2008年05月24日
北京五輪への出場権を獲得した後のタイ戦は、負けてもおかしくない試合でした。
本来ならタイとセルビアとの対戦は消化試合で、負けてもかまわないと思いますが、
ゴールデンタイムに無様な敗戦を見せられないのが、自国開催のつらいところです。
北京五輪では、開催国の中国やイタリア、ブラジル、アメリカ、ロシアにキューバなど
日本が勝てそうにない相手ばかりです。
正直なところ、日本がベスト4に入ることは至難の業でしょう。
柳本監督が、韓国戦の後のインタビューで、
「北京では必ずメダルを狙って頑張ります」
と言ったのは、以前の「北京でメダルを獲る」との発言から考えると、トーンダウンした
印象を受けました。
個人的には、北京はロンドンでベスト4に入るための「捨て石」でよいと思っています。
マスコミやファンの方々はそうはさせないでしょうが、チームとしては勝っても負けても
しっかりした目的意識を持って戦ってもらうことを期待しています。
まずは、来月開催されるワールドグランプリでのチームの状況に注目しましょう。
posted by チュー新井 |22:51 |
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2008年05月18日
未知数のプエルトリコとの一戦は、辛くも逃げ切ることが出来ました。
プエルトリコやドミニカ、キューバなどの中南米諸国に代表される、高さとパワーを
前面に押し出してくるチームに対して、どうも日本は苦手意識があるようです。
相手の高さとパワーに押されてしまって、日本の実力を充分に発揮できなくなって
苦戦したり勝ちを落としたりしてしまいます(特にキューバ戦によく見られます)。
今日の試合も、第3セットはいつものように苦戦しました。
さらに、プエルトリコは日本をよく研究した様子が見えました。
攻撃面では、竹下選手のブロックの上を狙ってレシーブされるより、高さを生かした
クロスで勝負してきました。
守備面では、高橋選手のストレートのコースにきっちりレシーバーが入っていました。
高さとパワーだけでなく、日本対策を実践したことも、日本が苦戦した一因でしょう。
今の日本ができることは、さらなる「スピード」を追求するよりも「巧さ」を取り戻すことの
ほうがよいでしょう。
第4セットは、高橋選手と杉山選手、そして竹下選手が頑張りました。
往年のNECレッドロケッツを見ているようでした。
高橋選手のカットインや杉山選手の滞空時間の長いクイックなど、「巧さ」が前面に
出ていました。
中南米のチームは「巧さ」に対して苦手意識があると思うので、ドミニカ戦ではきっちり
修正してきてほしいです。
今日はNEC勢の奮闘が目立ったので、次は東レアローズに頑張ってもらいましょう。
posted by チュー新井 |23:17 |
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2008年05月17日
北京五輪を賭けた最終予選の開幕戦は、ポーランドの自滅に助けられました。
対戦国と日程を2試合指定できる開催国の特権を、うまく利用した形になりました。
参加国の実力から結果を予想すると、全体1位はセルビア、2位を日本とポーランドが
争うことになる、と考えられます。
開幕戦は、どのチームでも試合の入り方が難しく、実力を発揮しづらいでしょう。
そう考えると、セルビアよりポーランドのほうがやりやすいでしょうから、開幕戦に指定
したことは頷けます。
さらに、今日のポーランドは出来は非常に悪く、この作戦が見事にはまった、と言って
よいでしょう。
ただ、柳本監督が求めている「スピード」は、まだまだ生煮えの状態に見えました。
先ほど放送されたTBSの「ブロードキャスター」で、中田久美氏が、
「栗原選手のスパイク時の助走が少し早過ぎるのが少し気になる」
と指摘していましたが、他の選手達にも言えることだと思います。
助走が早過ぎると、ボールと打点がずれて「被って」しまうことになってしまいます。
「スピード」を優先して考えると、スパイク時の助走を早くしなければならない、と考える
のが普通ですが、スパイクを打つ際の一連の動きの中のスピードも考える必要がある
と思います。
ジャンプの滞空時間でスパイクを打つ時間の調整をしたり、腕の振りや手首の返しの
スピードを変化させることまで含めた「スピード」を考えなければならないでしょう。
短期間で出来ることではないのですが、今日の試合では選手達が少し焦り過ぎている
ように見えました。
今回の最終予選では何とか通用でしょうが、北京五輪では何らかの軌道修正が必要
になるでしょう。
今日は勝ちを拾った試合で勝った実感は伴わなかった、という意識で明日から戦って
いってほしい、というのが今日の感想です。
posted by チュー新井 |22:38 |
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2008年05月10日
Numberの最新号では、第2特集で全日本バレーボールチームの記事が掲載されています。
(ちなみに、この号のメインは、「格闘大国再生計画。」です)
女子の記事が2つ、男子の記事が1つ掲載されています。
特に注目したのが、「日本の生命線 センターはどうあるべきか。」でした。
荒木絵里香選手、杉山祥子選手、そして竹下佳江選手のインタビューを中心に、センター線に
ついての解説をしています。
詳しい内容を知りたい方は、是非読んでみてください。
ここでは、キーワードになりそうな言葉だけ挙げておきます。
存在感:相手にマークされる選手になること
出し方とタイミング:ブロックで大事なこと
一瞬の点に合わせる:センターの攻撃で求められること
「無理です!」:ある選手の言葉
挫折感:ある選手の成長
これだけでもかなりネタバレになってしまいますが、特にセンター線はスピードが求められる
ので、プレーそのものだけでなく、瞬時の判断が常に求められます。
成功することもあれば失敗することもあり、次のプレーにつなぐための判断もあるでしょう。
一瞬の閃きの積み重ねが、女子チームの浮沈のカギの一つになるでしょう。
ポーランド戦では、センター線を中心に注目して見ることにします。
posted by チュー新井 |15:13 |
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