2009年06月01日
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
OFFICIAL: Galliani Announces Leonardo As Next Milan Coach アンチェロッティさんの後は,噂された通りレオナルドさんが監督になるそうで。 タイトルにも書きましたが,これは凄いギャンブルだな,と。 バルサファンである私がなぜこの話をとりあげようかと思ったかというと,ミランファンの間では,「我々のペップ・グアルディオラになってくれ!!」という声があるようだからです。 私に限らず多くのクレがペップ就任に反対し,結果としてそれが間違っていたことをペップは証明してみせたわけですが,じゃあレオナルドさんも同じように「ネクスト・ペップ」として成功できるか,というとそれは神のみぞ知るという。多分誰にもわからないでしょう。 誰にもわかりませんが,思い起こしてみると,レオナルドさんとペップの間には少なからぬ違いがあること事実だと思います。 1.ペップには少ないながらも指導経験があった。一方,レオナルドさんは本当にゼロである。 ペップはバルサのトップチームを率いる前,バルサのBチームを1年間率いており,そのチームを4部リーグから3部リーグに昇格させています。トップチームを指揮することと訳が違う,といえばその通りですが,とはいえ何にしろプロチームやプロ選手を指導した経験があったことは事実です。少ないながらもゼロではなかった。 一方のレオナルド氏は,本当に今までデスクワーク中心,スカウティングなどをやっていたようですが,ユースチームさえ指導した経験は無いようです。指導者ライセンスも保有していないそうで。本当に経験ゼロのようです。 2.バルサはペップが監督になったとはいえ,選手はほとんど変わっておらず,フットボールの中身も大きく変わったわけではない。一方,ミランは,どうなるかわからないが,選手の入れ替えが大きく起こるかもしれない。戦い方も変化するかもしれない。 「リーガのタイトルを手にする事が出来たのは、バルサの才能溢れる選手達を終始起用する事が出来たからだ。間違いなく言える事は、他の選手では私はリーガを勝ち取っていなかったと言う事だ。一方、監督が私でなかったとしても、恐らく十分にチャンピオンの座を射止める事が出来ただろう。」 まあ,これは明らかに謙遜が過ぎるというものですが,ただ確かにペップが「良いチーム」を引き継いだことは確かです。ダメダメだったこの前のシーズン,しかしそのチームは,少なくとも紙の上では「バルサ史上最強」といわれたチームであったんですよね。今季のチームは,その史上最強チームを少々手直ししただけ,といえばそうなわけです。ロニーやデコを放出しましたが,彼らのプレー時間は怪我もあったりで少なかったわけで,そのシーズンチームに組み込まれているとはいいがたいものでした。そんな状況で,怪我をしたミリートに代わってピケが,ミランに放出したザンビーに代わってアウベスが入ってきただけともいえたと思います。チームの骨格だったエトー,メッシー,チャビ,イニエスタ,プジョー,バルデス・・・etcは何ら変わりませんでした。また戦術的にも,ライカー時代とペップ時代,多少変化していますが,大きく変わったわけではありません。みんなが思い浮かべるバルサのイメージに概ね沿ったものであったと思います。いわば,今回のペップチームは,ライカーチームを再生強化したものだったといえるでしょう。 一方ミランは,元々選手の高齢化が叫ばれ,おそらくここ何年かで選手をかなりの規模で入れ替えていく過程にあるのだろうと思います。また今季で,ディフェンスの柱であり,チームの精神的支柱,クラブの象徴的選手であった偉大なるマルディーニが引退,チームを離れることが決定しています。バルサでいえばプジョーがいなくなるようなものです。さらに,例の白組のメガネ男がカカーさんいらっしゃいといっていたり,チェルシーに行くといわれているアンチェロッティさんが愛弟子ピルロを連れて行くと噂されたり,チームの骨格自体を変えることになる可能性もあります。バルサでいえば,メッシーやチャビがいなくなるかもしれないということですね。まあ,こんな感じで監督が変わるだけでなく,選手の刷新も迫られている状況にあるわけで,レオナルドさんは,ペップと違い,単にチームを引き継いで,少々手直しすれば良いという状況には無いように思います。ピルロやカカーがいなくなれば,必然的に戦術を変えざるをえなくなるでしょうし,そもそもそういうことが無くてもレオナルドさんが戦術を変えようとする可能性もありますし。例えば,よりブラジル風味のポゼッション重視の攻撃的なサッカーをやろう,と言い出す可能性はあるんじゃないでしょうか? 3.ペップは地元出身のクラブの伝説的選手であり,基本的にサポーターの支持が期待できた。一方,レオナルドさんは,確かにミランの選手として活躍したと思いますが,ペップほどカリスマ的存在だったのかは・・・私がミランファンじゃないからよくわかりませんが,どうなんでしょう? これは結果が出なかった時にどこまで時間が与えられるか,ということに関わってくると思います。 思い起こせば,ペップ就任時,ラポルタがボコボコに叩かれており,ペップも余りに結果が出なければ早々とラポルタと一緒に首になった可能性もあるにはあったとは思います。プレシーズンは快進撃,これでみんなの期待が高まり,しかしシーズンが始まってみれば必ずしもうまくいってはおらず,なんとなーくしっくりこない状況が続いて,ターニングポイントとなったのは10月4日の6点獲って勝ったA・マドリー戦。ペップ自身2ヶ月で結果を見せるといって,まさにそれぐらいから結果が出始めたわけです。ただ,この時に仮に結果が出なくても,少なくともライカー時代と違ったところは見せてきていた(選手が最後までちゃんと走るようになったとか)ので,結果がこのまま出なければ首ということは無かっただろうなと思います。やっぱりクラブ/地元の伝説的英雄ということでみんな大目にみたような気がしますね。 レオナルドさんの場合も,ファンの間で会長に不満が貯まってきている時に就任するという点でペップと似ていますが,さてそれで例えば始まってみて数ヶ月結果が出なかったとして,それで冬に首になる可能性はどれぐらいのものでしょうか?もしそれでも大目に見て貰えて続投できるような地位にある人なのであれば,うまくいく可能性は高くなるとは思いますが・・・ペップが短期間で結果を出してきたのは上記のように変えるところが余り無かったことが大きかったように思いますが,それとは違うように思えるレオナルドさんの場合は,多分より多く時間がかかるはず。一体どこまで周りの人間が我慢できるか,1つのポイントとなってくると思います。 こんな感じで,バルサがペップを起用したのもギャンブルでしたが,ミランのレオナルド起用はそれ以上のギャンブルだと思います。 今シーズン,若くて経験の乏しいペップが成功したインパクトは強く,若くて経験の乏しい監督達の起用される機会が増えそうなことは,それはそれで歓迎されるべきことなのかもしれません。が一方で,失敗した事例,例えば,その前のシーズンにリーグをぶっちぎる戦力を有しながら,チームの変革を志して失敗し,タイトルを逃してしまったクリンスマンさんの事例もあるわけです。バイエルンは1年と経たずに若く経験に乏しい監督に見切りをつけ,バン・ガールという経験豊富な監督にチームを託すことになりました。若くて経験の乏しいことが,悪い方に出ることも,当たり前ですが充分ありうるのです。 さて,今シーズンのミランはどうなるのでしょうか?ミランファンじゃないですが,というよりないがゆえ?に楽しみですね。ミランがCLに戻ってくるんでロニーと当たる可能性もあるし(移籍しなければ)。
posted by coladevaca |07:36 |
その他 |
コメント(11) |
トラックバック(3)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/coladevaca/tb_ping/184
この記事に対するトラックバック一覧
06/01のおすすめ 【おすすめエントリー集】
日本対ベルギー~初国立~【ブログ】おっさんサッカープロ野球初めての国立競技場サッカー観戦。日本対ベルギー戦をスタジアム目線でレオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。【ブログ】Catalonia is not SpainレオナルドがACミランの監督に就任! レオナルドはグアルディオラになれるのか?田臥勇太NBA再挑戦。なのに虚しくなるのは何故だ?【ブログ】スポーツ追道田臥勇太のNBA再挑戦に思う事09-10シーズンGPSアサイン出ました!【ブログ】レコバに会いたくてフィギュアGP、09-10シーズンの
ミラン アンチェロッティ監督が退任、後任はレオナルド氏 【アマデウスの錯乱?】
ミラン アンチェロッティ監督が退任、後任はレオナルド氏
チーム別総括:バルセロナ編① ペップという男 【芝を刈り込んで坊主頭】
予告通りチーム別総評を開始したいと思います。どこからいこうかと考えた結果、王者になり移籍市場でも動きの少なそうなバルサからということに。 嬉しい限りでございます(笑) さて今季を振り返る上で必ず触れなければならないのがペップことグアルディオラ青年監督。 マルディーニよりも若いこの監督をあなたはどこまで知っていますか? ○猛威をふるうサッカー大好き監督。青い采配。 選手時代のペップのことを知っている人は大変多いと思います。 定規で引いたような寸分違わぬ長短のパス。現在のバルサの原点とも言えるようなカ
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
仰る通りで、ペップよりはどちらかと言うとクリンスマンになる懸念の方が強いですね。
ブラジルコネクションを利用してのスカウティングやマネジメントを評価されてフロント入りし、
そうした選手たちの活躍や本人のインテリジェンスな面もあってか副社長にまでなりました。
しかし現場でのコーチング経験はゼロで、戦術や人心掌握の面でも未知数。
レオナルド当人自体は私自身好きな選手ですし、頭の良い好人物でしょうけど、
それと監督としての才能、それもビッグクラブを率いる器があるかどうは全く別の話です。
アンチェロッティ路線のマンネリ化(彼自身は素晴らしい監督です。貢献に多謝)で、
オーナーの「嗜好」との間にも溝があり退任は既定路線でした。
より現場への介入を強めようとするベルルスコーニが自信の嗜好や選手起用をより反映しやすく、
新たに招聘するよりは金銭・交渉面で負担の少ないレオナルドを据えた、ということでしょうね。
カカについてはレオナルド起用で残留も見えた、という楽観論もありますが、
昨季の赤字補填や世代交代など戦力の入れ替えには、やはり資金が足りません。
カカを"断腸の思いで"売って刷新を図る、というのは現実路線として考えられます。
もちろん、チームの方向性やロナウヂーニョの獲得と今後の起用(カカ放出なら彼が中心になる)など、
ベルルスコーニのチーム作りに納得しているファンは少ないでしょうね。
PS:
ティフォージの「カカ残留と補強に投資を」という批判に対して、
彼は「昨年たくさん遣ったじゃないか」と反論しました。
しかしその投資がどれだけ有用であったのか、ということが問題なんですよね・・・。
ロナウヂーニョ批判と取られる論調はバルセロナファンの管理人様に対して心苦しいですが、
どうにもベルルスコーニの"趣味"には付き合えない、というのが正直な所です。
posted by とおりすがりのミランファン | 2009-06-01 10:11
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
ミランは苦しいですね。
選手を売って補強資金を確保しようにも
最も売りたくない選手(カカ、パト)しか商品価値が高くない。
ベテラン偏重のおかしな戦略のツケが回ってきてます。
posted by ame | 2009-06-01 10:56
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
数年前のCL決勝の頃を考えると、今の状況はある程度予想出来たのに、それに対して間違った方向にいってしまっているミランですが、バルサとは、根本的に考え方が違うから同じようになるというのは思えない。
やはりマンUもバルサも黄金期を築けたのは、ユースからの生え抜きの力が大きいと思います。
ミランもそこにエネルギーを注ぐべきだし、注いでほしい。
偉大なマルディーニのような選手が出てきてほしい。
posted by バルサ好き | 2009-06-01 11:53
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
ギャンブル??
そうは思わないけど。
ファビオ・カペッロが就任したときも、そんな感じでしたよ。
俺は、「えっ??誰??、これはダメだろうなあ」
と思ったの覚えています。
監督の既成概念にとらわれないのが、今のミランにはカンフル剤になるのは間違いないでしょう。
おそらく、どの”監督”が来ても、今のミランを変えることは難しいでしょうね。
だから期待半分で見ています。
でも、ワクワク感は、アンチェロッティ就任以上ですね。
20年以上もミラニスタやってると、なんかこのよくわからない感情がやめられないですから(笑)
posted by レット | 2009-06-01 13:06
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
グアルディオラ監督の場合は、地元カタルーニャ人でカンテラ出身の叩き上げでキャリアの殆どをバルサで過ごし、ピボーテ・カピタンとしてピッチ上の監督でもあった。選手時代も栄光を掴み勝利体現者でもあった。クラブの哲学を継承しリーダーとしては最適な人材であり、現役時代から戦術眼が超一流でしたからね。
ミランでそれに近い人材と言えば、どう考えてもマルディーニという事になりますね。それまでの繋ぎとしてはやはりライカー辺りが最適ではなかったかと私は思いますが。
posted by shima | 2009-06-01 13:07
Re:レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
はじめからミランがこける。まぁ頑張りなさい的な目線。正直ミラニスタにしてみれば気悪いですね
posted by nagg | 2009-06-01 15:34
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
レオナルドにしないとカカが出て行っちゃうからじゃない
posted by な | 2009-06-01 15:43
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
穿った見方をすれば、監督の給料が安くて済み、例え失敗しても、クラブ上層部としては責任を取らせやすい(辞めさせてもクラブに残す事が出来る)、任期途中で解任しても、他の監督なら違約金や、残りの給料を払わなければ成らないが、其れも軽減(ほぼ無料)出来る事等のメリットが考えられます。
例え監督の要求する選手を連れてこられ無くても、文句を言われなくて済み、又無理も言わないだろうし(今のクラブの置かれている立場を理解している)、上層部もコントロールしやすい。
またミランのファーンが望んだ監督と言う立場に立つと、オナー連中にすれば、失敗しても責任を余り取らなくて済む(矢面に立たなくてよい)等、色々考えられる事が有ると思いますよ。
誰が監督に成っても難しい時期ですよ、選手を入れ替えていかなければ成らない時期ですし、例えカカが残ってもリーグとCLの両方を戦う為には層が薄いです、今の状態で怪我人が出れば最悪ですよ、かと言ってプレミアみたいに資金が有るわけでもないので(負債が有るくらいですし)、選手を取る事もまま成らないですし。
大体去年ロニーを採るくらいなら、もっとましな選手補強が出来たと思うのですが、採るにしても2100万ユーロと言う値段で採る事は無いでしょう。
posted by 通りがかり | 2009-06-01 19:02
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
1番大きいのはペップが下部組織出身でクラブの哲学・目指すサッカーを単に攻撃的・守備的というスタイル面の話以上に完璧に理解しており、選手にもそれを同じくらい理解している選手がチャビ、イニエスタを筆頭に居た、ということ。
だから、最初に多少つまづいても目指してるサッカーがすぐに全体に浸透した。当然です、監督のやりたいことが最初からほぼ分かっていた訳ですから。
加えて、ペップは現役時代、バルサを出た時から既に監督となるための下準備として、選手として世界を回り各国のサッカーを勉強していました。
レオナルドにはそういうものが無い。バルサがペップを据えた時よりも分の悪い賭けだと言わざるを得ないでしょう。
posted by Re; | 2009-06-01 19:19
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
確かに、レオナルド監督就任はギャンブルですが勝てば官軍になれるので頑張ってほしいです。
皆さんはバルサのペップと比較していますが、違うのは当然です。クラブレベル(カンテラ、哲学等)、それぞれの選手時代から監督になるまでの過程、選手のトータルレベルetc・・・比べるのはペップに失礼。
ミランがレオナルドにどれだけ投資するかで本気か判断したいです。
posted by SR | 2009-06-01 22:48
レオナルド監督就任!!ギャンブルに出たミラン。
コメント投稿者ID :
Re;さんはペップのことが大好きなんだね。
就任前はレオナルド同様、懐疑論があった様な結果が全てだね。
posted by FCB | 2009-08-21 19:44
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」



