2011年11月08日
ぼくがコーチをやっているチームは月に1度くらいの頻度で「大会」に参加する。
なんとかカップとかって名前がついていて
トロフィー、タテ、メダルなんかが準備されている。
多くの場合、6チームが参加して、
2つに分けて3チーム総当たりの予選リーグをやる。
各ブロックの1位どうし2位どうし3位どうしが対戦して順位を決める。
トロフィーなんかは、各チームが少しお金を出し合うことで準備できるし、
練習試合なんかよりも盛り上がるし、とても良い企画だと思う。
リーグ戦とは違ってすぐに結果が出るので、
子供達の集中力(というのか)もずいぶん違って見える。
やっぱり勝敗を気にする試合をした方がサッカーはうまくなると信じているので、
こう言う機会が月に1度くらいの頻度であるのは、すばらしいと思う。
こう言う大会ではMVPが各チームから1人づつ選ばれて、
最後の閉会式で表彰される。
MVPはしばしば、そのチームのコーチに決めてもらう。
ぼくが面倒を見ているチームでもメインのコーチが、
「今日はこの子」と言う具合に決めていて、
基本的には全員に順番にMVPを与える方向で選んでいる様子。
あきらかに活躍していない子をMVPにする事はないけれど、
ナカナカ活躍できない子が、ちょっとでも良いプレーを見せると
それがMVPを与える口実になる。
いつも活躍する子は、MVPを得る頻度は多少高くなるけども、
MVP級の活躍をしても、MVPをもらえるとは限らない。
こういうのは子供も、しばらく経つと気がついて来て、
いつも活躍する子が、MVPに対してしらけた感じになってしまう。
活躍する子は、どの子よりも早くいったんMVPを獲得してしまうと、
1年間、それ以来、獲得出来なくなってしまう。
それから、活躍する子の定義も難しい場合もある。
ぼくの知っている子で、とにかくゴールを量産する子がいる。
しかし彼はディフェンスに戻ることはないし、ボールに寄って行く様子もない。
彼なりによいポジションというのを見つけて、
そこでボールが来るのを待っている。
そして、そこにボールが来ると必ずと言っていいほどチャンスを作ったり、
自ら点を取ったりする。
本当にセンスがあるのだと思う。
もちろん技術もある。
しかし、彼がMVPを取ったのは、ぼくが知っている限り1度だけで、
その時は、毎試合5、6点取り、その他のチームの得点も
ほとんど彼からのパスによるものでした。
ここまで活躍すると誰の目からもMVPなんだけど、
そこまで結果が出る事はさすがに滅多になくて、
しかし、彼がチームの得点王なのは間違いなくて、
彼はなんで自分がMVPを取れないのかと不満を漏らす事もある。
一方で、MVPを頻繁に取る子が他にいて、
彼は常にボールのそばにいて、守備に攻撃に熱心に関わっている。
しかし、彼はボールを持つと簡単には離さないので、
見ようによってはチャンスをつぶしているよ場合が多い。
「そこで簡単にパスしておけよ」と思っても、
持ち直してしまい、なんとか自分で運ぼうとする。
簡単にはボールを取られる事もないのだけど、
チームが点を取れそうな雰囲気にもならない。
試合は小康状態になってしまい、しばしば団子サッカーが形成される。
でも、その姿は確かに傍目には「がんばっている」様に見える。
(実際、本人はがんばっている)
けど、考えようによってはチームのチャンスをつぶしているとも言える。
他にも誰もキーパーをやりたがらない日に、キーパーをやったと言う理由で、
MVPを子供に与えた場合もある。
少年サッカーでMVPを与えると言うのは、色んなファクターが絡んでいて、
なかなか難しい。
できればMVPだけじゃなく、色んな賞を準備しておいて、
全員が表彰されるのがいいかな、と思ったりもするけど、
小さな大会で、それは面倒だし、
全員が表彰されるなら、逆に子供のモチベーションにならないかも知れない。
今回はただの雑感で、結論はありません。
いろんな考え方があって良いと思うので。
でも、与えかたにコーチの方の考え方が問われたりするし、
全員に順番に与えると言うやり方はサッカー的な価値観をスポイルするやりかたかも知れないし。
posted by cerebellum |20:11 |
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2011年10月08日
ベトナム戦を見ていて改めて思ったのは遠藤のうまさです。
もちろん遠藤は試合に出ていなかったので、
遠藤のスーパープレーを褒めているとか言った意味ではないのですが、
遠藤の代わりにポジションに入ったプレーヤーを見て違いを感じたわけです。
彼らと遠藤との違いは端的に言ってボールの持ち方、もらい方だと思う。
遠藤は幾つかの選択肢がある様なボールの持ち方をします。
そのボールの持ち方は、ボールの受け方が良いから出来る訳です。
サッカーは、いざとなれば長い距離を一気にボールを飛ばすことが出来ます。
つまり状況によっては距離感よりも角度とか位置関係と言ったものの方が
はるかに大事になってくるわけです。
これが良いポジショニングと言うものの1つだと思います。
遠藤は70%ぐらいの強度で、それでも常に動き回っています。
そうやってボールを受けた時に複数の選択肢がある様なポジションを取る。
(実際には選択肢がない状況でもある様な振る舞いをする。)
それは、またパスを出す側も出し易い様なポジションでもあるわけです。
そして遠藤もボールを受けた時に、(見ていて)難しい事やっているわけではない。
難しくないから、その後受ける側も十分な体勢でボールを受けて、
良い仕掛けが出来る訳ですね。
前にオシムのインタビューで遠藤はもっと走れば良い、
と言う話をしていましたが、
ひょっとしたら、それは違うのかも知れない。
遠藤は十分に(70%の強度で)走っていて、
その事自体がチーム全体に伝わって、
チーム全体が得意なプレーが出来る様になっている。
そう言う仕組みの中心にいる遠藤が、もっと走るのはチームをより良くするのかどうか。
まぁ、オシムの好きなサッカーと言うのはスーパーエキセントリックなスタイルなので、
そう言うのとは微妙に合わないのかも知れないなぁ。
ザックジャパンが機能するかどうかは
3-4-3とか、そう言うフォーメーションの云々ではなく
遠藤がいるかどうか、と言うことなのかも知れない。
遠藤がいれば3-4-3も、もっと機能するのかも知れない。
上に述べた様なプレーが出来る長谷部がいた前半は、
ボチボチなサッカーが出来て得点も出来たけれど、
後半は難しくなっちゃったかな。
長谷部は遠藤に比べるとチャレンジングなことをする。
それでも昨日のチームでは安定感に格の違いを感じました。
遠藤みたいなプレーヤーは過去にもいなかったわけで、
遠藤の代わりを作るのは難しいのかも知れない。
となれば遠藤不在の時にチームとしてオプションを準備しておかなくては。
ベトナム相手にショボい試合になった、と言う感想もあるけど、
ベトナムは下手だけどよく走る良いチームでした。だから苦戦もやむなし。
遠藤も本田もいなければ、やっぱり難しい試合になるね。
1億人以上日本人はいるのに1人、2人いなくなるのと
日本代表チームも良い試合をするのが難しくなる。
それは選手層が薄いからなのか、どうなのか。
正直、薄くはないけどね。
ベトナム戦は練習試合なので、あんな感じでOKです。
でも、ぼくでも色々分かっちゃった部分もある。
そう言うのが収穫と言えば言えなくもないのかな。
posted by cerebellum |20:15 |
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2011年09月02日
北朝鮮が勝つ可能性は、かなり低かったでしょう。
やっぱり精神論どどうにかなるものではないです。
ボールを扱う技術のところで、乗り越えられない壁があるように感じました。
テセが、もっとガツッと来るのかと思いきや、
吉田ごときに抑えられているようでは、ドイツでどんなプレーをしているのかしら。
それとも遠慮?
テセが北朝鮮を選んだときは「なんで日本代表にならんのや」と
本当に残念に思ったけれど、
今日のプレーだと、あまり残念に思わないや。
むしろ李が日本を選んでくれて、本当に良かったと思った。
ハーフナーも良かったと思う。
李は、もう少し自分でいくプレーがほしかったかな。
ポストとか、そう言うのも悪くないけどね。
柏木は本田の控えにはなれないことを2試合で証明してしまった。
代表経験が多いというのが清武でなく柏木が先発だった理由だと思うけど、
連携の面でいえば清武が方が良かったね。
柏木は「残念なヤツ」なのかもなぁ。
香川がトップ下になってから、チャンスも増えた様に思うので、
次は最初から香川トップ下、清武サイドで良いんじゃないかな。
ついでに乾も呼んじゃえ、家長も呼んじゃえ。
チームが機能していないとみるや、運動量を増した長谷部は、本当に素晴らしかった。
この試合のMVPに彼を選ぶ人は多いと思う。
岡崎は良い所と悪い所があったので、採点は難しいかな。
交代も李より、岡崎の方がパワープレーの意識が高まったかも知れない。
たぶん、この試合を観た多くの人が共通したスタメンを
次戦に考えると思う。
ザックの采配は分かり易くてフラストレーションは少ないけれど、
相手には読まれ易い。
読まれ易さが問題になるような試合は今までの所無いので、それで良い様に思うけど、
ひょっとしたら、問題になる局面があるかも知れない。
次はマシな試合をしてくれると、信頼しています。
posted by cerebellum |23:53 |
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2011年08月11日
ぼくは前のエントリーで「韓国にパスサッカーは無理」と書いたんだけど、
こう言う記事があって、
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/2011/text/201108090004-spnavi.html
なんと現在の韓国代表はパスサッカーを目指しているとの事。
で、その点を興味深く思って試合を観ていたけれど、
結局、韓国代表はパスサッカーはしてこなかった。
韓国はパワーやスピードで十分にアジア内では勝ててしまう。
アジア杯での日本戦でも、基本的に放り込みに近いやり方だった。
ここ数年はバルセロナがパスサッカーで結果を出し続けていて、
そう言うのが世界のトレンドなのかも知れない。
理想のスタイルというか。
でもバルセロナのスタイルも守りの部分と表裏一体になって、
あのサッカーが可能なのであって、
パスをつなぐことだけ真似しても、結果は伴わないんだと思う。
さらには、なんだかんだ言ってもメッシというストライカーがいて
得点を取ることの確実性が担保されるのであって、
メッシなしでも普通に強いチームと言った感じで、
あそこまで極端に強いチームにはならないんだと思っています。
で、日本はと言えば、日本的パスサッカーを長い事やって来ました。
日本人は自分たちの弱点をはっきり把握して、
それを克服すると言うよりも、異なったストロングポイントを持つ事で、
打開しようと言う考え方だったのだと思う。
つまり、日本のパスサッカーはバルセロナの真似と言う訳ではない。
しかし、昨日の試合ではメッシに当たる役割を演じる事が出来る選手が
日本代表にはいました。
ここも大きかったよね。
韓国はパスをまわすと言ってもディフェンスラインで、おどおどとやっているだけ、
途中からは、放り込みになっちゃったし、
いつになくディフェンスも軽かったし、
パクチソンはスゴかったんだな、と思うばかり。
考えてみたら、前のW杯でも一番活躍したのはパクチソンだったわけで、
チームの中でも他の選手とは格の違いがあったわけで、
エースが抜けた後どうするかの答えがまだ出ていないんだと思う。
パスサッカーとか言って流行を追っていないで、
これまでどおりにやったら良いんだと思いますけど。
あくまで個で勝負する根性サッカーを貫いてください。
posted by cerebellum |09:58 |
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2011年07月21日
もちろん女子日本代表は素晴らしかったと思うのですが、
もう一度アメリカと試合をして勝てるかと言われると難しそうな気がします。
でも簡単には負けない様な気もします。
技術の面ではやはり日本選手の方が優れていましたが、
一発でパ〜ンといかれてしまう様なスピードや、競り合い、
イーブンボールなどでは、どうしても日本は敵いませんでした。
アメリカ女子が技術を身につけると最強チームになりそうですが、
たぶん、なかなか難しそうです。
例えば、男子韓国だって丁寧なパスサッカーを指向したいと思うかもしれませんが、
彼らはパワーとスピードのサッカーでアジアでは勝ててしまうので、
そこをストロングポイントにして試合をしてしまう。
日本は、そこを弱点と感じているので、違ったやり方を目指す。
韓国はパワーやスピードでは欧州南米チームとやると勝てないので、
結局、これまでのところ結果が出ない。
日本男子に関しては、これからなので、まだどうとも言えないですが、
違ったやり方を追求している点は分があるのかもしれません。
(あってほしいけど、わからない)
それはさておき、コパアメリカでアルゼンチンとブラジルが敗退しました。
ぼくの優勝候補はウルグアイです。
ツートップでかき回すチームが好きなんですね。
3年くらい前のカヌーテとルイファビとか、フォルランとアグエロとか。
で、これらの大会の結果を見ると、
結論としては、どこの国もサッカーが強くなって、
こう言う大会に出られる様なチームの間に明らかな優劣がなくなってきた
と言う事が言えるのではないかと思います。
男子の世界ではブラジルやアルゼンチン、女子ではアメリカやドイツ。
これらのチームの優位性が絶対で無くなって来た。
これは競技としてのある種の成熟なのかも知れませんね。
一方で、点が入り難いといったことが根底にあるのではないかと思いますが、
他の競技に比べて勝利を目指すのに様々なスタイルが可能というサッカーの特徴が
チームの多様性を生むという現象が、この競技の将来性も保証しているかも。
そう言った中で日本サッカーのユニークネスが、
ここ数年で徐々に出来上がって来ていることがうれしいですね。
もうメキシコを目指せ(金子某など談)とか、そう言うのはいらないです。
今進んでいる道を自信を持って進みたいと思います。
少年サッカーにも、もっともっと多様なチームがあってほしいですね。
クラブチームの方は、特定のチームが常に優勝に絡むという構図が
スペインやイングランドでは見られます。
イタリアは、そう言う意味ではちょっと面白そうだけど、
ドイツほどではないですね。
だから、これはリーグの運営の仕方によるのでしょう。
posted by cerebellum |10:39 |
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2011年07月17日
スポナビブログのジャンルには欧州サッカーはあっても南米サッカーはないんだね。
色々起こる試合で、とても面白かったですね。
アルゼンチンが勝てそうにないのは、みんななんとなく分かっていましたよね。
内容から言えば、メッシはそれなりに活躍したと言えると思います。
でもメッシが点を取らないと盛り上がらないよなぁ。
アシストくらいじゃ十分じゃない。
テベスはダメでしたね。
PK外したこと以外はなんだかよくわからなかったな。
それでも激闘の試合だったとは言える訳で、
ウルグアイはワールドカップの時と同じ様なクオリティを持っていたので、
PK戦の末とは言え、ラッキーというわけではない。
(アルゼンチンも結局WCの時と同じクオリティかも)
ネットを見ていたらメッシを外せ、と言う意見もあったけれど、
これは絶対に間違いだと思う。
そうではなくメッシをどう使うかが大事。
バルセロナは特殊なチームで特殊なサッカーをやっているけど、
そうは言っても、あそこであれだけ活躍しているのは実力があるからこそ。
仕事をもっと限定的にすることで、たぶん活きるプレーヤーなんだと思う。
マラドーナとは時代も戦術も違うので、同じ事は出来ないんだと思うな。
本人の能力とかとは次元が違う話。
でも1人を叩くのはヒーローを求める気持ちの裏返しかも知れないので、
メッシもアルゼンチン人もつらいところだよね。
ぼくは前々からこのブログで言って来たんだけど、
バルセロナは、ものすごく特殊なチームだと思うのです。
だから、他でそのままを真似するのは、すごく困難。
アルゼンチンには良い指導者がいないのかな。
本当は、そこが敗因なのかも知れないなぁ。
それと今回もクオリティの違いを見せつけた形のフォルラン。
この人、もっともっとも〜〜〜〜っと評価されても良いと思う。
だから今回はウルグアイに優勝してほしいって思います。
そしたら歴史に名を残せるかな。
所属しているチーム(アトレチコとウルグアイ)が地味なせいで、
あまり有名じゃないんだよね。
ブラジルもグジャグジャした感じなので、
チームらしく戦っているウルグアイに優勝の可能性ありかな。
キーパーも良いし!スアレスも曲者感いっぱいで面白いな。
posted by cerebellum |17:02 |
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2011年06月20日
今期ホームでの一番評判が良い試合は川崎戦でしょうか。
あの試合にしても、調子が上がらない相手に、あの内容。
確かに神戸ペースではあったけど、
点が入りそうな様子が、そんなにあったわけでもありません。
そして、直近の三試合。
はっきり言わせてもらう。
あなた方はプロのサッカー選手とは呼べない。
金を払ってまで見に行く価値があるのかどうなのか。
10年ほど前からヴィッセルのスタジアムに通い続けています。
J2に落ちるまでのチームは、なんだかデタラメ感たっぷりでしたが、
やたらに只券が手に入るので、毎試合の様に見に行きました。
最初は、それほど肩を入れるほどの気持ちもなく、
それでもカズやら岡野やらエムボマやらイルハンやら、
楽しく見させていただきました。
J2降格も、ちっとも悲しくはなかったけれど、
というか「そうなるわな」という感想。
しかし、J2での戦いでは格の違いとはこのこと、とばかりの試合内容。
最後の方でミソをつけたけれど、見事なシーズンでした。
この時の面影をいつもJ1での戦いの中に探し続けております。
もちろん、年に数回素晴らしい試合をすることがあります。
もちろんボロ勝ちの試合のことではありません。
チームの機能美を見せて勝った試合のことです。
アグレッシブな守備と縦に速く攻撃が持ち味。
運動量と判断の的確さが信条のチームです。
ヴィッセルはバルセロナでもなければ個人技に頼れるほどのメンツもいません。
しかし、J1に戻って来てからのチームの選手の質は決して悪くない。
去年の降格争いの中での試合は気持ちで勝ったと言う面もあるけれど、
やはり1人1人の能力が勝つにふさわしかったと思っております。
と言う訳で、ヴィッセルの選手の質は低くない。
にも関わらず、この試合内容。
もうあなた方のサイドでの視点で、ブログを更新することはないです。
あなた方が変わることが無いことが、やっと分かりました。
もし変わることがあるとしたら、
びっくりするほどの世代交代をした時と思われます。
posted by cerebellum |20:13 |
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2011年03月26日
ACのCM(岡崎、長友、内田が出てる)を見てふと思ったんだけど、
スポーツニュースでも最近は日本を代表するアスリートというと
野球よりもサッカーのプレーヤーが出てくるよね。
シーズンの関係で欧州サッカーの方が話題になるのかも知れないけど
今回のリーグ開幕の話でもJリーグがやけに持ち上げられているのを見たし、
なにせ最近のサッカー日本代表は評判が良い。
1年前と比べて確実に取り上げられる割合が増えた様に感じます。
ひょっとしてサッカーに対する日本の社会の捉え方が
何か大きく変わったのかもしれません。
ワールドカップでの成績、アジアカップでの優勝。
たくさんの日本人選手の海外への挑戦。
そう言うものが積み重なって、この短期間に何かが大きく変わったのかも知れない。
日本代表のワールドカップでの戦いに散々ケチをつけた某ライターが
最近、えらく大人しく謙虚です。
更には以下の様な作文までしちゃいます。
「結果こそ残せたものの、南アフリカでの日本サッカーにわたしは未来を感じなかった。ザッケローニ率いるミランに魅力を感じたこともない。けれども、単体ではそれほど魅力的ではなかった両者は、出会ったことで信じがたいほどの補完関係を作り上げつつある。もし、史上最高の日本代表チームというものが生まれるとするならば、この体制によるのではないか、と思わせるほどに。」
ぼくは「本番では結果こそ全てだろ」って思って、あきれていたんだけど、
ヤツはそのままでは認めないまでも
日本サッカーを認めざるを得ないまでに追いやったのだと思う。
(最後の「思わせるほどに。」ってのが相変わらず偉そうだけど、まぁいいや)
ここからですよ、日本サッカーは。
戦後の象徴だった相撲と野球が失墜して、
廃墟と化した今の日本に誇りと希望を与えてください。
posted by cerebellum |21:29 |
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2011年02月07日
地域の小学生の少年サッカーチーム(少年団とか言う場合もあるかも)で、
1学年あたりの子供の数が多くなった場合に昨今はリーグ戦も8人制だし、
2チームに分けようという事になったりします。
ぼくがコーチしているチームは、ありがたい事に今年度にぐっと子供が増えて
新年度に向けて2チームに分けると言う話が上がっています。
うちのチームの子供達を能力で分けると、
1人は突出してうまい(特A)。
それに準じる子が3人(A)。
運動量や思い切りの良さがある子(でも技術的には不十分)が2人(B)。
判断の良さや責任感の強さでディフェンスで貢献できる子が3人(B’)。
良く走って集中力もあるが現在は技術がなく判断も悪い、
しかし運動神経はありそうなので今後に期待できそうな子が7人(C)。
グレーゾーンが6人(D)。
チームにポジティブなプレーを期待するのが難しい子が4人(E)。
と言うのがコーチで話し合った上の子供達の評価。
ぼくの意見はシンプルで、子供達を順位付けして、
真ん中で2つに分けてしまうと言うもの。(1軍、2軍式?)
このチーム分けの大きな問題はCのグループのどこに線を引くかということ。
一方メインのコーチの考えは別。
特AとAの4人と、BおよびB’から1人づつと、Dの子1人とEの子全員でチーム作る(AEチーム)。
残りの中間層をひとまとめ(便宜的にBCDチーム)、と言うのがメインコーチのチーム分けで
実際にこのチームで練習試合を2週にわたって(6試合)行ったのですが、
AEチームは活躍する子と足を引っ張り続ける子にきれいに分かれてしまった。
(そりゃ、当然そうなります。)
試合はボロ勝ちするか、うっかり失点を2、3点くらって負けるか。
一方BCDチームの方は粒が揃い全員サッカーになっていて、
守ってカウンターと言うスタイルで見事にはまって全勝。
両チームで紅白戦させるとBCDチームの4−2で勝利でした。
試合内容はAEチームが個人の能力で圧しまくるのだけど点が入らず、
前がかりになった所を、カウンター一発でBCDチームがポコポコ点を取りまくる。
AEチームのEの子らはほとんど試合に関わる事なく集中力も切れまくり。
2得点は特Aの子が1人で持ち込んでゴールを決めたもの。
(なんでこんなスゴイのがうちのチームにいるんだろ?)
一方BCDチームは全員守備でボールを奪うと縦一発。
チームを分ける前は圧倒的存在感を見せていたAの子らが輝けない姿は、
見ていた彼らの親たちにはショックだった様子。
BCDチームはだいぶ盛り上がっていましたが、
個々のプレーはポカポカ蹴っているだけに見えなくもない。
相手をかわす様なドリブルはないし、フェイントもないし、
こちらの意表をつく感心させられる様なプレーもない。
ボールがつながっているのも意図したパスなのかどうか分かり難い。
サイドアタックもセンタリングもない。得点は(今のところ)全て縦一発。
しかし全員が良く走り集中力が途切れない。
AEチームのAの子らは「ほう」と思うプレーが散見されるけれど、
なかなか得点にはならない。
ぼくのアイディアは1軍と2軍と言った具合に分けてしまうものだけれど、
サッカーなんて勝敗のあるものだし、
能力の善し悪しは見て分かるものなので、そこは変に平等主義にならずに、
勝ちを目指すチームを1つ作れば良いかなと思っています。
でも、この意見は採用されていないし、今後もされないと思います。
メインコーチのチーム分けで、ひょっとしたら面白いかなと思うのは
A,EチームのAの子らは足枷を抱えながら戦うのだから、
個々の能力が将来的に、すごく高まる可能性があるのかも知れません。
しかし今まではグラデーションを作って色んなレベルの子がいたおかげで、
あまり目立たなかった能力の無さが
二極化してしまったチームでは誰の目からも明らかになり、
Eグループの子らとその親は能力差をまざまざと見せつけられて辛いかも知れない。
Aグループの親とEグループの子らの親とうまく仲良くやっていけるかな、
とか余計な心配したりします。
実際、ちょっと不平も聞こえたりするので。
(子供は意外と不平をもらさず、黙々とやっている)
一方のチームはボールを扱うことを多くの状況で放棄しているので、
ひょっとすると伸び代が少ないのかも知れない。
でも、こちらのチームも子供なんて賢いから、
そのうちに自分らでボールを扱うアイディアを身につけるのかも知れない。
チーム分けに関しては意図的なものを排して、くじ引き的に二つにわけるのも
意外とありなのかも知れない。
難しいな。
posted by cerebellum |14:57 |
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2011年01月31日
ここ6回のアジア杯で日本代表は4回も優勝しています。
(ちなみにその間、韓国は3回 3rd place)
その前の時期はサウジが優勝しまくっていて、
その前の時期はイランが優勝しまくっています。
その前となると大会が開かれる様になって間がない頃で、
韓国が続けて2回続けて優勝しています。
こう言ったある時期、まとまって特定の国が優勝するのって
何か理由があるんでしょうかね?
となるとここ20年ほど、この大会で勝ちまくっている日本にも凋落が?
と一抹の不安が頭をよぎったのですが、それはなさそう。
この20年と言うのは日本サッカーがプロ化をきっかけに
右肩上がりで急成長した時期です。
W杯に引き続き(途中アルゼンチンに勝ったりして)、アジア杯でも強さを見せたのは、
1つの日本サッカーの到達点と言っていいのかもしれない。
日本サッカーがこれからも良くなる要素が多々あります。
日本自身の理由から今後もアジアでは強さを見せることが出来ると期待で来ます。
それと、この大会から見えた、アジアの他国の事情がありますね。
サウジが、ここまでボロボロになっていたのはなぜでしょうか?
サウジというチームを継続的にみていないので分かりませんが、
やっぱり次世代を担う良いプレーヤーが出てこない。ということかな。
中東諸国は、いずれも似た様なもので、
帰化選手以外には「おおっ」と思わせるプレーヤーは思い出せませんし、
帰化選手に関してもウルグアイ出身の彼が食えないプレーをしていたのが
印象に残っているくらいのものです。
オーストラリアも年のいったアタッカーに依存しまくっていたので、
ここも、あまり次の数年が見えて来ない感じです。
韓国も結局はいつもの根性サッカーだったしなぁ。
日本と韓国はとても似ていたけど、大きな違いあった。
日本は攻撃を「組み立てる」けど、韓国は「組み立て」ない。
これは他のアジア諸国にも言えるんだけど、
日本が対戦したチームには、日本の様に組み立てるサッカーをするのはいなかった。
日本はアジアにおいては、ものすごくユニークなのかもしれない。
パスを受ける時のボールの置き方1つとっても、
他の国のプレーヤーとは全体的に質的な違いがある様に感じました。
これは、まさにボールをチームとしてつなぐ能力の違いを作っていたと思う。
さらには大会の後半になると、
アタッカーの自在な動きでボールをつないでチャンスを作る現象が多々観られた。
日本はアジアのバルセロナと言われたそうですが(ほめ殺しですが)、
アジア内で見ると、そう言うユニークな印象は残る。
ひょっとしたらサッカーがよく分かっている韓国人ファンは、
準決勝をみて、少なくないショックを受けたのではないかと思う。
なぜかと言えば、ああ言う放り込みパワーサッカーが通用するのはアジア限定だから。
たぶん韓国人もパスで崩す様な攻撃サッカーに憧れているハズ。
でも、それを(あまり)しないのは人材不足。
というか日本に異様に、そう言った人材が豊富と言うべきか。
上にも書いたけれど、ここ20年ほど日本は組み立て役の人材に困らない。
オシムの時やジーコの時もそうだったけれど、
日本チームのパスをつなぐ能力に疑いはない。
そしてそれを仕切るプレーヤーに事欠いたことがない。
それが仇になってボールを持つも点は取れない、
と言ったフラストレーションがたまるを試合を山の様に積み上げて来た。
でも、それは無駄じゃなかったのかも知れない。
やっぱりサッカーはボールを扱ってこそ、うまくなる。
日本はアジア一、ボールをキープし続けた。
それによって日本はアジアでユニークな立場を確立しかけているのかも知れない。
その背景には日本人のメンタリティ的なものがある様に思う。
一見似たサッカーをする韓国は、今後もポゼッションサッカーはやらないと思う。
なぜかって?国民性が違うから。
もう1つ、面白いかも知れない事があります。
今回のサッカー日本代表も、
ちょっと前の何かのベースボール世界大会で優勝した代表チームも
「チームのまとまり」と言うのをストロングポイントにあげていた。
儒教やイスラムなどの宗教的なまとまりではない、
そう言ったものとは質的に違う人間集団のまとまりが、
日本人のストロングポイントなのかもしれない。
リベラルな集団によるまとまりと言う、簡単には表現できないものを
日本代表は表現しつつあるのかも知れないなあ、なんて思いました。
これはアジアの枠を超えてユニークなことになるかも知れない。
ま、大げさかも知れない。
岡田監督時代のイケてなかった頃も、ジーコ時代ののびのびサッカーも、
糧になっているんだと思う。
なんでも脊髄反射で批判するもんじゃない。
韓国、豪州と苦手感があった相手に勝てたのは、
今後に大きな(良い)影響を与えるハズ!
最後に、個々のプレーヤーについて
川島に関しては評価が難しいや。まだ保留。
今野が手堅いプレーヤーなのは、今さら分かった事じゃないけど良い選手。
ボランチは無理って言っていたらしいけど、
そんなハズないので、後ろのポジションのユティリティをより磨いてほしい。
吉田は面白いんじゃないかなぁ。やっぱり伸び代を感じさせます。
現状は帯に短しタスキに長しな印象だけど、
ゲーム中に時々、悪くない雰囲気をみにまとっていました。
トゥーリオは、次のW杯くらいまでは代表でやるだろうから、
もうちょっと猶予期間が吉田にはあると思う。
いない事で中澤とトゥーリオの凄さを、つくづく思い知らされました。
ウッチーは良い時と消えちゃう時とあったけど、どう言うことなのかな。
長友は陰のMVPと言って良いほどで、ここはあと10年は安泰です。
サイドバックは本職の控えが欲しい。
今大会のアタッカー陣は点が入りまくりそうなメンツだったけど、
実際にはそれほどじゃなかった。
それは伸び代があると言うことで。
posted by cerebellum |21:25 |
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