2007年01月27日
「アタックNo.1」は、バレーボールのIT革命やぁ~!? スポーツ漫画から現在を見てみる
最近ふとしたきっかけから、テレビアニメの「アタックNo.1」を見ました。 「アタックNo.1」は、浦賀千賀子氏の原作で、1968年~1972年に「週刊マーガ レット」にて連載されて、1969年~1971年にフジテレビ系列にてアニメ放映 されました。 主人公である鮎原こずえが、仲間達と共に様々な試練を乗り越えてバレー ボールの頂点を目指す物語です。 テレビアニメのオープニングテーマは、セリフとサビの部分が有名です。 私が見て驚いたのが、アニメの第77回の「機械バレーとの対決」において、 今では世界的に普及している「データバレー」が描かれていたことです。 鮎原こずえが2年生の春の選抜の時、富士見高校は苦しみながらも何とか 決勝戦まで勝ち上がってきました。 決勝戦の相手は、「コンピュータ高校」と呼ばれる東南高校でした。 対戦相手のバレーをコンピュータで分析して、相手の攻撃に合わせた守備 陣形を敷いて、そして相手の守備の弱点をつく攻撃をしてきます。 決勝戦では東南高校の機械バレーが冴え渡り、さらに鮎原こずえの精神的 な不調(準決勝で、自らのスパイクによって相手チームの選手を病院送りに したことで、過剰に自信を失ってしまう)などにより、第1セットは何と0対15 (当時はラリーポイントではなく、サーブ権がある15点で終了)で失います。 どうする?? 鮎原こずえ!! どうなる?? 富士見高校!! 試合の行く末は・・・ 皆さんのご想像通りです。 「データバレー」が「アタックNo.1」にて描かれていたことに驚きました。 原作の漫画は1968年から連載されていましたから、今から40年前ぐらい から「データバレー」の考え方があった、ということです。 東南高校は、巨大なコンピュータ(ウルトラマンの「科学特捜隊」の基地に あるコンピュータのイメージ)を使用、紙テープに穴を開けて打ち出される 分析結果を元に、試合に臨みます。 「データバレー」は、1980年代頃からアメリカを中心に導入され始めます。 1990年代に入ると世界的に導入されるようになり、今ではやっていないと 結果を出せなくなっている、と言ってもよいぐらいです。 「データバレー」の普及の理由の一つに、コンピュータの普及が挙げられる と思います。 東南高校のように巨大なコンピュータを使用するのはお金がかかって、 誰もが使用することは難しかったでしょう。 コンピュータの小型化が進んで、誰でもコンピュータを使用できるように なり始めたのが、マイクロソフトの「Windows95」が発売された1995年頃で しょうか。 ハードウェアだけでなく、そのコンピュータを動かすソフトウェアの開発も、 「データバレー」の普及には欠かせなかったでしょう。 「アタックNo.1」で描かれた「機械バレー」が実現するのに何十年もかかって しまった、と考えるか、それとも「アタックNo.1」の先見性に感心するか。 スポーツ漫画は、未来を予測していつか実現するものかもしれません。
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posted by チュー新井 |09:11 |
バレー |
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第3回、バレーボール漫画 『アタック!!』を公開しました 【スポーツ漫画のココロ】
スポーツ漫画企画第3弾として バレーボール漫画、『アタック!!』(週刊コミックバンチ)の漫画家 大島司氏にインタビューした記事を掲載しました! 心象風景を描く。『アタック!!』 漫画家 大島司氏 サッカー漫画の『シュート!』で名をはせた大島氏ですが、バレーボールは中学時代を過ごしたスポーツであり、いつか描きたいと思っていたテーマだったそうです。 バレーボールに対する想いや 『アタック!!』の魅力、記事の感想など コメントやトラックバックでお寄せください。
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