2010年01月19日
第83回全日本学生スキー選手権大会
1月11日~17日 白馬五竜スキー場いいもりゲレンデ他 「優勝しか狙っていなかった」(栗山新監督)中大は、今年も早大の厚い壁を破ることは出来なかった。準優勝は聞き飽きたタイトルだが、そのなかでも及川貴宏(法3)のアルペン種目2冠や1年生の活躍など収穫は十分にあった大会だった。 大会初日、男子1部はアルペン、クロスカントリー、コンバインドの3種目が一斉にスタートする。どの種目も調子よく順位を上げるが、早大はその更に上を行く。 コンバンド種目では、楓尚樹(法4)がマススタート2位と活躍を見せるも、「やっぱり早大は板が滑っていた。実力以上のものが出ていた」というように上位を早大から奪いきれない。早大は得意のクロスカントリー種目でもやはり絶好調だ。1年生の太田圭祐(1年)、安田一真(1年)らが上位争いに食い込んでいくが早大優性だ。しかし、毎年高ポイントを獲得するアルペンは、唯一早大の苦手とする種目でもあり、ここで点を稼いでおく必要があった。 大会5日目。前日にSGで優勝した及川がSLでも優勝し二冠を達成する。SL1本目は、前走者の岡本(東海大)の記録を越える滑りが出来ず、珍しく声を上げ悔しさを見せた及川。しかし、「昨日は昨日、今日は今日で区切ってやった」と切り替え、おごらない姿勢で2本目は2位と2秒差を付け、逆転優勝を果たした。この日、中大は同じく清水大(2年)が表彰台に。「やっと表彰台に上れた」と安堵する反面、「及川さんとワンツーしたかった」とまだまだ先を見据える。8位にはインカレ初出場の三上正人(1年)も名を連ね、アルペン陣に盛り上がりを見せた。 (左)清水SL(右)及川SL![]()
中大表彰台組。左から三上、及川、清水 しかし、早大も着々とポイントを貯め、この日にポイント差で早大の優勝は確定してしまう。 せめて最終日の4×10㌔リレーで早大に一矢報いたい中大。今年の中大は安田と太田の今季インカレで活躍した若い戦力に期待し、それぞれを1走、2走に投入。3走に鉢蝋孝輔(4年)主将、4走に関真二(4年)とランナー陣のツートップを据える。 1走の安田はスタートからトップ集団に食らいつき、2位で2走の太田へ。しかし、各校エースの揃う2走区間は甘くはなかった。太田は4位まで順位を落とし、前走者との距離が開く。優勝への雲行きは怪しくなるも、鉢蝋は健闘した1年生を迎え入れ、その意志を継いで区間2位の力走を見せる。3位の日体大との距離が縮まり、そのまま僅差でアンカーの関に引き継ぐ。早大は遥か前にいたが、2位の専修の後姿は日体大の延長線上だ。3校の準優勝を懸けた争い、関は粘り続けるも2校を最後まで抜くことが出来ず、4番目にフィニッシュとなった。「自分だけどんどん(前線から)置いていかれていって…。前に行きたかったけど、動けなかった。限界だった」と声を振り絞って話した関。鉢蝋主将は「選手も周りもみんながやるだけの事をやった結果」と割り切り、仲間達をねぎらった。「中大のCマークに誇りを持って欲しい」、鉢蝋の思いは涙を流す後輩達の1年後の舞台へと引き継がれていった。 左上から時計回りに、1走安田、2走太田、3走鉢蝋、4走関
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(上)最後の円陣 ◆総合順位 ①早大 ②中大 ③立命舘大 ④東海大 アルペン▽GS②及川▽SG①及川③小松恭平(3年)▽SL①及川 クロスカントリー▽スプリント③太田▽30kmF②鉢蝋▼リレー④中大 コンバインド▽マス②楓 ジャンプ▼団体戦③中大
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posted by スキー部担当 |00:06 |
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中大表彰台組。左から三上、及川、清水
しかし、早大も着々とポイントを貯め、この日にポイント差で早大の優勝は確定してしまう。
せめて最終日の4×10㌔リレーで早大に一矢報いたい中大。今年の中大は安田と太田の今季インカレで活躍した若い戦力に期待し、それぞれを1走、2走に投入。3走に鉢蝋孝輔(4年)主将、4走に関真二(4年)とランナー陣のツートップを据える。
1走の安田はスタートからトップ集団に食らいつき、2位で2走の太田へ。しかし、各校エースの揃う2走区間は甘くはなかった。太田は4位まで順位を落とし、前走者との距離が開く。優勝への雲行きは怪しくなるも、鉢蝋は健闘した1年生を迎え入れ、その意志を継いで区間2位の力走を見せる。3位の日体大との距離が縮まり、そのまま僅差でアンカーの関に引き継ぐ。早大は遥か前にいたが、2位の専修の後姿は日体大の延長線上だ。3校の準優勝を懸けた争い、関は粘り続けるも2校を最後まで抜くことが出来ず、4番目にフィニッシュとなった。「自分だけどんどん(前線から)置いていかれていって…。前に行きたかったけど、動けなかった。限界だった」と声を振り絞って話した関。鉢蝋主将は「選手も周りもみんながやるだけの事をやった結果」と割り切り、仲間達をねぎらった。「中大のCマークに誇りを持って欲しい」、鉢蝋の思いは涙を流す後輩達の1年後の舞台へと引き継がれていった。
左上から時計回りに、1走安田、2走太田、3走鉢蝋、4走関


(上)最後の円陣
◆総合順位
①早大
②
