2009年01月10日

球際の強さ ラグビー大学選手権 早稲田対帝京

対抗戦の上位対決となった大学選手権決勝は、早稲田の貫禄勝ちでした。

今日の試合のポイントは、球際の強さの違いだと感じました。

早稲田は、モールやラックでの選手達の集散が早く、ボールポゼッションや
ゲームマネジメントなどで常に優位に立ち続けていました。

ここは、歴史と伝統に裏打ちされた強みなのでしょう。

帝京は、早稲田より集散のスピードがなく、さらにペナルティを積み重ねて
いってしまいました。

帝京は、2人の留学生を活かし切れなかったのが悔やまれます。

この2人にボールを集めて、他の選手達が絡むプレーが多くできていれば
違う結果になっていた可能性は低くなかったと思います。

今日のテレビ中継での薫田真広氏の解説は、非常に分かりやすくて好感が
持てました。

両チームに対するリスペクトだけでなく、試合時間帯(立ち上がり、中盤、終了
間際)でのゲームプラン、シンビン(一時退場)の選手が出た時の対処方法など
試合展開の読みがほとんど当たっていました。

また、観客の少なさが目立ったのが残念でした。

関東学院や慶応、明治、同志社などが出場しないと、盛り上がりに欠けて
しまうのでしょうか?

今日の早稲田のプレー内容では、日本選手権でトップリーグ勢に勝つのは
非常に厳しいでしょう。

早稲田と帝京には、日本選手権で大いに暴れてもらって、大学ラグビーの
実力を見せつけてほしいです。

posted by チュー新井 |19:46 | ラグビー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年01月14日

ラグビーは「陣取り合戦」ですから!? ラグビー大学選手権早稲田対関東学院 

今回のタイトルは、往年の名プレーヤーである松尾雄治氏が、昔TV中継の
解説の中でよく言われていたことを思い出してつけました。

昨日のラグビー大学選手権の決勝戦は、早稲田優位の戦前の予想に反して
関東学院の完勝でした。

昨日の試合を、「陣取り合戦」という切り口から振り返ってみたいと思います。

松尾氏の言葉には、ラグビーではパスを回すことだけでなく、ボールを蹴る
キック(特にタッチキック)も大切である、という意味合いがあると思われます。

試合運びにおいて、如何に長く相手陣内の奥深くでプレーを続けるか、という
ことが重要になってくると思います。
自分の陣地から相手の陣地に行く手っ取り早い方法は、パスを回すことより
ボールを蹴ることです。

ただ、プレー中のタッチキックでは相手ボールになってしまうので、その後の
ラインアウトが重要になってきます。

昨日の試合では、コイントスで関東学院はキックオフを選択しました。
一方の早稲田は、風下を選択して後半勝負で試合に臨みました。

関東学院はラインアウトでの勝負を挑むため、風上を利用してタッチキックを
多用してきました。
早稲田もタッチキックを試みますが、風下のためか思うように相手陣内に入り
込めません。
さらにラインアウトではボールを支配できず、自陣でのプレーを強いられます。

前半は、早稲田は点差以上に「陣取り合戦」で負けていました。

後半は、早稲田が風上で関東学院が風下になりました。

早稲田は、後半はタッチキックを多用するのではないか、と思われましたが、
タッチキック後のラインアウトで負けることを恐れてしまったのか、
パス回しの攻撃だけになってしまいました。
関東学院は、風下ということと1トライ1ゴール以上のリードもあって、無理に
タッチキックを蹴ることなく、自分達のペースでパスを回します。

タッチキックには、陣取り合戦の他に、FW陣の負担を軽くする効用もあると
思います。

BK陣は走ることが主な仕事ですが、FW陣はスクラムやモールやラック、
ラインアウトなど仕事が多く、運動量もかなり多いです。
FW陣の手間をあまりかけずに、敵陣の奥深く入り込み、その上プレーを
一旦切ることができれば、FW陣の消耗は少なくなるでしょう。

昨日の早稲田は、FW陣もBK陣に負けないくらい走っていました。
それが早稲田のラグビーの一つなのでしょう。
しかし、関東学院のFW陣との闘いもある中では、時間が経てば経つほど
運動量は落ちてきます。
FW陣は、守備のみならず攻撃でも「陣取り合戦」に参戦することが苦しく
なってしまうでしょう。

後半も、早稲田は「陣取り合戦」に負けていました。

松尾氏の言葉通りで、ラグビーはパス回しだけでなくキックも大切だな、
と再認識した決勝戦でした。

早稲田は、来年は挑戦者として頑張ってほしいです。
中竹監督は、清宮前監督と比較されて大変だと思いますが、チームを
再度鍛え直して関東学院と戦ってほしいです。

関東学院は、日本選手権でトップリーグのチームに最後まで諦めずに
抵抗してほしいです。
春口監督は、「打倒サントリーでいきましょう」と言っています。
この言葉を額面通りに受け取って、応援したいと思います。

今年の大学選手権は、ベスト4に関西勢が2チームが残って、関東勢
優位の流れが変わってきたのかもしれません。
特に、京産大はリーグ戦で関東学院を破った法政を下してベスト4に
残ったことは、自信を持ってよいと思います。

来年の大学選手権では、関西勢が決勝戦に出ているかも・・・

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posted by チュー新井 |12:54 | ラグビー | コメント(4) | トラックバック(0)
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