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2017 8月第4週新馬戦 レース回顧(土曜編)

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 今日はまたちょっと発熱してしまって辛めなので、いつも一緒にサクサクと進めさせていただきますね。  まぁ夏競馬も終わりに近くなって、新馬戦自体も能力のある馬は秋の中央場所に備えて、って感じであまり凄みのあるレースもないので、丁度いい言えば丁度いいのです。

★8/26(土) 新潟5R 芝1600m戦

 土曜日の新潟は雨の影響でほぼ終日稍重馬場であり、極端に時計がかかってはいませんでしたが、それでも0,5~1秒くらいは重たくなって、特にラスト1Fで落ち込む展開は目立っていました。    非常にバラバラっとしたスタートになった中で、人気の3着馬・フランケル産駒のシグナライズが外から先行、2着に来たオークス馬・シルクプリマドンナの娘であるラストプリマドンナは、やや立ち遅れたか?くらいのところから内目を縫って中団くらい、勝ったブランボヌールの全弟・エントシャイデンは明確に立ち遅れて後方外から、道中緩い地点で少しずつ押し上げて中団やや後ろ、というポジションでした。

 ラップは36,7(12,23)-24,9(12,45)-34,5(11,50)=1,36,1(12,02)という推移でした。  新馬らしくスローではありますが、一番遅い地点でも12,5と、馬場を考えれば極端に緩んだところはなく、比較的レース全体での総合力は問われているかなぁと感じます。  後半が12,4-11,8-10,7-12,0ですので、実質的には3F勝負で前を向いて速めにエンジンを掛けられた方が楽な形で、上位3頭はそれぞれにちゃんとスペースを作りつつのレースの中で、後半要素でもそこそこ高いものを見せてきたと言えそうです。

 勝ったエントシャイデンは大きく出遅れましたが、遅い地点でじわじわリカバーしてくる鞍上の意識もあり、しっかりコーナーから直線入り口までエンジンをふかして入ってこられ、それが600-400m地点で一際早く鋭く伸びることが出来た要因になるでしょう。  この馬の上がりは33,6で、残り400m地点では前と1馬身もなかったので、おそらく11,1-10,5-12,0くらいでしょうか。鞍上の好プレーもあり際立った加速力を引きだせましたし、その上で切れ味の質・持続力もそこそこに高かった、と見ていいでしょう。スローとはいえこの日の馬場でラストを12,0はまずまずと思います。

 血統的にブランボヌールの下なので(折りしも今日、繁殖入りのニュースが流れてましたね)、いずれ距離的に限界は出てきそうなイメージもありますが、この日も長くいい脚は使えていましたし、世代限定の内ならマイル路線は守備範囲になってくるでしょう。  追い出してからフラフラしていたりと、まだまだ若さは残りますが、その分奥行きも存分に残ってそうなイメージで、中々に楽しめそうな1頭だと思います。

 2着のラストプリマドンナもいい競馬でしたね。  上位三頭の中では内枠だったのもあり、立ち回りで器用さを見せつつ、完全に前を向くのは一番遅くはなっていて、その分先にエントシャイデンに出し抜きを食らった、というイメージです。  一度交わされてからはしぶとく粘っていて、この馬も持続面の良さはそれなりに見せてきましたし、血統的にもマイルはピッタリかな、というところで、シルクプリマドンナの最後の仔でもありますし、牝馬クラシック路線で頑張って欲しいですね。

 3着シグナライズは、追い出されてやや反応が鈍く、かつフラフラとするところもあって、まだ馬が非力で若いな、という感じでした。  フランケルの仔ですから、こういう馬場がイマイチフィットしなかった可能性もありますし、でもこの流れで後半要素、特に加速面では殆ど良さが出なかったのは微妙で、このレースに限って言えば着差以上に上位2頭とは差があると感じます。  まぁ藤原厩舎の馬ですから叩いて変ってくるかな、とは思いますし、前半のポジショニングの良さなどはセンスを感じさせましたので、そのあたりに期待ですかね。

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この記事へのコメントコメント一覧

2017 8月第4週新馬戦 レース回顧(土曜編)

 中々に解せない負け方でしたね…………。
 前半の流れも、再加速展開も噛み合う、と思っていたんですがさっぱりでしたし、斤量と使い詰めの疲労くらいしか考えにくいですねぇ。競馬は本当に難しいです。

「2017 8月第4週新馬戦 レース回顧(土曜編)」へのコメント

返信ありがとうございます。
スアデラの単勝に有り金、投入しました。
なぜ2倍付くのか不思議です。
南関東のレースであれば日本一強いと思ってますので、勝ち方だけです。

2017 8月第4週新馬戦 レース回顧(土曜編)

>エピカリス様

 いつもコメントありがとうございますー。

 まぁ凱旋門賞に関してはどうしてもコンプレックス化ちゃってるところがりますねぇ。つくづく一回目のオルフェがサクッと勝ってくれていれば、とは思います。
 斤量面の不利を言うのであれば、そもそも欧州の大レースは全て似たようなものなのですけど(一応今年からキングジョージも凱旋門賞も三歳一律0,5kg増にはなりましたが)、やはりそれでもアメリカの芝や香港などに比べるとステータスが高いのはあるのは確かでしょう。

 あとやっぱり凱旋門賞って開催時期がいいんですよね。
 BCを使うとなると、秋の一連の大レース全てパスする覚悟が要りますが、こちらだと馬の体調が許すならディープみたいにJC有馬と使える可能性が残りますし、例え負けてもイメージ的に傷になりにくい面もあります。

 ただ個人的にはあのレースを勝つなら馬場慣れと斤量慣れは必須と思っていますし、逆にそれがあるなら必ずしも最強馬クラスでなくとも太刀打ちできるとも考えます。
 なのでどちらかと言うと、春に遠征しての二段構え、スピルバーグローテーションを試す陣営が増えて欲しいな、と思いますね。賞金体系的にも、JC有馬をフイにするよりは宝塚だけパス、の方が絶対に敷居は低いですし。
 
 春に大阪杯からアスコットミーティング+キングジョージかサンクルー大賞典を使って、斤量と馬場に適性がありそうなら腰を据えて長期滞在に切り替える、ダメなら戻ってきて秋の大レースに備える、くらいの柔軟性があれば、と思うのですが、それも凱旋門ありきの現状では難しいのがネックですかね。

 あと余談ですが、今日のスアデラ楽しみですね。56kgは楽ではないでしょうが、しっかり勝ち切って欲しいです。

見解を聞かせて下さい。

 いつも拝見してます。
個人的な意見に対しての見解を頂けたらと思います。
サトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦します。もちろん注目も応援もしますが、凱旋門賞への挑戦に疑問を感じます。
もっと言えば凱旋門賞が挑戦する価値のあるレースと思えません。
世界的な大レースは各地域にありますが、
地元馬(欧州調教馬)しか勝った事が無いレースは他にあるでしょうか?
アンフェアーな設定で行われてる事の証明がされています。
凱旋門賞と同じ様にJCや有馬記念などが古馬と4キロ差の設定になったら3歳馬の優勝が格段に増えるのは間違いないでしょう。
あと少しで勝てると思われてますが、そもそもナカヤマフェスタを除けば、エルコン・ディープ・オルフェは当時の最強馬というよりも、歴代最強クラスの馬達です。
逆に言えば、歴代最強クラスが斤量面の不利で負けているとも言えます。
遠征するにしても、BCターフから香港カップというローテーションを取る馬はいないのかと感じてます。
また凱旋門賞は悲願と言っていても、エルコンと同じローテーションを組まないのも疑問です。

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