ホースレース・ロマネスク

2017 セントウルS・京成杯オータムハンデ レース回顧

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★セントウルS

 今日は昨日よりだいぶ気温が上がり、夏の残滓をより強く感じる中での一戦となったセントウルS、青々と輝くターフの上をトップで駆け抜けたのは、このコースに実績のある1番人気のファインニードルでした。レースを振り返っていきましょう。

 阪神の馬場は、昨日に引き続き絶好の高速馬場を維持していましたね。  一応東西共に昨日のレース後に散水はしたようですが、こちらはその影響も限定的ではあったと思います。  今日の阪神は超スローのレースばかりなのでサンプルにはしづらいですが、超スローの西宮Sの後半ラップが11,7-10,8-10,5-11,5と中々にえげつない数字にはなっていて、どこからでもぞんぶんに脚を生かせる条件ではあったろうと感じます。

 展開は、やはり外からフィドゥーシアがスーッと進出してハナを取り切りました。  好スタートを決めたファインニードルは、無理に抵抗せず少し下げてポケットに入り込み、その外にラヴァーズポイントが上がっていって番手外で積極的にレースを進めていきます。  その後ろにアルティマブラッド、アドマイヤゴットなどが続いて先団を形成、ここから少し離れた中団にミッキーラブソング、ラインミーティア、スノードラゴンなどがいました。  そこからもう一列後ろの外目に、久々でやはり少し煽り気味のスタートになったダンスディレクターがおり、メラグラーナもスタートは五分だったものの二の足でスッと置いていかれて後方の内目、というポジションになりましたね。

 ラップは33,8(11,27)-33,7(11,23)=1,07,5(11,25)という推移でした。  我ながら珍しく馬場読みとペースだけは東西完璧だったというか、それでも予想はかすりもしないのでお話にならないのですけれど(笑)、ともあれ前半流れているようでも比較的ゆったり目で、特に淀みはなく再加速こそなかったですが、後半も11,1-11,1-11,5とラストまでそんなに落としていません。

 なので正直このペースでフィドゥーシアやラヴァーズポイントがなんもなかったのは解せないなぁ、という所はあるのですが、この時計でも全然馬場的には出し切れておらず、後傾型の馬が持ち前の切れ味を存分に発揮できる水準で前半は楽だった、と考えられそうではあります。  先団に入っていかなければ追走面ではかなり楽なレースですし、前で総合力を発揮する馬がいくらか崩れたのに乗じて、立ち回りや切れ味で光るものがある差し馬が台頭してきた、というイメージですね。

 勝ったファインニードルは、こちらは文句なくイメージ通りの競馬をしてくれたと思います。  スタートが決まったのも良かったですし、やはり阪神で平均からやや後傾くらいでゆったり入って、要所の一足をしっかり生かしてくる競馬はプラスでしたね。  この馬自身は34,1-33,4のバランスですし、無理なく前に目標を置いて、コーナーで緩んではいないのでそこで内々なのも楽でしたし、直線も早めに抜け出しての完勝でした。

 タイプ的に前走同様前傾戦で強みが増すタイプではないと思っていますので、余勢を駆ってのスプリンターズS、となると簡単ではない、とは感じますが、やはりアドマイヤムーンの仔は超高速馬場巧者でもありますので、スプリンターズS週まで今の中山の馬場が維持されるようならちょっと面白いかもしれませんね。

 しかし2着がラインミーティアとは…………。後付けで考えるならなるほどアリだったか、と思えるところもあるのですが、流石にこれまでの戦績で1200m実績がなさ過ぎて拾えませんでした。  ただ馬自身は7歳にして意気軒昂ですし、1000直が合う=後傾型の競馬は合う、というメカニズムはありますので、インベタで差してくる穴馬が1頭はいるだろう、と踏んでいただけに痛恨ですね。

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レース回顧・中央競馬
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この記事へのコメントコメント一覧

2017 セントウルS・京成杯オータムハンデ レース回顧

>ord0325様

 いつもコメントありがとうございますー。

 そうですね、デムーロJは会心の騎乗だったと思います。いつもあれくらい完璧なスタートを決めてくれると、安心して見ていられるんですけどね。。。

 フィドゥーシアは逃げる形でもオーバーペースでなければ、と思ったのですがうーん、ですよね。
 ただ改めて戦績見てて思ったのは、この馬関西馬なのに、上級条件になってから阪神・京都には全然良績がないんだなって。そのあたりなにか、目に見えない噛み合わない要素があるのかも、ともちょっと思いました。
 少なくとも昨日のレースは乗り間違いではないとは思っていますので、せめてもう一回はチャンスを上げて欲しいな、とは思うんですけど、昨今の騎手事情もシビアですからね…………。

2017 セントウルS・京成杯オータムハンデ レース回顧

フィドゥーシアを先に行かせたデムーロ騎手の判断が素晴らしかったですね。
逆に石橋騎手は勿体ない騎乗でした。次は乗り替わりかもしれません。
ここ1年、3ヶ月以上の休養は無かったので、目に見えない疲労が
蓄積されていたかもしれませんが・・・。

今週の新馬戦の回顧、楽しみにしております。

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