2008年08月29日
★バルサ、敗れるもCL本戦へ(1-0)
★ビスワ戦後の選手達のコメン
★ビスワ戦後のグアルディオラのコメント
久しぶりに更新します。
この試合は,余りにも前半が退屈だったのでうつらうつら眠りながら見て,ハーフタイムに入ったところで完全に寝てしまい,全部は見ませんでした。
というわけで,前半だけ見た感想なのですが,
ほとんど勝ち抜けが決まっているからか,全体的にモチベーション不足,運動量不足が目立った試合だと思います。ビスワはやる気満々でかなり厳しいプレスをかけてきてました。ケイタやチャビを潰し,そこから,シンプルに長身のピケを避け,背が低いプジョーと競らせる形でデランテーロにボールを放り込む攻撃。アビダルもアウベスも簡単にクロスを上げられすぎですし,おまけにバルデスは不安定なプレーを披露してピケからのバックパスを相手にパスしてしまう始末。プレスも消えて,ディフェンスは悲惨でしたね。
攻撃面では,ピボーテの位置にはヤヤが入ったのですが,インテリオールのケイタとチャビとの距離が遠く,パスがつながらないので当然ながら機能しません。ヤヤは余り散らすのがうまいタイプでないだけに,ケイタやチャビはもっと戻ってきてボールを貰うべきだったのですが,どうも前の方に留まっていることが多く,そこにボールが入っても囲まれて奪われるか,後ろに戻すか,とダメダメ。
右のエストレーモに入ったイニは,1on1で勝てずに存在感は希薄で,アンリは1on1には勝つものの,決定的なシュートはやはり見事に外す,と好調になりきれない様子。中盤がダメならピケのロングボールはどうか,攻め上がりはどうか,というと結局,前の方が停滞してるのでスペースが見つけられず,攻め上がっても,パスが出せずに後ろに戻してしまう始末。ドリブルでなんとかしろ,といわれても困るだろうなー。
というわけで前半は悲惨でした。後半は一応盛り返したようなんですが・・・
さて,リーガ開幕に向けての不安要素を挙げていくと,
まず,今の所バルデスがロクなプレーをみせていないこと。ポルテーロはバルデス以外には事実上いない,という状況のバルサにおいて彼が不安定なプレーしか披露していないというのは大いなる不安要素です。
それとあわせてか,何となく安定しない守備。チャンスは作ってる,点は獲っている,というものの,毎試合のように失点しているのも確かです。攻撃はある種水ものであり,したがって,タイトルを獲るチームは大抵,強固なディフェンスを築いている場合が多いと思いますが,そうだとすると,ディフェンスの脆さは,やはり気になるところだといえるでしょう。
また,采配という点では,どうもペップは4-3-3に固執している感じがあるのが気になるところです。この試合でイニを右のエストレーモにおいての4-3-3でしたが,イニが右で輝いたことはあんまり無かった気がするわけで,アンリとエトーをトップにおいて,イニを中盤の左で4-4-2とか違う戦い方があったのではないかと。先シーズンは,馬鹿の一つ覚えのように4-3-3で戦っているとライカーは批判されたと思いますが,今のところお遊びの3-4-3以外,何のオプションも試していないところが気になりますね。
で,おまけに結局,ロニーの代わりは見つからず,誰もこないようであり,つまり以前からいっていたように層が薄いまま,ということになりそうです。ということは,怪我に対する対応力は決して高いとは言えないわけで,怪我が不安要素ということになりますし,今シーズンの成功は,主力からいかに怪我人を出さないか,ということにかかっているともいえましょう。
ペップ就任でチームのムードが好転し,プレシーズンは良い感じで来て,ファンの期待も高まったところで,この試合で一気に水をかけられた感じというのでしょうか。新指揮官就任によるカンフル効果はもうそろそろ切れる頃という感じなのかもしれません。それはつまり,ペップの指揮官としての能力がいよいよ素の状態で問われることになるということでしょう。以前に彼が言ったいたとおり,まずはこの2ヶ月が勝負でしょうね。
Madrid Are The Favourites - Puyol
我々のカピタンは,マドリーがタイトル獲得の本命だといっております。
「我々のプレシーズンは良いものだったよ。たとえ最後のゲームに負けたとしてもね。」
「でも,我々のプレーは悪くなかったと思うよ。なぜなら,チャンスは作っていたからね。それはプレシーズン全体を通してもそうだったよ。我々は非常に高い得点率を誇り,それを楽しんでいたんだ。」
「悪いゲームというのは常にあるものだよ。それはただ,簡単なゲームなど無く,我々のどのライバルも我々にいつでも打ち勝つ力があることを我々に思い出させる役割を果たしているんだ。」
「レアル・マドリーは偉大なチームで,彼らはチャンピオンであり,我々のリスペクトを受けるに全く値するよ。今後さらに新しい選手を獲得しようとしまいと,彼らは依然としてタイトル獲得の本命だよ。」
最後に18歳になったボージャンについて素晴らしい未来が待っていると信じているとかいってます。
おだてるのもいいけど,クラシコの負けは許しませんぜ,カピタン。
Rijkaard Made Me Play When I Was Unfit - Henry
先シーズン,ダメだったのはライカーのせい,といいたげなアンリ。
「先シーズン,フィットしないうちにプレーしたのは間違いだった。でも,コーチが僕にそうするように頼んだんだよ。」
「僕はプレーできない,彼にそういえたと思うかい?今,僕は走り始めることができるし,ディフェンダーに向かいあう強さも身につけたんだ。以前にはそれはとても困難なことで,そうすることはできなかったんだ。」
ということは,今シーズンは期待していいんですよねぇええええー,アンリさん。
posted by coladevaca |01:23 |
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2008年08月18日
★バルサ、劇的勝利でボカを破る(2-1)
★ボカ・ジュニアーズ戦後の選手達のコメント
★ボカ・ジュニアーズ戦後のグアルディオラのコメント
<前半>
ボージャン
アンリ フレブ
グジョンセン ブスケ
ヤヤ
シルビーニョ コルコレス
ピケ マルケス
ピント
<後半>
ボージャン
ペドロ ジェフレン
フレブ
グジョンセン ブスケ
ヤヤ
アビダル プジョー
ピケ
ピント
<後半の後半>
エトー
ペドロ ジェフレン
V・バスケス
イニエスタ チャビ
ヤヤ
(ケイタ)
アビダル プジョー
ピケ
ピント
普段ならシーズン開始を告げるイベントであるところのガンペル杯。相手は,南米の強豪クラブながらアルゼンチンから来たばかりということでバルサペースで試合が進むのかと思いきや,前半は全然そんなことは無く。退屈で眠気を催す前半でした。
相手のプレスが結構激しい上に,こちらの動きが乏しく,全然パスがつながりません。目立つのは個人の奮闘だけ。まるで後期のライカーチームのようでした。
とくに酷かったのが右サイド。その理由としては,フレブが運動量も少なく個人として出来がイマイチだったこと。今日のフレブは,反対側のアンリのように,組織が機能しないなら個人で,という感じではなかったですね。さらに,ブスケとコルコレスが球際の戦いで負ける場面が目立ったこと,及びフレブとブスケの距離感/ポジショニング,連携が良くなかったこと,おまけにコルコレスが全くといっていい程攻撃に参加しなかったこと,あたりだと思います。ブスケは,相手のプレスが緩い後ろにおいた方が素早く散らせるという彼の特徴が生きる気がしますが,次のチャンスが巡ってくるかどうか。
左サイドは,シルビーニョの出来がイマイチで,上がったときでもクロスがあさっての方向に飛んでいって観客からブーイングを受ける程。グジョンセンも,ところどころ良いプレー,ゴールに向かうプレーをみせるものの,連携が良くなく,運動量も少なく,存在感が希薄でした。またも控え人生を歩みそうです。
個人で良かったのが,アンリとヤヤ。アンリは,おそらく今までで一番の出来だったと思います。彼だけが,前の試合と続けて先発で出ていたのですが,にもかかわらずフィジカルの状態がよさそうでした。珍しく,個人技で相手をふりまわしてましたね。ヤヤは,おそらくケイタのプレーぶりに刺激を受けたんでしょうね。デフェンサの前に鎮座して動ぜず,という感じではなく,ドリブルで相手陣内に積極的に切り込んでいってました。まあ,周りの動きがイマイチで,誰もそれに絡むことができずに,相手への脅威とはなっているとは言い難い感じでしたが。
ボージャンもまた消えてました。そもそも,ボールがつながらないので彼のところまでボールが来ないし,ボールが来ないので降りてくるかと思いきや,この試合では前線に張ってることが多く,結局孤立したまま終わってしまいましたね。
というわけで前半は0-0でしたが,散々な出来でした。
後半,ダメだった両ラテラルを換えて,おそらくテストできるのはこれが最後ということで,3-4-3というノスタルジックなフォーメーションを試してきたペップ。結論からいえば,やはりダメだね,ということを改めてみんなで確認したということになったと思います。
さて,後半のバルサは息を吹き返します。その理由は,おそらく3-4-3にフォーメーションを変えたから,というより,ペドロ,ジェフレンという若者達が精力的に前線で動き回り,それにひっぱられるように周囲も守備に攻撃に動きだしたからだと思います。ペップの一喝もあったのかもしれません。
ということで運動量を増して攻め寄せるバルサ。さらに,しばらくして囲まれてもボールをキープ出来,ドリブルもパスも出せるイニエスタとチャビが入ってきたことにより,ボールの流れも良くなりとにかく攻め立てるバルサ。一方,ボカとしてもせっかくサイドのスペースが空いてるのにただ守ってるだけではつまらないよね,とばかりに攻撃への比重が高まっていきます。カウンターでサイドをかけあがる選手続出。という感じで双方が攻め手を繰り出して,試合は盛り上がりましたが,まずボカがサイドからの崩しを継続して先制点を挙げます。失点シーンは,おそらくプジョーが隣にカバーする選手がいないのを一瞬忘れていつもの感じでチャレンジにいってしまい,ジェフレンが頑張って戻ってきたけど遅かったよねー,みたいな形での失点じゃないかと思いました。バルサは,結局,ボカのディフェンスを組織で攻略することはできず,ロスタイムにコーナーからのプジョーのヘッドと,チャビ→エトーの二人の関係で点を獲って何とか勝ちましたが,その前には超決定機だったキーパーとの1on1をピントのファインプレー(初めて見た気がする)で命拾いするなど,ゲーム的にはボカの勝ちだったのではないかと思います。
エトーさんは,ボージャンとの交代で出てきましたが,ファンの大歓声を受けてました。点も獲りまくりですし,今チームでチャビと並び最もファンの支持を受ける選手になっているようです。放り出さなくて良かったね,本当に。
Txiki: More Signings May Come
まだ選手が来る可能性はあるとチキ。
「チームが完成しているといえるかは定かではないんだ。」
「チームを強化できるチャンスが訪れるなら,それを掴みたいね。」
といいつつ,今のチームに不満があるわけではない,非常に満足しているといいます。
「我々は皆,今のチームに非常に満足しているよ。」
「そのうえ,もし誰も来ないなら,リザーブチームの少年達がステップアップする良いチャンスを掴むことができるね。それも良いことだと思うよ。」
オリンピックで準決勝に進んでいるメッシーについて,
「最も重要なのは,レオが良い状態,そして,可能な限り良い健康状態で,トーナメントを終えることだよ。」
「もし彼が首にゴールドメダルをかけて戻ってくるなら,よりベターだね。それは素晴らしいシーズンの夢を完成させるものになるだろうね。」
FIFAウィルスならぬオリンピックウィルス。ウスタリなんか全治8ヶ月でシーズンが始まる前に早くも今シーズンを終えてしまったらしいですから。メッシーがウィルスにかかることなく健康体で帰ってくることを切に願います。
この前,頭数から選手層が薄いのでは,という話をしましたけど,ガンペル杯を見る限り,クオリティの面でも足りない面があるようです。エトー,チャビ,イニあたりが抜けた時にはどうも質が低下してしまうようですから,それをできるだけ低減したいものです。彼らも試合に出続けられるわけじゃないですからね。というわけで,後1人,攻撃的な選手を補強をすべきでしょう。
なお,ペドロをローンしたいとマラガが言ってるらしいのですが,ペップは多分出さないだろうなーと思います。個人的には,やはり攻撃能力がバルサの選手に要求されるレベルに到達しているとは思わなかったんですが,それでも精力的な動きでチームの雰囲気を変えられる,貴重なオプションとなりうることをガンペル杯でも証明しましたからね。
posted by coladevaca |07:24 |
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2008年08月16日
Arshavin Just One Option - Guardiola
「マーケットには,バルサが契約するチャンスがある,多くの興味深い選手達がいるね。アルシャビンはそのうちの1人だけど,でも何か具体的な話があるというわけじゃないよ。」
とペップ。
「今後何が起ころうとも,競争的なチームを作ることができるだろう。私は,それについては疑いを抱いてはいないんだ。」
カンプノウで快勝を収めたバルサですが,相手方が弱いためにバルサのフォームが良いものなのかまだ判断できないと考えているか?と質問されたペップは,ビスワの評価が不当に低いと思っているようです。
「チャンピオンズリーグの予選というのは,複雑で,多くを要求されるものなんだ。私がそう評価するのは,それがいかに難しいものであるかを知っているからだし,我々だってまだ予選を突破したわけではないじゃないか。我々にはまだポーランドにおける戦いが残っているんだよ。」
今週末のガンペル杯については,ミッドウィークにでなかった選手のテストをしたいといいます。
「私はテストをしたいし,人々の反応を見るのを続けていきたいんだ。プライオリティは,チャンピオンズリーグのセカンドレグの準備をすること,その後は,シーズンの最初のゲームの準備をすることにあるんだ。」
バルサは選手層が薄い!?
バルサの選手層が薄いかどうか。
オレゲール
テュラム
ザンブロッタ
エジミルソン
デコ
ロニー
エスケーロ
ジョバニ
これは今期のトップチームの放出リストですが,これを今期の加入選手とリプレイスメントという観点から見比べてみましょう。
オレゲール → ピケ(カセレス)
テュラム → カセレス(ピケ)
ザンブロッタ → アウベス
エジミルソン → ケイタ
デコ → フレブ
ロニー
エスケーロ
ジョバニ
8人放出して,5人加入ですから,まず頭数からいって「補強」できていないんですよね。クオリティの比較を脇に置いておけば,頭数からして明らかに選手層が薄くなっています。つまりは今期の今までのマーケットを総括すればチームが「補強」できたのではなく,「選手が流出し,弱体化した」と評価できるでしょう。グループとして機能することにより今までのチームを上回ることはありうる(今までの出来からその希望が見える)としてもです。怪我人が出ることも考えなければいけませんし,選手の頭数は,10*2+キーパー程度は確保したいところです。
ほとんど戦力とはいえなかったエスケーロを置いておくとして,まずジョバニの代わりは,今のところペドロを下から引き上げて埋めるということになりそうです。なお,「ペドロにはフレブ以上の守備センスがあるのか?」というレスを頂いたのですが,私見ではペドロは攻撃にしろ守備にしろセンスが良いという感じの選手ではないように思います。もちろんトップチームで起用されるからには,良い特徴も当然あり,若者らしい思い切りとシュートの精度,そして何よりチームへの献身を怠らず精力的に動く選手であるということです。フレブがあの手の選手としては運動量が多いとしても,それを遙かにしのぐレベルで動く選手だと思います。攻撃的守備のトリガーとして良いというか,ペップの好みになったのはそういう点ではないかと思ってます。タレントとしては,私はジョバニの方に未来を感じますけど。
さて,そうすると残るはロニーの代わりです。メッシーは今,ロニーの代わりにならんと多大な期待をかけられていますが,それはメッシーに今までのメッシー+ロニーの役割を期待することを意味し,そもそも怪我がちで1シーズンを全うすることがまず第一の目標となりそうな1人の若者への負担としては大きすぎるといえます。
そこで,どうしても「ロニーの代わり」はとる必要があると思います。あるいは,「デコの代わり」となるフレブを「ロニーの代わり」とみなすなら,「デコの代わり」をとればいいのかもしれません。
ロニーにしろデコにしろ下から若手を引き上げたからといって直ぐにその穴が埋まるような選手ではありません。したがって,最低でも後1人,エストレーモかセントロカンピスタ,将来クラックとなることが有力な有望な若手か,計算できるベテランか,とにかく両者に匹敵するような戦力となる選手を補強すべきだといえるでしょう。もちろん財布の具合というのもありますから,そう簡単にはいかないでしょうが。
カペル,アルシャビン,パラシオ,ネーベス,ムンドで挙がってるのはこの4人ですが,パラシオはガンペル杯まで限定な気がします。カペルも無いとすれば,アルシャビンかネーベスということになるんですかね。
Caceres Suffers Injury Blow
カセレスが怪我したっぽいです。治療がいつまでかかるかは不明。バスケスも未だ帰ってこないそうで。
posted by coladevaca |07:25 |
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2008年08月15日
★グアルディオラ、初陣を飾る(4-0)
★ビスワ戦後のグアルディオラのコメント
★ビスワ戦後の選手達のコメント
<前半>
エトー
アンリ ペドロ
(→フレブ) (→ヤヤ)
イニエスタ チャビ
ケイタ
アビダル アウベス
(→ピケ)
プジョー マルケス
バルデス
<後半の最後>
フレブ
エトー イニエスタ
ケイタ チャビ
ヤヤ
アビダル プジョー
ピケ マルケス
バルデス
まず,注目すべきは,ペドロを先発で使ったこと,というよりフレブを先発から外したことでしょうね。フレブが出てきたのは,記憶によれば83分とかそんなあたり。つまりは,怪我をしてるわけでもないのに,本当に純粋な控えとして使ってきたということです。しかも,そのポジションはまたもデランテーロ・セントロ。うーん,本当にフレブはペップが望んだ選手だったんでしょうかねー?表だって何かいうことはなくとも,間違いなく,フレブは気分を害していることでしょう。
個人的には,レッドブルズ戦で,フレブの右エストレーモ起用は,いい感触だと思っていただけにびっくりしました。彼には,メッシーには無い,プレーの幅があったんですよね。中に切り込むこともあれば,サイドに張ってアウベスを引き出すこともあり,また縦に突破することもあった。個人的に攻撃の引き出しが多い良い選手だなーと感心したものでした。
それでは,今回なぜフレブではなくペドロだったのか。その理由として考えられそうなのは,まず,私が感じたのとは別に,フレブの右エストレーモはダメだという結論にペップが至ったということ。もう1つは,ディフェンスの力ではペドロの方が上,ボールのチェイシングではペドロの方が上という判断があったのだろうということ。
今回のバルサの戦い方として,前半のうちに運動量も含めて相手を圧倒して勝負をつけてしまおう,という感じがあったので,後者の理由でペドロを起用したという考えも成り立ちうる気がします。今回の布陣が基本型となるのかどうか,今後の試合も注意深く見守っていきたいですね。
さて,全体的な流れ等は公式サイトの記事に譲るとして,今回の試合で目立ったのがケイタさんです(個人的MOM)。少なくともこの試合では,かなり攻撃的に振る舞っていたと思います。攻撃に飛び出すのがチャビとケイタというケースがかなりあり,ケイタはゴール前に飛び込むだけではなく,サイドに開いていることもありました。ロングシュートは枠に飛ばないのが微妙でしたが,攻撃面ではそういう流動的な動きがかなり効果的だと思いました。では,その際に誰が守備的に振る舞うことになるのか,といえばイニということになります。概ねヤヤが中央に鎮座する場合に比べると,やはりちょっと怖いですよね。仮にケイタが攻撃的に振る舞うのならば,後半にそうしたように,ヤヤをピボーテの位置においておく方が攻守は安定する気がします。メッシーが帰ってきたら,イニ・エトー・メッシーの前線でいけば良いかと。アンリは結果を出しましたが,動きが改善した,という感じはしません。プレシーズンの動きと変わらずです。あれで良いと考えるか,あれでは物足りないと考えるか,だと思います。ただ,イニを前におくとボールの流れは悪くなりそうな感じはしますね。
ペップチームは,最後の方のライカーチームと比べて,両ラテラルは上がってゲームを作ることに参加します。そうすると,後ろにプジョー,マルケスのみで,サイドのスペースはガラ空き,という場合も多く,相手方は,中盤のプレスをかわすために,そのスペースにロングボールを蹴りこんでくる,という戦術をとることが多くなりそうです。この試合でも何度かそういう場面があり,最初の方はそこで対応にいったプジョーがかわされて,非常に危うい場面を作られることもありました。その後は,アビダルが上がりを抑え気味でケアすることになっていたと思いますが,このあたりのバランスのとり方がやはり課題となりそうです。強力なデランテーロを擁するチームと対戦した時には致命傷になりかねません。
確かに今回の試合では,久しぶりにバルサらしいバルサ,ディフェンス面も含めて「攻撃的な」バルサがカンプノウに帰ってきたという感想を持ちましたし,心地良く試合を観戦することができました。ただ,今回の試合も含めて,未だペップチームは,強いところとあまり試合をしていません。フィオレンティーナぐらいでしょう,トップレベルのチームといえるのは。今のところ良いイメージしか残していないペップチームですが,そのイメージがトップチーム相手でも残すことができるのか,疑問があるといえばあると思います。ペップチームの評価をつけるのは,もう少し先のこととするのが妥当だと思いました。
さて,予想通りというべきか,やはりシルバはバレンシアと契約を延長し,バルサに来ることはありませんでした。結果として,彼の年俸アップ作戦に協力しただけになってしまいました。シルバ獲得について,レスを頂きもしましたが。個人的にはカペルの方がいい,とか書いておきながら,決してシルバがダメだとは思っておらす,選手のキャラクター的にはロニーのリプレイスメントという意味では理想的だとさえ思っていたんですが,やはりダメでした。
しかし,一応チキはこれで選手獲得が終わりだ,とはいっておらず,新たな選手獲得の可能性を否定はしていません。そうなると,カペルが無いなら,ロシアのクレということになるのか。しかし,移籍金が異様に高いですからね・・・カペル,アルシャビン以外に誰か良い選手はいませんかねー。
アウベスが全治2週間の負傷
試合中に怪我をしてピケと交代したアウベスは,結局2週間の離脱となるそうです。復帰の目標は次のチャンピオンズの試合となります。が,4点差あることを考えると無理をさせる必要はありませんし,負傷が今の時期で良かったという考え方もありうるでしょうね。
ペップの今までの起用をみると,プジョーをサイドに持ってきて,ピケあるいはカセレスを中央に持ってくるということになりそうですが・・・二人の今後のことを考えて彼らにラテラルの修行をして貰うという考え方もありそうです。
posted by coladevaca |08:20 |
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2008年08月13日
Silva wants to stay in Spain
シルバはスペインに留まりたい,バレンシアに残るか,バルサに移籍するか,だと語ったようです。
「僕は,イングランドでプレーするつもりはないよ。クラブは僕の決断を知っているし,それを変えることはないだろうね。」
「もし僕がバレンシアを離れることになるなら,僕の夢はバルセロナに行くことだ。」
「イングランドのいくつかのビッグクラブから興味を持たれていることは知っているけど,僕はただお金のためだけに移籍をしたくはないんだ。」
「イングランドのリーグは世界でも最高のリーグの1つだと思うよ。でも,僕はリーガの方が優れたリーグだと考えているんだ。」
Valencia reject Silva offer
「マンチェスタ・ユナイテッドは,ダヴィド・シルバを獲得するためのオファーを出してきたけど,これはバレンシアによって拒絶されたよ。」
とシルバの代理人Julio Llorenteさん。
「シルバはイングランドでプレーしたくないんだ。なぜなら,彼はバレンシアにいてハッピーだからさ。」
「彼の家族はスペインに住んでいるし,もし彼が移籍することになるなら,それは他のスペインのクラブへ,ということになるだろう。レアル・マドリーやバルセロナのようなクラブにね。」
「ダヴィド・シルバは,バレンシアで新しいシーズンのスタートを迎えることになると思うよ。」
というわけで,2000万ポンド(約2500万ユーロ)といわれるマンUからのオファーは,シルバの意向もあってバレンシアが断ったそうで,残るは(マドリーが出てこない限り)バレンシア残留か,バルサへ移籍か,ということになったようです。
本人の第一希望はバレンシア残留のようですが,ムンドなどによれば,水曜日の会談でシルバとバレンシアが年俸などの条件で合意に達しない場合は,バルサ移籍に動く,といわれています。ただ,バルサのオファーは,1800万ユーロ+オプション400万ユーロらしく,マンUのオファーに比べてかなり安いですから,たとえ選手側のプッシュがあってもバレンシアが移籍を認めるかどうか。それにそもそも,8億ユーロにせまらんとする負債に対して,2200万ユーロだか2500万ユーロだかのお金を得てもどうにかなるとは思えず,したがって,バレンシアが移籍金に惹かれて移籍を認めるとも考えにくいんですよね。それなら,シルバを残留させて来季のCL出場権獲得を狙う方がよっぽどポジティブな気がします。
Guardiola Assures Eto'o Stay
Pep se queda con Eto'o
Pep Guardiola confirma que Eto'o se queda en el Barça
本日,CLの予備予選の第1戦が行われ,少々早いですが,遂にシーズンが始まることになります。その前に,未だ解決してなかったエトー問題。この試合に出れば,その時点でカップタイドされて,事実上移籍が不可能になり,したがって残留するということになったわけですが,その前にペップからエトー残留宣言が出て,無事解決となりました。
「サミュエル・エトーは,我々と共にいることになるだろう。なぜなら,それが彼の望みでもあり,私の望みでもあるからだよ。」
とペップ。
「私は,自分が最初の日に何て言ったか覚えているよ。彼は自分の構想には入ってない,と言ったね。でも同時にこうも言ったんだ。彼を他の選手と同様に扱う,とね。」
「スコットランドやアメリカにおける彼の振るまいが,彼は我々と共にいるべきだという決断を私にさせたんだ。その他に,彼がとても才能に溢れた選手であるということも考慮したよ。」
この決断は,エトーの代わりが見つけられなかったからなされたというわけではなく,もう代わりを探していることもないといいます。
「”9番”と契約するための交渉は,何週間も前に止まっていたんだよ。チキと私がそうするよう命じていたからね。」
「誰かを連れてくるならば,その代わりに誰かを放出しなければいけないね。でも,全てがうまくいっているから,誰かと契約する必要はないし,そうすると,今までと同じようにみんな残留することになるだろうね。」
というわけで,エトーさんも含めて今のチームはうまくいっている,だから変える必要はない,という判断が根底にあって,エトーさんの放出もやめることになったようです。とりあえず良かった良かった(*^▽^*)
なお,同じ会見で,マンUからの興味が噂されるアンリの放出もないといっています。エトーが残留するからといって,アンリを放出しても良いという考えにはならない,二人とも必要なんだ,といっています。
Enigma Capel
シルバシルバっていうけど,ディエゴ・カペルへ動かないのが謎,という記事。
バルサが左のエストレーモ選手を求めているのは周知の事実でありますが,カペルの名前が出てこないのは確かに不思議なところです。
左利きの左サイドのエストレーモ。シルバと違って「本格派」といってよい,まさにライン際で勝負するタイプの選手。20歳と若く,また成長著しいことは誰の目にも明白です。そして何より,移籍条項が1500万か1600万ユーロに設定されており,シルバより安くすむ。当然のことながらかつては,バルサの移籍候補リストの上位に載っていただろうといいます。
それでは,なぜカペルに行かないのか,というと,その質問への答えは一つではないだろうとしたうえで,以下の理由を紹介しています。
まず,早いボール回しを好むペップが,ボールを足下に収めてからドリブルを始めるような球離れが良くない選手を好まないのだろう,などのようするにペップの好みではない,というテクニカルな理由。さらに,この夏にケイタとアウベスという2人の選手をセビージャから獲得しておいて,さらに3人目へと走るのはセビージャに影響が大きく両クラブの関係を悪化させることにもなるから,自重しているのだ,という政治的な理由,などが紹介されています。
というわけでカペルの話は無く,シルバが来るか,あるいは,もう誰も来ないのか,という話にやはりなるんですねー。
★マルク・クロサス、セルティック正式入団
★クロサス、セルティックへ
マルク・クロッサスの移籍が正式に決定したようです。移籍金は50万ユーロ+オプション90万ユーロ。バルサは将来の移籍金の25%を受け取る権利を有し,さらに2009-2010シーズン終了時に200万ユーロで買い戻すオプションがつけられたそうです。
バルサが買い戻したい,それもお得な価格で,と思いたくなるようなビッグなプレーヤーになることを期待してるぞ,クロッサス!!
posted by coladevaca |07:36 |
バルサ |
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2008年08月09日
今回のメッシーを始めとするオリンピック参加問題に関するCASの仲裁判断についてのプレスリリースが出ています。
報道ではわからなかったことですが,今回のCASの判断は,イスラエルの方1人と,スイスの方2人,合計3人の弁護士で審理した結果であること。FIFAの決定は,なぜか1人で出したものだったわけで,当時からちょっとおかしいなと思っていたのですが,やはり複数人で議論して結論を出す方が公正な感じはしますよね。
さて,8月5日に双方の意見を聞いて検討した結果,以下の結論に達したとしています。
1.北京オリンピックは,コーディネートされたマッチカレンダーには含まれておらず,また,クラブに23歳以下の選手の解放すべき義務を定立するFIFA Executive Committeeの特定の決定は存在しない。
2.慣習法に基づいて北京オリンピックに選手を解放しなければならないとするクラブの法的な義務を正当化する要件は充足されてない。
したがって,クラブには選手を解放すべき法的な義務はないと結論づけるとしています。
但し,なぜそういう判断に至ったのか,という詳細な理由は記述されていません。
あとは,報道にも上がっていたように,この決定は選手の参加資格には影響はないことを述べ,最後にFIFAのいうオリンピック精神を考慮して,合理的な解決策を見つけてくださいね,というコメントがついてます。
報道になかった点として,FIFAがいっていた1988年以来の慣行により慣習法が成立し,それがクラブに選手の解放を義務づけるという主張は明確に否定された,ということがあります。結局,CASは,慣習法は成立していない,ということをいっているのか,ちょっと判断に迷うところがあるのですが,仮に慣習法が成立しているとするなら,それに基づいて選手の解放義務があると考えるのが素直なように思えます。
というわけで,現状においては新たなルールの策定は必須だといえるでしょう。その方向性ですが,考えられるものとしては,
A.23歳以下の選手でチームを構成するという現在の枠組みを維持したうえで,選手の提供を義務化する。
B.20歳以下の選手でチームを構成するというように,参加資格を有する年齢を下げた上で選手の提供を義務化する。この場合,下部カテゴリーのワールドカップとの統合がありうる。
C.そもそもオリンピックへの参加をやめる。
一応こういったところだと思います。
ところで,将来のルールを考える上で,今回の代表とクラブを巡る騒動への理解を深めることは有益だと思いますが,私は以下のように整理しています。経済的利益を巡る争いを除外して,思考の上でどういう点が争いになったのか,その特徴は?といえばおそらくこういうことではないでしょうか。
例えば,ワールドカップは,最高の選手達が代表レベルで争う最高レベルの大会だ,という認識が多くのフットボール関係者にはあると思うのですが,オリンピックの場合,その立ち位置が明確ではないように思います。
アルゼンチンは23歳以下+オーバーエイジで「最高のチーム」を構成する,という認識でチームを編成したわけですが,クラブ側からすると,ラポルタの発言にもあったとおり,オリンピックは「最高の選手達の大会ではない」という認識があったようです。つまり,今回の代表とクラブの争いは,オリンピックの持つ「23歳以下」という年齢による区切りは,単に形式的なものなのか,それとも,実質的なものなのか,という争いだったのではないかといえると思います。
アルゼンチンは,形式説をとり,23歳以下で最高の選手をかき集めようとメッシーを招集したわけですが,クラブ側は,実質説,つまり,23歳以下という区切りには,最高の選手達ではない,という意味を含むという立場,したがって,最高の選手であるメッシーを招集されるべきではない,という考えに流れるわけです。
FIFAは,オリンピックを23歳以下の大会と位置づけたましたが,これはワールドカップとの峻別,ワールドカップは最高の選手達が集う最高レベルの大会であり,オリンピックはそれよりレベルの低い,いいかえれば,最高の選手達が集うべき大会ではないのだ,という位置づけを与えたのでしょうか?そうだとするならば,最高の選手であるメッシーが参加すべきでないとするクラブ側の見解は,それと整合的であり,自然だともいいうるでしょう。
そうすると,おそらく議論しなければならないのは,アンダー・カテゴリーってそもそも何なのか,その意義をどう理解するのか,ということだと思います。例えば,ボージャンのように17歳でU-17,U-21,フル代表と招集されそうになるのをみて,仮にアンダー・カテゴリーが形式的な区切りにすぎないのだとすれば,その招集もわからないではないことになりますが,それが実質的な区切り,つまり,選手の能力による区切りを含意するなら,少なくともU-17での招集は明らかに不相応ということになるでしょう。
一般に,年齢による区切りは,抽象的には能力による区切りを含意し,したがって,実際の例でみてもしばしばそれは一致することにはなるのですが,メッシーやボージャンなどのケースで明らかなように,その不一致は起こりうるのであり,アーセナルなんかを見れば明らかな通り選手の若年化が進んでいる今はそれがそれなりの確率で起きるようになっているのだ,ということがいえそうです。
色々とりとめなく書いてきましたが,まとめると,個人的には,代表のカテゴリーは,形式的には年齢別となっているもの,本来は,個々人の能力に応じてチームに振り分けられるべきだという立場から,大体以下のように将来的にルールを規整すべきではないか,と考えます。
まず,オリンピックの地位の明確化が何よりも必要であり,ルールはそこから導かれるべきでしょう。
最高の選手達が集う最高レベルの大会だと位置づけるなら,資格制限は撤廃すべきです。この場合,ワールドカップの有する権威が相対的に低下することは甘受すべきこととなるでしょう。
そうではない,低レベルの選手が集う低レベルの大会だと位置づけるなら,それに応じて資格制限をかけます。その際,どういう資格制限をかけるか,議論をしていいと思いますが,仮に年齢で制限をかけるならば,他の大会との関係をどう捉えるかにより,23歳以下でも,20歳以下でもかまわないと思いますが,最高の選手達が集められることのないよう,フル代表など上のカテゴリーの(一定数の)キャップを持つ選手は年齢にかかっても資格を与えないようにすべきです。この不可逆的ステップ・アップともいうべきルールは,オリンピックにかかわらず,できれば全カテゴリーに統一的に導入されるのが望ましいと考えます。当然のことながら,大会の地位を不明確にする,オーバーエイジのルールは撤廃すべきです。
なお,不可逆的ステップ・アップ的なルールを推すのは,若くて特別の才能を有する選手が年齢が低いことを理由にあらゆるカテゴリーの代表で使い回されるということが回避できるためで,他にそれを達成できるルールが考えられるなら,別にこのルールでなくてもかまいません。
IOCが,低レベルの選手が集う低レベルの大会だと位置づけるのに抵抗し,フットボール界としてワールドカップが唯一の最高レベルの大会だ,という立場を崩したくないなら,オリンピックからは撤退すべきでしょう。
また,現状の8月〜翌年5月までというシーズンで,間に代表戦を挟む,というフットボール界一般のスケジュールと,8月開催というオリンピックのスケジュールは明らかにあっていないので,もし今後もオリンピックに参加を続けるなら,これには何らかの調整が必要でしょう。
★メッシ、バルサへ感謝
とあくまで感謝の心を忘れないレオ・メッシー。ムンドの記事をみると,他にも色々いってますが,とくにバルサとの不仲説を一蹴してるところがファンとしては思わず頬が緩んでしまいますね。
僕は,バルサの人達を知っている,僕に全てを与えてくれた人達だ。僕の家族のようなものであり,僕がハッピーになることを願ってくれる。みんなチームにとってベストなことを望んでいるから,僕もオリンピックの金メダルと共にバルサに帰ってきて,次のシーズンは,大きなトロフィーを勝ち取って偉大なシーズンにしたい。
というようなことをいっています。
Marc Valiente, traspasado al Sevilla ‘B'
バリエンテ君のセビージャ・アトレティコ行きが正式に決まったようです。3年契約みたいですね。バルサは,バリエンテ君のファースト・チームでの試合数に応じて2008-2009シーズンの終了時に呼び戻しオプションを有するそうです。また,将来の移籍金の25%がバルサに支払われるそうです。
スエルテ!!マルク!!
posted by coladevaca |01:23 |
スポーツ文化 |
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2008年08月07日
No vuelve
'Txiki' y Guardiola permiten a Messi seguir en los Juegos
もちろんタダで,というわけではありません。
AFAは,メッシーが負傷した場合に備えての保険の費用をもつこと。
AFAは,今シーズンの全ての親善試合におけるメッシーの招集を断念すること。
以上の条件でメッシーを送り出すことになったようです。
個人的には9月のワールドカップ予選の招集免除もいれて欲しかったんですが,まあ,それなりに納得できる解決というところでしょうか。
後は,メッシーが,怪我をせずに金メダルをもって帰ってくることを願うのみです。
スエルテ!!レオ!!
CASのリリースや,レッドブルズとの試合についてはまた後で書こうと思います。
posted by coladevaca |22:11 |
バルサ |
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2008年08月07日
CAS Sides With Clubs, Not FIFA - Messi, Diego, Rafinha Can Return
CASのリリースは,これを書いている時も出ていないので判断に至った理由は詳しくはわからないですが,上記記事をみると,オリンピックは,FIFAのカレンダーに含まれてない,したがって,FIFAには23歳以下の選手をオリンピックに出せといえる権限は無く,判断は無いものとして扱うべき,という理屈のようです。
なお,CASは,オリンピックに参加したいという選手が参加できるような合理的な解決策を探すことをFIFAとクラブの良識に訴えたい,みたいなこともいってます。上記記事の最後にもありましたが,法的にはクラブの主張に理由があり,したがって,この後どうするかはクラブ側に委ねられますが,それについてはモラル面も含めてよく考えてくださいね,ということだと思います。
個人的には,この場合のクラブ側の権利を行使することは道徳的非難に値するか,といえばそうは思いません。前にもいったとおり,皆それなりに大事な利益の調整の結果として今のルールがある以上,それに基づく権利を行使することは十分道徳的だといえると思います。
El Barça, "satisfecho por la victoria legal" en el TAS
バルサは,当然のことながら,この法的な勝利に満足しているとしています。
CAS、五輪出場問題でクラブの訴えを認める
FIFA disappointed by CAS decision
FIFAは,決定に驚き,失望しているが,それを尊重し,受け入れるとしています。で,やっぱり五輪精神だと。個人的には,前に述べたとおり,FIFAが五輪の特殊的な価値やその精神を訴えるのは,やはり自己矛盾だといわざるをえないと思います。
Messi Wants To Stay With Argentina - Batista
Batista asegura que Messi quiere seguir en Pekín
アルゼンチンのセルヒオ・バチスタ監督のコメント。
「メッシーは,私に,ナショナルチームと一緒に留まりたいといったんだ。」
「私は,この件に関する法的な問題に立ち入りたくはないけど,彼は我々と一緒にこの大会の全てを戦うことになると思うよ。」
ムンドの記事ではもっと色々いってまして,
バルセロナには状況を理解して貰いたい。バルサの人達はレオを理解しており,私は,彼に不都合になることはしないと信じている。メッシーが代表に残るという決断をしてもバルサが怒るとは思わない,彼がよりビッグなプレーヤーになるためなわけだから。この件についてペップと話したい。アルゼンチン代表にいて彼はハッピーであり,残りたいという彼の希望を説明したい。代表でプレーしたいという選手の希望は拒まれるべきではないと思う。レオは平和のうちに代表に残ることになると思う。
みたいな感じです。なお,メッシーは,今日のコートジボワール戦には先発で出る予定だそうです。
何がメッシーにとっていいのかは多分誰にもわからないでしょうね。バチスタ監督のいうように,アルゼンチン代表に残り,金メダルを獲るなどの国際経験を積んで,さらに成長できるかもしれない。メッシーが,さらに成長できれば,確かにクラブの利益にもなるわけです。一方,オリンピックで怪我をするか,あるいは,その場で怪我をしなくても,またもマトモなプレーシーズンが送れないことでバルサに戻ってきたら怪我をする結果となり,またもシーズンを全うすることができなくなってしまうかもしれない。怪我が多い選手は大成しない,という事実はあると思います。
メッシーは,マトモにプレシーズンを送れないことと自身の頻発する怪我のことをどう考えているのか。彼が将来伝説的なクラックになれるかどうかの分岐点が今やってきているのかもしれません。
Clubs U-Turn Over Olympic Brazilians
今回の件でバルサと共に戦ったブレーメンとシャルケは,ジエゴとラフィーニャを呼び戻さないことを決めたらしいです。シャルケのミュラー・ジェネラルマネージャーは,FIFA とCBFのオリンピック直前になるまで決定を引き延ばすという戦術にやられたというようなことをいってますね。 彼らは数ヶ月前からこういう状況になることを分かっていたはずなのに,故意に決定を引き延ばしたんだ,といってます。それで選手が勝手にチームを離れ代表に合流した後,コンディション面も含めて今さら戻ってこいと言ってもしょうがない状況になったということをいいたいのでしょう。
Pendientes de que Guardiola hable con Messi
で,バルサがどうするかですが,とりあえずペップがメッシーと電話で話すまでは決定は延期されるとのこと。ニューヨーク・レッドブルズ戦の後,ペップがメッシーと話し,それから決めるのだそうです。
posted by coladevaca |07:43 |
バルサ |
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2008年08月06日
El TAS da la razón al Barça
理由はよくわかりません。CASのサイトでもプレスリリースはまだありません。それが公表され次第,また何か書こうと思います。
Barcelona Keen Not To Upset Messi
で実際,メッシーがバルセロナに帰ってくるかはよくわかりません。ペップはメッシーがハッピーになることが一番大事だ,といっており,メッシーの帰還には必ずしもこだわっていないようです。一方,チキは,CASの判断がバルサに同意するものである場合,メッシーを北京から帰還させることを示唆しています。
今後,バルサ側が優位な立場に立ったことから,今までは拒絶されてきた妥協案によるAFAとの「和解」もありうるでしょうし,まだメッシーの行方はわからない,というのが正確なところでしょう。
posted by coladevaca |19:25 |
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2008年08月05日
Barça Belt Five Past Chivas(得点シーンハイライト)
グアルディオラ監督:「チームを誇りに思う」
上記記事だとイニエスタとアンリの2トップになってるんですけど,私には,4-3-3で真ん中にフレブって形に見えました。とはいえ,フレブはよく中盤に戻ってましたが。役割的にはメディアプンタみたいな感じで,トップがいなかったといった方がいいのかもしれません。
<前半>
フレブ
アンリ ペドロ
イニエスタ チャビ
ケイタ
アビダル アウベス
カセレス マルケス
ピント
<後半>
エトー
ボージャン ジェフレン
グジョンセン チャビ
ケイタ
アビダル アウベス
カセレス プジョー
ピント
<後半の最後>
エトー
シルビーニョ ボージャン
グジョンセン クロッサス
ブスケ
アビダル カセレス
ピケ プジョー
ピント
メッシー抜きで大丈夫なの?テストだったこの試合,とりあえず,そのテストにパスしたわけですが,相手が結構マジだったというか,親善試合とは思えない雰囲気だったので,本当に良いテストになったと思います。例えば,後半出てきたジェフレンは,怪我してシルビーニョと交代したんですけど,ジェフレンが痛がってるのに相手は試合を止めずに進めようとするので,ボージャンがいらついて後ろからタックルにいってイエローを貰う,なんて場面があるぐらいでした。
相手さんは,かなりのプレスをかけてきましたけど,ケイタとかデフェンサまではやってこず,大体がチャビ,イニあたりを狙いにしてた感じですが,二人ともさすがというか,簡単にはボールをとられないですし,上手い具合にフレブも降りてきて,彼もまたとられない,ということで,うまくボールが回せました。という感じで全体的にはバルサペース。ケイタの散らしはワンテンポ遅い感じがするんですが,いずれ良くなることでしょう。元アーセナルの選手が増えたからか,アーセナル風のスピーディーな速攻もありました。後半は,その2人が消えて,相手のペースになったこともありましたが,個人能力で差をつけて貫禄勝ちというところですかね。
この試合の皆勤賞はアビダル,カセレスにピント。
まず,ピントからいけば,2点は獲られましたけど,ボチボチって感じでしたかね。1点目はアウベスのミスだし,2点目は崩されてクロスを上げられてデフェンサが競り負けたのでやむをえないかと。まあファインプレーも乏しかったんで良かったとはいえませんが。
アビダルさんも全体的に及第点の出来ではないか,と。攻撃面ではなぜか中に入ってくることが多く,もう少しサイドを使いたい感じでしたけど,多分コンビネーションができてないんでしょうね。いずれ解決されるでしょう。フィジカル的な強さは戻ってきていると思いました。
カセレス君は,どうも必死さが空回りしてる感があるんですよね。1点決めたけど笑顔は無し,みたいな。点をとられた場面でミスしたっぽいのでそれを気にしてるのかもしれないけど,もう少し落ち着いてやった方がいいんじゃないでしょうか。ペップも,カセレスを他のデフェンサに比べて長時間出場させているのは,まだまだってことで慣れさせるためでしょうし。
それに比べてペドロは自信をつけてきた感じがありますね。プレイぶりでもメッシーを真似してドリブル突破を狙うとダメなのに気がついて,周りを使うプレイが増えた気がします。1on1で勝てなくても連携で崩せればいい,という発想に切り替わった気がしますね。思いっきりシュートも打って,それが意外に正確だったりもするし,守備に走り回ったりで運動量も多いです。問題があるとしたら,未だ90分プレイしたことがなく,ペース配分を考えたプレイをしたことがないということでしょうね。45分で燃え尽きてもかまわない,って感じで走りまくってますからね。
エトーさんは,相変わらず戦力外のままですが,にもかかわらず点を獲ってますねー。熱いからか,鬼チェイスも見られないですし,運動量は決して多い感じではないんですが,しかし,勝負所は逃がさないんですよね。背番号も9番のままだし,残留の方向へ空気が流れまくってる気がしますがどうなるんでしょう。もっとも,番号を動かさない方が新たな「9番」にとってはいい,という話もありますが。
アンリはなぜかサイド起用。まあ,オプションの1つということなのかもしれませんが,真ん中で余りうまくいってないのも確かですね。というか,そろそろエトー,アンリの同時起用をしたらどうなんでしょう。
致命的なエラーで1点献上してしまったアウベスさんですが,前々から所々でディフェンスが怪しそうな雰囲気は見せてるんですよね。サクっと突破されそうになったりして。バルサが支配するゲームばかりだったので,目立ってはないですが,ボールを回せない,相手に攻められる時は,強いチームとあたったら必ずやってくるはずなんで,その時は大丈夫なのか,どこかでテストできるといいですね。右エストレーモがペドロだったら守備を頑張りそうですが,メッシーだと,やっぱり安定して守ってくれるわけではないんで。
Silva Wants To Stay, Claims Agent
今カタランメディアが最も注目しているのが,シルバなわけですが,代理人さん曰くバレンシアから動くつもりはないとのこと。
「彼はバレンシアに留まりたいんだ。」
「これから何が起こるか見てみようじゃないか。でも,バレンシアに残留するのが彼のファースト・オプションだよ。他の検討すべき可能性もあるけど,彼はバレンシアでとてもハッピーなんだ。」
「今後数日中にもしオファーが届くなら,我々はそれを評価し,その後,結論を出すだろうね。でもダヴィドは留まりたがっているし,契約も残っているんだよ。」
「多くのクラブが彼に興味をもっているね。だから,彼は,バレンシアに評価されたいと感じているんだ。それは普通のことだよ。でも彼はバレンシアに留まりたいんだ。」
というわけで,シルバの話は,アデバの時と同じく,年俸アップ作戦に利用されて終わるのがオチじゃないですかねー。
個人的には,中へ入っていくシルバより,ライン際を突き進むディエゴ・カペルの方がいいなー,とか思ったり。もちろんシルバが来てくれるなら大歓迎なんですけどね。
メッシーの件は,今日結論が出るという話があります。どうなるでしょうねー。
posted by coladevaca |08:03 |
バルサ |
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