2009年06月14日

体は嘘をつかない

48.△1―1 カタール  ワールドカップ最終予選(横浜) 2009/6/10

 戦い終えた監督の記者会見。両者の言い分を取り出してつなぎ合わせると、次のような会話が聞こえてきた。

M監督「日本は相手に仕掛けられると対抗できず、自分たちの道を見失う傾向がある」
O監督「確かに今日はできなかったが、一回だけで判断されては困る」
M監督「うちの代表はユース世代の若い選手だけ、アジアカップを目指してチーム作りをしているが、そんな若いチームを相手にできなかったのは何故か」
O監督「問題は出場権を得たことかもしれない」
M監督「そんなことでは日本がワールドカップで4強に入るのは難しい」
O監督「なんと言われようと一回負けたからといって、ガタガタするつもりはない。いや、負けていないか…」

 「負けていないか」と記者たちを笑わせていたが、自身で言い間違えるほど、内容は負けに近い。日本と同じ日に出場を決めたオーストラリアは、同じ日にバーレーンに2対0で勝っている。
 オシム元代表監督は、岡田監督が掲げる「ベスト4」という目標について次のように語っていた。
「監督だけでなく、選手たちもそう信じることが力になる」
 インタビューに答えるオシムに監督時代の鋭い眼光が蘇っていた。健康を取り戻したことを祝福したい。しかし、発せられる言葉からは逆に鋭さが消えて、リップサービスに近づいている。

 ドイツ大会初戦のオーストラリア戦は、後半39分に同点ゴールを決められると、4年の歳月をかけて築いてきたチームは一気に崩れて奈落の底へ落ちた。
 一撃を加えるだけで簡単に崩れ去る空箱を積み上げただけのチーム、それは親善試合の内容を実力と勘違いすることから始まるのではないか。チリやベルギーから奪い取った勝利はどうだったか。まして一撃を加えずとも、カタール戦では内部から崩壊し始めている。私には6万人を収容して光り輝いているスタジアムが、危うい砂上の楼閣のように見えた。

 さて、カタール戦を振り返ってみよう。前半3分、中村俊輔からグラウンダーのパスが右前方へ蹴りだされる。相手ディフェンダーと競いあって内田が奪うと、深い位置から中央へクロス。全速力でゴール前へ走り込んできた岡崎慎司にドンピシャのタイミング。しかし、ボールが岡崎の体に触れる前に、並走してきたアルビナリが先にオウンゴールを決めてしまう。いや、決めてくれた。好調を維持した岡崎のゴールと言っていいほどの素晴らしい展開でした。

 しかし、そこから日本はおかしくなる。最初は後ろでボールを回して、再び攻め上がるタイミングを計っているように見えたが、パスがずれ始め、ミスが目立ち、攻撃からも守備からも精彩なプレーが消えていく。
 疲れから一点を守ろうとする者と、もっと評価を得られるプレーをしたい者の間に生まれた齟齬が、機能しないチームを露呈させた。流れが淀んで濁るように、選手たちは日本のサッカーを見失っていく。
「ホームの最終戦を勝利で飾って出場報告をする」
「一位通過でワールドカップへ行く」
 選手たちはそのように考えていたに違いない。
しかし、動きは鈍い。言葉は嘘をつくことが出来るが、体は嘘をつかない。空箱を積み上げているのか、レンガを積み上げているのか、鉄のブロックを積み上げているのか、それを知りたいなら言葉よりも体を見ればいい。

 ウズベキスタン戦に勝ってスタートラインに立ったチームは、そのスタートで躓いた。岡田ジャパン最低の試合に、スタジアムに集まったファンは祝賀ムードでブーイングすることさえ忘れている。
 オシムが言うように、監督だけでなく選手もベスト4を信じるべきなら、ファンもそれを信じなければいけないのでしょうか。
 いいえ、ファンがすべきことは信じることではなく、親善試合を評価する虚言と、妄言と、リップサービスにまみれたチームが、砂上の楼閣にならないように警鐘を鳴らすことでしょう。

posted by 直木善久 |05:44 | 岡田監督と日本代表 | コメント(30) | トラックバック(1)
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Best4という言葉が独り歩きしている 【禍福は糾える縄の如し】

話に脈絡を持たせるためにお答えする順番は少し変えさせていただきます。 >「最近はそれが真の目標として扱われるようになり」とありますが、最初は真の目標でなく、 >最近に真の目標になったと判断される理由をご説明ください。 最近(こういう曖昧な表現をすると、具体的な日時を求められそうなので先に書きますが、キリンカップの前辺りからです)、サッカー専門週刊誌、サッカー専門紙、一般日刊紙のスポーツ欄、などに載る著名なサッカーライター、記者、あるいは著名でなくとも毎週のように記事を読んでいるのでサッカーの好みを理解

2009-06-16 01:41 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
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体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

 今回は(いつも?)より批判的なトーンで。長文失礼します。

>オシムが言うように、・・・信じなければいけないのでしょうか。
→管理人さんの決定的な間違いは、日本代表が信じていることが、単純に、「ベスト4になる」ことと考えていることです。
 現在の彼らの実力、世界との差、FIFAのランキング、過去の実績、彼らが「ベスト4になる」ことを信じられる理由はありません。理由もなく信じこませるほど、岡田監督にカリスマ性があるとも思えませんし、選手も楽観的ではないでしょう。。
 彼らが信じていることは、「ベスト4になる」ことではなく、「ベスト4を目標に掲げ、戦う」ことと捉えるほうが順当です。
 それは、彼らの心意気であり、間違いだと言い切れる類のものではありません。それをサポータは信じるべきです。

 オシムの言葉は、それを示唆しています。
 「監督だけでなく、選手たちも「ベスト4を目標に掲げ、戦う」ことが力になる」

>いいえ、ファンがすべきこと・・・警鐘を鳴らすことでしょう。
→管理人さんの文章からは「代表」に警鐘を鳴らすように受け取れますが、そうであれば、思い上がりも甚だしいのでは。
 たかが数十年の観戦歴しかないサポータの警鐘など、岡田監督はじめ、日本代表には誰もがわかることなのです。現に他のブログでも、あるいは、批判的な記事などでも同種の「警鐘」は巷に溢れています。誰もがわかることだからです。
 「わかる」ことと「できる」ことは違います。「できない」から「わかっていない」のではないのです。
 我々がすべきことは親善試合を評価する虚言と、妄言と、リップサービスに惑わされず、日本代表を評価し、サポートすることではないでしょうか。

posted by Jyourenn | 2009-06-14 14:02

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

> 彼らが信じていることは、「ベスト4になる」ことではなく、「ベスト4を目標に掲げ、戦う」ことと捉えるほうが順当です。
 それは、彼らの心意気であり、間違いだと言い切れる類のものではありません。それをサポータは信じるべきです。

全くその通りだと思います。

岡田監督が最初にBest4と言い始めた頃は選手はもちろん、元気をなくしているサポーターをモチベートするための方策であるという事は、おそらく多くの方が認識していたと思うのですが、最近はそれが真の目標として扱われるようになり、試合結果やプレー評価の基準がおかしくなってきていると感じます。

カタール戦は負けに近い、との事ですが、ボール支配率、攻撃を意図して組み立てた回数、アタッキングサードまで持ち込んだ回数、のどれを取っても日本がカタールを大きく上回っています。
仰りたい事は、Best4が目標のチームがカタール程度の相手に1対1のドローでは負けに等しい、という事なのではと推測しますが、そのような評価軸での評価は疲れきり、モチベーションの低い消化試合で行う必要はないと考えています。

またもし仮にBest4を真の目標と考えて発言されるのであれば、それを実現する方法、施策について提言すべきであって、今のままでは心配、このままではダメなはずだ、というような
アクションにつながらない「警鐘」は鳴らしていただきたくありません。

posted by aritom | 2009-06-14 15:30

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

Jyourennさんとaritomさんに同意ですね。

岡田監督が発しているベスト4の意味を勘違いされてブログを書かれているようですね。

悪意の見られるM監督とO監督の切り取りはそれなりに楽しめましたが。

とりあえずカタールはホームで日本にぼろ負けしてるんですけど・・・それを忘れたかのようなコメントには驚いています。

posted by ・ | 2009-06-14 17:25

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

確かに、これでは、力士みたいに
「一番一番、自分の相撲をとりきっていきます」
としか言いようがなくなるわけだ。

posted by 日野 | 2009-06-14 19:58

Re:体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

まったくもって私見ですが、カタール戦は岡田ジャパンの底の底、の試合だと思うんですね。コンディション、モチベーション共に最低。一方カタールのほうこそ「絶対に負けられない戦い」。それでも勝てるぐらいの力差はあるかな、とも思いますがそれはやっぱりW杯予選、甘くはなかったと。そんでいいんじゃないですかね。代表戦全てを評価の対象にするのは、さすがに酷かと。ブラジルでもスペインでも、こういうシチュエーションだったら酷い試合するだろうし、またそれが評価に影響する事はまずないでしょう。ついでに言えばウズベキスタン戦、私は久々に面白かったです。もちろんサッカーの質云々ではなく、これが最終予選!という緊張感に溢れていたからです。こういう試合も、いわゆる戦術的、戦略的評価を超越していると思っています。
長文失礼しました。

posted by gus | 2009-06-14 20:17

Re:体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

「危うい砂上の楼閣のように見えた」のは、日本代表や協会・関係者、また、大部分のファンが、日本代表はベスト4に相当する実力を持っていると信じている、と仮定しての言葉?

それは、少しばかり、みんなを馬鹿にしすぎでは。

マスコミの煽りなんて本気にする者はほんの少数。大多数はそんなこと考えもしていない。

みんなが砂上の楼閣を作らないように警鐘を鳴らすのは自分、なんて考えているの?

それこそ、周りからみたら、かなり滑稽なことだよ。

posted by 通りすがりの者 | 2009-06-14 23:28

Jyourenn様 ご返事遅くなりました

コメント投稿者ID :

Jyourenn様
コメント有難うございます。

信じているのは誰?
オシムが「選手も信じなければいけない」と語ったのは、
選手たちが信じていないと察したからです。
オシムが察するまでもなく、選手たちが信じていないなら、ファンも信じていないだろうと推測できます。
「ベスト4」を信じているのは誰でしょう?
岡田監督は自ら掲げた目標を実現するために、
具体的な方策を考える立場ですから信じるわけにはいかないでしょう。
オシムは信じているのでしょうか?
オシムの発言を考えれば、選手も信じていないのでしょう。

>管理人さんの決定的な間違いは、日本代表が信じていることが、単純に、「ベスト4になる」ことと考えていることです。

「日本代表が信じていること」と断定されていますが、私は断定していません。断定されているのはJyourennさんですよ。なぜ断定されるのでしょうか?

>彼らが信じていることは、「ベスト4になる」ことではなく、「ベスト4を目標に掲げ、戦う」ことと捉えるほうが順当です。

「会社の売上を業界四位にする」と「会社の売上四位を目標に掲げ努力する」
「東大に入学する」と「東大入学を目標に掲げて勉強する」
「彼女の彼氏になりたい」と「彼女の彼氏になることを目標にして努力する」
私はどちらも同じことを言っていると思うのですが…
違うなら、もう一度ご説明ください。

>たかが数十年の観戦歴しかないサポータの警鐘など、岡田監督はじめ、日本代表には誰もがわかることなのです。

これは、サポーター、岡田監督、日本代表をも軽く見ているから言えることではないでしょうか?

>「わかる」ことと「できる」ことは違います。「できない」から「わかっていない」のではないのです。

「わかる」こと=私の言うところの「言葉」
「できる」こと=私の言うところの「体」
と理解してもいいでしょうか。

「できる」ようになるために、「わかる」ことが必要です。
「分かっているけど出来ない」は「分かっていて出来る」の一歩手前の状態です。
もちろん「わかる」まえに「できる」のが天才ですが…

posted by 直木善久 | 2009-06-15 20:41

Aritom様 ご返事遅くなりました

コメント投稿者ID :

Aritom様
コメント有難うございます。

業界30位前後の会社が業界4位を目標に掲げてもなんら問題はありません。
社員をモチベートする方策にもなるでしょう。
問題はそこに至るための状況判断や計画性や具体的な方策です。

それなのに、「それは社員を鼓舞させただけで、具体的な目標ではありません」と言えばどうなるでしょうか?

Aritomさんは次のように書いています。

>岡田監督が最初にBest4と言い始めた頃は選手はもちろん、元気をなくしているサポーターをモチベートするための方策であるという事は、おそらく多くの方が認識していたと思うのですが、最近はそれが真の目標として扱われるようになり、試合結果やプレー評価の基準がおかしくなってきていると感じます。

「最近はそれが真の目標として扱われるようになり」とありますが、最初は真の目標でなく、最近に真の目標になったと判断される理由をご説明ください。

>またもし仮にBest4を真の目標と考えて発言されるのであれば、それを実現する方法、施策について提言すべきであって…

Best4を真の目標と考えて発言しているのは、私ではなく岡田監督です。監督にまず、それを実現する方法、施策を発言してもらいましょう。

>アクションにつながらない「警鐘」は鳴らしていただきたくありません。

私の発言自体がアクションではないですか?
アクションにつながるか、つながらないかは何を持って判断されるのでしょうか?

posted by 直木善久 | 2009-06-15 20:45

・様 ご返事遅くなりました

コメント投稿者ID :

・様
コメント有難うございます。

>ホームで日本にぼろ負けしてるんですけど…

3対0ですね、カタールが強くなっているとは考えませんか?
Jyourennさんとaritomさんへの返答をお読みください。
またご意見ください。

posted by 直木善久 | 2009-06-15 20:46

日野さん コメント有難うございます

コメント投稿者ID :

日野さん
コメントごっつあんです。
次の一番も頑張って、書いてみたいと思います。

posted by 直木善久 | 2009-06-15 20:47

gusさん 有難うございます

コメント投稿者ID :

gus 様
コメント有難うございます。
参考にさせて頂きます。

>ついでに言えばウズベキスタン戦、私は久々に面白かったです。

はい、そうですね。私もどきどきはらはらしました。
オーストラリア戦についても書きますので、
よろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-06-15 20:52

通りすがりの者さん 有難うございます

コメント投稿者ID :

通りすがりの者様
コメント有難うございます。

>みんなを馬鹿にしすぎでは。

「みんな」とは誰のことでしょうか?

>マスコミの煽りなんて本気にする者はほんの少数。大多数はそんなこと考えもしていない。

それはどのようにすれば分かるのでしょうか?

>みんなが砂上の楼閣を作らないように警鐘を鳴らすのは自分、なんて考えているの?

「信じる」のと「警鐘を鳴らす」のと、"通りすがりの者"さん自身はどちらがいいと思いますか?

posted by 直木善久 | 2009-06-15 20:54

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

スポーツジャーナリスト玉木正之氏のインタビューで、豪に勝たなければベスト4は有り得ないと、岡田監督が明言しました。豪に勝たなければという思い入れもあると。この理由を明確に述べていました。これまで、岡田監督のベスト4発言の唐突さに、無責任感さえ覚えて、ウズベキスタン戦の批判から、ブログを立ち上げた。ですが、このインタビューを読んで納得しました。正確に日本代表チームを分析している。当たり前だが・・・。中村といえどスコットランドリーグ。一時期、セリエAにはいたが。韓国のパク・チ・ソンだろうか?マンチェスターユナイテッドでも中心選手。日本代表の現在の世界での位置、力量を認識する事から、目標へのスタートが始まると思う。マスコミが悪いが、期待と現実を混同してしまう。だから、直木氏の意見に賛成だ。W杯の初戦は17日の豪戦とシュミレーションして戦って欲しい。消化試合だの強化試合だのへちまだのと言っている場合ではない。負けても感動をありがとうで締めくくって貰いたくない。

posted by akaishi | 2009-06-15 22:58

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

 私自身、大変混乱しています。
 私だけでなく、他の方も同じだと思われるため、お手数をかけ恐縮ですが、いつかのように、簡単な道筋(管理人さんの思惑と文章の流れを対比したもの)を示していただけると幸いです。
 今のままの文章では(コメントを見る限り)少なくとも多くの方が管理人さんの言わんとすることが、まったく理解できていません。
 以下は何かの足しになれば。長文失礼します。

>オシムが察するまでもなく・・・ファンも信じていないだろうと推測できます。
→監督も選手もサポータも信じていないと推測できた管理人さんは、誰に対してこの文章を書いたのですか。
 特に最後の四行「オシムが言うように・・・警鐘を鳴らすことでしょう」とはどういうことでしょう。
 誰も信じていないのに、誰が「砂上の楼閣」を作ったり、「空箱を積み上げる」のですか。

>「日本代表が信じていること」と・・・なぜ断定されるのでしょうか?
 前半部の「砂上の楼閣」や「空箱を積み上げる」の喩えの意味はなんですか。
 監督や選手やサポータが築き上げている「強い」日本代表像が、実は、そうでもない(なかった)という喩えではないのですか。
 監督や選手やサポータが築き上げている「強い」日本代表像=ベスト4(ドイツでは予選突破)の前提がなければ、そもそも、「砂上の楼閣」ではないし(一撃でくずれさることが始めから予期できていれば楼閣ではない)、「空箱を積み上げる」も単に「積み上げがない」ではないですか。
 この喩えが文章のキーワードになっている以上、素直に読めば、そう断定せざるをえません。

>「会社の売上を業界四位にする」と「会社の売上四位を目標に掲げ努力する」
→「四位にする」:四位にならなければならない(結果が評価対象)。
 「四位を目標に掲げ努力する」:努力しなければならない、どのような施策を施したかが問題(プロセスが評価対象)。
 その他の喩えも以下同文です。ただし、「彼女の彼氏になりたい」(願望)ではなく「彼女の彼氏になる」の間違いですよね。

>これは、サポーター、・・・言えることではないでしょうか?
→素直に考えれば、岡田監督をはじめ、日本代表を尊重しているとしか思えないので、理解に苦しみます。
 サポータに関しては、軽く見ていると捉えられるかもしれませんが、そうではありません。

①観戦しているサポータがあることに気づいた。
       ↓
 自分が発見したことだと思い何かに書く。

②観戦しているサポータがあることに気づいた。
       ↓
 自分にわかることは、他の人間にもわかってい
 るのではないかと考える。
       ↓
 自分独自の考え方、捉え方、オリジナルは何か。
 また、その是非を考える。
       ↓
 自分が発見したことだ、あるいは、自分だけが
 発見したことではないが独自の分析だと何かに
 書く。

 ①の考え方をしている人間と②の考え方をする人間では、思考の深みが違うのはご理解いただけますね。
 私は①の思考法しかできない人間は尊重する気にはなれないだけです。

>「わかる」こと・・・「わかっていない」のではないのです。
→ある特定の分野で、自分よりキャリアが上の人間を批判する場合は、「わかっていない」と批判するのではなく、「できない」ことを批判するのが基本だと考えています。
 
>「わかる」こと=・・・理解してもいいでしょうか。
→「わかる」こと=頭でわかること、「できる」こと=実際に結果がだせることと理解してください。

posted by Jyourenn | 2009-06-15 23:10

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

直木善久さん、こんにちは。
刺激的な内容を書くと色々反応がありますね。

せっかくですので逐一お答えするのがよろしいかと思います。
長くなりますので、恐縮ですが私自身のところにトラックバックさせてもらいました。


posted by aritom | 2009-06-16 01:42

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

なんとなく記事に批判的なコメントが多いですね。

おそらく記事を読むと
「この管理人さんは「今の日本代表が、一部の周囲の楽観ムードに影響を受けて油断するほどメンタルの弱い集団」だと誤解しているのではないか?」
という疑念を、管理人さんに対して読者が持つ可能性があるんですね。

昔ならともかく今の代表選手と監督はそこまでメンタル、意思が弱くないよ、ということです。ま、三年前と比較しての印象論ですけど。

ただ「サポーター」に向けてこうして個人ブログで警告を出すことには、なんらかの意味はあると思いますよ。

posted by ジョジョ | 2009-06-16 01:50

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

こんにちは。

選手交代や、最初に試合に向けての
モチベーションだったり。
カタール戦は難しい試合でした。
これまでも
岡田監督自体の行動も、こちらから見て
?という物が多く、真意が分かりません。

どこかしこで、この日本代表について
語ってみても、推測の域を出ない。

これはまだまだ日本自体にサッカーが浸透しきって
いない事に始まると思います。

俺は岡田監督になり、モチベーターとしての能力
は高いが、他の能力は低いと見てます。
ので、発言による、マスコミ、選手、サポーターへの
メッセージ力は強いのですが
行動が伴いません。
行動をどうとれば、発言に伴うのか、分かっていない
と思っています。
2/11のオーストラリア戦、リスクを犯して点を取りに行く
と発言した後、点を取りに行くが蛮勇にならないように
したいと自答自問のような事をしています。

はっきり言って、めちゃくちゃなんです。
あんまり発言に惑わされない、ピッチで行われている
サッカーが岡田監督が指向しているものであり
他のものは、なんか言ってるなーくらいに
見ないといけない代物だと思います。

posted by ニワ | 2009-06-16 09:41

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

>ニワさん

横から失礼します。

単純にいって、今のところは、発言に行動が伴っていないだけだと思いますよ(将来の保障もできませんが)。
発言は、世界を相手に互角の勝負ができるには、という話で、行動は、アジアのレベルということでしょう。
つまり、一年間で(今までも)そのギャップを埋めていこうということだと思います(これも推測)。
やりたことが簡単にできるなら、こんなにいいことはないですよね。
それと「リスク・・・」と「蛮勇・・・」は別物ですから、全然矛盾するような話ではないと思います。
蛮勇はハイリスク、ロー(ノー)リターンの最たるもの、マイナスの意味が大きいものですから。
蛮勇を奮って成功した例がないわけではありませんが、できればやめてほしいものですものよね。

posted by たまには岡田監督を擁護してみる | 2009-06-16 12:52

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

 直木さんの文章は非常にわかりにくいものですが、結論を要約すれば、言葉は嘘をつくけど、体は嘘はつけない。だから、それを見ていこうということでしょう。
 言葉や頭で考えること(過程)は嘘があるから、結果論で評価しようということで、プロの世界では正しいこと、普通のことなんです。

posted by abcd | 2009-06-16 13:28

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

たまには岡田監督を擁護してみる、さん

こちらこそ、横からすみません。
蛮勇とリスクは違うとおっしゃいますが
サッカーの局面において
ノーリターンを予測するなんてのは、とてもじゃないけど
できないと思いますが、いかがでしょうか?
ちょっとこれはローリターンだなって判断したら
守備も攻撃も手を休めるって事ですか?

リスクも蛮勇も一般社会でなく、サッカーとなれば
同じでないでしょうか?

ここで点を取るっていう場面だと攻撃していて
感じたなら、ゴール前へ後ろの選手に自分のマークは
ある程度任せて、飛び込む。
こういう姿勢をリスクとも蛮勇とも言うのが
サッカーでは?

岡田監督は頭いいんでしょうが、
サッカーを分かっているのか?
と時々思います。

posted by ニワ | 2009-06-16 15:17

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

>ニワさん

いえいえ、こちらこそ、スミマセン。

僕はサッカーにもノーリターンはあると思います。
簡単に言ってしまえば、そんなことができるわけないだろう、ということをすることがノーリターンの蛮勇だと考えています。
難しいのは、それが選手によって変わるということ。
例えば、クリロナやメッシならリスクですむプレーも、同じようなことを、もっとレベルの低い人間が行えば蛮勇になる。
同じように、ローリターンは、ここでそんなことして何になるの(効果的でない)?というプレー。

ちなみに以下のようなことでしょうか。
「ここで点を取る・・・飛び込む」、しかし、周りがみると、どうしても点を取りたい場面ではない場合はローリターンの蛮勇。
「ここで点を取る・・・飛び込む」、しかし、後ろの選手と十分な連携が取れておらず、周りからみれば、一人で勝手に動いているのはハイリスクの蛮勇。
「ここで点を取る・・・飛び込む」、しかし、周りがみると、そんなプレーの成功する確率は0に近いというのはノーリターンの蛮勇。
本当に点がほしい場面で、チーム内でも彼のフォローができる場合に、「ここで点を取る・・・飛び込む」のがリスクをおかしたプレー。

一流のプロは自分のできること、やるべきことがわかっているもの。つまり、リスクは犯しても蛮勇は振るわない。
国際舞台では(特にそれがトップクラスでは)、フルぼっこの試合が少ないのは、みんなが蛮勇を奮わないためです。
それでは、どのように点をとるのかというと、やはり、リスクを犯したプレーということなります。

僕は、そこそこ、岡田監督を信頼しています。サッカーだって、少なくとも僕やニワさんよりは分かっているはずです。
だって、彼は日本代表の監督なんですから。ニワさんのいうような人だったら、選手はついていきませんよね。

あんまり盛り上がっても管理人さんや他の人の迷惑になるので、言い逃げみたいで恐縮ですが、ここらへんでやめときましょうか。

posted by たまには岡田監督を擁護してみる | 2009-06-16 16:37

Akaishi様 ご返事遅くなりました

コメント投稿者ID :

Akaishi様
コメント有難うございます。
やっと同志に出会えました(笑)

オシムは監督就任の記者会見で、ドイツ大会を振り返って
「自分たちの能力以上のものを望むと、そこに待っているのは失望ということになる」
と語っていました。

アドバイザーの就任会見では、闘病中に励まされたことに触れて
「今度は、私が皆さんに『頑張れ』と申し上げる番です」
と発言しています。

そして今回は「信じろ」と…
私は就任当時のオシムになりかわって(笑)
「自分たちの能力以上のものを望むと、そこに待っているのは失望ということになる」と言いたいのです。

posted by 直木善久 | 2009-06-16 18:16

Jyourennさん 再び有難うございます

コメント投稿者ID :

Jyourenn様
コメント有難うございます。

岡田監督の「ベスト4を目指す」という発言に呼応するかのように
オシムは「選手もそれを信じなければいけない」と語りました。

これを受けて「信じる」という選手も現れるでしょう。
そして信じるファンも現れるでしょう。

>誰に対してこの文章を書いたのですか。

そのような人たちへです。

長くなるので引用しませんが、
①②のあたりの話は私には理解できません。
「発見する」というのがわらない。
「わかる」というのも教科書を理解するように「わかる」のか、
なんとなく「わかる」なのかよく分らない(笑)

私の場合は「感じた」ことを言葉に置き換える。

その際にちょっと考えなければいけない。
という感じです。

私が感じたことを感じている人もいるでしょうし、感じていない人もいるでしょう。
私が感じていないことを、感じている人もいるでしょう。
だから書く意味があると考えています。

そして私の方法や、感じたことが絶対的に正しいとは考えていませんので、Jyourennさんは「発見する人」、「わかる人」、「オリジナルな独自の考え方」を目指して頑張ってください。

posted by 直木善久 | 2009-06-16 18:23

Aritomさん 再び有難うございます

コメント投稿者ID :

Aritom様
トラックバック有難うございます。

オシムは「日本人は意見交換をしない」と言っていました。
(「うるぐす」のインタビューだったか?)
私もそう思います。

意思表示に対して服従か反抗か、ではなく、
意見は交換してこそ面白い。
続きはオーストラリア戦の後にしましょう。

posted by 直木善久 | 2009-06-16 18:25

ジョジョさん 有難うございます

コメント投稿者ID :

ジョジョ様
いつもコメント有難うございます。

>この管理人さんは「今の日本代表が、一部の周囲の楽観ムードに影響を受けて油断するほどメンタルの弱い集団」だと誤解しているのではないか?という疑念を、管理人さんに対して読者が持つ可能性があるんですね。

なるほど。批判的なコメントが多いのが理解できました。
メンタルが強い集団を応援しているメンタルが強いファンを刺激してしまったらしい。
しかし、メンタルが強いファンなら「砂上の楼閣」という言葉や、「警鐘をならせ」という意見は聞き入れてくれるように思うのですが…

代表もメンタルが強くなったり弱くなったり流動的だと感じます。
本当にメンタルが強いのか、弱いのかという問題は、やはり「言葉より体」というところに私は行き着いてしまいます。
「言葉は嘘をつくけど、体は嘘をつかない」
オーストラリア戦が楽しみです。

>ただ「サポーター」に向けてこうして個人ブログで警告を出すことには、なんらかの意味はあると思いますよ。

はい、有難うございます。

posted by 直木善久 | 2009-06-16 19:19

ニワさん、”たまには岡田監督を擁護してみる”さん、両者に感謝します

コメント投稿者ID :

ニワさん、”たまには岡田監督を擁護してみる”さん、
お二人のやりとり、楽しませていただきました。

(”たまには岡田監督を擁護してみる”さんの)
>あんまり盛り上がっても管理人さんや他の人の迷惑になるので…

迷惑どころか盛り上げていただいて感謝しています。

(ニワさんの)
>俺は岡田監督になり、モチベーターとしての能力は高いが、他の能力は低いと見てます。

私もそう思いますが、そのような監督下ではケガ人が多いのではと危惧しています。

オーストラリア戦が明日に迫りました。
次回もよろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-06-16 19:51

Abcd様 有難うございます

コメント投稿者ID :

Abcd様
コメント有難うございます。

>言葉や頭で考えること(過程)は嘘があるから、結果論で評価しようということで、プロの世界では正しいこと問う、普通のことなんです。

はい、そういうことです。

>直木さんの文章は非常にわかりにくいものですが…

難解な文章を避けようと考えているだけに、ショックです(にが笑)
もっとわかりやすく書くように注意しますので、よろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-06-16 19:54

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

直木善久さん,
そうですか、せっかく睡眠時間を削ってお答えしたのでどういうコメントいただけるか楽しみにしていたので残念です、、、

オーストラリア戦をご覧になった後で、警鐘を鳴らすべきというご主張に変化があったのかどうかを教えてくださいね。

posted by aritom | 2009-06-17 01:28

体は嘘をつかない

コメント投稿者ID :

 ドイツでは、グループリーグを突破するには、オーストラリアには勝たなければならない、ということが、オーストラリアには勝てる、に摩り替えられて、砂上の楼閣ができあがりました。

 現在の状況は、ベスト4を目標に掲げ、戦う、ということが、ベスト4になる、に摩り替えられていますが、目標が高いこと、ドイツでの学習により、多くのサポータは拒否反応を示しているのだと思います。

 警鐘を鳴らすなら、砂上の楼閣をつくるな、ではなく、こういった摩り替えをするな、させるな、といったことの方が先決だと思われます。

 しかし、管理人さんは、ベスト4を目標に掲げ、戦う、ということが、ベスト4になる、に摩り替えられていることにさえ気づいていない。いや、その違いさえわかっていない。

 そういった認識の甘さが、何か一言いいたい、という気分にさせるのでしょう。

posted by モモタ | 2009-06-21 12:22

モモタ様 有難うございます

コメント投稿者ID :

モモタ様
コメント有難うございます。
いまオーストラリア戦に関して更新いたしました。
よろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-06-21 20:23

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