2008年07月01日

プロ野球 阪神8-3中日  中田、平井の「全力!」

例えば少年野球の球児たちに、「全力でやるってどうすること…?」と尋ねたら、
「いっしょうけんめいやること」、「すべての力をふりしぼってやること…」、
そんな答えが返ってくるだろう。
そう、それは間違いではない…。子どもの世界なら…。

それが大人になると、「正解ではないこともある」ことに気づく。
今夜の中日の先発・中田が、救援で痛打を浴びた平井がそうだった…。

相変わらずの「暴れ馬・中田」は、この日も制球が定まらない。
四球を出しては塁上をにぎわせる。
直球は力はあるがどこにいくか分からない、
変化球は思い通りに「抜けて」くれない…。
なんとか踏みとどまってはいたが、またしても四球で拡げたチャンスに
阪神の3番・新井に遊撃強襲の安打を浴び、勝ち越しの2点を与える。
(中日ファンの10人に8人が「井端がいたら…」と思う打球ではあったが、
それを言うのはデラロサが可哀想だろう)

中日が珍しく上位打線のつながりでいったんは同点に追いついたが、
今度は中継ぎエース・平井が、単調に、ムキになったところを狙われた…。
新井のタイムリー3塁打、続く金本の2ラン…。
修羅場を何度となくくぐり抜けてきたベテランらしからぬ投球だった。

国語の辞書でいう「全力=あらん限りの力(by広辞林)」は
体を、心を固くさせる。

全国の上司のみなさん、
部下やスタッフにこちらが考えている通りの力を出させたいなら、
「全力でやれ!」などと言わない方がいいのかもしれない…。

相手はそれなりに、「大人」なのだから…。

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posted by トウジ |21:48 | コメント(4) | トラックバック(0)
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