しました。その場合どういう動きになるかというと,アウベスがメッシーからパスを受けて中へ切れ込むことになるのですが,それはつまり今度はアウベスがドリブル将軍に変身するということになります。
ザンビーは,アウベスのように自らがドリブル将軍となって中に切れ込むことはありませんでした。この点で,攻撃の幅が広がったとは一応いえると思います。しかし,現時点で明らかなことは,右サイドはどちらにしろ使われることはない,中に切れ込むのがメッシーか,アウベスかの違いがあるのみだ,ということです。
「バルサにおける昨シーズンとの大きな違いといえば、アウベスの圧倒的な存在感だ。まだセビージャ時代のベストな感覚は取り戻してはいないものの、敵陣ではサイドバックからウイングまでこなし、ピッチを縦断する。この日はゴールに直接絡むパスこそ出さなかったものの、昨季までこのポジションにいたザンブロッタとの差は一目瞭然(りょうぜん)だ。メッシとうまく息が合えば、世界ナンバーワンの右サイドを形成することだろう。」
マルカ紙はこのようにおっしゃっているようですが,アウベスとザンブロッタとの差は,現時点では球離れ悪く中央でドリブルを繰り広げるかどうか,というどうでもよい差でしかないように思います。アウベスのドリブルはメッシーほどの威力はないので,メッシーにつっこませた方がマシじゃないの?とさえいえるでしょう。私の意見では,メッシーとアウベスの息が合って華麗なサイド攻撃が出現するためには,2人のプレー(特にメッシー)及びチャビの動きを見直すことが必要ではないか,と思います。
チャビ?なぜここで彼の名前が出てくるのでしょうか?それは,ふとこう思ったからです。これが当たってるかどうかは知りませんが,もしかしたら,このチームがサイドをうまく使えないのは,ペップの言いつけを守っていないからではなく,むしろペップの言ったとおりに選手が動いているからではないか,と。
メッシーの動きがダメでもチャビの動きが効果的なら,サイドが使えることがありうることをこの前の試合でみることができました。そうするとどうも気にすべきは,インテリオールの動きではないか,と思うようになりました。
今度は左サイドを例に考えてみましょう。この試合,ペップはプジョーを左ラテラルで起用しました。その意図についてこういっています。
「プジョルを左サイドバックに置いたのは、右サイドが攻撃的に出て行き易くする為だった。」
つまり,プジョーは,アウベスを攻撃参加させるためにアビダル以上に守備専従要員として起用されたということになります。実際,プジョーはアビダル以上に攻撃に参加することはありませんでした。さて,そうなると左サイドは「専らアンリ」に任せられることになります。そう,「専らアンリ」なんです。最初からプジョーが上がってこないことがチームの決まり事として決まっているならば,左サイドをアンリに任せっきりにしていいのか,という話が出てきてもおかしくないのではないでしょうか。その場合,左のインテリオールのイニとの関係が焦点になってもいいはずですが,どうもイニのプレーを見ている限り,そういう感じは希薄なんですよね。イニは,ゴール前に飛び出すというか張り付くようなプレーが多く,アンリと共にサイドを攻略しようというプレーは余り見られなかった気がします。じゃあ,1人サイドに放り出されたアンリはというと,しょうがないから個人技で縦に出るか,それともイニとの連携を求めて中に入っていくか,という2つの選択肢で揺れている気がします。なお,私はここで第3の選択肢として単純に放り込む,というのも場合によってはあってもいいと思いますが,そういう選択肢はバルサでは選んではいけないようです。
そうすると,バルサの攻撃がなぜ中央に偏るのか,といえば,少なくとも左サイドの場合は,単純にサイドに人がいないから,といえそうな気がします。左サイドのアンリは,サイドに人がいないから,サポートを求めて中に入っていく,だから中央に攻撃が偏るのではないか,と。アンリにボールが渡った場合,アビダルがアンリを外から追い越すか,あるいは,アビダルが来ない(この試合のようにそもそもいない)ならば,イニがアンリに寄っていって積極的にサポートする,追い越していく,ポジションチェンジをする,などでサイド攻撃が機能しやすくなると思うんですが,どうもイニにそういう動きは乏しい感じがします。そしてそれはどうも,ペップにゴール前に飛び込めといわれていることに起因しているように思えます。なぜそう思うのか,といえば,チャビも反対サイドでそういう動きをしているからで,どうもイニ個人の判断でそういう動きをしているのではないような気がします。
ゴール前に飛び込めという指示が間違ってるのか,といわれると一概にそうだとは思いませんが,ただ,それが有効なのは,アンリがクロスを上げる場面ではないでしょうか。現状,アンリはクロスを上げるより,中に入ることを好んでいるように見えますが,それがサポートを求めてのことであり,そのサポートをすべきイニがクロスに対応する準備を整えて中にいるからだとするなら,なんだかなー,という感じがします。
仮に私の推論が正しいとするなら,イニないしチャビの動きが,結局サイドをアンリやメッシーの個人技任せにしているのではないか,だからサイド攻撃は生まれないのだ,ということになるように思えます。
ところで,チキートさんの記事によれば,この日のカンプノウの観客はわずか5万8千人,と寂しいものだったようです。映像からも観客席の寂しさは伺えました。その理由について
「それは今シーズンのバルサに、多くのソシオが希望を抱いていないことだ。いや、もっと正確に言えば、ここ2年間のダメバルサがソシオに与え続けたきた、きついボディーブローがかなりのダメージとしていまだに残っていること、そしてラポルタ一味に対する不満が不信任案事件終了後も収まっていないことだ。」
とおっしゃっています。この勝利で皆さんは希望を抱くことができたでしょうか?
posted by coladevaca |07:07 |
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2008年09月15日
★バルサ、勝てず(1-1)
★ラシン・サンタンデール戦後のグアルディオラのコメント
★ラシン・サンタンデール戦後の選手達のコメント
エトー
フレブ ペドロ
ケイタ チャビ
ブスケ
アビダル アウベス
プジョー ピケ
バルデス
ヌマンシアほどは,ラシンは守りを固める意図はなかったと思います。ヌマンシアの場合,ペナルティーエリアの前にタイトに2ラインを築いてきたイメージがありましたが,ラシンはそれほどでもなく,自陣にバルサの選手が入ってきたらプレスをかけて(チャビ,ケイタが目標)ボールを奪い,アウベスが空けるスペースを使ってカウンターをかけようという攻撃的な意図があったようにみえました。しかし,プレスがかかるようになったバルサはボールを奪い返すので,結果としてゴール前に張りっぱなしになったというところでしょう。
というわけでひたすらボールをキープしつつ,相手ゴール前をこじあけなければならなかったバルサですが,この前の試合をふまえてペップは2つの手を打ってきました。代表戦によるコンディション低下ということもあったのでしょうが,ブスケとペドロというアトレティックの選手を使ってきたことです。まずペドロを起用した意図については,
「ペドロを先発に起用したのは、ラシンが引いて守備を固めて来ることが分かっていたので、相手ディフェンスをサイドに引っ張る為にもペドロのようなウイングが必要だった。」
とペップはいっております。で,これが成功したか,というとどうだったでしょうか。ゲームが開始してからしばらくは,フレブが右サイドにおり,その時,アウベスとの連携が期待できる雰囲気が漂うプレーがあったのですが,フレブが定位置である左サイドによせてからは,そういう雰囲気が消えたんですよね。つまりは,ペドロとアウベスとの関係はイマイチで,2人のコンビネーションで崩すようなプレーは見えなかったということです。一方,ペドロの良さが出たプレーもありました。それはブスケなどから裏へのパスが出て,裏に走る意識があるペドロが反応してチャンスを作りかけることがあったということです。運動量もあり,闘志もあり,裏へ走る意識もある,アンリに欠けているものをもっている,では彼に欠けているものはといえばそれはテクニック。キックもトラップも精度がイマイチ。シュートは枠にいくんですが。総じてみれば,リーガのディフェンスがひっぱられる程の選手ではなく,相手の脅威とはなっていなかったように思います。相手が疲れた時に途中出場して運動量でかきまわす,という使い方が一番良い気がします。運動量が減らざるをえない後半は存在感がガクンと希薄になってましたね。
前の試合,ヤヤのボールさばきが問題だったことは明らかで,ここでペップは,プレシーズンで良いボールさばきをみせていたブスケを起用します。で,これはある程度あたりました。ワンタッチで小気味良くさばくブスケのプレーで前の試合よりもボールまわしはうまくいくことになります。さらには,ペドロに向けての裏へのパスも効果的でした。彼の良くなかった点は,未だフィジカルができていない感じだからか,ディフェンス面に不安がみえること,さらにこの試合では無駄に魅せるプレーに走って,相手にボールをさらわれかけたことがあったということです。前者はすぐに改善することはないでしょうが,後者は意識次第ですぐに改善するかもしれません。今後継続して起用されることはないでしょうが,少しずつ出場機会は増えていくかもしれない選手だと思います。なお,ボールさばきを改善するという点では,ピケも起用されており,それも良かったですね。
さて,前半は,ボールを圧倒的に支配し,ブスケやピケの働きもあってボールも良くまわったのですが,いわゆるバイタルエリアのところで効果的な崩しが生まれず,ただボールをもってまわしてるだけの時間がほとんどということになります。前述のようにペドロの裏への動きがあったり,あるいはフレブが個人で頑張ったり,とそれなりにチャンスはあったものの,全体的には散発的な攻撃だったといわざるをえませんでした。その理由は,連携ができてない,とか色々ありそうですが,前述のようにフレブを右ではなく,左に置いたのが1つの失敗だった気がします。アウベスがとにかく高い位置に位置するのとのバランスでどうしてもアビダルは後ろに位置しがちになり,そうするとフレブはアビダルとのコンビネーションはあまり期待できそうにないということになります。それよりは,右サイドでアウベスと組ませた方が相手にとって脅威になった気がします。ペドロを左に置いた場合,フレブ・アウベスコンビで右の方に相手の注意がいけば,左のスペースは増えるはずですから,運動量の多いペドロもより動きようがあったのではないか,と思います。
前半の決定機といえば,確かフレブが左から崩して,ケイタがホームランを打ち上げたシーンぐらいだったと思いますが,そのフレブが相手の悪質なタックルで負傷退場(なお,フレブは4週間離脱の可能性もあるそうです)。代わりにイニが入ってきましたが,前半はそのまま終了。
後半は,というと,フレブの代わりに入ったイニがもう連携とかは諦めた,個人技で崩すしかないっしょ,とばかりにドリブルで仕掛けます。果敢に個人で突破を図るイニをみて,ライカーチームを思い出しました。もちろん良くない思い出としてですが。で,他にもアウベスのクロスの蹴り損ない(ループシュート?)がバーにあたったり,アウベス→ケイタ→イニ→クロスでペドロ,シュートとか前半に比べてチャンスは作りましたが,相手のGKが神がかっており,ゴールには至らず。
このままじゃ埒があかないとばかりにさらに個人技に長けたメッシーを投入。これで随分サイドが崩せるようになります。というのは,メッシーにはやっぱり相手が引っ張られるんですよね。メッシーがボールを持って中へいく→相手も一緒にひっぱられる→中にいるチャビへパス→チャビはメッシーが作ったスペースへ走り込むアウベスへパス→アウベスがクロスというパターンで崩す場面を何度かつくりました。これはこれでいいんですが,メッシーには,自分でボールを持ちつつ,外にいるアウベスを適宜使えるようにもなって欲しいものです。チャビのプレーが時間的/プロセス的には余計な場合もあるわけですから。
さて,サイドを崩す攻撃が,相手のハンドという形で実って1点とることになりますが,それでラシンも前に出ざるをえなくなり,バルサのゴール前にせまったところで,プジョーがファールをとられ,そこからのFKで失点してしまいます。唯一のシュートだったらしいのですが,なぜかバルサが最後に契約をやめてしまったらしいガライのFKにラシンの選手があわせての失点。
1点とってからはまた守備的になったラシンに,プジョーに代えてボージャンと3デフェンサにしてまで攻めにかかりますが,明らかにあせりが出たバルサはちぐはぐな動きを披露し,パワープレイも成果なく終了。ラポルタの顔がメッシーのゴール→笑顔から,試合終了の笛→青ざめた表情に変わってたのが笑えました。
1敗1分,勝ち点1。既に5ポイントをロスト。まるで降格争いをするチームみたいですね,今のところ。ペップは悪いゲームではなかった,といっているようですが,本気でそうは思っていないことを望んでおります。
さて,下がってる相手をどう崩すか,で今シーズンは苦しむことになりそうですが,こういう場合どうすればいいでしょうか。
抽象的には相手を引き出す工夫が必要だよね,ということですが,具体的には,例えば,ミドルシュートを打つ,キーパーとディフェンスラインの間にとにかくクロスを放り込む,などがまず考えられそうです。クロスを放り込みまくり,ミドルシュートを打ちまくれば,さすがに相手としてもパスの出所やシュートの出所を抑えにくるでしょう。つまりは,ディフェンスラインからはがれる選手が出てくるはずですし,そうすれば使えるスペースが生まれるはずです。
また,この試合,ブスケもボールをさばいていたのですが,ピケがボールをさばいてる場面が目立ちました。なんでそうなるのか,というとバルサがラインを高く保ち,チャビもケイタもブスケも戻ってこないで高いポジションを保っていたからなのですが,これって自分たちでスペースを潰している,といえるとも思いました。相手としてもチャビやケイタが目の前でボールをもたずに佇んでいても全然怖くないのではないでしょうか。もっとラインを下げる工夫(それは相手がラインを上げる工夫でもある),チャビやケイタなどが相手を引き連れて戻ってくる工夫,スペースを作る工夫が必要ではないか,と。先シーズンは相手さんにプレスを回避するためにラインを引いていたことも多かったわけですが,今シーズンは攻撃のためのスペースを作るために自らラインを引く工夫が必要ではないか,と。まあ,そういうことを言うと,リアクションサッカーをやれというの?とかバルサらしくないよ,そんなの,とかいわれそうですが,でも,押してるばかりのチームって単調で怖くないと思うんですよね。押したり引いたりして,変化をつけないとなかなか相手は崩れないのではないか,したがって,ラインを高く保ってりゃいいというものではない,ラインを下げるのも時には必要だよ,と思いました。
posted by coladevaca |07:04 |
バルサ |
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2008年09月03日
Resuelve las dudas de Pep
という企画をムンドがやっておりますが,そのパクリで。私の意見は大体以前に書いた通りですし,皆様から色々レスも頂いたのですが,次の試合まで時間もありますし,このブログでも皆様の意見を同じような質問形式で気長に募集してみたいと思います。
1.ヌマンシア戦において,どの失敗が最も致命的だったと考えるか?
2.バルサは今後どのようなシステムで戦うべきか?
3.メッシーはどのポジションでプレーすべきか?
4.今後さらに選手を獲得すべきかどうか?獲得すべきとするならそれは誰か?
5.今いる選手の中で,どの選手がデランテーロ・セントロにふさわしいか?
6.今のバルサに欠けているモノは何か?
7.今いる選手の中で,どの選手が左エストレーモにふさわしいか?
ある程度意見が出そろったらマトメ記事を書きたいと思います。一見してわかる程度しかレスを頂けなかった場合には,それは無しという感じで。
posted by coladevaca |08:31 |
バルサ |
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2008年09月02日
★バルサ、黒星スタート(1-0)
★ヌマンシア戦後の選手達のコメント
★ヌマンシア戦後のグアルディオラのコメント
2部から昇格してきたチームに負けてしまいました。相手のディフェンスが見事だったとはいえ,これで連敗,クライシスだといってもいいかもしれません。
エトー
アンリ メッシー
イニ チャビ
ヤヤ
アビダル アウベス
プジョー マルケス
バルデス
相手さんは,ボールポゼッションを完全に放棄し,ペナルティエリアの前に1人を除いて9人の壁を作り,カウンターにかける作戦。見事にプレスをかけてこず,特にヤヤなどは完璧にフリーでボールを回せる状況でした。完全に舐められてますねー。ところがそのヤヤは,パスがあさっての方向にいってしまうなど,相変わらずボールの散らし役としてはイマイチです。結局,我慢できなかったチャビが戻ってくることになりましたが,どうもそれでもうまくいきません。相手の壁に選手が埋もれてしまい,パスを出すコースが無いからでしょうか。無駄にドリブルをする場面が目立ちました。ヤヤもチャビが散らしてるのに上がっていかないしねー。
こういう状況においては,バルサらしくピッチを広く使い,サイドアタックを有効に使いたいところなんですが,これがまた見事に機能しません。メッシー,アウベスの名前だけなら世界一の右サイドは完全に崩壊しました。まずメッシー。そもそも右サイドにいません・・・(-_-;) ペップの指示なのか,本人の判断なのか,よくわかりませんがメディアプンタみたいなところにいました。右サイドから中に切れ込むのが今までのメッシーだったのですが,この試合ではそもそも右サイドにいる時間が極端に少なかったですね。では,広大なスペースを任されたアウベスはどうか,というと,まず前半の最初に上がったところでボールを獲られ,自らの空けたスペースを使われてカウンターでクロスをあげられ,なぜかフリーの相手に渡って(アビダルは何をやっていたのか!?),失点します。これでアウベスは動揺したのか,プレーが明らかにおかしくなって,特にキックの精度が悲惨なものになりました。クロスなどスタンドインとかラインを割ること多数。ミドルシュートもホームラン状態。これに呆れたか,チャビもメッシーもアウベスにボールを回すことは無くなりました。それでも律儀に上がるアウベス。哀れアウベスは,相手にカウンターのためのスペースをあげるだけの存在となってしまいました。この試合だけかもしれませんが,もしかしたらアウベスはまだチームメイトから信頼が得られてないのかもしれません。下手すればザンビーの二の舞の予感さえします。なお,この試合でキックの精度が悪かったのはアウベスだけじゃありません。全体的にラストパスの精度も,ミドルシュートの精度もイマイチでした。あれだけボールをもって攻めていたのに,枠内シュートはかなり少なかったはずです。
左サイドはといえば,アビダルは,多分ボールがいかないのにアウベスが上がってるから上がらなかったんでしょう。アンリは,まあ,1人頑張ってたと思いますよ。でも効果的じゃありませんでした。
結局のところ,両サイドの翼をもがれ,中央に攻撃が偏ったバルサは,ヌマンシアの厚い壁を突破できずに墜落することになりました。
ペップが打った手は,まずヤヤに換えてフレブを投入,選手が消えた右サイドに張らせます。これは正しかったと思います。これで少しはサイドからの攻撃が出てきました。しかし,アンリ→ボージャン,イニ→ケイタ,という采配はよくわかりません。全般的にそうだったのですが,最後の方は壁を前にして,選手達は壁に張り付いて立ちつくすだけだったのでどんなフォーメーションだったのかもよくわからなかったのですが,そういう状況になったらサイドからクロスを放り込みまくるのがいいのではないでしょうか。長身のピケとかカセレスを前線において,サイドからクロスをあげまくったらどうだったでしょうか。バルサらしくないといえばそうですが,そもそもサイドを放棄し,真ん中をドリブルで突っ込んで自滅する姿はもはやバルサらしくないわけで,どっちがどうということも無い気がします。無様な姿をさらして負けるより,泥臭い姿でも勝ち点1を拾う方がマシではないでしょうか。
さて,今後どうすべきでしょうか。
1.まずすぐできることとしては4-3-3の再検討。メッシーが真ん中でプレーしたいというならそれを前提にフォーメーションを考えるべきでしょう。このまま,右サイドをポッカリ空けたまま,アウベスにまかせっきりにするのは危険です。
エトー
メッシー
イニ フレブ
ケイタ チャビ
シルビーニョ アウベス
プジョー マルケス
バルデス
次の試合はこのフォーメーションで戦うこと希望。
2.もう移籍市場は閉まってしまいますから,不本意ながら冬に補強するしかありません。ターゲットは,まずアウベスの代役捜し。この試合のようにアウベスがダメダメな時に代わりに出す選手がいない,というのでは話になりません。プジョーは代わりにはなりえないでしょう。プジョーのクロスの精度は高くないし,個人技もイマイチ,そして何よりセントラルをピケ(カセレス)とマルケスに任せるというのは恐ろしすぎるからです。
それとやはり,エストレーモというかサイドプレーヤー。とにかく中に切れ込むタイプではなく,きちんとサイドを縦に使えるタイプが必要です。インテリジェンスのあるフレブがその役割を果たしてくれるかもしれませんが,そうだとしても後1枚は必要です。
そして,ポストプレーヤー。何もアデバヨールのようにあらゆる面で洗練された選手を獲る必要はありません。いわゆる「電柱」タイプ,技術はなくても,空中戦だけは強いタイプの選手で十分です。今回の試合のように放り込まざるをえない状況になったら交代で出てきて放り込むターゲットになれる役割がこなせるだけで十分です。
今回の失敗は,補強戦略が間違っていたということが露わになったという面があると思います。セントラルを何人も獲ったが,必要なポジションの補強はできなかった,アンバランスな補強の結果がこの試合に現れたと考えるべきです。運が無かった,という選手のコメントが多くありましたが,負けてしまったのはある種の必然だったとペップ達には考えて欲しいものです。
次は,9/14のカンプノウにおけるラシン戦です。ここで無様な姿をみせるようでは,またも白いハンカチがカンプノウに舞うことでしょう。ペップチームは,ライカーチームとは違う,と思っていた矢先,期待値が高かった時に,同じような姿を見せられたのですから,失望の程度もおそらく大きいはずだからです。
Iago, a punto de firmar
Report: Juventus Sign Young Barcelona Starlet
ヤゴは,チェルシー,マンU,リバプール,アヤックスなど錚々たるヨーロッパのビッグクラブが獲得に乗り出す中で,結局ユベントスへ行くことになるようです。今までもセスク,ピケ,メリダ,パチェコなどの流出がありましたが,今回は我がクラブ唯一のU-19スペイン代表選手を自主的にタダであげますよー,というのですから多くのビッグクラブの関心を引くのも当たり前ですよね。これでクラブからクリエイティブな才能をもった将来有望な若手選手が1人消えることになりました。それも申し訳ばかりの育成費というのと引き替えにタダで。本来ならばBチームを4部に叩き落とした時点で責任者としてすぐに辞めていなければならなかったアレサンコが実績ではなく,名前で指導歴ゼロの指揮官を連れてきた一つの結末がこれ。ドリームチームのメンバーだからといって特別視する必要がどこにあるのでしょう?彼はクライフではないのにね。
posted by coladevaca |02:00 |
バルサ |
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