2009年04月27日

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

 日本サッカー界の悲劇。いいえ、「ドーハの悲劇」ではありません。日本サッカー界の悲劇とは、日本のサッカーの歴史において最高の成績を残した代表監督が、いまだに協会から正当な評価を受けていないことです。
 オーバーな表現でしょうか。協会と代表監督が一触即発の関係に陥ることはよくある話ですが、結果を残してワールドカップを終えれば、客観的な評価を与えて業績を称えるのが常道でしょう。いつまでも功績に見合った評価が与えられないのは、悲劇と言わずとも日本サッカー界の不幸に違いありません。

 サッカー殿堂には日本サッカーの礎を築いた人たちが年功序列で選ばれています。しかし実力主義で選ぶなら、彼は4年の任期を終えた時点で選ばれてもおかしくはありません。もちろん、その人の名はフィリップ・トルシエです。
 ユースワールドカップで準優勝、アジアカップで優勝、シドニーオリンピックでベスト8、コンフェデレーションカップで準優勝、日韓ワールドカップで決勝トーナメント進出。世界を見渡しても、4年間でこれほどの成果を残した監督がいるでしょうか。

 日本の快挙と呼ばれる歴史的勝利は数えても片手で済みます。1936年のベルリンオリンピックでスウェーデンを破った。1964年の東京オリンピックでアルゼンチンに勝った。次のメキシコ大会で銅メダルを獲った。1996年のアトランタオリンピックでブラジルに勝った。しかし、プロが参加していない頃のオリンピックや、年齢が制限されたオリンピックでは、あくまでも快挙は快挙に過ぎず、それで日本が世界に認知されたとはいえません。相手は不運な交通事故に遭ったようなものです。

 1998年に悲願のワールドカップ初出場を果たしますが、結果は三連敗で予選敗退。そんな日本のサッカーを広く世界に認知させたのは、フランス大会後に代表監督に就任したトルシエと、その年にペルージャへ移籍した中田英寿でしょう。
 ところが、日本サッカーの新たな1ページを切り開いた2人は、世界と日本で全く違う評価を受けていました。日本で異端児と呼ばれた中田はイタリアでヒーローになり、アフリカで魔術師と賞賛されたトルシエは日本でその人間性が問われます。

 代表監督の条件は、何よりも可能性を感じさせてくれること。意気消沈していたサッカーファンの前に登場したトルシエには、強い意志と自信が溢れていました。ユース代表やオリンピック代表の監督を兼任し、若いプレーヤーを世界から注目される選手に育て上げ、代表の世代交代を潤滑に行い、可能性を現実へと変えていきます。
 自己のスタイルを押し通して、協会やメディアとの間に確執を生みますが、それが多くの話題を提供する結果になり、サッカーを社会現象に高める役割も果たします。低迷していたJリーグの人気を回復したのも、私はトルシエ効果ではないかと考えています。

 しかし、協会やメディアの評価は結果を残しても低い、その功績を客観的に評価できる現在に至ってもまだ低い、そう考えるのは私だけでしょうか?いまだに何が問題なのか?いまだに何が不満なのか?
 「日韓大会はホームで戦えた」、なるほど。
 「予選が免除されていた」、なるほど。
 これもトルシエ評価が低い一因でしょう。しかし、逆に予選無しでモチベーションを高めていくことは難しく、ホームの方がプレッシャーを強く感じるともいえるでしょう。
 「韓国のようにワールドカップでもっと上に行けた」、なるほど。
 もしもそう仰るのが協会関係者なら、その方に是非とも代表監督に就任していただきたい。

 アンチトルシエ派の言い分は、すべてがすべて「業績は残したけど人間性が悪い」という一点に行き着いています。ところが「悪い人間性」と批判されていた割には、その「悪い人間性」を具体的に指摘した資料を見た記憶がありません。
 汚名が返上されずにウヤムヤなまま、日韓大会から7年が経っています。今なら冷静に語れるでしょう。そこで、トルシエの人間性を再検証する作業を試みたいと思います。

 最初にお断りしておきますが、トルシエを再評価して日本代表監督に再び、などと提案する魂胆は一切ありません。あくまでも日本のサッカーの歴史上で彼の復権を試みたいと思います。過去を正当に評価しないと、必ず未来を間違う。それでは始めてみましょう。

posted by 直木 善久 |05:46 | トルシエ再考 | コメント(37) | トラックバック(0)
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日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

う~~ん、トルシエ、ですか…。
人間性云々以前に監督としてどうだったのか、と。

確かに日韓WCではそこそこ「成功」と言えたのかもしれませんが、日本代表がそこから「何か」を得たかと言えば…。

WCとはちょっと離れますが、08のユーロで優勝したスペインは「これがスペインのサッカーだ」というものを残しましたが、同じ優勝という成功を収めた04のギリシャは果たして…というあたりを考えてしまいます。
私はトルシエに関しては人間性というよりも、目指していたサッカーのビジョンの質、というか内容という点での再検証がいるんではないか?と思います。

ヒディングが今でもサッカー界の第一線で活躍しているのに対してトルシエは…という点もマイナス要素ですね。

posted by Sたま | 2009-04-27 09:05

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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自分はトルシエには一定の評価をしています。
日本人向きの、代表監督向きの、指導者であると思いますね。
「フラットスリー」というキャッチーなフレーズは日本人が好むところですし、徹底した管理主義も日本人の性質からいえば合っていると思います。

ただ、底が知れているという部分も否めません。
W杯で決勝トーナメントに進出はできても、そこから先を望めるようなサッカーではなかったと思います。
3バックは日韓当時でもギリギリ、今のサッカーではよほどのレベルのDFは3人揃わない限り難しいでしょう。
またトルシエの、ある程度形を決めたシステマティックな攻撃は、日本のような個人能力に秀でていない国には必要なことだと思います。

まぁ今の岡田のサッカーはそれ以下の、W杯には行けてもその先はない、というものですので、それよりは全然マシなんですけどね。

人間性は、直接対峙したことが人間が語ったりするものではないと思いますので言及しません。

ヒディン“ク”がサッカー界の第一線で活躍していて、トルシエが活躍していない理由は、ヒディンクのサッカーは強いチーム向きだからだと思います。

posted by ががが | 2009-04-27 09:33

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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>>がががさん

あぁ、表記間違ってましたね、すいません。
でも、そのヒディン”ク”って強いチーム向きの監督ですか?
今でこそチェルシー率いてますが、むしろ格下のチームを率いて強豪相手に良いサッカーして結果を残す監督だと思うんだけどなぁ…。

02の韓国…はまぁアレでしたが、08ユーロのロシアとか06のオーストラリアとかその前はPSVでしたっけ?

posted by Sたま | 2009-04-27 10:01

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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トルシエ時代は良かったですね。確かに、良い選手がそろっていましたけど、当時はイタリアに引き分けたり、カメルーンに完勝したりしてましたね。

99年にはフランスに0-5で大敗していましたが、01年には0-1までしてチームの成長を見してくれました。

そして、中村俊輔をあっさり外す人選で、自分の信念の強さを見してもらいました。

posted by ra | 2009-04-27 11:57

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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評価ってなんだい?

posted by 評価ってなぁに? | 2009-04-27 12:27

Sたまさん コメント有難うございます

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Sたま様

>ヒディングが今でもサッカー界の第一線で活躍しているのに対してトルシエは…という点もマイナス要素ですね。

確かに、その後のトルシエは精彩を欠きます。
アフリカの新興国、そして
ワールドカップの経験が少ない日本で有用だった
強引な手法と、フラットスリーに固執する姿勢が
相手にされなくなったのかも知れません。
想像ですが、きっと頭を打っている状態ではないかと…
生まれ変わったニュートルシエも見てみたい。

トルシエの人間性を問うた多くの出版物が残っています。トルシエファンとしてその汚名を返上したい。
次回もお付き合いください。

posted by 直木善久 | 2009-04-27 13:02

がががさん コメント有難うございます

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ががが様

「業績は残したけど人間性が悪い」と書かれた本が何冊も残っています。
次回はその著書を取り上げて、
トルシエの人間性に迫ります。
ご期待ください。

posted by 直木善久 | 2009-04-27 13:07

raさん コメント有難うございます

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ra様

ご愛読有難うございます。
「人間性」って具体的な例を出さないと
漠然としたものを扱うことになります。
次回はトルシエ批判の具体例を取り上げて検証して行きます。
お楽しみに…

posted by 直木善久 | 2009-04-27 13:21

評価とは…

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評価ってなぁに?様

ここですよね。
>.過去を正当に評価しないと、必ず未来を間違う。
過去に犯した間違いに気付かないと、将来も必ず同じ間違いを起こす。
だからそれが間違いか、間違いでないかを判断すること、それをここでは評価という言葉で表しました。

posted by 直木善久 | 2009-04-27 13:44

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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お疲れ様です。以下に所感を少し。例によって、悪意なく並べてみました。
続編を楽しみにしています。

>ユースワールドカップで準優勝・・・の成果を残した監督がいるでしょうか。
→アジアカップは個人的に?な部分もありますが、他の業績に関しては、日韓ワールドカップは開催国としての最低限の成績、ユースワールドカップ、シドニーオリンピック、コンフェデレーションカップは、管理人さんの言葉を借りれば、相手にとっては不運な交通事故と言えなくはないですか。

>「日韓大会はホームで戦えた」、なるほど。・・・プレッシャーを強く感じるともいえるでしょう。
→予選のくだりはそのとおりだと思いますが、ご存知のように、開催国のアドバンテージは絶大です(多くの国が史上最高の成績を記録している)。ホームのくだりは説得力に欠けるのでは。

>「韓国のようにワールドカップでもっと上に行けた」、なるほど。・・・代表監督に就任していただきたい。
→実績のないものが偉そうに言うな、という意味であれば、批評・評価は存在の意味がありませんね。これは最終手段の捨て台詞ではありませんか。

>「過去を正当に評価しないと、必ず未来を間違う」はそのとおりだと思います。しかし、残念ながら日本には、能力的にというわけではなく、評価できる人間がいません。例えば、ドイツでは、ベッケンバウアーがこうだと評価すれば、国民の大多数がそうだといい、オランダでは、クライフがどうだと評価すれば、それで決まってしまう。データを並べてみても、反論は必ずありますし、日本では、結局、正当(大部分の人間がそうだと思う意味で)な評価というのは難しいかもしれませんね。

posted by tourisugari | 2009-04-27 16:21

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

良いエントリーですね^-^

自分もトルシエのサッカーが大好きです。

オートマティズム、ウェーブ、縦も「横も」コンパクトなライン。そしてダニッシュダイナマイト。更に日本人の特性を考えたフラット3(4枚のフラットなラインを3枚にして、その分中盤でプレスを掛けれる人数を増やす)。

弱点もありましたが、極めた故の選手によるブレイクもあって1つの日本サッカーの「型」を見せてくれたと思います。

「ここに選んだメンバーは日本で最も優れた23人を意味しない。だが私は、最高のチームとしてこの23人を選んだ」
「必要なのは、スタートから試合に出るのが15人、サブとして4、5人、そして試合に出るチャンスが少なくても決して気持ちの折れない選手が2、3人。これがチームだ」

この言葉、もう大好きですよ。

岡野協会長とトルシエ、この2者が存在していた時代は、日本サッカーの花形でしたね。近い時代にまたこういう花形が出来てくれると嬉しいです。

posted by 蹴導 | 2009-04-27 16:46

蹴導さん有難うございます

コメント投稿者ID :

蹴導様

>良いエントリーですね
久しぶりにコメントで褒めていただきました。
有難うございます。

>1つの日本サッカーの「型」を見せてくれたと思います。
>近い時代にまたこういう花形が出来てくれると嬉しいです。
同感です。
トルシエも記憶に残る言葉をたくさん残しています。
そんな言葉にも触れていきます。
次回以降ちょっと長丁場になりますが、
最後までお付き合いください。

posted by 直木善久 | 2009-04-27 22:42

tourisugariさん有難うございます

コメント投稿者ID :

tourisugariさん

まず最初に、
tourisugariさん、名前を変えて欲しい。
jyourennさんでどうでしょうか?

>悪意なく並べてみました。
よーく理解しています。

>ユースワールドカップ、シドニーオリンピック、コンフェデレーションカップは、管理人さんの言葉を借りれば、相手にとっては不運な交通事故と言えなくはないですか。
こんなに続けて交通事故が起こるでしょうか?

>予選のくだりはそのとおりだと思いますが、ご存知のように、開催国のアドバンテージは絶大です。ホームのくだりは説得力に欠けるのでは。
確かに審判の判定などを考えると、その通りかもしれません。しかし開催国の重圧に押しつぶされる可能性はあったと思います。それを感じさせなかったのは、試合前に選手の闘争心を鼓舞したトルシエの手腕ではなかったか。

>これは最終手段の捨て台詞ではありませんか。
ファンや評論家が言うのはかまいません。協会関係者で言う人がいたことが問題です。

>日本では、結局正当な評価というのは難しいかもしれませんね。
正当だ不当だと、意見が盛り上がることが大事かと…

>続編を楽しみにしています。
有難うございます。期待を裏切らなければいいのですが。

posted by 直木善久 | 2009-04-28 00:10

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

了解です。次回よりjuorennと改めます。以下、追加で少し。

>ユースワールドカップ、・・・相手にとっては不運な交通事故と言えなくはないですか。
しかし、これだけ続けて交通事故が起こるでしょうか?
→我々日本人はそう考えなかったかもしれません。しかし、海外ではどうだったでしょうか。
私の記憶では、日韓W杯時の英国ブックメーカの優勝オッズでは、日本は韓国より下の、最低ランクとされていたと思うのです。これも、一つの答えではありませんか。

>開催国のアドバンテージは絶大です。ホームのくだりは説得力に欠けるのでは
もちろん審判の判定などを考えると、・・・トルシエの手腕じゃなかったかと思います。
→日本だけを考えるとそうとも言えますね。ただし、少なくとも結果からみれば、他の歴代開催国の監督もほとんど、トルシエと同等の手腕を持っていたといえなくはないでしょうか。この点で彼の優位性を云々するのは、やはり、無理があるように思いますが・・・。

posted by tourisugari | 2009-04-28 00:50

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

日韓の時の優勝オッズは韓国も日本もほとんど変わりはありませんよ
というより、優勝オッズを持ち出すよりは決勝T進出オッズのほうが参考になるとおもいますが?
(韓国の予選グループにポルトガルが入っていたとはいえ)日本は韓国よりも上でした
まぁこちらのオッズも似たり寄ったりでしたが
個人的な意見を言わせてもらえるなら、日本も韓国も欧州からみれば同じような実力に見えていたという事でしょう
オッズの違いは単純に監督の知名度の違いだったと思います

トルシエがもたらした最大の功績は、たとえ欠点があるシステムだとしても4年間かければ十分通用するということでしょう
忘れている人もいますが、第三国で当時のフランスにあわやという試合をしたわけですからね(1年後、しっかり研究されてボコボコにされましたが)
よく日本人は欠点が少しでもあるとダメ出しをする人が多いですが、そういった連中からすればトルシエの実績は認めたくないでしょうね

あと、トルシエは俊輔にサイドを勉強させたり若手(中澤など)を見出した監督でもあります
当時を詳しく分析すればするほど、彼の偉大さに気づかされるのではないでしょうか?

posted by とーりすがり | 2009-04-28 03:47

tourisugariさん すみません

コメント投稿者ID :

tourisugari様

すみません。すぐに直そうとしたんですが、
サーバー障害で時間がかかってしまいました。
"juorenn"→"jyourenn"です。
ジョークを間違ったら面白くもなんとも無い。

>この点で彼の優位性を云々するのは、やはり、無理があるように思いますが・・・。
了解。しかし他の歴代開催国の監督とトルシエを比較して、トルシエの優位性を主張するつもりはありません。
あくまでも、日本のサッカーにとってのトルシエを再評価する試みです。

>日本は韓国より下の、最低ランクとされていたと思うのです。
そうですね。でも決勝トーナメントまで行った。それがホームの地の利かトルシエの手腕かで、意見が分かれているのですよね。
闘志を秘めているのでしょうが無表情な選手、試合前から怒りをあらわにするトルシエ、私はトルシエを評価したい。

posted by 直木善久 | 2009-04-28 06:51

とーりすがりさん コメント有難うございます

コメント投稿者ID :

とーりすがり様

>よく日本人は欠点が少しでもあるとダメ出しをする人が多いですが、そういった連中からすればトルシエの実績は認めたくないでしょうね
岡田監督にも欠点があるのにダメ出しされません(笑)
まぁ実績はこれからですけど…

岡田批判を書いてもコメントが返って来ないのに、
トルシエを取り上げるとこれだけコメントが返って来ます。
いまでもトルシエが注目されているのは心強い。
これを励みに次回へつなげます。

posted by 直木善久 | 2009-04-28 07:15

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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杉山茂樹著「4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する」
を読んでみて下さい。人間性ではなく、布陣=戦術面から
見た、客観的なトルシエの評価が分かります。

posted by だばでぃ | 2009-04-28 11:02

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

杉山茂樹?
戦術論だけでチームがつくれたらサカオタはみんな名監督

いかな戦術であろうともそれを徹底させ実現させる能力が監督の力量

戦術を語らせたら俺の右に出るやつはいない、と豪語する岡ちゃんのチームの現状がそれを証明しているでしょう

posted by ふふん | 2009-04-28 11:32

だばでぃさんコメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

だばでぃ様

一度読んでみて、
また感想を書いてみます。

posted by 直木善久 | 2009-04-28 12:54

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

トルシエ戦術はよくも悪くもサッカー後進国の国民には
わかりやすかったから注目されたよね。

彼のエキセントリックな性格も合わさって変な人気があった。
国民をサッカーに注目させたという意味ではよかったんじゃない?

でも所詮そこまでの監督。トルシエももう若くない。

この時点でたいした実績もなく今後大きな仕事も任せて
もらえないだろうから世界では名監督失格の烙印を押されてると思う。

さよならトルシエ。

posted by ガブリエル | 2009-04-28 18:13

ガブリエルさん有難うございます

コメント投稿者ID :

ガブリエル様

>でも所詮そこまでの監督。トルシエももう若くない。
>世界では名監督失格の烙印を押されてると思う。

私も続ける監督が好きです。
充電期間が必要な監督ではなく、
チームを強くする楽しみを、一時たりとも忘れられないような…
そういう意味では現在のトルシエには疑問符です。
しかし、今回は日本代表監督時代のトルシエを取り上げますので、ご理解ください。
よろしくお願いします。



posted by 直木善久 | 2009-04-28 23:09

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

非常に素晴らしいエントリーだと思います。
遅くなりましたが、はじめてのコメンをトさせていただきます。

トルシエがあの時の日本にもたらしたもの、残したものは非常に大きいものがあります。ハンドパスを用いた練習など当時は斬新で全国的に広まりました。上でどなたかが仰られていましたが、ウェーブもそのひとつです。
また、特にワールドユースで準優勝したあの功績は間違いなくトルシエが持ち込んだ理詰めな戦術があったからです。

トルシエが評価されないのは、協会との軋轢があったこと、人間性の部分だとされていますが、こんな側面もあると思います。
それは、ワールドユース準優勝などの成果、その理由を協会側が監督の力量<選手の能力ととらえたことです。(当時それを豪語している協会の方もいましたし)
つまり、こうした世界に通用する選手たちを育てることにつながった、協会のこれまでの育成方針やトレセン活動が実に正しかった…と。
それはもちろんそのとおりでもあるのですが、必要以上に自らを“過大”評価してしまったわけです。トルシエの成果じゃない、おれたちの育成方針の成果だ…簡単に言えばこういうことになります。

ただトルシエも自分の力量を過信し誇張した面もありますのでお互い様かもしれませんが、それを差し引いても、トルシエの功績はもっともっと正当に評価されるべきではないでしょうか。協会が適正なる分析と評価を下したうえで、次のステップに向けてあの時踏み出すことが出来ていれば、ドイツW杯も各種カテゴリーでの大会についても、結果がまた違ったものになっていたのかもしれません。
もちろん、誰にもわからない、あくまで結果論でのことですが。

世界に追いついてきていると感じたものの、今では逆に離されてきていると感じてしまう今日この頃。
「温故知新」…今の日本がこれから先に進むためにも、これが必要なんですが…

まとまらない文章に長文、大変失礼いたします。
続編を楽しみにしております。

posted by ending | 2009-04-29 17:29

endingさん有難うございます

コメント投稿者ID :

ending様

>非常に素晴らしいエントリーだと思います。
有難うございます。プレッシャーがかかります。

>その理由を協会側が監督の力量<選手の能力ととらえたことです。
そう言っていた人たちは、トルシエ以後の経過や現状をどのように仰っているのでしょうね。協会には一定の評価をしますが、場当たり的な発言は困りものです。

>世界に追いついてきていると感じたものの、今では逆に離されてきていると感じてしまう今日この頃
はい

>続編を楽しみにしております。
頑張ります。



posted by 直木善久 | 2009-04-29 18:51

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

>世界に追いついてきていると感じたものの、今では逆に離されてきていると感じてしまう今日この頃。

前に述べている人がいましたが、杉山さんの「4-2-3-1」ではまさにこの原因がトルシエを監督に据えたことに起因する、という内容でした。
02年はフットボールのトレンドがまさに変わり始めた時期であり、そのあたりに疎かったトルシエで日本は乗り遅れてしまった(&後任のジーコでその遅れは決定的なものに)…と。

なるほどなと思って読んだものです。

posted by とおりすがった | 2009-04-30 11:36

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

トルシエが評価されていないのですか?
いったい誰から評価されていないのでしょうか?

2002年の実績は、皆誰しも知っていて、
いまの体制もそこがベースになっていると思うんだけど。
逆にそれがモノサシになってしまったが故に、
いまの代表が正当に評価されていないんじゃないかと思いますが。。。

現在、トルシエが不遇なのは、彼のパーソナリティに拠るところも多いと思うので、そこは何とも言えないですが、
彼の2002年の実績は評価されているはずです。
そしていつもそこから出発してしまうから予選を突破するのは当たり前だし、
アジアで優勝するのも当たり前、ユースが優勝争いし、五輪がメダル獲れるなんてことになってるんじゃないですか?

俺は、日本のどこにそんな実力があるのか聞いてみたいんですがね。

でも、とても面白く興味深いエントリーだと思います。
次に期待です。

posted by a | 2009-04-30 12:54

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

大変意欲的なエントリを拝読しました。
今後の展開が楽しみです。

トルシエのワールドカップ後、という点でいえば、まさに2年目に入ったFC琉球での彼こそが、もっとも評価すべきケースなのではないかと思います。
ワールドカップ当時は人間性をも含めて最低の評価をくだしていた金子達仁氏が彼の招聘に動いたということ、チームの事情はいろいろですが、琉球が成績で苦しんでいることなどは注目に値すると思います。

ニコニコ動画が琉球のスポンサーについたことで、容易に琉球の試合を観戦する機会が増えたこともあり、個人的にも楽しみにしています。

posted by マグナカルタ | 2009-04-30 13:33

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

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2002年代表監督トルシエ氏のW杯での戦いは良かったと思います。ピッチの上では選手達が考え・行動した結果が決勝トーナメント進出に繋がったのではと考えます。練習では選手に自由を与えず、試合では選手が好きに行うという感じに見えましたが。3-5-2が基本でしたが、稲本・戸田・明神をMFで使って守備から入るなど、結構守備的な布陣だったのでは。攻撃面では中田を中心に、時にはFWを下げ森島を入れ相手DFの裏を狙える選手を使うなど相手のイヤな所をつくサッカーであるのでは。評価されない理由はサッカー協会の言う事を聞かなかったからでは。
1988年代表監督岡田氏は無理がありましたよ。アジア予選の疲れが癒えないのに、1988年1月のオーストラリア合宿の時にベストのコンデションを作って来ないとダメ。何人かの選手には代表の約束手形を渡して、W杯本選にコンデションを合わせて来いぐらいの余裕はなかったんですかね。予選対韓国戦で敗れた試合で「カズ」はあの試合以来明らかにコンデション落ちてきてたのに使い続け(警告累積で1試合出場停止があったが)結局、代表落ち。アルゼンチン戦はカズでも厳しいと思ったけど、クロアチア・ジャマイカ戦ならいけると感じたけど。
2006年代表監督ジーコ氏は協会の言う事聞きすぎ。資金集めのために、W杯前にJビレッジで合宿行い、ドイツに行ったら寒すぎて練習にならず。半年前に対戦相手・試合会場・試合時間が決まってるのに、その時の環境・気候解ってるのに涼しい所でコンデション整えるチームないでしょ。W杯直前のドイツ戦に体調合わせてきた選手がほとんど。寒くてカゼ引いた選手もいましたしね。スペインあたりの似た気候の所で合宿すればいいのにって思いました。
結局、日本サッカー協会の思い通りにならない監督は評価されない。そんな監督を持ち上げたマスコミは協会から阻害されるかもしれない。あれ、芸能界と一緒だ。
長文すいません。

posted by えん | 2009-04-30 20:45

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

こんばんは、次回以降が本当に楽しみです。

擁護派も批判派もたくさんいますが、
> 岡田批判を書いてもコメントが返って来ないのに、
> トルシエを取り上げるとこれだけコメントが返って来ます。
この「事実」だけは誰も否定できないのでは?

私はサッカー素人なのでトルシエの監督としての良し悪しはコメントできませんが、
彼が代表監督を勤めていた時期のネット上での議論は、読んでいるだけで本当に楽しく勉強にもなりました。
ジーコ以降は面白くないですね。

posted by コージ | 2009-05-01 00:21

とおりすがった様有難うございます

コメント投稿者ID :

とおりすがった様

ご愛読有難うございます。
続編もよろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-05-01 21:42

ご返事遅くなりました。

コメント投稿者ID :

a様

コメント有難うございます。

>トルシエが評価されていないのですか?
>いったい誰から評価されていないのでしょうか?

いやー、どういう展開になるかと心配しながら読みました。
最後は…

>でも、とても面白く興味深いエントリーだと思います。
>次に期待です。

これが一番励みになります。
有難うございます。

posted by 直木善久 | 2009-05-01 21:55

マグナカルタ様 有難うございます

コメント投稿者ID :

マグナカルタ様

ご愛読有難うございます。

>ニコニコ動画が琉球のスポンサーについたことで…

そうなんですか、
FC琉球やトルシエの近況など
情報があればまた教えてください。

posted by 直木善久 | 2009-05-01 22:06

えん様 ご返事遅くなりました

コメント投稿者ID :

えん様

長文感謝します。

>日本サッカー協会の思い通りにならない監督は評価されない。

そうですね、それが今回の連載の動機の一つです。
引き続き続編もよろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-05-01 22:13

コージさん 有難うございます

コメント投稿者ID :

コージさん

順序が逆になってしまいました。
ご愛読有難うございます。

たくさんコメントを頂いていますが、
みなさん岡田ジャパンに退屈しているのではないかと、
ふと思ってしまいました。

批判派、擁護派が入り混じって
あのころは活気があった。
それが代表にとってプラスに働いたのでしょう。

posted by 直木善久 | 2009-05-01 22:24

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID :

個人的にはトルシエは好きです。
まず、分かり易い。やることが明確(単純?)なので、若い選手にはあっていた。
だからこだわりの強い選手は合わないでしょう。(俊輔など)
メンバー選考もWユースの決勝、W杯のベスト16以外は納得しています。

トルシエ自身もこだわりの強い人みたいなので、周りがサポートしないと辛いでしょうね。

ヒディングが勝てる監督の理由は、スカウティング能力が高いからだと思います。
だから、ヒディングがいるうちは強いが、去るとそうでもないチームになっているのが各国、各クラブの現状でしょう。

代表がベスト4を目指すには日本サッカー界全体が変わらないと駄目でしょうね。

posted by は | 2009-05-09 11:20

は様 有難うございます

コメント投稿者ID :

は様

コメント有難うございました。
もう少しで「その四」をアップできそうです。
続編もよろしくお願いします。

posted by 直木善久 | 2009-05-09 15:26

日本サッカー界の悲劇(「トルシエ再考」その一)

コメント投稿者ID : OOH00009667

私もトルシエ支持者です。理由は世界レベルのサッカーに対抗できるチーム作りをしていたからです。実際、U20杯、五輪では上位に入れる実力を付けていました。もし、ドイツW杯まで指揮していたならば、間違いなく1次リーグ突破、ベスト8も夢ではなかったと思います。
川渕をはじめとする日本サッカー協会は、強いチーム作りよりも、金儲けになるチーム作りを目指しているのでしょう。
その点、当時の岡野会長は、尊敬できる人物だと思います。
今、次の日本代表監督が話題に上げっているのは、南アW杯で日本が惨敗するのを見越して、世間の目をそらすためとしか思えません。悲しい限りです。

posted by なお | 2010-05-22 16:39

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