ホースレース・ロマネスク

月別アーカイブ :2017年07月

2017 7月第5週海外GⅠなど レース回顧 

 今週は週中にもポツポツ大きなレース(サセックスSとか)がありますので、その辺はまた金曜日くらいに取り上げるとして、一先ず土日での主要なレース回顧を上げていきます。 ★キングジョージ六世&クイーンエリザベスS レース映像  イギリスの2400m路線における古馬最高峰の格を誇るキングジョージは、唯一の3歳牝馬にして英愛オークスを圧勝してきたイネーブルが、一番人気に応えて好位から危なげなく抜け出し、......続きを読む»

2017 クイーンS・アイビスサマーダッシュ レース回顧

★クイーンS  夏の北都牝馬チャンピオン決戦は、好スタートからまさかの大逃げを敢行したアエロリットが、そのまま後続を全く寄せ付けずにタイレコードで完勝しました。レースを振り返っていきましょう。  馬場は7Rの500万下が36,0-35,8-35,5=1,47,3という推移で、平均ペースで好時計が出ており、昨日に引き続き絶好のコンディションだったと見ていいと思います。  その中での展開ですが、内か......続きを読む»

2017 クイーンS・アイビスサマーダッシュ

★クイーンS 展開予想・ポイント  北海道開催は今週から舞台を札幌に移し、ますます白熱したレースが展開されていくことでしょう。  その先鞭を切る形での牝馬重賞・クイーンSには、今が旬のGⅠ馬2頭が集う豪華決戦となり、世代レベルを計る上でも、秋のGⅠ戦線を展望する上でも見逃せないレースになりそうですね。  夏の開催ですので3場ともエアレーション・シャタリング処置はされているようですが、それでもどこ......続きを読む»

2017 下半期GⅠ展望

★はじめに  昨日に引き続き穴埋め記事として、今年の下半期のGⅠレースの展望・簡易予想をしてみようと思います。  勿論今の時点では出走馬すら定かでないレースばかりですし、この馬が出てきて強い競馬をして欲しい、的な願望要素が一番強いお遊び的なものですが、適正面なども踏まえてそれぞれのレースで本命格と穴っぽい馬、合わせて3頭ずつくらいピックアップ出来たらなと。  ただ流石に今の時点で2歳戦を考えるのは......続きを読む»

2017 上半期私的名レースベストテン

★はじめに  今週はあまりネタがないのと、列伝を書けるほど準備に時間を作れませんでしたので、箸休め的な企画としてまず上半期の振り返りを兼ねて、個人的に心に響いた名レースを改めてピックアップしてみようと思います。  とりあえず今回に関しては、中央・地方・海外ごちゃ混ぜでベストテンを作成してみました。好きなレースや思い出深いレースというのは人によって見方が様々だと思いますが、やっぱりどうしても私の場合......続きを読む»

2017 7月第4週海外GⅠその他 レース回顧 

★サンディエゴハンディキャップ レース映像  このレースはGⅠではないんですけれど、今週の海外ニュースとしてはまずこれを取り上げないわけにはいかないだろう、と。  レース自体は逃げたアクセラレートがややハイペースの流れをそのまま押し切った淡泊な内容ですが、なにはともあれここでは、ドバイワールドカップで衝撃の強さを見せたアロゲートが復帰戦として登場し、往時の豪脚が見る影もなく惨敗してしまった事に尽き......続きを読む»

2017 7月第4週新馬戦ほか レース回顧(日曜編)

★7/23(日) 福島5R 芝2000m戦  先週の中京に続き、福島の最終日でも2000mの新馬戦が組まれました。  一昔前ですとこの時期に中距離の新馬戦など北海道以外では見なかったものですが、色々と時代は変わっていくなぁとこの辺でも実感しますし、どうしても短距離以上にヨーイドンの競馬にはなりますけど、これはこれで趣深いものです。  閑話休題、ともあれこのレースはやや人気薄のスターリバーとサノサ......続きを読む»

2017 中京2歳S 土曜2歳戦 レース回顧

 いよいよ2歳の特別戦も始まりましたので、しばらくはこんな感じで、特別回顧をメインにしつつ、新馬戦なども取捨選択はさせてもらいつつ出来る限り拾っていきたいと思います。  まぁOPや特別の数が増えてきたら、その頃は新馬未勝利は本当にこれは!と感じたレースに絞っていく感じになると思いますけどね。全部やりたいのは山々ですけど、流石に時間との兼ね合いが厳しいですしねぇ。 ★中京2歳S  世代最初のOP特......続きを読む»

2017 函館2歳S・中京記念 レース回顧

★函館2歳S  好天の中で行われた函館2歳S、見事世代の一番星に輝いたのは1番人気のカシアスでした。レースを振り返りましょう。  馬場コンディションは朝から良に回復していましたが、時計自体はやっぱり全体的に掛かり気味になっていたと思います。  1Rの2歳未勝利戦が35,0-35,5で1,10,5、午後の古馬中距離戦でも軒並みハロンラップは12秒を超える推移になっていましたので、このレースの1,1......続きを読む»

2017 函館2歳S・中京記念

★函館2歳S 展開予想・ポイント  いよいよ明日は2歳世代初の重賞、函館2歳Sが行われますね。  一足早く今日の中京でもOPの中京2歳Sがあり、そちらはアマルフィコーストがいい勝ち方を見せてくれましたが回顧はまた来週、ともあれいち早く世代の重賞馬に輝くのはどの馬か、とても楽しみな一戦です。今年は例年以上にまともに新馬を追い掛けてきたので、その点でも個人的注目度は高めになってますね。  まず今日の......続きを読む»

2017 7月第3週新馬戦ほか レース回顧(日曜編)

★7/16(日) 福島5R 芝1800m戦  この日曜日は各競馬場で中々に見所のある馬が勝ち上がってきましたが、その中でもこのレースは、序盤からのハイペースという新馬中距離戦らしからぬレースの中、堂々とノームコアが番手から押し切る強い競馬を見せてきました。    レース展開は、2番人気のヘッドストリームが逃げて、そのすぐ外目にノームコアがつけて、延々プレッシャーをかける形で進めていきます。  1番......続きを読む»

2017 7月第3週新馬戦ほか レース回顧(土曜編)

★7/15(土) 福島1R 芝1800m未勝利戦  福島の馬場はまだ高速状態を維持、という感じで、その中でこのレースは、新馬戦はテンクウとの切れ味勝負の中でポジション差負けしたニシノベースマンがきっちりいい競馬で勝ち上がってきました。  スタートこそもっさりでしたが道中内目から少しずつポジションを上げていく戸崎Jらしいそつのない競馬で、4コーナー中韓あたりから一気に進出して直線大外から楽々突き抜......続きを読む»

私的名馬列伝 第十話 アグネスワールド

★はじめに  先週にジュライカップがあり、今週は函館2歳Sなので、このレースから大きく飛躍を遂げた名スプリンターのアグネスワールドを紹介してみようと思います。  この馬は前回書いたグラスワンダーと同期生で、マル外全盛期の一翼を担う存在でしたが、他の馬があまりに強烈だったことで今では印象の薄い馬になっている気がします。  それは国内GⅠを結局勝てなかった事と、種牡馬として大成しなかった事も大きな要......続きを読む»

2017 7月第3週海外GⅠ レース回顧 

★パリ大賞典 レース映像  仏ダービーが2100mに短縮されてから、しばらくはレイルリンクやバゴなどこのレースの勝ち馬が凱旋門賞での活躍を見せていましたが、近年は精々フリントシャーが活躍したくらいで、近代のスピード重視の様相からやや取り残された感もあるパリ大賞典。  今年は仏ダービー組がほぼおらず、英ダービー大敗で、前走はロイヤルアスコットで12F戦をきっちり勝ち切ったバーミアンが参戦して一番人気......続きを読む»

2017 マーキュリーカップ レース回顧

 近年は海の日開催が定着してきて、ジョッキーズカップなども同時に開催されて盛り上がった盛岡の指定交流重賞・マーキュリーカップは、外からミツバが力強く差し切って嬉しい重賞初制覇を遂げました。レースを振り返りましょう。  馬場状態は稍重まで回復しており、それでもレースレベルはわからないながらそれなりに他のレースでも時計は出ていて、高速状態だったのは間違いないと思います。  展開はやはり連闘策のドリーム......続きを読む»

2017 マーキュリーカップ

★展開予想・ポイント  昨日は北日本で大荒れの天気だった影響で、盛岡の馬場も不良まで悪化していました。  最終のメインレースの1200m戦には、交流重賞でもお馴染みのラブバレットが出ていて、34,2-35,8=1,10,0という時計で快勝しており、元々の高速状態に拍車がかかっているのは確かだろうと思います。  今日はもう降らない予報ですが、スッキリ晴れ、というほどでもなさそうですので、多少なりそ......続きを読む»

2017 函館記念 レース回顧

 思いがけない集中豪雨があったようで、かなり渋った馬場での開催となった函館記念は、これまで重賞でも善戦を続けてきたルミナスウォリアーが、今までのもどかしさを振り払うような鮮やかな差し切りを決めました。  多分サムソン産駒も牡馬ではこれが初重賞だと思いますし、色々な意味で見応えのあった函館記念を改めて振り返っていきましょう。  馬場は、午前中は昨日と同等くらいに時計が出ていたのですが、どうやら5Rか......続きを読む»

2017 函館記念

★展開予想・ポイント  さて、明日は夏の函館の看板レース、荒れる重賞の代名詞でもある函館記念が開催されますね。    まず今日の馬場状態ですが、流石に開催後半に入ってきて、今週からBコースになっても時計自体は少しかかってきたのかな、という印象です。  10Rの2000m戦が35,9-48,8-35,9とほぼ平均ペースで2,00,6、8Rの1200m戦が1,09,2でメインも1,08,7止まりですの......続きを読む»

競馬における斤量の影響についての一考察

★はじめに  リクエストをいただいたので、斤量とハンディキャップに関する個人的な見解などをつらつら語ってみようと思います。  ただお断りさせていただきますと、私はデータ収集には伝手のない人間ですので、今回語ることはいつにも増して説得的なエビデンスがあるわけでもなく、あくまで長年競馬を見てきて、現状私が能力分析に用いているツールの範疇での印象論になります。そのあたりはご了承くださいませ。 1.古来......続きを読む»

2017 7月第2週新馬戦ほか レース回顧(日曜編)

★7/9(日) 福島5R 芝1800m戦  福島開催では数少ない1800mの新馬戦は、グランデウィークが出遅れや4コーナーでの不利をものともせずに押し切りました。  展開は、4着降着になったハクサンフエロが逃げて(シルポート産駒、という所に趣きがあります)、外からロードジパング、3着のピースユニヴァースあたりが追走して先団を形成します。  2着のトッカータはまずまずのスタートから先団のやや後ろでじ......続きを読む»

2017 ジャパンダートダービー レース回顧

 3歳世代限定ダート路線の総決算ともいうべきジャパンダートダービーは、東京ダービーを圧勝したヒガシウィルウィンが、ここでも並み居る中央の強豪を見事に振り切っての差し切り勝ちを決めました。レースを振り返っていきましょう。  結局昨日から雨は一滴も降らなかったようで、表記は良馬場のままでした。  時計自体もその分昨日と大差なく、9Rが1,13,7、10Rが1,27,2という勝ち時計で、馬場の内外のバイ......続きを読む»

2017 ジャパンダートダービー

★展開予想・ポイント  明日は南関3歳三冠レースの最終戦にして、中央勢も含めた3歳のダート王を決するジャパンダートダービーが開催されます。  このレースをステップに飛躍していった名馬も数知れず、今年はやや混戦ムードも漂う中で、今後古馬との戦いに入っていっても遜色のない強さを発揮してくる馬は現れるか、大注目の一戦ですね。  まず今日の大井の馬場ですが、最近の南関にしては時計が出ているな、という印象......続きを読む»

2017 7月第2週新馬戦ほか レース回顧(土曜編)

★7/8(土) 福島5R 芝1200m戦  土日通じて絶好の良馬場だった福島の新馬戦は、フィルハーモニーが外から一気に差し切って勝ち名乗りを上げました。  サカショウクイーンが好スタートから、内に切れ込んで同じくスタートが良かったショウナン、ダイメイあたりの進路をカットする粗さを見せつつ先頭、そのすぐ後ろに3着のジョブックコメンがつけて、外からハッピーナココロが引っ掛かり気味に押し上げて番手外に取......続きを読む»

2017 7月第2週海外GⅠ レース回顧 

★エクリプスS レース映像  3歳馬と古馬がはじめて激突する中距離路線の伝統の一戦、エクリプスSは、直線外から追い込んだユリシスとバーニーロイの熾烈な叩き合いになり、最後はハナ差ユリシスが差し切って嬉しい初GⅠ制覇となりました。  プリンスオブウェールズSの時はまだパワー不足か、など書いたものですが、このレースではよりしっかり脚を溜める競馬にシフトして、ラストに鋭い脚を引き出してきましたね。  ......続きを読む»

2017 プロキオンS・七夕賞 レース回顧

★プロキオンS  昨日に引き続き、熱波で陽炎が浮かび上がりそうな馬場で開催されたプロキオンSは、常に堅実な走りを見せ続けてきたキングズガードが見事に差し切り、嬉しい初重賞制覇を飾りました。レースを振り返っていきましょう。  この時期はダート戦が少ないのでなんともですが、午前中の未勝利戦でも1,24,7が出ていたので、良馬場としては比較的軽めではあったと見てもいいとは思います。  展開は、外から......続きを読む»

2017 プロキオンS・七夕賞

★プロキオンS 展開予想・ポイント  今日は35℃を突破した、とかで、猛暑での夏バテなどで力を発揮できない馬も出てくるだろうなぁ、と思わせる、夏本番真っ只中でのプロキオンS、ここから秋のダートスプリント・マイル路線に飛躍していく新星が現れるか、それとも既存勢力が実力を見せつけるか、非常に面白い一戦になりました。  馬場状態ですが、良発表ながら先週に引き続き時計はそこそこ出ているように感じます。 ......続きを読む»

私的名馬列伝 第九話 グラスワンダー

★はじめに  ちょっと宝塚記念からタイミングがずれてしまいましたが、今回取り上げるのは栗毛の怪物と称され、エルコンドルパサー・スペシャルウィークなどと最強の座をかけて鎬を削った最強世代の一角、グラスワンダーです。  デビュー前に怪物、と叫ばれる馬は多いものの、いざデビューしてみると案外、などという事もしょっちゅうの競馬シーンですが、この馬はその中でも希少種の、デビュー前の期待をその走りで更に上回......続きを読む»

2017 スパーキングレディーC レース回顧

 古馬と3歳馬の初顔合わせも魅力の一つの初夏の交流牝馬重賞、スパーキングレディーCは、中央からは唯一の3歳馬の参戦となったアンジュデジールが軽斤量を味方に歴戦の古馬牝馬を打ち負かし、この路線での世代交代への第一歩を踏み出しました。レースを振り返っていきましょう。  今日の馬場は結局稍重までの回復で、全体的に時計は掛かり気味だったと思います。  流石に地方で他のレースまで全部は見ていないのですが、ペ......続きを読む»

2017 スパーキングレディーC

★展開予想・ポイント  昨日からの台風の影響でそこそこ降雨がありましたが、それでも現時点で馬場は稍重とそんなに悪化していなくて、今後もそんなに降る予報ではありませんので、ほぼ良馬場での開催になるのかなと思います。  展開面は結構前目につけたい馬が多い感じで、内からトーコー、タイニー、中目からプリンセスにアンジュ、外からララベルとサクラあたりは先団に入っていく競馬を選択するのではないか、と思います......続きを読む»

2017 7月第1週海外GⅠ レース回顧 その他雑談

★愛ダービー レース映像  毎年恒例のオブライエン勢多頭出しに対し、英ダービー3着のクラックスマン、仏ダービー2着のワルドガイストがその包囲網打倒に挑む、という構図になった今年の愛ダービー。  オブライエン勢の大将格になる英ダービー馬ウイングオブイーグルスは、今回即座にトップジョッキーのムーアJに乗り替わっての一戦で、このあたりのシビアさは実に欧州らしいと感じます。  レースはオブライエン勢のペ......続きを読む»

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