2011年11月08日

国際選抜個人選手権

国際選抜V!浜田


11月6日 慶大日吉記念堂

 先月に名古屋市で行われた全日本学生拳法個人選手権大会。浜田翔平(法4)が三連覇を成し遂げることを期待されていた。しかし3回戦、会場がどよめいた。浜田が大石(明大)に面突きを決められ、一本取られた瞬間だった。王者の突然の敗北。この大会、かろうじて東田大介(法3)がベスト8に残ったが、誰もが驚きを隠せなかった。

 その翌週に行われたのが国際選抜だ。75kg以下級と75kg超級に分かれ、中大からは75kg以下級に横地圭介(商3)、村上夏樹(文4)、松島健太(法3)、竹之下哲哉(経4)、梶野正樹(法4)、荒井洋人(商3)が、75kg超級に東田、木下智大(理工3)、浜田が出場した。対するは二段以上の大学生や社会人、そして海外の拳士たちだ。

 注目は75kg超級。1回戦で中大勢全員が第一空挺団の選手と当たることになった。社会人に対し全日本個人ベスト8だった東田は一本決めるが先に二本取られ、惜しくも敗退。一方木下、浜田はそれぞれ勝ち進む。しかし、続く2回戦、木下は中大のライバル校である明大の主将、神田とぶつかり延長戦の末ついえた。

 残るは浜田のみ。2回戦では同じく明大の平松に先取され、一瞬ひやりとするが、立て続けに抑え込み、面突きを決め順調にコマを進める。さらに中村(早大)を延長戦の末下し、秋丸(第32普通科連隊)も1分足らずで制した。夏の総合選手権でも、10月の全日本個人でも上り詰めることのできなかった決勝の舞台へ。浜田が頂点をつかみに行く。

 相対するは安西(第32普通科連隊)だ。始まった3分三本勝負。序盤に仕掛けたのは安西。開始30秒ほどで浜田に面突きを繰り出す。しかし浜田もそれに動揺はしない。組み技をあえて仕掛けず突きのみで勝負する。相手の一瞬の隙を狙って面突きを決め、タイに戻した。さらにその20秒後、再び浜田の突きが決まる。

 会場が沸いた。10月のようなどよめきではない。浜田サイドは歓喜であふれ返った。己の拳を信じて挑んだ浜田がこの瞬間、頂点に君臨した。


◆大会結果
75kg以下級
横地=1回戦敗退
村上=1回戦敗退
松島=1回戦敗退
梶野=1回戦敗退
竹之下=2回戦敗退
荒井=3回戦敗退

75kg超級
東田=1回戦敗退
木下=2回戦敗退
①浜田

コメント
土屋監督「拳で取るのが浜田の拳法。この間のがショックだっただろうけど、よくやった。今日の主役は浜田!」
浜田「秋丸さんと戦った時くらいから調子がよかった。この間は自分に負けて気持ちが入らなかったし、全ての悪い部分が出た。最初スロースターターなところが出たけど、今日は冷静に形を意識して拳法ができた」

★拳法部の1年の締めくくりであるインカレは11月27日(日)に大阪府立体育館で行われます!!近隣にお住まいの方はぜひ応援にいらしてください!!中大が連覇する瞬間を見届けましょう!!

 

 

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2011年06月05日

日本拳法全国大学選抜選手権大会

 6月5日  早大記念会堂 

 ついに大学前期における最大の大会が幕を開けた。今大会は3分間3本勝負で各チーム5人が各々相手方と対戦するトーナメント形式である。先に行われた東日本大学リーグ戦では明大に敗れ、優勝を逃した中大。だからこそ今大会にかける選手の思いは強かった。「とりあえず気持ちを前面に出して戦った。攻めて攻めていくことを意識した」と東田大介(法3)。 迎えた準決勝では大商大に苦戦し、ついに勝利を呼び込むことができなかった。だが、「(大商大は)強かったが、勝てない相手ではない」と東田。「まだまだ、3年生が試合で(特に)ここ一番で勝ちきれない。(中大は)3年生主体のチーム。どれだけ努力してどれだけできるかだ」と金丸雄太郎(文3)。
 3位決定戦では関学相手に手堅く勝利し、中大は今大会を3位で終えた。また、全勝した浜田翔平(法4)は敢闘賞に輝いた。


 昨年の今大会では準優勝の中大。2回戦目からのスタートとなる。対大阪学院大戦、金丸を先鋒に据えるオーダーで、次々と選手たちはポイントを稼いでいく。東田が残り1秒のところで押さえこみ1本取るなど、粘り強く勝利をおさめる場面も見られた。中大は大学大相手に全勝し、次の対立命大戦にコマを進めた。
 一方、東日本大学リーグ戦覇者の明大は2回戦敗退に終わるなど番狂わせも起こった。

 3回戦の対立命大戦。浜田主将を先鋒に据え、相手方エース辻との対戦を狙ったものの、中大の思惑がはずれ辻は大将で待ち構えることに。しかし浜田、東田、金丸と白星をあげ、3-2で勝利を手にした。

 準々決勝は桃山学院大との対戦となった。各選手は手堅く勝利をおさめると全勝で準決勝に進出した。

 準決勝、対大商大戦。序盤から積極的に攻め込む先鋒金丸。上段まわし蹴りで一本とると、残り18秒でもう1本取りひとまず勝利する。続く東田はに組み敷かれるとそのまま流れをものにできず敗北を喫す。中堅の浜田主将は間合いを意識しつつ慎重に攻撃のタイミングを見計らい勝利した。だが、仁井博己(文2)も開始早々1本取られると立て直せず、胴突きを決められ敗北に終わった。ここまでで2勝2敗の中大。中大、大商大共に一歩も譲らない緊迫した空気の中、大将戦が始まった。木下智大(理工3)は1本取られるも、相手の隙をつき組み敷くと1本もぎ取る。だが、残り48秒のところで一瞬の隙をつかれ押さえつけられると、体勢を持ち直すことができず、力負けした。中大は2勝3敗で決勝進出を逃した。

 迎えた3位決定戦。先鋒金丸は続けざまに2本取られ敗北。だが、木下、浜田、東田と3連勝し、ここで中大は3位が決定する。大将の仁井は面蹴りを決めるが、場外2回で一本、組み敷かれ一本取られ敗れた。

 今大会を終え、「優勝できなかったことは悔しい。(だが)負けて学べたこともいっぱいあるので」と木下。「府立につなげるためにも、自分の位置を確認できた」と金丸は言う。3年生主体のチームである中大。「3年生が試合で勝ち切れていない。やりにくい相手や格上の相手でも勝ちきらないと」(金丸)。「気持ちはだいぶ出ていたので、技術面(が課題)。相手によって戦い方を変えていかないと勝てないので、意識してやっていく」と新たな課題も見つかった。また、木下は「慎重になりすぎた。1本取られないようにするために、攻めあぐねて決定的なポイントにつながらなかった」と回顧した。
 インカレという一年の集大成の大会につなげるため、まずは6月19日に控える矢野杯(個人戦)に挑む。

 ◆大会結果
 ①大商大
 ②早大
 ③中大  

 敢闘賞=浜田主将 

  ◆選手コメント 
 金丸「矢野杯では上を目指す。踏み込み、(相手との)距離、(攻撃の)タイミングが課題。もっと自由に距離がとれ、攻めたり守ったりできたら。(チームは)ピンチやチャンスに弱いところがある。ここ一番をしっかりとることが大事」

 木下「今大会はとるべきしあいだったのでとれなかったことは残念。3年生がやるべきことは勝ちの意欲を見せること。受け身になってしまうところがある。がつがついかないと」

 東田「(矢野杯は)個人戦だが、団体戦と変わらない(強い)気持ちでいけたら。団体戦の時のような気持ちで臨む」

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posted by 拳法部担当 |21:26 | 拳法部 | トラックバック(0)
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2010年12月01日

第55回全日本学生拳法選手権大会

11月28日 大阪府立体育館
 
 13年ぶりの栄冠――
                中大が府立制す!!                         

安武主将
 拳法部の1年の締めくくり、最後の大舞台が幕を開けた。13年ぶりに優勝旗を手にすることができるのか。優勝をひたすら求め続け、有言時実行してきた拳法部が、最後の栄冠を求め戦った。
 
 昨年3位の中大はシード校のため試合は2回戦から。その岡山商科大との対戦は府立初出場となった北島康介(文4)が黒星を喫するもほかを全て制し6勝1敗と順調にスタートを切る。3回戦対大阪市立大でも5勝1敗1分と成績は申し分ない。しかしさすがは大阪発祥のスポ横地ーツ、拳法。関西勢は楽に一本を取らせてはくれない。

 それが顕著に表れたのが大商大との戦いだ。4勝1敗2分で辛くも勝利は決めた。しかし組み技を得意とする大商大に中大は金丸雄太郎(文2)、東田大介(法2)が調子を崩し苦戦を強いられる。そこで踏ん張ったのが仁井博己(文1)と横地圭介(経2)だ。組みを懸命にかわし、二人の持ち味である素早い拳法で応戦。共に突きで勝負を制し貴重な勝ち星を挙げた。また次の立命大は東の雄、明大を破っての準決勝進出。思わぬ伏兵が現れたがここも同じく4勝1敗2分で突破。決勝戦に歩みを進めた。

 王者、関大。目下インカレ三連覇中の強豪は大学では数少ない四段保持者、友中、辻を要する。先の全国選抜で中大は関大に敗れ、苦汁をなめてきた。悔しさを晴らすため、そして引退となる4年生のため、応援に駆け付けた保護者、OBらのため。さまざまな思いを背負い、いざ決勝の一戦へ。
木下
 先鋒の浜田翔平(法3)はいつもながら圧倒的な強さを見せつけた。続く安武光博主将(文4)も最後の思いを込めた突きが決まり、2勝目を挙げる。しかしここで東田、金丸が辻、友中に敗れ、勝負はタイに戻された。三将の仁井が面、そして胴への回し蹴りで貴重な一勝をもぎ取るが、横地が副将戦で敗れ勝負は大将の木下智大(理工2)へ委ねられた。その大将戦、木下は大柄な体格を生かし抑え込みで勝負を制し。見事中大は頂点奪取。いつもは勝っても負けても態度を変えない拳士たちもこの時ばかりは喜びをあふれさせた。

 安武主将を軸にしたチームが最強集団として歴史に名を刻んだ。中大は新たなスタートを切り安武主将のバトンは新主将、浜田へと受け継がれる。連覇。飽くなき向上心を持つ中大は次なる目標に向けて拳を繰り出す。   抱き合う浜田と竹之下
◆大会結果
①中大
②関大
③早大

最優秀選手賞=安武

選手・監督コメント
土屋監督「安武が今年の後半すごく頑張ってくれて、浜田もそれをフォローして二本柱でやってこられた。今日は何も言うことはない。この優勝は本当に大きかった!」
安武主将「僕ら現役、OB、保護者、友人、中スポさん、たくさんの人に支えられて全員でつかんだ1番。感謝感謝。歴代の先輩がやってきたことが間違ってなかったって証明できた。今日は全て気持ちでいってめちゃくちゃな拳法だった。ただ勝ちたくて勝ちたくてがむしゃらだった」
北島「最高です。本当にうれしい。4年間を表すと挫折と苦痛。諦めて立ち直っての繰り返し。でも最高でした」
浜田「感無量と言うか、今までやってきたことが報われた。安武さん筆頭に必死にやってきたことは間違いじゃなかった。応援に来てくれた人の声もコートに届いて力になった」
竹之下哲哉(経3)「ほんとうにうれしい。何よりも後輩たちが頼もしく強くなった。その成長がうれしいこのチームなら絶対優勝間違いないっていう確信があった」
横地「大商大での対戦は勝たなきゃいけないと思って臨んだ。あれはおれのやらなきゃいけない仕事だから。(安武主将は)もう兄貴。すごい人。出会えてよかったと思う」
木下「普段は相手に失礼だと思ってしていないけど無意識のうちにガッツポーズをしていた。これ以上のチームない。あんなに頑張ってる先輩を勝たせてあげられて感無量。一人が折れても他が支えて持ち返した」

★拳法部の活躍は中大スポーツ1月号に掲載予定です。そちらもお楽しみに!!






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2010年11月21日

【拳法部】エース×マネージャー対談

 裏方として部を支える方をご紹介する企画です。今回は拳法部から女子マネージャーであり、主務として部を支えている柴田亜由美さん(商4)とエースの浜田翔平選手(法3)にお話を伺いました。お二人の息ぴったりのトークから拳法部の強い絆を感じることができました。どうぞ覧ください!

――マネージャーはどんなお仕事をされているのですか
柴田「練習中は水の補充、防具などを直しています。試合の時も防具のひもを結んだり、水を飲ませてあげたり。練習が終わったら洗濯などもしています」
浜田「高校時代は女子マネがいなくて…大学入ってすごいなと思いました。でもそれが(女子マネの存在が)当たり前になっていたある時、マネージャーが授業でいない中で練習をすることになって。水の補充、タイマー一つにしてもマネージャーがいないだけでこんなにやりづらくて練習にも集中できない。普段なかなか感謝の気持ちを表せないけど、試合で勝つことでマネージャーのおかげで優勝できた、って証明したい」
柴田「そう言ってもらえるだけでうれしい。やっててよかったなって思います」

――お二人から見て拳法部の合宿はどういうものですか
浜田「普段は練習時間が2時間しかとれない。合宿では早朝、午前、午後と3部に分けた練習を1週間行う。毎年近づいてくると正直いやです(笑)でも意味のない練習はしていない。合宿を終えると同じ練習が楽に感じる。そのくらい成長していることが身をもってわかる。とても意義のあるものです」
柴田「夏合宿はマネージャーからしてもとくに大変。暑くて氷があっという間になくなっちゃうので、取りに行ってはまた入れて…の繰り返し(笑)防具練習がすごいきつくて、30分続けて打ち合いとかするんですけど、選手たちが無我夢中になっちゃって止めに入る場面も。ちょっとこわかったです。それほどみんな集中してる」
浜田「合宿では精神的に自分を追い込まないと。府立(インカレ)で優勝したいので」

――大阪府立体育館で行われるインカレに向けて
浜田「優勝しか考えていない。優勝できる実力はあるが、その意志が各々に足りていないのも事実。精神的な面で優勝できるかどうか決まってくる。上が4年生しかいないが、3年って立場を自覚してうまく下から底上げしつつ、口で言うのは苦手だけど下に指導していけたら。全員のインカレに対する気持ちを大きくしていけたらいいと思う」
柴田「みんなすごいつらい練習をしているのを今まで4年間ずっと見てきて。今年こそ優勝できるって言われながらできなくて…実力に差はないから気持ちとかチームの雰囲気が大事になってくると思う。10月の東日本で優勝してうれしかったけど、それがインカレで何十年ぶりに優勝ってなったらもっと嬉しいだろうな。それを想像したら本当に優勝したい。マネージャーだから何もできないけど、4年間やってきた自分なりの思いをインカレまでに後輩たちに伝えていけたらなって思います」エース浜田と柴田さん

――柴田さんにとって拳法部員はどんな存在ですか
柴田「家族みたいな感じ。毎日一緒にいて合宿とかでは1週間ずっと一緒で。何から何まで見られてます。すっぴんとか(笑)冗談とかも言い合えるし、怒ったりもできる。本当に家族みたいな大切な仲間です」

 部活に対する熱い思いを語ってくださったお二人。普段マネージャーとして陰で部を支えているが、試合に勝ちたい思いは選手たちに負けていない。出場する選手だけでなく、さまざまな立場にいるすべての部員が「家族」の一員として一丸となって戦う時、拳法部の真の強さが発揮されるに違いない。(取材日:10月15日)

★全日本学生拳法選手権大会 11月28日(日) 大阪府立体育館
東日本リーグ制覇から今年が幕を開けた。6月の全国選抜では西の雄関大に一歩及ばず準優勝。直後の東日本個人(矢野杯)では中大勢が多数上位と成績を残し、層の厚さをみせた。
秋は東日本トーナメントの優勝に沸いた。また社会人も集う全日本総合では浜田が準優勝と素晴らしい成績を残すと、1ヶ月後、今度は全日本学生個人で二連覇を達成。エースがチームを奮い立たせた。
やはり敵は西の強豪。関大や大阪商大が立ちはだかる。しかし強靭な精神力で一丸となって戦えば、西の強豪も怖くない。
いよいよ悲願のインカレ制覇へ!!拳法部に熱い声援を送りましょう!!


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2010年11月08日

東日本大学新人戦・国際選抜個人選手権

11月7日  慶大日吉校舎記念館

 1・2年で臨んだ新人戦。決勝で明大を下し、ついに念願の2連覇を果たした。決勝では「引き分けが勝負を決める」(土屋監督)激戦となったものの、戦い抜いた拳士たちの頑張りを土屋監督は「頑張った」とたたえた。その中大は3週間後の府立(インカレ)に向け、好発進だ。

 試合は2分間、5人制で行われた。昨年王者の中大はシード権を擁していため、初戦は国士大を制した青学大との一戦となった。まず先鋒横地圭介(商2)は胴突きを2本決め相手を制す。初段に昇格してから初の公式戦となる次鋒荒井洋人(商2)は、粘りに粘り膝蹴りを決めると残り28秒のところで組み敷き、また1本奪取し勝利を果たす。続く中堅金丸雄太郎(文2)、副将山原大典(法1)も勝利を収めると、勢い十分の大将木下智大(理工2)。相手を圧倒する攻撃で面突きを2本決め、勝利した。全勝で青学大戦を制した中大。準決勝で立正大との対戦を迎えることとなった。

 対立正大戦。怪我から復帰した先鋒仁井博己(文1)が勝ち星を挙げ勢いづく中大。自身初の公式戦の松島健太(法2)が次鋒に登場した。松島は後半粘りを見せ、見事相手を組み敷き勝利をものにした。「打撃でいきたかったが組み敷きになった」と言うものの、晴れ舞台で初勝利を飾った松島は「うれしい」と一言、笑顔を見せた。続く中堅東田大介(法2)も力の差を見せつけ勝利。副将横地は残り36秒、胴突きを決めたものの、逆に胴突きを食らう。しかし意地を見せ、残りわずかのところで巻き返し勝利を決めた。大将金丸もまず胴蹴りを決めると、続けて相手倒し面突きを決めた。この一戦も5勝0敗で勝利し、決勝にコマを進めた。

 決勝、対明大戦。自身が「当然の配置」と述べるように、先鋒で登場した金丸は大石との一戦に臨む。先に行われた東日本大学選手権では大石に敗れ、苦汁をなめた金丸。相手の猛攻に耐えることができず、面突きを決められ先取されたものの、「負けられない。負ける気はさらさらなかった」という金丸。ここからの立て直しは素早かった。胴蹴りを決めると相手が崩れたところに胴蹴りを決めまた1本奪い勝利。リベンジを果たした。続く次鋒東田は惜しくも勝利をつかむことができない。中堅横地は警告を与えられた直後、胴突きを決められたが、なんとか持ち直し引き分けに持ち込んだ。ここまで1勝1敗1分けの中大は、副将仁井の久保島との一戦が勝負のカギを握っていた。優勝が懸かる重圧からか「めちゃくちゃ緊張した」と言う仁井。「金丸先輩が(控えている時)落ち着いてやればいいからと声をかけてくれた」と心強い先輩に後押しされ、まず1本。一瞬のスキをつかれ相手胴蹴りを許したものの最後は胴突きで白星を挙げた。残すは大将木下の対戦のみである。引き分けで試合は終え、中大は2勝1敗2分けで明大戦を制し優勝を果たした。

「課題も見つかった」と言うものの 「1つ1つ階段を上る実感がある」と振り返った金丸。府立まであと残すところ3週間。「できるところを伸ばして」(仁井)。今大会の勝利を追い風にして、インカレでの彼らの活躍を期待したい。

 新人戦と同時に、上級生の舞台である国際選抜個人選手権が開催された。一般の部では梶野正樹(法3)、竹之下哲哉(経3)、北島幸佑(文4)が出場した。梶野は粘るものの強敵赤上(第一普通科連隊)に1本取られると続けざまに連取され敗れた。竹之下も負け越し、北島は間合いを取りつつ攻撃を進めていくも、頭を抱き込まれ膝蹴りで1本取られ相手の果敢な攻めに抗することができず1回戦敗退を喫した。

 超重量の部では浜田翔平(法3)が出場した。1回戦目、堀(陸自大宮拳法部)との一戦に臨んだ。「今日は全く気持ちが入っていなかった」と言う浜田は、勝利をなかなか挙げることができない。次第に緊迫感が会場全体を覆う。けれどもここは浜田の実力が勝っていた。残り21秒のところで組み敷き面突きを決めると危なげなく勝利した。アンドレア・ピソーニ(イタリア)との一戦では、快勝。続く、四段の境を相手に序盤から攻撃を仕掛けていき面突きを決め1本取ると、相手が組み敷きに持ち込もうとするところを制し、1本取り勝利した。そのまま勝ち進みついに宿敵秋葉(第一普通科連隊)との対戦を迎えた。開口一番飛び出した浜田。虚を突かれた秋葉から一気に1本を奪った。この1本が「入ると思わなかった」という浜田。このまま勢いに乗れるか。しかし、秋葉は果敢に組み敷きを仕掛けてくる。「立ち技で決めようと思ったが組まれたら逃げてしまった」と言う浜田は、膝蹴りを続けざまに決められ2位に甘んじた。府立に向け「闘争心を燃やせるように、周りを追いこんで」と意気込みも十分である。

◆大会結果
(新人戦)
①中大
②明大
③早大

殊勲賞=金丸

(国際選抜)
②浜田

◆選手コメント 
土屋監督「なんとか2連覇。ただ目標は3週間後の府立」
金丸「おごることなく安武先輩や浜田先輩に近づけるように、もっと強くなる」
浜田「(府立に向け)周りを追いこんで、練習も徹底的にやる」

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posted by 拳法部担当 |20:41 | 拳法部 | トラックバック(0)
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