ホースレース・ロマネスク

2017 菊花賞

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★展開予想・ポイント

 明日は牡馬クラシック三冠の最終戦、強い馬が勝つといわれる淀の3000m戦・伝統の菊花賞が行われます。  2年前のこのレースの覇者・現役最強馬のキタサンブラックがこの秋一杯での現役引退を表明し、世代交代が期待される中で、果たしてこのレースから新たな時代を築くスターホースが現れるのか注目…………といきたいところですが、今年はメンバーレベルもやや低調な上に、様々な悪条件が重なって非常に難解なレースになりました。

 まず今日の京都の馬場ですが、表記こそ稍重から重でしたけれど、特に午後のレースはかなり時計がかかってきていたと感じます。  こういう馬場ですのでスローのレースがほとんどですけれど、それでも後半4Fくらいの平均ラップでハロン12を切るのは至難、という感じで、基本的には切れ味はほぼ問われず、持久力面とポジショニングが結果に強い比重をもたらす馬場に変貌してきています。  かつ台風の接近に伴い、明日も終日雨予報になっていますので、明日は不良馬場に悪化する事は免れないでしょう。

 少なくとも今日のイメージですと、まだ内外の差はそこまでなく、馬場適性とスタミナがある馬なら外からでも差し込めるし、内を割っても伸びてこられる、そんな印象でした。  ただ明日の菊花賞あたりになると、それまでのレースでインが掘られて、今日の府中のように馬場の真ん中くらいを選択してくる馬も現れそうです。  どうあれ今年の菊花賞は、久し振りに古き時代のステイヤー色が強い一戦になりそうな雰囲気をヒシヒシと醸し出しています。  実際に人気も大きく割れていて、かつこの馬だけはまずこない、というようなオッズをつけている馬もいない、古今稀に見るレベルの大混戦になったと思います。

 レース展開ですが、このコースは基本的に前有利でありつつ、でもスタートしてすぐ上り坂から下り坂、というロケーションのせいで、外枠の馬が無理に前を取りに行くと折り合い面で非常に難しい難儀なコースです。  とはいえここまで馬場が悪くなれば当然ある程度前につけたい、という心理は働くでしょうし、最序盤のポジション争いは熾烈、とまではいかずとも、それなりに出入りのある展開にはなってきそうです。

 まず内から逃げ宣言を出しているのがウインガナドルで、アダムバローズもテンに速い馬ですので、ウインが無理に逃げるなら番手、そうでなければ自分で逃げても、という形で、まずこの2頭が先導していく格好になると思います。  その間にいるクリンチャーは出足がかなり鈍いため、まずハナを切るのは無理でしょうが、ある程度スペースを置いて2列目のインコースを確保するだけなら問題なく出来そうで、そこに外からサトノクロニクル、ポポカテペトル、ダンビュライト、マイスタイルあたりが入ってくるイメージになります。

 内目はスティッフェリオとマイネルヴンシュも中団よりは前に入ってくるでしょうし、トリコロールとブレス、サトノアーサーあたりはその後ろの中団くらい、ベストアプローチも岩田Jなので内目に潜り込むチャンスを伺いつつの中団だと思います。  外のアルアインの出方がちょっと読み辛く、序盤出していくと多少折り合いに難があるタイプですので、枠なりに中団に下げるか、勝負をかけて前に入っていくか難しいところですが、すぐ内側にやはり前目に入ってインに潜り込む算段を立てていそうなポポカテとダンビュライトがいるので、どうあれある程度は外々を走る羽目にはなるかなと感じています。  キセキは常に一歩目が遅いですし、外枠でもありますので無理せず序盤は後方で折り合い専念、二周目の2コーナー過ぎからデムーロJらしくじわっとポジションを上げていく形で勝負しそうですね。

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この記事へのコメントコメント一覧

2017 菊花賞

>dive in future様

 いつもコメントありがとうございますー。

 ここまで馬場が悪化すると、前に行ったもの勝ちにはなりそうなんですよね。
 藤岡Jも今日騎乗停止食らってましたし、失うものはない気持ちで乾坤一擲の強気の先行策で攻めて欲しいです。

 クリノもプレビューではかなり色気を持っていたように怖い一頭なんですよねぇ。
 内外から先行馬が殺到する中で、最序盤折り合いを怖がらずにしっかり出していけるか、積極性の強い幸Jなのでそのあたりが噛み合えば、と思います。
 昨日のレースでもジャンポケ血統は躍動していましたし、仰る通りタキオン血統も重巧者が多いですしね。
 ここはトニービンの血を持つ馬がなにかは絡んでくると見ていて、逆に内枠ステゴが罠の気はしてるんですけどね。

 どうあれ、明日はまず滅多に見られないレベルの消耗戦の様相を呈すると思いますので、これはこれで面白い、と割り切って、雨中での駆け引きや新たなる面を見せてくる馬の登場に期待して楽しみたいと思います。

「2017 菊花賞」へのコメント

クリンチャーは藤岡ジョッキーがどこまで勝負に行くか、ですね。前が飛ばしてバラけてくれれば、と思っています。

私はクリンチャー、クリノヤマトノオーの単勝で様子見です。クリノヤマトノオーは、まだ未知の部分がありそうですし、母父タキオンで重も良さそうな気がします。馬場も馬場なので、この馬も前に行ってほしいです。

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