2007年05月28日
F1モナコGP決勝:攻めの姿勢を見せたハミルトン
アロンソの2連覇に終わった2007年のモナコGP。しかし勝ったアロンソよりも存在感を示したのは、今回も2位入賞を果たしたルイス・ハミルトンだったのかもしれません。 トップに躍り出るチャンスだったスタートでは、マシンをイン側に向け3番手のマッサをけん制して手堅くポジションをキープ。その後も前を行くアロンソをぴったりと追走していましたが、アロンソのペースが上がらないと見るやアグレッシブな走りでプッシュし、プレッシャーを掛け続けました。 しかし、レース中であっても冷静な判断を下せるのが、このルーキーの並大抵ではないところ。「ただでさえ抜けないモナコで、前を行くのは2度チャンピオンを獲ったチームメートのフェルナンド。プレッシャーを掛けてもまずミスはしないだろうし、抜くのはほぼ不可能だろう」。そう判断したハミルトンは、チームメートに対して必要以上にプッシュするのをやめたといいます。ハミルトンはまた、チーム内での自分の立場をよくわきまえているようで、レース後の会見では「自分はルーキーで、カーナンバーと同じく“セカンドドライバー”だから」とも発言しています。 開幕戦から表彰台に立ち続けているハミルトンに対しては、そのルーキーらしからぬ安定感からか「攻める姿勢が足りない」といった批判の声もありました。しかし、今回のモナコでの走りは違いました。フリー走行、予選を通じて、F1屈指の難コースであるモナコで王者アロンソとほとんど変わらないタイムをマーク。決勝でもただひとりアロンソに迫り、楽な展開にさせませんでした。最終的には自重して2位に収まりましたが、それは「無理をしてチームメートと相討ちになっては元も子もない」というクレバーな判断があったから。それまでは終止攻めの姿勢を貫き、自らの実力を満天下にアピールしていたように思えます。 いつもはレース後の会見で「2位になれてハッピーだ」と笑顔でコメントしているハミルトンも、今回は勝てなかった悔しさを少しにじませていたようです。 「できる限り(アロンソに)近づいて、前に出ようとしたんだけど(できなかった)……まぁ、次だね」 そう自らを諭すように語るハミルトンの笑顔の裏には、「モナコでなくコース幅の広いサーキットならば、前を走るのが誰であろうとチャンスがあればパスできる。まぁ見てなよ」とでも言いたげな自信が見え隠れ。4戦連続入賞している同じ2位でも、今回のモナコでの2位はハミルトンを大きく成長させるような気がします。
posted by clippingpoint |10:00 |
F1 |
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2007 Rd.5 モナコGP観戦記 アロンソ 紙一重の勝利 【PASSION!】
アロンソの完勝。 結果だけを見ればそうなる、今回のモナコGP。 だが、実態を見るとそれほど、楽な展開ではなかった。 まず、ハミルトンが予選最後のアタック中、ウェバーを抜く際にタイムロスした。 これで、アロンソのポールポジションが確定したが、このトラフィックがなければポールポジションがどうなったかはわからない。 モナコは予選順位が全てで、予選はトラフィックの有無が重要だ。 予選3位以下だと勝つチャンスはほぼない。
2007-05-29 18:52 | 続きを読む


