2010年02月26日

チャンピオンズリーグ2試合(主に本田の事)

チャンピオンズリーグを2試合観ました。
CSKAモスクワ VS セビージャ
シュトゥットガルト VS バルセロナ
どちらも地味な印象でテンションは低めでした。
しかし結構楽しめましたね。
ノックアウトラウンド1試合目ですし、1st Legですし、こんなものでしょう。

CSKAモスクワ VS セビージャ
もちろん本田がどんなプレーをするか興味がありました。
それにブログでずっと書いている様に、ぼくはセビージャと言うチームが大好きです。
なので、このカードは外せないですね。
セビージャはルイファビが直前の怪我で代りにワントップはネグレド。
すっかり引いてしまって守備から入る戦術です。どこかでギヤチェンするのかな?
それが原因だと思いますが前半はモスクワがかなりボールを持てます。
前線に金髪が2人いて本田は目立っていましたね。
トップ下というかセカンドトップと言うか、点を取ることを期待されるポジション。
本田はかなりボールに触って、周りにパスを出したり、自分でシュートに行ったり、
ドリで抜こうと言う様なのはあまりありませんでしたが、
これだけ攻め込んじゃうとスペースがないし、
シュートレンジでボールを受けることも多かったので、この選択はOKなのでしょう。
日本人目線でなくても前半のモスクワで一番目立っていたのは本田だと思います。
セビージャの引いて守る戦術は、結構惜しいシュートを打たれていたので、
機能しているかどうかは分りづらいのですが、結果的に前半は無失点。
セビージャがスペインリーグで失点が少ないのは戦術的なものよりも
個々人の能力によるものが大きいと思っているので、
ワチャッとした感じでも、これはセビージャペースなのでしょう。
ゾコラは面白いです。
攻めている感じの間に得点出来ないモスクワを尻目にセビージャが先制。
モスクワのサイドバック(?)はナバスにはチンチンにされていました。
ナバスが早いタイミングでセンタリングしてくるのは、
たぶん知っているのでしょうけど、対応出来ていませんでした。
あのタイミングのセンタリングは寄っていたサイドのプレーヤーだけじゃなく
キーパーもセンターバック2枚も反応出来ていませんでした。
あとはフリーのネグレドが決めるだけ。(ドフリーを決めるのも難しいですけどね)
これは見事!セビージャらしい得点です。
ナバスは格が違います。
1つ1つのプレーはシンプルだし、特にフェイントと呼べるものもないんですけど、
とにかくキュンキュンと音が鳴る様な身のこなしが気持ちが良い。
モスクワは2人の金髪が目立っていました。
本田の方がより有効なプレーをしていたと思います。
セビージャはフィジカルに行く様な個人ディフェンスが多いのですが、
本田は多くのシーンでそれをいなす事が出来ていました。ちょっと衝撃的でした。
前半の両チームの評価に関しては、どちらも良くやっていると言ったところでしょう。
引いてカウンターを選んだセビージャはちゃんと1点取りました。
一方、モスクワはちゃんとした攻めからシュートまで行けていたので、
選手達も相手がセビージャという事もあって「やれている」印象はあったと思います。
テレビ解説がネグレドの得点を「サッカーの不条理」というような言い方をしていたけど、
あれは理屈通りの得点です。戦術から導かれるものです。
ナバスの能力を考えれば、チームがサイドアタックが得意と言う特徴を考えれば、
納得のいく得点だと思います。
攻め込んでいるチームが失点するのもサッカーと言う競技の特徴です。
この試合を通して、この解説のおっさんは耳障りでしたね。どうでも良いけど。
後半になるとセビージャは少しオープンになってきました。
守ってばかりだとやられちゃうかも、みたいなのがあったのでしょうか。
セビージャは結構やらかし系チームですからね。そこが魅力なんですけど。
後半の本田はガス切れでしょうか、
それともセビージャがボールを持つ様になったので、
モスクワがやりたい様には出来なくなったのかも知れません。
本田が目立つことがすっかり少なくなってしまいました。
もう1人の金髪も、勝手につっかけてはボールを奪われることを繰返す。
クラシッチという人は割に足が遅いので低い位置からのドリは良いアイディアじゃない気がします。
それともコンディション次第なのでしょうか。
初めて見るプレーヤーなので、よく知りません。
相変わらずCFは存在感なく、
ただし失点する心配も少ないみたいな草サッカーな雰囲気になっていきました。
モスクワはたぶんCBがあまり良くない。
で中盤も後ろの方はディフェンスに忙しくなってしまう→アタッカー3人は孤立
と言う感じでしょうか。
こう言う場合は、どうすれば良いんでしょうね。
人材的な問題なら、やれる事は少ないですよね。
本田が下りてきて、身体を張るとかが良いのかな。
フラフラしている時間が増えてきていたので、
そこで、もっとはっきりディフェンスに貢献する、と言う手もあったかも知れませんね。
結果論かも知れませんけど。
こちらが退屈していると目が覚める様なシュートが決まります。
一瞬「本田か?」と思いましたが、さにあらず。
あそこからあのタイミングでシュートとは、さすがのパロップも思いませんね。
CFがカヌーテに変って、ネグレドよりは存在感を見せるも攻めきる感じもなく、
モスクワ側も本田が交代。
あとはどうだったかよく覚えていません。
本田は、やっぱりガス欠なのかな。
以下、思ったこと
・CSKAモスクワのチームクオリティが、この感じだとすれば本田は重宝されるはず。
 使われている間に結果を出さなくちゃね。
・セビージャはじゃっかんメンバーを落とした感じがあった。
 最近復活しているカペルを使わなかったし(怪我とか?)。
 ルイファビがいれば、もっと違ったかな。(なんでそんなに怪我するの?)
 少なくとも本気なら左にペロッティが入るはず。
 ネグレドはなんだか微妙だ。
・セビージャが勝ち抜けする可能性がかなり高い。
 やっぱりプレーヤー1人1人の能力の違いははっきりしています。
 2nd Legではイケイケ感を発揮するに決まっています。

シュトゥットガルト VS バルセロナ

バルセロナに関して目立ったのは2つ。
・メッシは好調!
 チャンスはこの人がボールを受けることで作られます。
・シャビが不調
 いつもどおりたくさんボールに触っていましたが、勝負パスの質が低かった。
 これじゃ、チームが回りません。

イブラのゴールはピケがオフサイドでしょう。
他にもバルサ寄りなジャッジがあったと思うけど、ま、いいや。
ブスケは高めのポジションが良いんでしょうか。
この日は結構良いプレーが多かったですよね。
攻めあぐねると右サイドのプジョルは役不足を露呈します。これはしょうがない。
マクスウェルは一時期に比べると面白くなってきているので今後に期待です。
イブラは得点以外、役に立っていたかどうかわかりづらかったです。
ボージャンをCFとかはどうですか?
ボールをつないでも得点のにおいがしない、と言う日本代表状態でした。
特に前半はひどかった。
しかしバルサばかりみていると、そう言う事になるかも知れませんが、
サッカーは相手がいるスポーツです。
シュトゥットガルトは良かったですよね。
特にフレブが元気そうで、本当になにより。
ぼくはシュトゥットガルトのCFが気に入りました。
バルサにもこう言うタイプが必要なのかも知れませんが、
彼が疾走するスペースはバルサの戦術では生まれにくいかも。
この縦に速い戦い方が、本当に好きなんですよね。バルサも嫌に違いありません。
シュトゥットガルトの得点シーンは素晴らしかった。文句なし。
センタリングはセオリー通りにキーパーとディフェンスの間を狙ったもの。
それがファーまで届いちゃった。プジョル無力化。

両試合とも、同じスコアになりましたが、印象はだいぶ違います。
前者はセビージャがしてやったり感があります。
満足感を持って遠征から帰路についている事でしょう。
後者の試合でバルサの帰路は足取りが重いのではないでしょうか。
なんだか問題をいくつか抱え込んでいる様子です。
でもダニアウベスが戻ってくると解決したりして、とか思ったりして。
しかし大事なことは両試合とも格下チームが良い戦いをしたと言う事でしょう。
特にシュトゥットガルト。
勢いがあって、素晴らしいですね。
CLを勝ち上がるのは難しいでしょうけど、もう2,3試合みたい気がします。
バルサの最近の試合に比べると、ずっと面白い試合をするハズです。
言うまでもないことですけど、このレベルにいるチームは
モスクワにしろシュトゥットガルトにしろ、1人1人の能力が高い。
これだけは間違えない。
そんな中で、ぼくらはもちろん本田に期待です。
モスクワの今期のCLはあと1試合で終わる可能性が高いと思いますが、
ロシアリーグでは、それなりに点を取りそうです。
っていうか点を取らないとダメでしょうね。FK、CKももっと蹴りなよ。
モスクワは何人かが近いうちに移籍すると思われるので、
チームとして本田を獲得したのは、その後釜という面があるのでしょう。
この試合で観たチームの質、本田の質を考えると
ボチボチやっていれば2年間くらい試合には出ることが出来ます。
その中で目立った活躍をすれば、面白い事になっていくでしょう。
ただ、俊輔もプレシーズンのリバプール戦で良い感じだったのに今ではこんなだし
大久保もマジョルカに加入した当初はビックリだったのにフェイドアウトだった。
そんなトラウマが、ぼくらにはあるので、もう少し様子を見ましょうか。
なんたってチームが変っての初戦ですから。
ってロシアリーグなんて観れないんですけど。

posted by cerebellum |11:45 | 観戦 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月12日

W杯までの日本代表戦をどう観るか(さしあたって2試合消化)

日本代表への批判は多いと思うけどネガティブパワーにエネルギーを費やしてもねぇ。
この大会の日本代表はいつもこんな感じですから、
何を期待出来て、何を捨てるかみたいなものは観る側として大事かも。
プレーしている選手の気持ちもコンディションも足並みは揃っていないだろうし。
他のチームのモチベーションはどうなんでしょうか?
中国は勝ちに来ているのかな、香港はアマチュア集団でしたが。
さて韓国はどうでしょうか?日本相手なら手加減はないと思います。
現時点の結果から東アジア大会の優勝はほぼ中国で決まりでしょう。
でも、大会の価値を軽んじている様子はあるので、
中国あたりがハッピーになるのもアリなんじゃないでしょうか。
よりシリアスの取り組んでいる者が勝った方が道徳的ですからね。
(サッカーに道徳を持ち込むのもどうかって言うのもありますけど)
大方の大会前の(理想の)イメージは中国、香港のボロ勝ちして、
韓国と接戦を演じて(当然の)優勝……サッカーは思い通りにはならない競技です。
ぼくはこの時期はフラストレーションをため込む方が最終的に良い結果につながると思っています。
大きな目標の前に簡単なカタルシスを得てはいけません。
だから、ポジティブな面を見つけて、ネガティブな面が修正可能か考察するのが
(あえての)この大会の楽しみ方だと思うわけです。
って言うか、フォーマット的に中途半端すぎなので、
この大会はもともとあまり楽しめないでしょう。

で、この2試合はながら観してのプレーヤー個々への焦点を絞っての感想です。
(1)大久保が元気:これは良い事。よく動けているし攻守どちらにも参加して効果的なプレーをしていると思います。昨日もワンツーで裏を取ろうとしてオフサイドになったのがありましたね。中村のトラップが長かったのがオフサイドになった理由ですが、目の前のディフェンスをかわそうとしたのかも知れないし、雨が原因かも知れない。それと大久保がフィードをディフェンスとからみながら落として玉田のシュート。しかし大久保のファールを取られてノーゴールというのも秀逸なプレーだったと思います。こぼれ球にも詰めていたし、やたらに痛がって転がるの以外は良かったと思います。周りがダラ~~っとしていてもかなり献身的にプレー出来ているので、少なくともチームに良い影響は与えていると思います。ゴールは決まる時は決まるし、決まらない時は決まらない。大久保は今FWと言うよりはセカンドトップ的になっていると思います。そう考えるとボールのない所でちょっと動きすぎでチームとして整理がしづらい状況を作っちゃっている可能性もあります。個人的には、このポジションは二川とか山瀬が好みです。

(2)稲本が元気:彼は安定感がありますね。大きな理由は技術の確かさだと思います。ディフェンス時のポジショニングも論理的だし、彼のワンボランチってのは大事なオプションです。稲本、長谷部、遠藤で3ボランチのオプションっていうのも試してほしい気がします。この3人は同じボランチと言う事でも能力的に役割はだいぶ違うので、面白い化学反応が見られると思います。ただし、ひょっとしたら使い物になるまでに時間がかかるかも知れない。香港戦は、本当なら稲本を使う気はなかったのではないでしょうか。あそこで小笠原を下げるよりは中村を下げた方を観てみたかった気もします。

(3)小笠原が積極的:まだ手探り感はあるんですが、出てくると存在感がありますよね。俊輔が計算出来ないので、小笠原の存在は大事ですね。シュートを打つ意識も高いし、ガツっとしたディフェンスプレーも俊輔、遠藤、憲剛にはないカラーです。今回の様な憲剛も本調子じゃない時に小笠原の質はチームを支えます。ただし長谷部とかぶる様な評価だとしたら、あまり面白くないかも。

(4)トゥーリオが積極的:これは相手が相手だからだと思いますけど、パワープレー的な要素もありますよね。その分、中澤が存在感がないけど、プレシーズンだからと言う事にしておきましょうか。中澤はFWに当てるボールの質を高める練習をしてほしいですね。CBはあわよくばFWまでボールを届ける、と言う意識がすごく大事だと思います。のんびりボールを動かしていてはダメです。トゥーリオに話を戻すと、彼が上がった時は、もっとパワープレーをチーム全体が意識して良いと思います。昨日は相変わらずモジョモジョとボール回しをしている事が多かった。香港には攻められる可能性は低いのですから、早い段階から高頻度でパワープレー発動しても良かったと思うのですが、いかがでしょうか?中国戦でも同じ事が言えると思います。それともつないで崩すのにシバリを入れていたのでしょうか?日本のサッカーファンはキレイに崩すのを強いる傾向があるので、そう言う雰囲気を察した可能性もありますよね(ないか)。両サイドバックの活動が低かったので、放り込めるのが小笠原、遠藤くらいだったのかも知れませんが、中澤から前線のトゥーリオけCBどうしのロングパスとか試していたら、ぼくはかなりテンションが上がるんですけど。

(5)憲剛のプレーが雑:2試合ともパスミスとか多かったですよね。本来そんなプレーヤーじゃないので本番に向けて気にする必要はないと思います。でも、さしあたっての試合を考えると、ちょっとなぁ~~と思ってしまう事も確か。運動量も少ないのかな?たぶん高めのポジションなんだと思うのですが、そこがグズグズになっているのが、実はこの2試合を困難にしている最大の理由だとぼくは思っています。だから、この2試合がチームとして思う様になっていないのはしょうがない。それでも引っ張って試合に使っているのは数ヶ月後の事を考えての事でしょう。優勝したからどうと言う大会じゃないので、そう言う意図で憲剛を使っているのはアリかも。個人的には小笠原を10mくらい上げてほしいですが過去からの流れもあるわけで、ボチボチって感じかな。いずれにしろ、ここには人材的にも問題は少ないです。(上積みを期待出来ない、と言う見方もあるかも知れない)

(6)両サイドバックの存在感がない:これは結構問題かと。サイドバックの攻守での関与って、このチームの大きなテーマのハズなので、ここまでサイドバックの貢献が見えないと不安になりますね。ここのポジションは思い切ったプレーを選んで良いと思うのですが、プレシーズンなので体が動かないのかな。ウッチーは、また別の理由もあるみたいだし。両サイドバックをFW東京で固めちゃうのはアリだと思います。でもウッチーはいったんサブにしたらも、たぶんフェイドアウェーになっちゃうので難しいのかな。せっかく育ててきたんだからね。個人的には長谷部を右サイドバックにおいて中盤を稲本、小笠原、
阿部にしたらゴリっとしたチームになって相手にとって嫌な感じが出るのではと思ったりしています。ただしヴォルフスでは長谷部のサイドが狙われたりもしているので難しいのかも知れません。

(7)平山の評価は難しい:目立つので分りやすい標的になっていました。そこはもちろん二重丸。左サイドで抜け出した時なんて意外性がありすぎて鈍足に相手も味方もついて来れませんでした。ヘディングなどで2つくらい決定機があったので、あれは決めてほしかったけど、本番に取っておくと言うとらえ方で良いのではないかと。ま、本番では同じシチュエーションは森本に譲りそうな気もします。前線にボールを収めるには必ずしも身体がやたらにデカイ必要はないですからね。でも一生懸命にやっている平山は好きなんですよね。たぶん日本人はみんな好きじゃないのかしら。ただ、前線が平山、森本、岡崎なんかだとビジュアル的にどうですか?サッカー的な問題ではないですけど。どうでも良い事ですけど。いずれにしろ平山は前線のセカンドオプションだと思います(若干確信しています)。でも彼ならクサらずに練習には励むはず。

(8)玉田だってがんばっている:2得点にFWを批判するのは理にかなっていません。ボールの収まり具合も悪くはなかったと思います。玉田は長所と短所が結構極端なプレーヤーでユティリティ性は低いんだと思っています。運動量はあるしFW的プレーもMD的プレーも出来ます。そう言う意味ではなくて、ボールを受けた時、受ける時に得手不得手がはっきりしている。彼は熱心にワンタッチゴールを狙って前線に飛び込むプレーを繰り返していますが、実はそう言うのは得意じゃない様に見えます。少なくとも岡崎や大久保に比べて質の違いがあります。逆に1つボールを持ってからのシュートでは非凡な才能があります。キックの精度も高い。それなら、それで玉田が点を取るのなら、そこから逆算した攻撃というのがあっても良いのかな、と言うのが意見(誰に?)。もう1つ、ぼくが気になるのは玉田がサイドでボールを受けた時のプレー。縦に行くか中に行くかの選択のところで縦に行く時の判断に躊躇がある様に見えてショウガナイ。あそこは相手を見る暇なしに開いたトラップから前にボールをこづけば良いのではないか?ではカットインする場合はどうかと言うと、これもちょっと問題があります。これは縦に行く怖さが相手に伝わっていない事と表裏一体なんだけど、ディフェンスのポジショニングとの関係から、ちょっとマイナス気味に切れ込まなくてはいけなくなってしまう。で1人かわして2人目かわして、となるとどんどんドリブルコースがマイナス側になってしまいゴールから遠ざかってしまう。上記の様に、彼はボールをコントロールしてからシュートと言うのが形なのだから、ドリブルはゴールに向かってほしい。最低でもエンドラインと平衡なコースを取ってほしい。元々彼はそう言ったドリブルが出来る人なので、ボールキープや連携に拘らずに勝負にいった方が良いんじゃないでしょうか。特に今回、相手は中国や香港だったので「やれる相手」のハズ。ここで試してみないとW杯ではプレーオプションがどんどん減ります。周りの味方もゴチャゴチャ寄ってくるんじゃなくてメッシにでもボールを預けた気分でカウンターの準備だけして見ていれば良いんじゃないでしょうか。特に大久保や憲剛とごちゃっとした位置関係になるのは、ぼくはあまり気に入りません。ドリブルコースもなくなってしまいます。サイドアタッカーが良い形でボールを受けたらセンタリングに対応する様なアイディアが吉。連携と言ってもワンツー以上の事は必要ないでしょう?あ、これって接戦・なんとか・なんとか、ってヤツ?そんなんなら、それいらないです。

岡田監督がどうこう、とか言う議論はつまらないので与する気がしませんが、個々のプレーヤーに要求出来る事は、もっともっとあると思うんですよね。それはサッカーの現象そのものなので。そう言う意味では香港戦なんかは個人の能力でゴリゴリの素人臭いサッカーで圧倒すると言うが、ぼくとしては一番観たかったし、たぶん、そんなのが一番結果を出しやすかったのではないかと妄想するのですが、言うても練習試合みたいなものですから勝ってナンボという扱いじゃないんだろうな、と。結局本気度の低さが低調な試合に結びついたと言うのがぼくの理解です。強豪相手なら彼らも本気になるのでしょうが、今度はいくら本気になっても結果につながらないと言う事になって、要は相手にあわせてしまって、どのレベルでも勝てないと言うよくある現象を目の当たりにするのでしょう。って言うか、ここ20年くらい目の当たりにし続けているわけです。時々はミラクルがあってフランスに引き分けたりブラジルに引き分けたりイングランドに引き分けたりしているので、そう言うのがW杯で観られれば良いですよね。(って引き分けばっかり!?)

posted by cerebellum |13:53 | 観戦 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2010年02月05日

三都主の後輩の話

ぼくは時々相撲を観ます。
働き始めて間がない頃なんかは結構ハマっていて
昼過ぎから6時前までずっとテレビを眺めていた事も何度かあるし、
国技館に見に行った事も数回あり、
たぶん普通の人よりは相撲を好きと言える方だと思う。
あのころは今よりも相撲が盛り上がっていたからね。
ただのミーハーと言えなくもない。
しかし最近は週末の夕方に家にいる時に最後の30分くらいを観るくらい。
場所をやっているのに気がつかない事も多々ありますな。
で相撲と言えば競技そのものではなくて不祥事とか、
そう言うマスコミネタが耳に入るくらいになっている、ここ数年。
そう言うのばかりを聞いていると「うざいなぁ」と感じてしまう。
そう言う報道は相撲という競技そのものについては全く(!)語らない。
その周辺の事ばかりゴチャゴチャ言っているだけで、
その報道のせいで、ぼくなんかは相撲そのものに対するマイナスイメージが出来てしまう。
ゴチャゴチャした印象の組織や団体には良い評価はつかないでしょう。
相撲もサッカーも競技そのものを語るには知識が必要だけど、
人間関係のゴタゴタとか分りやすい悪者の批判とか、そう言うのは簡単だもの。
「国技の相撲なんだから品格を重んじる」ってコンサバコンサバ。
ぼくはそう言うのは苦手なのです。
貴乃花はどうも組織改革をしたいらしい。
この前のニュース番組ではイマドキに合わせた活動や雰囲気作りをする
と言う様な事を言っていた。
そのアイディアはコンサバなアナクロい発想とはうまくやっていけるのかな。
今やぼくはサッカーな人間なので相撲の将来に対しての心配などは述べません。
でサッカーな人間として、アレックスの後輩で横峯さくらの先輩の方の件については
言い得て妙なブログを見つけてしまいました。
以下のブログがそれ。
http://oikose.at.webry.info/201002/article_4.html
(今回のエントリの最大の目的は、この文章を周知する事)
サッカー界では、そんなヤツはいくらでもいます。
そう言ったキャラをぼくらは結構楽しんでやっている。
そんなこんなで試合に出場停止になったりするのもサッカーの内とか言う考えもあったりして。
一方でサッカーは多くの国で国技であります。
(国技というのがどういう定義かと言うのはさておき)
サッカーはルールが単純という意味で敷居が低い。
そう言った本質から、実にオープンな雰囲気が競技全体にあると思っています。
考えてみるとサッカーってかなり大人数でやる競技なので、
その人数を抱えて物事をやろうとした時には色んなことがピッチ内外で起こります。
そう言った事にオープンでないと競技としてエンターテーメントとして成り立たないし、
これだけ世界で普及する事もないんだと思います。
メリットデメリットはあると思うけど、魅力を作り出しているのは確か。
サッカーと相撲は両極端なのかもなぁ、と思った次第。
相撲がなくなる事はないけど、よりアナクロ感を増していく気がします。
朝青龍の存在は大きなターニングポイントになったと思う。
これはたぶん相撲にとって物事がはっきりしたと言う意味では良かったのでは?
ただ、朝青龍よりも相撲界の方が失う物が多いし、勝者は前者だろうなぁ。
朝青龍はもうしばらく日本にいてバラエティで「憎めないヤツ」を演じて
もう少し稼ぐつもりでしょう。
モンゴルでは宮殿を建てる事が可能。ヒーローなわけだし。
現在の彼は(意外と?)開放感たっぷりなハズ。29歳ならこれから色んなことが出来るしね。
お金もあるしね。
やっぱり強いってすごい。

posted by cerebellum |13:23 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月01日

ビジャレアルがバルベルデ監督を解任

最近は忙しくてブログの書き込みもなかなか出来ません。
当方、実は割と真面目な社会人。
サッカーばっかりと言うわけにもいきません。
サッカーばっかりだったら、どんなに良い事か(そんなに良くなかったりして)。

http://sports.yahoo.co.jp/news/20100201-00000000-spnavi-socc.html
ついに来ましたか。
事の発端はレアルマドリーによる引き抜き。
ペジェのそれまでの発言からもう1,2年ビジャレアルでやるのだと思っていたので
レアルマドリーに移った時は、かなり衝撃的でした。
ビジャレアルのサッカーは本当に面白い。
本当の意味での「攻撃的サッカー」はここにあり、と思っておりました。
(あと、スタイルは違うけどセビージャ)
もちろん個人的な好みによるわけですが、
バルサよりも面白さ、ワクワク感、ドキドキ感があるサッカーをしていました。
それはペジェの指揮によるものが大きいのだろうと思っていたわけで、
ペジェがいなくなったらビジャレアルはどうなる事やらと心配して迎えたリーグ開幕。
ちっとも勝ち星が得られない期間が続きWOWOWですっかり放送してもらえなくなり、
会えない時間が愛育てるので、去年以上にビジャレアルを愛おしく感じておりました。
たまに放送があると2度3度と拝視聴。バルサ戦、セビージャ戦は何度見返した事か。
ビジャレアルが観たい大きな理由の1つに「ピレスのプレーが観たい」と言うのがあります。
ピレスはもう36歳。
1つ年上のジダンはとうに引退をしていますがピレスはまだまだ元気です。
とは言え最近はフルに出る試合も多くはなく、大怪我をいくつもしてきているわけだし、
いつまでプレーするかは分らないわけです。
そんなピレスの最後の輝きを見ないわけにはいかないじゃないですかっ!!
リケルメがいなくなったってフォルランがいなくなったって、
結果を出し続けるビジャレアルが気にならないわけがないじゃないですかっ!!
今年は「エスパニョール枠」のせいで、ビジャレアルあたりは
一番割を食うのが当初から見えていたわけなんだけど。
(ぼくは「俊輔が出ているから観るか」と言うサッカーファンじゃないんですよね)

レアルマドリーとしては、難敵ビジャレアルからペジェを引き抜く事で、
チームを骨抜きにしようと言う魂胆もあったと思われます。
そんな都合の良い様になるものか!と頑張ってくれれば良かったのですが、
頑張った時期もあるのですが、やっぱりちょっと厳しいですねぇ。
一方、大金持ちになったペジェはと言うと、これまた難しい状況にいますね。
開幕当時のグジャグジャから、ディフェンスが機能しだしたしパスも繋がる様になって
小気味良いサッカーになっているのは間違いありません。
反目していたグティが、ここに来て活躍している事からも
ペジェが良い仕事をしているのは間違いありません。
でもレアルマドリーは優勝しなきゃダメっていうチームですからね。
今朝のバルサの試合はスコアこそ1-0でしたが、内容は良かったです。
特にメッシが久しぶりにキレていた気がします。
(でも得点はペドロというのが今年のバルサ)
その前の試合も(好みではなかったけど)、「これぞバルサ」な試合でした。
このチームに追いつくのは大変。
ペジェの移籍は両者にとって、良かったのかどうか?
でも、ぼくは今のレアルマドリーの試合は結構贔屓にして観ています。
「ペジェのサッカーに引きつけられるぼく」なのかなぁ~~。

今年のビジャレアルは、やけに縦に早い、と言う印象がありました。
たくさん試合を観る事が出来ている訳じゃないんですが
とにかくまずはFWにボールを届けよう、みたいな。
去年との比較ですから、縦一発みたいなんじゃなくて、
ちゃんとお家芸のパスワークやダイアゴナルランなどはあります。
あるにはあるけどザックリしすぎているかな、と言う印象。
元々ディフェンス力もあるチームなので(それほど得点力があるわけではない)
それでもやれる可能性もあるとバルベルデは読んだのでしょうか。
果たしてそうはなりませんでした。
元々決定力には難があるチームなのです。
その場合に、あまり縦に急ぐと落ち着かないじゃないですか。
失点が増えるのは道理な気がするのです。
そんなのが原因かな、とか思ったりしていたのですが本当の理由は知りません。
ひょっとしたらチームモラルの低下とかかも知れない。
ニハトの退団が大きかったりするのかも知れない。
サンティのコンディションが原因かも知れない。
セナのパフォーマンス低下とかもあるのかも知れない。
わっかんないけどね。
で、次の監督を捜す間はBチームの監督でしのぐと言う事。
これが以外とはまったりした場合は、どうしましょうか。
グアルディオラみたいに良い具合になるのかも知れません。
監督が変っても変らないチームの性質ってあるわけで、
そこがうまく働くとやっぱり良いサッカーをしますよ。
あまり自分のスタイルを持ち込もうとするのではなくて
ビジャレアルの良いところを分っている監督にしてほしいですね。

で、突然最後に今後のスペインリーグの展望。
ここ2試合の様子から一時期のグダっとした感じがなくなったバルサが優位。
レアルマドリーは直接対決が残っているのでバルサが1つ引き分けてくれれば優勝の望みあり。
バルサが連敗とかは考えにくいし、
元々バレンシアとセビージャあたりは星をつぶし合う運命なので、
優勝候補はこのバルサとレアルマドリーに限られたのではないでしょうか?
誰が予想しても、そうなる事でしょう。残念な事です。
それでもCL枠などあるので、
ぜひバレンシアもセビージャもアトレッティもビジャレアルもデポルもがんばってほしい。
アタッカーが戻ってくると、やっぱりセビージャは強い!
バレンシアはうまく行かない時は、同じ感じで負けるけど心配はいりません。
ホアキンも早く帰っておいで~~~~~ゴリゴリドリドリしてくださいませ。

posted by cerebellum |13:56 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)
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