2010年11月04日
セルビアとの全勝対決は、セルビアの粗いプレーに助けられて辛勝
しました。
今日行われたプロ野球の日本シリーズ第4戦のドラゴンズと同様に
日本は負けてもおかしくない試合でしたが、最後はセルビアが根負け
したのだと思います。
1次ラウンドを全勝で通過できましたが、チームの状況はそれほど良く
ないように見えます。
竹下選手と山口・江畑選手とのコンビネーションはあまり改善されて
おらず、山口選手は攻守ともに精彩を欠き始めて、江畑選手はプレー
に波があって試合全般を通して安定していないように見えます。
また速攻やバックアタックがネットにひっかかるケースが多く、セッター
とアタッカーの呼吸が合っていないように見えます。
2次ラウンドはD組のロシア、韓国、トルコ、中国と対戦することになり
ましたが、1次ラウンドのような戦いではかなり苦戦すると予想される
ので、調子のよい選手を使っていくベンチワークが重要になってくると
思います。
ただ、中国が既に3敗もしているので、日本は少なくとも韓国とトルコに
勝って、ロシアまたは中国のどちらかに勝つことができれば、ベスト4
に入る可能性は高まるでしょう。
ロシアが頭一つ抜けていると思いますが、最終的には勝敗が並んで
得点率で決まる接戦になるでしょうから、まずは最初の中国戦で勝つ
ことができればベスト4が視界に入るでしょう。
今大会の中国は不調なようですが、それでも日本が中国に勝つのは
苦労すると思うので、負けるとしてもフルセットの接戦に持ち込むこと
が肝心だと思います。
2次ラウンドでは、選手以上に眞鍋監督の真価が問われることになる
と思います。
posted by チュー新井 |00:36 |
バレー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年10月30日
ポーランドとの開幕戦は、土俵際から押し戻して何とか寄り切った試合
となりました。
第2セットまでは、竹下選手と山口・江畑選手とのコンビネーションが
合わないことや、山本・井上選手の速攻が少なかったことから、まるで
木村選手が一人でポーランドと戦っているようでした。
第3セット以降は、迫田選手の活躍や山本・井上選手の移動攻撃の
増加そしてポーランドのミスにも助けられて、見ている側からすれば
興奮する逆転劇を演じてくれました。
また、栗原選手はスパイクではブロックアウトを多く取り、サーブでは
攻撃の型を崩して、レシーブでも確実にセッターに返すなど、以前の
「プリンセス・メグ」と呼ばれた時期の華やかな活躍ではありませんで
したが、「いぶし銀」のプレーを見せてくれました。
昨日の試合では日本は第2セットまでは木村選手に頼り過ぎる典型的
な負けパターンで、第3セット以降は多彩な攻撃と粘り強い守備を展開
する勝ちパターンを見せてくれました。
第1セットから勝ちパターンに乗って優位な試合展開にするには、竹下
選手と山口・江畑選手とのコンビネーションを修正して、第1セットから
山本・井上選手を多用していくのがよいと思います。
木村選手が狙われて追い込まれた時は、荒木選手を投入してライトで
の移動攻撃ではなくオープン攻撃を展開して、リズムを取り戻すことも
必要になってくると思います。
日本がベスト4に入るためには、1次ラウンドを全勝で通過して2次ラウ
ンドで対戦が予想されるロシアまたは中国の少なくともどちらかに勝つ
必要があると思います。
2次ラウンドに向けてコンディションに余裕を持たせるために、1次ラウ
ンドでは第4セットまでに勝って、見る側があまり興奮しないような試合
を展開してほしいと思います。
posted by チュー新井 |11:30 |
バレー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年09月26日
今回のブログは、9月26日(日)の日本経済新聞朝刊の社会面の
社会人第92話 「もう一度はばたく① 地域のトス受けアタック」
を参考にしています。
この記事では女子バレーボールのクラブチーム「四国エイティエイツ」
を率いている米田一典氏の奮闘ぶりをレポートしています。
米田氏は、日立製作所や全日本女子のチームに監督やコーチとして
活躍されてきましたが、2000年に日立が廃部した後「同じことの繰り
返し」をしないために四国に渡りました。
日立が廃部を決めた時に、拠点の東京都小平市の市民や社員から
存続を求める声が上がらなったそうです。
今では「地域密着」や「地域貢献」ということは当たり前のようになって
きましたが、10年前まではプレーに集中して勝つことだけしか考えて
こなかったことが、企業スポーツが衰退する主因だったのでしょう。
米田氏の第二の指導者人生は、支援してくれる企業を探したり選手の
状況に合わせた指導をしたり、清掃ボランティアやバレー教室の地域
貢献をしたり、日立では考えられなかったことの連続だったようです。
現在チームはV・プレミアリーグにあと一歩のチャレンジリーグ(2部)
で戦っており、トップレベルで戦うことを目指しています。
米田氏が復活することだけでなく多くの地域の企業や市民に支えられ
ることが日本のバレーボールが復活するための条件の一つなのでは
ないでしょうか。
裾野を広げることが、時間はかかるでしょうが世界の極みで勝つことに
つながってくると思います。
posted by チュー新井 |11:38 |
バレー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年05月03日
今回のブログは、5月3日(月)の東京新聞朝刊の千葉中央面の
「国体にチャレンジ! 記者体験記-2- ヘルスバレーボール」
を参考にしています。
ヘルスバレーボールは千葉県流山市が発祥のバレーボールです。
(日本ヘルスバレーボール連盟 http://www.jhvf.net/)
普通のバレーボールとの大きな違いは、使用するボールがラグビー
ボール状の楕円球(長径約90センチ)で、ビニールを布で覆っていて
軟らかく、ネットをはさんでゆったりと往来するそうです。
ルール面でもボールを一回で相手に返してはいけない、ボール回しは
最大5回まで、サーブは投げ込み方式、さらにコートはバドミントンの
ダブルスと同じ大きさでネットの高さは2メートルなど、未経験者でも
気軽にプレーできるバレーボールとなっています。
ボールを打っても手は痛くなく、ラリーが続くので運動量は多くなって、
老若男女問わず楽しめる生涯スポーツとなっています。
今年の千葉国体にてデモンストレーションスポーツとして実施されます
ので、バレーボールに興味や関心がある方は頭の片隅にでも憶えて
おいてください。
posted by チュー新井 |11:06 |
バレー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2010年04月27日
今回のブログは、4月27日(火)の東京新聞朝刊のスポーツ面の
イタリア挑戦一年目 越川「大きな収穫得た」(共同)
を参考にしています。
イタリアのバレーボールリーグに挑戦した越川優選手が、この1年を
振り返ったインタビューの中から、気になったことを書き出してみます。
イタリアリーグ2部のレベルについて、
考えていたよりレベルが高かった
出場機会の多さを求めて1部ではなく2部を選んだのですが、イタリア
リーグ2部のレベルは少なくとも日本のV・プレミアリーグ以上だとみて
よいと思います。
チーム内の立場について、
自分が中心ではなくて、後ろから盛り上げていく
守備技術を磨くだけではなくスパイクを「確実に決める」ことを意識して
プレーしたとのことなので、全日本でのプレースタイルに進化が期待
できそうです。
来季の去就について、
またイタリアでプレーすると思う
サッカーの本田圭祐選手のような「成り上がり」までは期待しませんが
是非海外で「出稼ぎ」できるレベルまで上げていってほしいです。
選手だけでなくスタッフやコーチ、監督、マネジメントのレベルにおいて
海外に出てバレーボールのレベルを上げていかないと、過去の栄光を
追い越して歴史を塗り替えることは難しいでしょう。
越川優選手には出来うる限り海外で活躍してもらって、全日本で持ち
得る力を発揮することを期待しています。
posted by チュー新井 |21:02 |
バレー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年04月11日
清水・福澤・宇佐美などの全日本男子の中核を担う選手達が主力の
パナソニックパンサーズが、勝負所で崩れることなく堺ブレイザーズを
突き放して優勝しました。
試合展開は昨日の女子の決勝戦と同じで、パンサーズがアローズ、
ブレイザーズがマーヴェラスに重なって見えました。
男女とも、セッターのトス回しの差が勝敗を分けたように思います。
セッターのトス回しは一般的に堅くなる傾向にあるでしょうし、決勝戦の
ような大一番ではスパイクを決める可能性が高い選手にトスを上げる
回数が多くなってしまうのは致し方ないと思います。
ただ、メジャーな世界大会でメダルを獲得するためには、大一番でも
クイックやバックアタックを多用していかなければならないでしょう。
トスを散らすのは、セッターの個性や能力などにかかってくる部分が
大きいと思いますが、選手交代やチーム戦術などのベンチワークに
かかってくる部分も大きいと思います。
サッカーなどと同じように国内リーグのレベルが代表レベルと地続きに
なる、というスタンスに立ってV・プレミアリーグを戦ってほしいです。
全日本でもセッターの出来次第で勝敗を分ける試合が多くなってくると
思いますので、セッターのレベルのみならずベンチワークのレベルの
向上を期待しています。
posted by チュー新井 |20:44 |
バレー |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2010年04月10日
バレーボールのV・プレミアリーグ女子の決勝は、東レアローズがJT
マーヴェラスをストレートで破り、3連覇の偉業を達成しました。
マーヴェラスはレギュラーシーズンを圧倒的な強さで勝ち抜いて、セミ
ファイナルでも勝ちましたが、決勝ではレギュラーシーズンはレギュラ
ーシーズンでしかなく、何の力にもなりませんでした。
アローズとの差は守備力にあって、マーヴェラスのサーブレシーブの
質がよくなく、セッターの竹下選手のトス回しに影響してしまったのが
敗因の一つだと思いました。
さらに反転攻勢に出ようとした時にサーブミスが出て、最後まで勢いに
乗ることができませんでした。
逆にアローズはサーブレシーブを中心に安定した守備力を発揮して、
木村選手や荒木選手だけでなく大山加奈選手の後を継いだ迫田選手
も十二分に攻撃力を発揮することができました。
一発勝負の怖さを実感させた試合でしたが、マーヴェラスのキム・ヨン
ギョン選手のプレーは「キム・サムスン」に改名してもおかしくない活躍
だったと思います。
決勝戦では実力を発揮できずに終わってしまいましたが、今シーズン
の敢闘賞や得点王、ベスト6などの記録だけでなく、バレーボールの
ファンに強烈な記憶を残したと思います。
キム・ヨンギョン選手は韓国代表として全日本女子に立ち塞がること
になると思いますが、今シーズンの活躍はマーヴェラスのチームとの
連係があってこそのことだったと思います。
敵に回すと手強いが味方にすると心強い母親のような竹下選手や、
どんな時も味方になってくれる姉のような位田選手などチーム全体の
力が今シーズンの活躍の一因になっていたと思います。
韓国代表でも今シーズンのような活躍ができるかどうかは未知数です
が、日本のバレーボールが世界を代表する選手を成長させたことは、
世界に誇れることだと思います。
今年は日本で女子の世界バレーが開催されますが、キム・ヨンギョン
選手には日本戦以外で活躍してほしいです。
全日本女子バレーボールチームにはキム・ヨンギョン選手に負けない
プレーを期待しています。
キム・ヨンギョン、そして全日本女子、ファイティング!
posted by チュー新井 |19:05 |
バレー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2010年03月16日
今回のブログは、3月15日(月)のNHK総合の
「スポーツ大陸 バレーボール大山加奈」
を参考にしています。
この番組では、今シーズンから本格的に復活した大山加奈選手の
動静を、インタビューを交えながら伝えていました。
一時は現役引退の危機にあった腰の怪我は完治したとのことで、
今シーズンからV・プレミアリーグの試合に出場できるまで戻って
きたのですが、今度は疲労性の腰痛に悩まされているようです。
今までの腰を支点としたスパイクフォームからの改造を目指しており
腰の怪我が再発したのではないので、多分疲労性の腰痛は心因性の
部分が大きいのではないか、と予想しています。
個人的には、もうこれ以上落ちることはなくあとは這い上がることしか
ないでしょうから、疲労性の腰痛を回復させる方法を見つけて、さらに
精神的なところで持ち直せばきっと大丈夫だと思いました。
昔のプレーをもう一度やりたいと思うより、モデルチェンジした新しい
『大山加奈』を目指すことが良いと思うのですが、これは大山選手
本人の気持ち次第でしょうし、精神的な課題はまだ時間がかかると
思います。
本当の意味で復活するのは来シーズン以降になると思いますが、
チームだけでなくJVAには選手達に対する精神面でのサポートも
行ってほしいとも感じました。
全日本女子バレーボールチームがロンドン五輪に出場するためには
大山加奈選手の力が必要だと思うので、大山加奈選手には「ゆっくり
急げ!」の精神で予選までに復活することを大いに期待しています。
大山加奈選手は、きっと大丈夫です!
posted by チュー新井 |08:48 |
バレー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2010年01月17日
今回のブログは、Number745 『勝つ組織論。』 の
「FACE」 キム・ヨンギョン選手(バレーボール)
の記事を参考にしています。
韓国のバレーボール女子のキム・ヨンギョン選手は、高校一年までは
身長が低かったためにセッターとリベロをやっていたそうですが、その
後身長が1年で何と20cmも伸びてアタッカーに転向したそうです。
今ではセッターとリベロの経験が活きて、世界のエージェントから高い
評価を得ているようですが、日本のバレーボールの基本の技術を学ぶ
ためにJTマーヴェラスに加入したそうです。
キム・ヨンギョン選手の場合は身長が急激に伸びたためにこうなった
のだと思いますが、日本では高校まではポジションを固定せず、さら
には身長の高低にかかわらず全てのポジションをこなすことを目指し
てみては如何でしょうか?
身長が高いからこそリベロとセッターの練習と実戦を、身長が低いから
こそアタッカーの練習と実戦をこなして、ジュニアのレベルではオール
ラウンドな実力をつけてほしいと思います。
全日本女子バレーボールチームはメンバーが固定化しやすいので、
ユーティリティプレーヤーでチームの底上げを図り、世界との高さや
パワーなどの差を埋めていってほしいと思います。
日本は、バレーボールだけでなく駅伝やサッカーなどでも育成環境が
整備されていると思います。
駅伝では、高校や大学さらには実業団でアフリカ系の選手が成長して
マラソンで結果を出しています。
サッカーでは、Jリーグの外国人FWが中東のチームに引き抜かれて
いますが、Jリーグを経験することで点を獲るだけでなく、チームプレー
や規律を重んじる姿勢などが評価されているようです。
日本にやって来る外国人に出来ることは日本人も出来ないことはない
でしょうから、考え方一つで大きく変わってくると思います。
育成では世界レベルでも勝負では中堅レベル、という状況を打破する
ためには、時間はかかるでしょうが考え方を変えて試行錯誤を続けて
いってほしい、と思う今日この頃です。
posted by チュー新井 |08:42 |
バレー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2009年12月19日
V・チャレンジリーグに、柏エンゼルクロスというチームがありますが
(http://kashiwa-angelcross.com/)、皆さんはご存知でしょうか?
私はNHK総合のローカルニュースで知りましたが、なかなかユニーク
なチーム作りをしているようです。
千葉県柏市にある医療法人がオーナーで、選手たちは平日の昼間は
介護施設で働いて、夕方には地元の学校の体育館などを借りて練習
を行い、週末の試合に臨んでいるそうです。
所属する選手たちはチームに3年間在籍することができますが、その
後は他のチームに移籍するか、介護関連の仕事に就くか(あるいは
他の道に進むか)、の選択を求められるそうです。
チームの実力はそれほどでもないのですが、バレーボールをやりたい
選手たちにプレーするチャンスを与えているところがよいと思います。
日本の企業スポーツの衰退によって、スポーツの裾野が小さくなって
きている中で、プレーしたくても断念せざるを得ない選手たちに如何に
チャンスをどこまで与えていけるかが、日本のスポーツの今後を左右
することになると思います。
柏エンゼルクロスのような取り組みだけでなく、金持ちが自腹を切って
スポーツを普及してもらうことも今まで以上に求められてくるでしょう。
皆さんの近くでV・チャレンジリーグが開催される時は、できるだけ応援
に行ってみてください。
それだけでもスポーツの普及につながっていくと思います。
そしてお金持ちの皆さん、スポーツにお金を使ってください!
posted by チュー新井 |21:14 |
バレー |
コメント(2) |
トラックバック(0)