2009年07月01日

エトー代理人会見・・・お金と愛と

Eto'o wants Barca stay

エトーさんの代理人の記者会見が開かれました。でその内容をまずスカイ・スポーツでみると

「選手は残留したいし,契約の最後の年を全うしたいんだ。」

とエトーさんの代理人Josep Maria Mesallesさん。

「もしバルサが彼を必要としないというのなら,彼らはそういうべきだよ。そうすれば,我々はプロフェッショナルなやり方で,選手の将来を追求することができるからね。」

「クラブは,コーチであるペップ・グアルディオラが彼を必要としていなかったといっていたよ。でもグアルディオラは,彼を必要としていないと選手に直接伝えたわけではないんだよ。」

代理人さんによれば,昨日の深夜にオファーを受け取るまでは,契約延長のオファーを受け取ったことは無いそう(つまりラポルタは嘘をいっている)。

そして,もしバルサがシティからオファーを受け取っているのならば,それを開示すべきだと。

「もし彼らが重大なオファーをマンチェスター・シティから受けているのであれば,そしてもし彼らがこの交渉を続けたいのであれば,我々はそれに興味をもつだろうね。」

「我々はシティと話したことはないけど,もしバルサが合意に達したというのであれば,契約が成立するのはあまり困難なことではないだろうね。」

Samuel Eto'o has not ruled out move to City, but wants to stay with Barcelona

次にガーディアン紙が伝えたところを見ますと

「6月2日にクラブの会合に呼ばれて,私はTxiki Begiristain(スポーツ・ディレクター)とRaul Sanllehi(フットボール・ディレクター) にこう言われたんだ。テクニカルな決定により,サミュエルは次のシーズンのクラブの計画の中で重要な役割は与えられない,と。」

「その後に,我々はもう1度会合を持ったんだけど,私はもう1度同じことを言われたんだ。サミュエルは来シーズンの彼らの計画には含まれていない,と。」

しかし,彼はこれに納得できない様子で

「グアルディオラは,シーズンの終わりにこういってたんだ。サミュエルがチームにいることを喜んでいる,と。だから何でそれが変わってしまったのか,私にはわからないよ。」

「私の間違いは,その情報を確認しなかったことだね。そして,我々はコーチが本当に何を望んでいるのかを知る必要があるね。なぜなら,彼が最終的に決める人だからさ。」

受け取った契約延長オファーについては

「彼らが本当にサミュエルの残留を望んでいるのか,それとも,彼らがただ単にサミュエルから利益を生み出したいだけなのか,私にはわからないよ。もし彼らがサミュエルを必要としているのなら,彼は喜んで残留するだろうし,もし彼らのオファーが真剣なものならば我々は彼らのオファーを検討することになるよ。でも,もし彼らがサミュエルを必要としていないのなら,彼が新しいクラブを見つけることができるよう,我々はできる全てのことをするよ。理屈の上では,彼はチャンピオンズ・リーグでプレーしたがっているね。でも,もしマンチェスター・シティに受け入れられたオファーがあるなら,我々は喜んで彼らのところに行くよ。」

で今のところエトーさんはチームに合流する見込みだと。

「彼は7月19日にバルセロナにやってきて,最初の日のトレーニングと,翌日のメディカルチェックの準備をすることになるだろう。」

Mesalles: "La voluntad del jugador es quedarse en el Barça"

英語メディアから漏れた興味深い話を拾っていきますと,

まず代理人さんはラポルタなどのプレスを使ったやり口を批判しています。

選手を必要としないならそういうべき,お金の問題にするな,とか,マンチェスター・シティからのオファーが天文学的?そんなの1年前にNYでもいってたよね?とか。いいたいことがあるなら直接我々にいうべきで,プレスを使うな,と。

さらにエトーさんが契約延長で1000万ユーロへの昇給を求めたとされる説についての反論なのか,我々は1ユーロ足りともサラリーアップを求めたことはないし,契約延長を求めたこともないし,条件改善を求めたこともない,と。

また,シティ移籍が破綻した理由として,エトーサイドが1500万ユーロのコミッションを求めたとされる説について,それは完全な嘘であり、前述の通り,そもそもイングランドのクラブとオファーについて話したことが無いんだ,といってます。

そして,エトーさんは確かに過去に誤った宣言をしたこともあったが,彼の意思は常にバルサでキャリアを続けることにあった,なぜなら彼はバルサを愛しているからだ,と。

ペップがエトーを必要としていないとする情報を確認しなかった理由について,シーズン終了時に(多分ペップとエトーが)7月20日にまた,という感じでガッチリとハグをして別れたことをあげています。そして,私は今でもペップがエトーさんを必要としていないというチキらの見解にとても疑いを持っている,と。だって,ペップが必要としていない選手に2年契約延長のオファーを送ってくるなんておかしいじゃないか?と。

もしクラブを離れることになってもそこには何の障害もないし,経済的な理由によるものではない,で前述のとおり,契約を全うしたいし,7月19日にやってくるし,そこで彼らがエトーさんに戦力外だといっても,それはそれで尊重する,と。

で最後に映像にも現れている通り,バルサからの契約延長を申し出るEメールを開示した,と。


本人からではないとはいえ,遂にバルサ愛が出てきましたね・・・

バルサへの愛情とクラックとしての誇りあるいは意地。

2度も戦力外通告を受けながら,それでもそのチームに残るのを希望する。ボスマン選手になって移籍金無しでサラリーアップを目指す,ってことだけでは説明できないことだと思います。下手したらベンチに座りっぱなしで評価がガタ落ち,いくらフリーになっても現行のサラリー維持でさえ危ういってこともありうるわけで,エトーさんにとってもかなりリスキーな行為のはずですから。

また,ペップから直接話を聞きたい(チキやラポルタは信用できない)といってるようにみえるエトーサイドの拘りも,お金が大事だと考えているだけの人の発想ではないように思うなあ。

いや-,しかし意味不明なのは,もしペップが戦力外だというなら,なんで契約延長のオファーをしたのかってことですよねー。

今の移籍市場でシティ他には(理由はどうあれ)売れそうにもない,そうするとこのままだと来季の移籍市場でフリーで出て行かれてしまう,それを避けるためにとりあえず戦力外でも契約延長しておこうか,という話ですかねえ。なんか悲しいなあ・・・

とりあえず次の節目は休み明けの7月19日か20日あたりですか。どうなりますかねー,この話の結末は。今のところハッピーエンドじゃなさそうですが・・・

posted by coladevaca |07:57 | バルサ | コメント(4) | トラックバック(0)
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