ホースレース・ロマネスク

月別アーカイブ :2017年04月

2017 天皇賞(春) レース回顧

 圧巻。   ただただその一言しかない、凄まじいレースでした。  2強対決に沸いた春の天皇賞は、実質的に逃げる形でレースを完全に支配し切ったキタサンブラックが、4コーナー先頭から横綱相撲で堂々と押し切り、レコードタイムのおまけつきで、高らかに現役最強の称号を掌中に入れてみせました。  この素晴らしいレースを演出してくれた全ての人馬に感謝を捧げつつ、しっかりとレースを振り返っていきたいと思います。 ......続きを読む»

2017 天皇賞(春) 

★展開予想・ポイント  この一週間、色々な角度からスポットを浴びた天皇賞の2強対決、その盛り上がりにいよいよ結果を投じる本番が明日に迫ってきました。  今日のアドミラブルも中々にテンション上がりましたが、こちらも本当に楽しみで楽しみで、早く見たいけど見るのが勿体無い、という気分にさせられますね。  まず今日の馬場ですが、一時的に雨はあったものの明確に高速馬場を維持したままと感じます。  準OPの......続きを読む»

2017 青葉賞 レース回顧

 突然の激しい通り雨などもありつつ、スタート時には綺麗な晴れ間の下で開催された青葉賞は、大器と評判高いアドミラブルが、最後方から一気の一捲りで突き抜ける圧巻の競馬で、力強くダービーの切符を掴み取りました。レースを振り返っていきましょう。  まず今日の馬場ですが、綺麗な良馬場ではありましたが、スローが多かったことを鑑みても目を引く勝ち時計、ラップはこのレース以前には見当たりませんでした。  古馬50......続きを読む»

2017 青葉賞

★展開予想・ポイント  明日は好天にも恵まれ、青葉賞の名に相応しい絶好の良馬場、緑の芝生の上でのレースになりそうですね。  ホームページでの発表も金曜正午で良・良ですので、先週土曜程度の基本イン有利ではあるけれど差しも効く高速馬場、という見立てでいいかと思います。  この春は府中京都共に例年よりも芝丈が長い、という話をチラホラ聞きますし、そのあたりで完全に軽いスピードだけでなく、多少なりはパワー......続きを読む»

2017 香港クイーンエリザベスⅡ世S レース展望 及び簡易予想

★展開予想・ポイント  日本時間で日曜日の17:30過ぎに、香港中距離路線下半期最大のステータスを持つ、クイーンエリザベスⅡ世Sが開催されますね。  去年はラブリーデイ、ヌーヴォレコルト、サトノクラウンが参戦するも完敗となり、そして今年は中山記念の覇者ネオリアリズムが異国の地で初GⅠ制覇にチャレンジします。  今年は2時間ちょっと前に走る春の天皇賞が相当に盛り上がりそうなので、そこが堅く決着すれ......続きを読む»

2017 橘S レース回顧 その他雑談

★橘S  この辺のレースも、クラシック路線では少し足りなかった馬が、夏のスプリント路線への転換を目指す上でのステップにしている、という印象が強いですね。  個人的にひとつくらい、この時期に1200mの3歳限定重賞があってもいいと思うんですけどね。流石にもうこの時代、ここで賞金を稼いだから記念出走でダービー&オークスへ、って陣営もまずいないと思うのですが。  余談はともかく、レースは土曜日でしたの......続きを読む»

2017 新緑賞・あずさ賞 レース回顧

★新緑賞  府中開幕週の伝統の新緑賞が、今年も2300mという不思議な距離設定で開催されました。  府中の場合、2400mと2500mではスタート直後に坂があるかないかで大きなペースの違いが生まれやすいわけですが、じゃあ2300mだとどう違うのか、と言われると難しいですよね。  コーナーまでの距離が短くなる分先行争いが厳しくなる、とは言えますが、大概このレース多頭数にまではならないので大差はなく......続きを読む»

2017 天皇賞(春) プレビュー

★はじめに  いよいよ今週は伝統の天皇盾を巡っての大一番、春の天皇賞が行われますね。  余談から入りますが、私が競馬観戦を始めた90年代前半から2000年代初頭にかけては、春の天皇賞と言えば強い馬が順当に勝つ、荒れないGⅠの代名詞のようなところがありました。  実際に過去の勝ち馬を眺めていても、名前だけでその走りが脳裏にはっきり浮かんでくるような素晴らしい名馬ばかりなのですが、2000年代半ば頃......続きを読む»

2017 マイラーズC・フローラS レース回顧

★マイラーズC  好天に恵まれ、真っ青に映える淀のターフで行われたマイラーズCは、イスラボニータがインから強襲し勝利、エアスピネルとの善戦マン対決を鮮やかに制しました。レースを振り返っていきましょう。  まず馬場ですが、晴れ間が続いたことで土曜日よりもう一段階軽くなったイメージでいいと思います。  未勝利の2000mでもラスト3F11,2-11,2-11,4なんてラップを踏んでいたり、そこそこ流......続きを読む»

2017 マイラーズC・フローラS

★マイラーズC 展開予想・ポイント  まず開幕週の京都の馬場ですが、極端に高速ではない、やや高速くらいの状態だったと思います。  前開催の終盤が雨に祟られて荒れていたせいか、この中間にエアレーションを入れてこなかったのでどうかな、と思っていましたが、未勝利マイルが47,0-47,7で1,34,7、500万マイルが46,0-48,2で1,34,2、メインの1200mが34,2-34,1で1,08,3......続きを読む»

2017 福島牝馬S レース回顧

 今年の福島牝馬Sは、出入りの激しい展開の中で最後は地力を見せたウキヨノカゼがきっちりと差し切って久々の重賞勝利、ヴィクトリアマイルに向けて気炎を上げました。レースを振り返っていきましょう。  まず馬場ですが、予想よりも一段階重かったかな、という感じでして、直前の1200m戦でもほぼ消耗戦の前傾ラップで34,1-35,6=1,09,7という推移、9Rの2000m戦も59,6-61,2で2,00,6......続きを読む»

2017 福島牝馬S

★展開予想・ポイント  ここ数年はヴィクトリアマイルの前哨戦の位置づけが定着してきた福島牝馬Sですが、実際のところこの組から本番で好走する馬は少なく、この条件でこそ、という馬が台頭する舞台になっています。  その証左の様に、毎年のように下位人気の馬が上位に食い込んでくる難解なレースで、今年も実に難しいメンバー構成になりました。  一先ず馬場に関しては、週中の雨の影響もありダートは稍重発表ですが、......続きを読む»

2017 東京スプリント レース回顧

 東京スプリントは、大外枠から果敢に逃げて一杯に粘ったキタサンサジンの勝利となり、スプリント路線に新風を吹き込みました。レースを振り返っていきましょう。  まず馬場なんですが、予想を書いた時点ではもう少しは軽いかな、と思っていたのですが、ある程度乾いてきて、かつレースを使う中で徐々に重くなってきたような印象です。  それは他のレースの時計を見ても顕著で、前半のレースでは1200mでぶっちぎりとはい......続きを読む»

2017 東京スプリント

★展開予想・ポイント  春シーズンは交流戦でもほとんど1200mのダート重賞がない為に、ここを目標、としてくる強いスプリント馬がきっちり勝ち切るレースの印象ですが、今年は中々に混沌としたメンバーになりました。  交流重賞では常連ながら主役にはなり切れない高齢馬と、地方交流戦がはじめての馬ばかりなので、一筋縄ではいかないレースになりそうですね。  馬場は今現在の発表で重馬場、ここから少しずつ乾くと......続きを読む»

2017 4月第3週海外GⅠ レース回顧

★アーカンソーダービー レース映像  混迷のクラシック戦線を前に、2歳王者が復活の狼煙を上げました。  時期的にはケンタッキーダービーへの最終便と言ってもいいアーカンソーダービーは、BCジュヴェナイルで圧勝も、前走ホーリーブルSで一敗地に塗れたクラシックエンパイアが、じっくり立て直して、弱敵相手とはいえしっかり勝ち切ることで、再びチャンピオンへの道を走り始めた、と言えそうです。  このアーカンソ......続きを読む»

2017 山藤賞・はなみずき賞 レース回顧

★山藤賞  天候に恵まれた事、週明けの時点では土日が雨予報だったこと、GⅠ週だけに芝の整備も念入りだったことなど、複数の要因が絡まっての一気の高速化となった今週の中山開催最終週ですが、土曜の3歳500万下山藤賞では、その馬場を味方にレッドローゼスが強い競馬をみせました。  レース展開は、最内のマイネルラプティスが逃げてゴールドスミスが2番手、レッドローゼスは五分のスタートながら枠なりに下げて道中......続きを読む»

2017 皐月賞 レース回顧

 一足早い初夏の陽気に包まれながら、絶交の好天、良馬場で開催された皐月賞。  大混戦の下馬評通りに出入りの激しい競馬になり、その中で好位を虎視眈々と立ち回ったアルアインが、馬群を鋭く切り裂いて他馬の追撃を凌ぎ切り、見事な戴冠を果たしました。  このレースで松山JはGⅠ初制覇がなんとクラシックの大舞台、去年はミッキーアイルとのコンビであと一歩でGⅠタイトルを逃していましたが、そうしてコツコツと積み重......続きを読む»

2017 皐月賞

★展開予想・ポイント  いよいよ明日は牡馬クラシック第一弾の皐月賞が行われます。  天気予報も完全に晴れに回復して絶好の競馬日和となり、馬場も回復して力と力の勝負が見られそうで楽しみです。  そして注目の今日の馬場ですが、これはある程度織り込んではいましたが、想像以上に一気に高速化しました。  未勝利の2000m戦から強烈で、61,5-58,9という推移で2,00,4を出してきました。確かに前2......続きを読む»

2017 アンタレスS・中山GJ レース回顧

★アンタレスS  春の大一番、帝王賞に繋がる一戦は、インからしぶとく差し切ったモルトベーネが制しました。レースを振り返っていきましょう。    馬場は週中の雨の影響を少し残していて、良発表ながら脚抜きのいい時計の出やすい馬場だったと思います。未勝利でもほぼ平均ペースで1,52,9が出ているので、このメンバーで50秒を切ってきたのはまずまず、と見ていいと思います。  展開ですが、モンドクラッセが好......続きを読む»

2017 アンタレスS・中山GJ

★アンタレスS 展開予想・ポイント  週はじめはどちらに転ぶかわからない天気予報でしたが、今日見た限りでは関東も関西も土日共に晴れマークもついて、降ってもほんの少しの影響で済みそうでなによりです。やはり毎週馬場状態に極端に頭を悩ませるのは大変ですし、良馬場での勝負が見たい気持ちも強いですからね。  ともあれ、金曜正午での阪神ダートは稍重発表、ここから降らなければ明日は良に回復する見込みでいいと思......続きを読む»

2017 マリーンC レース回顧

 マリーンCはホワイトフーガがまだまだ女王の座は譲らん!とばかりに外から豪快に突き抜けて圧勝しました。レースを振り返ってみましょう。  馬場は想定通りに不良のままでかなり重く、勝ち時計もほぼ想定の範疇、むしろ想定以上に重いくらいでしたね。  展開的には内からプリンセスバリューがいいスタートを切り、そしてその外からララベルとリンダリンダが並んで交わしていき、最終的にララベルがハナ、リンダリンダが2番......続きを読む»

2017 マリーンC

★展開予想・ポイント  ホワイトフーガとワンミリオンスの覇権争いに、芝路線から秋華賞2着のパールコードが殴り込んできて、現状人気も三つ巴となっており、中々に注目度の高いカードになったなと思います。  まず馬場ですが、昨日の大雨で当然ながら水の浮く不良馬場、今日は晴れる、とはいえ一日で乾くとも思えないので、順当に重~不良での開催になるでしょう。  昨日のレースをどこまで鵜呑みに出来るかは微妙ですが......続きを読む»

2017 忘れな草賞・ひめさゆり賞・デイジー賞 レース回顧

★忘れな草賞  3歳牝馬最高の誉れの舞台、桜花賞には出られなかった馬達が、樫の女王の座を目指して争う残念桜花賞、古くはエリモエクセル、最近ではミッキークイーンがこのレースをステップにオークスの舞台で栄冠を勝ち取っていますが、今年はハローユニコーンが最後方から巧みな差し切り勝ちを決めました。  馬場は当然桜花賞当日ですのでかなり重たく、勝ち時計2,04,3は決して非凡ではないでしょうが、この時期の......続きを読む»

2017 4月第2週海外GⅠ レース回顧

 今週も中々に興味深いレースがありましたので、まとめてササッと紹介していきましょう。 ★クイーンエリザベスS レース映像  ロイヤルランドウィック開催2週目の目玉、最高賞金レースのクイーンエリザベスS芝2000m戦です。  もはやそろそろこのブログでも説明不要になってきた、と自分では勝手に思っています最強牝馬ウィンクスが出走し、危なげない勝ちっぷりで見事に17連勝を達成しました。  このレース......続きを読む»

2017 皐月賞 プレビュー

★はじめに  さて、今週は牡馬クラシック第一弾の皐月賞が開催されます。  巷間低レベルが囁かれる中でも、ブレスジャーニーを除くほぼ全ての有力馬がきちんと駒を進めてきて、かつ牝馬ファンディーナの参戦もあって、非常に難解かつ面白いレースになりそうです。  昨日の桜花賞で、牝馬戦線におけるちょっとした下剋上が為された中で、改めてこの時期の3歳馬の適性判断、未知の要素の見極めの難しさを思い知らされます。......続きを読む»

2017 桜花賞 レース回顧

 かくも競馬は難しい、という箴言を、レース直後は誰もが噛み締めたであろう桜花賞となりました。  満開の桜をバックに、曇天の中可憐に咲き誇った十七輪の花、その美しさを泥臭く染めながらも栄光の勝ち名乗りを上げたのはレーヌミノル、ここまで善戦を繰り返すも勝ち切れず、体のいい物差し馬と見られていた同馬が、GⅠゲッターの池添Jと馬場を味方に乾坤一擲、見事に波乱を引き連れての戴冠となりました。レースを振り返って......続きを読む»

2017 桜花賞

★展開予想・ポイント  さて、いよいよ桜花賞がやってきましたね。  満開の桜の元、あいにくの渋り馬場ですが明日の昼以降は晴予報、曇天の隙間から差し込むレンブラント光線が象る栄光の階梯を昇りつめるのは、果たしてどの馬になるでしょうか?  とりあえず予想を書く上でJRAのホームページを横目にしているわけですが、しかしこのソウルスターリング単勝の大口投票は中々に壮観ですね。  今でこそようやくミヤビの......続きを読む»

2017 阪神牝馬S・ニュージーランドトロフィー レース回顧

★阪神牝馬S  昨日の夜から今日の朝にかけて結構な降雨があったようで、阪神の芝は終日重馬場でした。  ただ、重馬場表記のイメージよりは比較的軽いのかな、と、6Rのマイル戦で平均ペースで1,35,0が出たのを見て感じましたし、内回り外回り共通してまだ今日はイン差しが結構効くイメージでしたね。逆に後ろから外を回した組の大半はダメ、という結果になっていて、これが明日にどう繋がるか、また悩み所です。  と......続きを読む»

2017 阪神牝馬S・ニュージーランドトロフィー

★阪神牝馬S 展開予想・ポイント  土曜の阪神では、昨年からマイル戦になり、よりヴィクトリアマイルの前哨戦としての色合いが増した阪神牝馬Sが行われます。  折角の華やかな桜花賞ウィークながら天気予報は断続的な雨、金曜正午で稍重発表なので、極端な悪化も良化もなく、稍重~重での開催が濃厚ではないかと思います。  加えて先週も、Bコース替わりの割に高速化せず力の要る馬場でしたので、今週もその傾向はある程......続きを読む»

私的名馬列伝 第六話 フランケル

★はじめに  いよいよ今週は桜花賞ですが、このレースに堂々の主役として挑むソウルスターリング、牡馬に挑戦の朝日杯で苦汁をなめるも、ここで捲土重来を狙うミスエルテは、共にフランケルの初年度産駒として、デビュー当時から大いに注目を集めていました。  その為に、怪物フランケルの名声は広く膾炙されてきたと思いますが、じゃあ実際にどのくらい怪物だったんだ?と言うのを、この桜花賞を前に改めて振り返ってみるの......続きを読む»

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