2007年11月05日
アンリ+ロニー×2=3-0
ということでベティスに快勝したバルサ。要塞カンプノウでは,めったなことがない限り負けないのは統計的にも明らかなので,この試合は勝利,それも中身の伴った勝利が求められていたバルサですがキッチリ「結果」を出しました。 この試合の勝因は,第一に選手のアグレッシブさ,運動量が戻ったこと。これは精神的なものに起因するのか(珍しくライカーがキレたのが役にたったのか),アンリとアビダルの復帰がきいたのか(個々のプレー内容をみるとあんまりそうとは思えませんが。アンリさん,シュート外しすぎ。),それとも疲労の回復に起因するのか,よくわかりませんがとりあえず,攻撃も守備も「攻撃的」にいく姿勢が戻ったことは喜ばしい限り。ベティスがしょぼかった,というのが最大の原因かもしれないというのはとりあえず置いておいて,デコがいなくてもアグレッシブにやっていけることを次も証明して欲しいところです。 第二にヤヤの復調により,イニエスタが高いポジションで攻撃的なプレーにいく回数が増えたこと。守備的な役割+DFラインからのつなぎをヤヤがかなりの部分を担ってくれたことで,イニが高い位置からの攻撃/突破にかかることが出来,それがアンリの先制点につながったように思います。 第三にザンブロッタが高いポジションをとったこと。今シーズンのバルサは,スペースが空くのを気にしてか左右ラテラルさんはあまりあがらず(従って,失点は少なくなっています(リーガ最小,CL無失点)),結果,どうしてもサイドではメッシーなんかが1人で打開せざるをえなくなり,個人技頼みの攻撃の印象がありましたが,この試合ではザンブロッタが何度かいい攻め上がりを見せていたのがメッシーの負担を減らす+攻撃において選択肢が増えた,ということで効果的だったと思います。 第四にロニーの復調(?)。完全な復調とはいきませんが,少なくともフォームの下落の底をとりあえずは打って回復傾向にある感じはありますね。寄せられてもボールをとられることが少なくなったし(相手の寄せをヒラリとかわした時のカンプノウの賞賛とも驚きともいえる観客の声は何か感慨深いものがありましたた。やっぱり昔の姿に戻ることを期待してるし,それらしいところを見せると感情的に揺さぶられるものがあるのかなー,と。),何度か縦に突破を試みる場面もみられた(もっとも,ゴールを目指して相手を抜きにいく,というよりゴール近くでファールを貰い,FKを蹴るための突破,みたいな感じですが)。昔と比べて唯一レベルが格段に向上したFK(現在,世界最高のようにも思える)は,今ではもっとも安心して見られるようになったわけですが,それからの2得点。それと明らかに変わった守備の意識。あんなにプレッシャーを積極的にかける選手になろうとは(もっとも,周りの反応が今イチで空回りする場面も多いのが悲しいところ)。攻撃に貢献できない分,守備では・・・という意識の変化があったのでしょうが,それは喜ぶべきことなのか,それともある意味悲しむべきことなのか,微妙なところではあります。ちょっと目についたのが,強引な縦へのパスの多さ。ドリブルの回数が減れば,自然とパスの回数が増えるわけですが,少々無理をしてでも・・・みたいなパスが多いです。ドリブルの回数を増やしていくことがパスを効果的にすることにもつながるわけですから,とにかくもっとフィジカルコンディションを上げてドリブルを試みて欲しいところです。 次は,カーサ(ホーム)でのレンジャーズ戦。テストとなるフエラ(アウェー)ではないわけですが,とりあえずレンジャーズのような曲者を力でねじふせることができるのか,良いフットボール,良いイメージを再び見ることができるのか,注目していきたいところです。 心配なのが,調子を上げてきかけたところに,また「FIFAウィルス」の季節がやってくること。バルサ自体のパフォーマンスがおかしくなるのはもちろんのこと,ロニーがまた20分しか持たない体に逆戻りするのではないかと思うとウンザリしますね。 それと選手のバックアップの問題。ライカーはグディを中盤で使うようですが,結局,彼も攻撃的な選手なのでチャビやイニの代わり足り得ても,ヤヤのバックアップ足り得ないのは明らかです。エジミウソンが復帰のメドが立たない中でどうするのでしょうか。補強の話が聞こえてこないのが不安です。1月から2月にかけて1ヶ月はネーションズカップで確実に消えるというのに。また,メッシーのバックアップもどうするのでしょうか。もっと休ませないと終盤にイタい目を見ると思うのですが,右で使うとジョバニは今イチなところで,またイニに頼るのでしょうか。万能型ボージャンをそこにもっと使ってもいい気がするのですが。
posted by coladevaca |17:35 |
バルサ |
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