ホースレース・ロマネスク

月別アーカイブ :2017年10月

2017 天皇賞(秋) プレビュー

★はじめに  今週はいよいよ、古馬の頂上決戦となる秋の中距離GⅠ三連戦、その先陣となる秋の天皇賞ですね。  2コーナーの引き込み線からスタートするという、やや特殊なコース形態で実施されるレースですが、それでも数多の名馬が勝ち馬に名を連ね、このコースならではの筋書きのないドラマをいくつも生み落としてきました。  今年はGⅠ馬8頭と超豪華メンバーが出揃います。  まぁ近年はGⅠ路線も多様化して、その......続きを読む»

2017 菊花賞 レース回顧

 容赦なく降り注ぎ続ける猛烈な雨の影響で、まるで水田のごとき様相を呈していた淀のターフ、歴史上でも稀に見る極悪の不良馬場の中での決戦は、1番人気のキセキが後方から大外一気で力強く伸び切り、食い下がる伏兵馬を一蹴して最後の一冠を見事に手中に収めました。レースを振り返っていきましょう。  正直馬場状態に関してはもう論ずるまでもない、ってレベルの壮絶な不良でしたね。  芝1200mのレースでも1分12秒......続きを読む»

2017 菊花賞

★展開予想・ポイント  明日は牡馬クラシック三冠の最終戦、強い馬が勝つといわれる淀の3000m戦・伝統の菊花賞が行われます。  2年前のこのレースの覇者・現役最強馬のキタサンブラックがこの秋一杯での現役引退を表明し、世代交代が期待される中で、果たしてこのレースから新たな時代を築くスターホースが現れるのか注目…………といきたいところですが、今年はメンバーレベルもやや低調な上に、様々な悪条件が重なって......続きを読む»

2017 富士S レース回顧

 しとしとと降りしきる雨により、遂にメインレースの時には不良まで馬場が悪化して行われた一戦は、好位追走から直線では大外に持ち出したエアスピネルが、最後までしっかりと伸び切って勝ち切り、悲願のGⅠ制覇に向けて秋の好スタートを切りました。レースを振り返っていきましょう。  馬場状態は朝一から重馬場で、かなり時計がかかっていました。  同時に、特に午後のレースからは内の馬場が掘れてきて、明確に外を回す馬......続きを読む»

2017 富士S

★展開予想・ポイント  明日はここ数年で大分この施行条件が定着してきた感のある、マイルチャンピオンシップの前哨戦の富士Sが行われます。  マイル路線で上位を賑わす実力馬に、フレッシュな3歳馬も多数加わって、中々に見応えのある一戦になりそうです。  ただ残念ながらというべきか、馬場状態はかなり悪い中でレースを迎えることになりそうですね。  金曜正午時点で芝重ダート不良の発表ですし、今日は今のところ......続きを読む»

2017 10月第3週新馬戦 レース回顧

 今週も雨続きで中々に鬱々とした気分になりますね。  丁度菊花賞の枠順も発表になりましたけど、いかにも真っ当には決着しなさそうな並びになってしまって、馬場状態も含めてかなり悩む事になりそうです。  その前に先週の新馬戦を振り返っておかないと、というところですが、先週から新潟開催もはじまり、未勝利も含めれば2歳戦は本当に鞍数が増えてきました。  ですので、以前にも告知したようにそろそろレース数は絞り......続きを読む»

2017 もみじS・紫菊賞・プラタナス賞 レース回顧

★もみじS(芝1400m戦)  秋華賞と同日の、雨が強まる中での一戦となったもみじSは、未勝利で強い勝ち方を見せたダノンスマッシュが圧倒的な一番人気に推され、それに応える形で好位から抜け出し圧勝しました。  馬場表記はこの時点ではまだ稍重でしたが、降雨の雰囲気からするとかなり重くはなってきていたと思います。少なくとも良馬場から1,5秒くらいは上乗せして考えて問題ない条件ではなかったかと感じますね......続きを読む»

2017 10月第3週海外GⅠ レース回顧 その他雑談

★デューハーストS レース映像  イギリス2歳牡馬のチャンピオン決定戦のひとつ、日本で言えば朝日杯みたいな位置づけのデューハーストSは、ミドルパークSを勝って個々に臨んだユーエスネイビーフラッグ(カタカナで書くと名前がダサく感じますねこれ。。。)がハイペースの逃げから堂々押し切りました。  このレースはオブライエン厩舎が1~4着を独占、かつ1番人気のエキスパートアイをかっちりハイペースで削り切って......続きを読む»

2017 菊花賞 プレビュー

★はじめに  今週は牡馬クラシックの最終章、もっとも強い馬が勝つ、と言われる菊花賞ですね。  独特の雰囲気を持つ淀の長距離戦、今年はダービーの1~3着馬が不在とかなり手薄なメンバー構成にはなってしまいそうですが、マヤノトップガンやマンハッタンカフェなど、夏の上がり馬から一気にチャンピオンホースに登り詰めた例もありますし、今年もこの距離で躍動する強い馬が台頭する事を大いに期待したいところです。 ★......続きを読む»

2017 秋華賞 レース回顧

 氷雨篠突く淀の舞台、金襴緞子が泥まみれ、など懐かしいフレーズも彷彿とさせる、レース史上はじめての重馬場決戦となった秋華賞は、後方から完璧な立ち回りを見せたディアドラが、最後前を行く2頭を力強く差し切って勝利しました。  父ハービンジャーにしてもこれが悲願のJRA初GⅠ勝利となり、3着のモズカッチャン含めて改めてヴィンテージイヤーであった事を示すと同時に、タフな馬場でのタフなペースで、強い馬が強い競......続きを読む»

2017 秋華賞

★展開予想・ポイント  春先からハイレベルの混戦、と謳われていた三歳牝馬世代の最終決戦には、新たに夏の上がり馬なども参戦して、総大将のソウルスターリングこそ欠くものの百花繚乱、素晴らしいメンバーが出揃ったと思います。  まず今日の馬場ですが、京都はほとんど雨の影響がなかったようで、終日良馬場での開催でした。  こちらもスローのレースばかりでしたのであまり当てにはしづらいのですが、2歳500万下の......続きを読む»

2017 府中牝馬S レース回顧

 霧雨の舞う肌寒い気候の中での一戦は、スムーズに先手を取ってまんまとスローペースに持ち込んだクロコスミアが、直線も有力馬が進路確保に苦しむ中スイスイと逃げ脚を伸ばして押し切りました。レースを振り返りましょう。  秋雨前線が長く居座る天気図で、昨日から雨が断続的に降り続くも、極端な雨量ではなく稍重馬場での開催になりました。  今日の芝レースはその分、どこも馬場を意識してのスローからの3F戦が続出して......続きを読む»

2017 府中牝馬S

★展開予想・ポイント  今週は土日共に牝馬の重賞ですが、東西どちらもあいにくの雨模様で中々に難解な条件になってきそうです。  とりあえず現時点での府中の馬場は良発表ですが、雨は断続的に明日の夜まで降り続くようなので、悪化は避けられない情勢だと思います。  ただ予報でも強い雨にはならない、みたいな話ですので、今のところは稍重~重、1~2秒程度時計がかかるくらいの影響で想定しておこうと思います。  ......続きを読む»

2017 エーデルワイス賞 レース回顧

 雨に祟られ不良馬場での開催となったエーデルワイス賞は、地元期待のストロングハートが好位追走から早めに抜け出し押し切る強い競馬を見せました。  上位5頭まで道営馬が独占し、今年は中央勢の層の薄さと脆さがはっきり出たレースにもなっていますね。  レース展開は、まず1番人気のシャインカメリアが大きく出遅れるという波乱の幕開けになります。  ラインギャラントも少し出遅れて後方からになり、そして先行はマサ......続きを読む»

2017 10月第2週2歳新馬・特別戦など レース回顧

 今週もちょっと2歳戦をじっくり精査している余裕がありませんので、3日分一通り見て目についたレースだけまとめて取り上げさせてもらおうと思います。 ★10/7(土) 東京5R 芝1400m新馬戦  やや渋った馬場での一戦は、大外枠からスムーズに先行したキャンディケインが直線でしっかり抜け出し、差し馬も完封して問題なくデビュー勝ちを飾りました。  ラップは36,3(12,1)-12,6-34,7(1......続きを読む»

2017 エーデルワイス賞

★展開予想・ポイント  門別での2歳牝馬限定の1200m戦と、かなり地味な上に先に繋がりにくいレースではありましたが、去年一昨年とそれなりにその後活躍する馬を輩出して風向きが変わってきたかな、とも思います。  まぁ正直予想するほどデータがない、と言ってしまえば身も蓋もないのですが、折角なので軽く触れていこうかなと。  今日の門別は雨模様で重馬場、明日もスッキリしない予報ですので、このまま重馬場で......続きを読む»

2017 10月第2週海外GⅠ レース回顧

★ターンブルS レース映像  まずはオーストラリアのウィンクス、コックスプレート3連覇に向けての前哨戦として選んだのは2000mのターンブルSでした。  スタートからゆったりと構えて後方に位置し、4コーナー手前くらいから馬なりでじわじわと進出してきて、そして直線に入ってすぐのところで早くも先頭、後はほとんど持ったままで突き放す一方という圧倒的なレースぶりで、見事21連勝を達成しました。  内容と......続きを読む»

2017 秋華賞 プレビュー

★はじめに  今週はいよいよ、牝馬三冠の最終戦となる秋華賞ですね。  開幕直後の高速淀の馬場に、トリッキーな内回り2000mでの一戦は、毎年の事ながら一筋縄ではいきません。  ジェンティルドンナも大苦戦し、ブエナビスタでも取りこぼしたように、本格派の底力よりも軽快なスピードに機動力などの要素が強く問われやすいレースでもあります。  とはいえ、結果的に見ても第一回からここまで、かなりの名牝が勝ち馬に......続きを読む»

2017 南部杯 レース回顧

 今年のフェブラリーSの上位馬、過去の勝ち馬など、マイルの距離を得意とする名馬がずらりと出揃っての注目の一戦は、好位から楽な手応えであっさり後続を突き放したコパノリッキーが勝ち切り、金字塔のGⅠ10勝を達成しました。レースを振り返っていきましょう。  まず馬場ですが、稍重発表で他のレースでも昨日触れたように1200m戦で13秒台、1400m戦で27秒台が出ていたので、当然ここは34秒台レベルの決着......続きを読む»

2017 京都大賞典 レース回顧

 好天に恵まれ、絶好の馬場での開催となった京都大賞典は、道中後方インから鮮やかなイン差しを決めたスマートレイアーが牡馬を撫で切り、悲願のGⅠ制覇に向けていいスタートを切りました。レースを振り返っていきましょう。  今日の芝ですが、実質的には超高速だったと思います。  ただ芝のレース自体2歳戦ばかりで、かつスローのレースばかりでしたので、いつぞやの月曜開催中山の時のように、ラスト1F最速かそれに近い......続きを読む»

2017 京都大賞典

★展開予想・ポイント  こちらは今日の毎日王冠とは違い、GⅠでは少し足りないステイヤー色が強い馬が出揃った一戦になりました。  ここから天皇賞秋、というよりは、JC・有馬路線に向けていいスタートを切りたい、というメンバーであり、こちらも中々に難解な一戦です。  今日の京都の馬場は、朝の内はまだ渋りが残っていたかな?というイメージですが、午後には超高速レベルに回復してきていたと思います。  10R......続きを読む»

2017 毎日王冠 レース回顧

 GⅠ馬が5頭も出揃い、本格的な秋のGⅠシリーズ開幕の狼煙を上げるに相応しいレベルとなった一戦は、中団から鋭く脚を伸ばしたリアルスティールが見事復活の勝利を上げ、悲願の国内GⅠ制覇に向けていいスタートを切りました。レースを振り返りましょう。  今日は朝から芝は良馬場発表で、実際に時計もそこそこ出ていました。  全体的にドスローのレースばかりなのではっきり読みにくいところはありますが、2歳未勝利のマ......続きを読む»

2017 南部杯

★展開予想・ポイント  明日は高速ダート盛岡でのマイル決戦、南部杯が行われます。  例年中央の三日間開催と被る関係で、あまり中央からの出走馬が揃わない感じもありましたが、今年は7頭もの参戦があり面白いレースになりそうですね。  馬場コンディションは今日の時点で稍重、明日は良に回復するでしょうが、下級条件戦の1200mでも1分13秒台が出ていますし、例年通りに速い時計での決着になりそうです。  ......続きを読む»

2017 毎日王冠

★展開予想・ポイント  こちらはフルゲートには満たないながら、非常に面白いメンバーが出揃いました。つくづくここにシルバーステートが無事に出てきていれば、と思いますね。    馬場は今日の回復は稍重まで、でしたが、明日は普通に良に戻るでしょう。  サウジアラビアロイヤルカップがハイレベル戦だったとはいえ1,33,0を出していて、最終の1800m戦もかなりのスローからの上がり勝負だけに全体時計はそこま......続きを読む»

2017 サウジアラビアロイヤルカップ レース回顧

 朝方の激しい雨模様から一転、青空も覗いて非常に健やかな空気の中での一戦となったサウジアラビアロイヤルカップは、好スタートから番手につけたダノンプレミアムが、直線で楽に抜け出しそのまま押し切る強い競馬を見せました。レースを振り返っていきましょう。  この日の芝は、午前中の雨の影響で重スタート、午後の後半から稍重に回復してきました。  今日は他に芝レースの上級条件が少なかったのと、乾いていく段階での......続きを読む»

2017 サウジアラビアロイヤルカップ

★展開予想・ポイント  明日からはいよいよ秋の府中・淀の競馬が開幕となりますね。  ただ残念なことに今日から明日にかけては全国的に雨予報となっていて、極端に重くなるほど、とは思わないですが、パンパンの良馬場での開催はまず見込めなさそうです。  また府中はエアレーションとシャタリングが施されていますので、ある程度ソフトな馬場にはなっているはずで、稍重~重くらいでのレースとなれば、大体1分35秒前後の......続きを読む»

2017 レディスプレリュード レース回顧

 牝馬ダート路線の頂点を決めるJBCレディスクラシック、その前哨戦となるレディスプレリュードは、芝路線挑戦から再びダート路線に戻ってきたクイーンマンボが、直線で後続を楽々突き放す圧勝劇を演じてみせました。レースを振り返りましょう。  今日の馬場は、下手をすると更に昨日より重くなっていた感があります。  下級条件とは言え1200m戦で1分16秒を切ってこないレースが続きましたし、それを踏まえるとこの......続きを読む»

2017 9月第5週新馬戦など レース回顧

 ちょっと今週は余力がありませんで、いつも土日に分けて掲載している2歳戦回顧を一記事にまとめ、かつ目についたレースだけ紹介させていただきます。  便宜上9月最終週扱いですが、日曜のレースも入っていますのでご了承くださいませ。  ちなみに書くべきことが多いのもありますが、純粋に別件で忙しいのもあって、来週末くらいまでは少し内容が素っ気なくなってしまうかもしれません。重ね重ね宜しくお願い致します。 ......続きを読む»

2017 東京盃 レース回顧

 JBCスプリント本番を見据えて、スピード自慢の有力馬が出揃った一戦は、中央からの移籍2戦目となるキタサンミカヅキが、前走のアフター5スター賞に続き大外から力強く差し切って、新たなスプリント王候補に名乗りを上げました。レースを振り返りましょう。  この日の馬場は良に回復して、少し前日より時計がかかっていたと感じます。  レディスプレリュードの想定でも書いたように0,5秒くらいはかかってきて、実際に......続きを読む»

2017 レディスプレリュード

★展開予想・ポイント  こちらはJBCレディスクラシックの前哨戦ですが、女王ホワイトフーガに活きのいい3歳馬3頭が挑む、という構図で中々に興味深い一戦になりそうです。  馬場は昨日の稍重から良に戻って、少し重くなっている印象があります。  昨日よりは平均して短距離でも0,5秒くらいかかっているイメージですので、このまま雨が降らずに行くなら、かなりタフなレースになることが予想されますね。時計的には......続きを読む»

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