2008年05月31日

フットセラピーとコアシェイプ

以前、小誌の特集内でエアロフットセラピーを紹介したことがありますが、
最近、思い出してエアフットセラピーのフットセラピー
(足のセルフマッサージ)を、自宅で就寝前と起床時に行っています。

エアロフットセラピーは、フィットネスディレクターの
有吉与志恵先生が開発した、裸足で行うプログラムです。
有酸素運動にフットセラピーを組み合わせた、
体調改善プログラムとして知られています。

このプログラムが凄いのは、日頃フィットネスの指導で身体を駆使し(壊し)ている
インストラクターから、絶大なる信頼を寄せられている点です。
インストラクター自身がその効果を実感しているように、私も
フットセラピーを再開して、荒れがちだった肌の調子が回復し、
体調がぐんとよくなりました。

フットセラピーの効果を再認識していたときに、ちょうど
有吉先生の新刊本『コアシェイプ』(アスペクト)の情報が入ってきました。
キャッチに
“1日たった10分の簡単なエクササイズで身体の内側からきれいにヤセる!”
とあるように、簡単なフィットネス(基本ポース)が紹介されています。

コアリセットやコアトレに、フットセラピーやリンパ系コンディショニング、
さらに、有吉先生がここ数年研究されている中医学の要素が、
この『コアシェイプ』には取り込まれています。

無理をすることなく、自分の身体に眠っている健康と
美(美肌、美脚、くびれ腰)を取り戻すことができると書いてあり、
心にも身体にも優しいコンディショニングのようです。
フットセラピーの効果を体験しているだけに、
とても興味をもちました。試してみようと思います。

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2008年05月30日

『スポーツで生きていこう』

本誌ができたばかりですが、次号の付録の入稿作業で慌ただしくて、
昨日は、ブログのアップができませんでした。

次号には、付録『スポーツで生きていこう』が付きます。
これは、スポーツ関連の仕事についている5名の方のインタビュー集と、
今、非常にスポーツに力を入れている9つの大学(学部・学科)の紹介しています。
本誌の特集が「スポーツ仕事塾」(仮題)にあわせて企画した付録です。

今日は、午後から付録の仕事で日体大(今回は健志台)に行ってきます。
オリンピック銀メダリストの山本博先生にインタビューしてきます。
山本先生には、付録の巻頭を飾っていただく予定で、
競技をしながら、スポーツの仕事を続けてこられた山本先生に、
スポーツで生きていこうと考えている若人たちへ、
メッセージをいただく予定です。

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2008年05月28日

日本のアンチ・ドーピング活動

週明けに巨人のゴンザレス内野手のドーピング問題で、スポーツ界が揺れましたが、
今日は、J1川崎の我那覇選手のドーピング問題のことが報道されていました。

昨年、我那覇選手が当時のチームドクターから、生理食塩水とビタミンB1の点滴(静脈内注射)を受けたことに対して、正当な医療行為を除いて静脈注射が禁止されている(禁止薬物の有無にかかわらず)ことに基づいて、6日間の出場停止の処分を受け、J1川崎も制裁金を支払いましたが、これら処分に対してスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。CASが我那覇選手の訴えを全面的に認める裁定を下した、ということです。

プロ野球やJリーグは、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に加盟していませんが、
JADAの規定(言い換えれば世界アンチドーピング機構:WDAの規定)に準じて、
アンチ・ドーピング活動に取り組んでいるわけであり、Jリーグがが下した判断も、
JADAの規定に準ずるものであったはず・・・。
ちなみにスポーツ仲裁裁判所は、WADAと独立している組織です。
さてその裁定を、Jリーグがどう受け止めるのか興味があるところです。

ドーピングの話題がスポーツ界をにぎわすことは、望ましいことではありませんが、
ドーピングの問題が知られることは、アンチ・ドーピングの啓発には大切なことです。
でも、アンチ・ドーピング活動の具体的な内容はあまり知られていません。
JADA、WADA、CSAというのは何をしているのでしょうか?

日本のアンチ・ドーピング活動について、JADA,WADAのことから、
競技会内検査、競技が胃検査、検査機関、規律パネル、公聴会などについて、
昨日発売の7月号と、その前に6月号の2号にわたって、
連載「ボールが転がるままに」で、浅見俊雄先生が紹介しています。

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2008年05月27日

コーチング・C7月号!(投球肩など)

本日発売の7月号から、3つの新連載がスタートします。
・投球肩(筆者:リレー連載で第1回は秋田恵一氏)
・パフォーマンス改善トレーニング(筆者:伊藤良彦氏)
・ノルディックウォーキング(筆者:2名による共著であり、今回は高橋直博氏)

新連載のなかから、リレー連載「投球肩」を紹介しましょう。
投球肩とは、投球動作に似たスポーツ活動によって起こる肩の障害のことです。
肩は、ほかの部位に比べて治療がとてもしにくいところです。
そこで、この連載では、スポーツ選手の投球肩に詳しい、
解剖学者、スポーツドクター、理学療法士、コンディショニングコーチなどが、
診察法、手術治療法、保存療法、運動療法、コンディショニングなどを
6回にわたって紹介していきます。

第1回目は「投球にかかわる筋の解剖~上肢帯を支える筋~」です。
上肢の発生史から、上肢の関節、上肢の筋肉を紹介しています。
筋肉は、僧帽筋、広背筋、肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋などを紹介していますが、
読んでいただくと、1つ1つの筋肉の奥深さに驚くはずです。

例えば、背中を覆う僧帽筋ですが、左右必ずしも対象ではなくて、
右利きの場合には、右側の起始の位置が低いとか、
僧帽筋の上部、中部、下部によって、それぞれ作用が違うとか。
かなり詳しく紹介していますが、解剖図も載せていますので、
わかりやすいと思います。

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2008年05月27日

コーチング・C7月号!(パウエル)

7月号には、スペシャルレポートを掲載しています。
その1つが、陸上男子100Mの世界記録保持者である、
アサファ・パウエルのスプリント動作分析です。

NHKスペシャル「ミラクロボディ」をご覧になった方はご存知だと思いますが、
世界最速のパウエルが、昨年番組の企画で来日し、JISSで動作分析を行いました。
パウエルのスプリントの秘密をもっと詳しく知りたい! と思い、
企画したのが、このスペシャルレポートです。

お話をうかがったのは、測定を担当されたJISSの松尾彰文先生です。
スティックピクチャーや地面反力のグラフで示していただきながら、
パウエルの弾丸スタートの秘密を、朝原宣治選手との比較も交えて、
目にもわかる形で教えていただきました。

面白かったのが、パウエルのスタートに隠されたもう1つの秘密です。
スタートして1歩目を接地する前に“不思議な動き”をしています。
どういう意味があるのかも、松尾先生にコメントをいただいています。

未発表資料をたくさん出していただいた松尾先生はもちろんのこと、
NHK、JISS、朝原選手と、数多くの関係者の協力と了解をいただいて、
このスペシャルレポートの掲載が実現しました。
お読みいただいてご感想をお寄せいただければ幸いです。

(続く)

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2008年05月27日

コーチング・C7月号、本日発売!(テーピング)

今日、5月27日は7月号の発売日です。
今月号の特集は「テーピングの新知識」です。
押さえておきたいテーピングのベーシックな部分は、
高橋仁氏の書籍『テーピングバイブル』(小社刊)で知っていただくとして、
従来とは少し異なる観点から、テーピングの知識を集めてみました。

例えば、一般的な足関節テーピングでは、内反制限をかけるために、スターアップを、
内側から外側に強く引き上げるのが基本ですが、特集パート1では、
骨の位置を確認した上で、運動軸に合わせて行うやり方を紹介しました。

要点は、
距腿関節(脛骨、腓骨、距骨がなす関節)、距骨下関節(踵骨と距骨がなす関節)
を中間位にして、さらに横足根関節(踵立方関節、距舟関節からなる関節)を
安定させること(誌面でわかりやすく紹介しています!)。
そのためには、1人1人全く異なる足の表情を見ることが大切です。
そこで、機能解剖的評価の方法も一緒に紹介しました。

パート2では、踵の骨に着目したテーピングを紹介しました。
下肢はスポーツ障害の多い部位ですが、踵のアライメント(骨の並び)が
意外に関係しているのです。ということで、テーピングのやり方もそうですが、
踵骨の回内と回外のチェックをしっかり紹介しています。

パート3で紹介したのは、かぶれにくいテーピング(モパラボテーピング)です。
5月11日と12日のブログを確認いただけると、ほんとにかぶれないのです。
テーピングも独特で、誌面に掲載したスペシャルテーピングは、試していただきたい。
実は手首のスペシャルテーピングで、左肩の痛みと左顎の腫れが解消して驚きました。

パート4では、経筋テーピングを紹介しています。2000年前に中国で構築された、
経筋(経絡の一種)治療のシステムをベースにした、痛みに対するテーピングです。
該当するツボ探して、そのツボをテープで覆うようにして貼っていくのですが、
該当するツボを触るだけでも確かに楽な感じがします。

テーピングをよく知っている人が読んでも
目から鱗が落ちるような内容に仕上がっています。
ぜひ、お読みいただければと思います。

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2008年05月26日

甲野陽紀氏の身体の使い方

身体って不思議ですね。
身体の使い方によって、力が出たり、楽に動けたりするんです。
そんなことを、武術研究者・甲野善紀氏のご子息である、
甲野陽紀(こうの・はるのり)氏のセミナーで体験してきました。

向かい合った相手の身体を押す、という動作ですが、同じ押す動作のはずなのに、
意識の向ける方向を少し変えると、いとも簡単に相手を押しやることができるのです。
普通にやると腕で押すと相手から押し返される感じが強いのですが、
身体全体で押すような感じになり、押し返される感じも激減するのです。

すごい、私にもできちゃうと思ったのが、人の起こし方です。
仰向けで横たわっている人を、腕で抱えて上体を起こしたり、
長座状態の人を後ろから抱えて立ち上がらせたりしたのですが、
普通にやると腕に力を入れて“よっこらしょ”とかけ声が必要な感じになりますし、
相手が大人なんかだと、腰を痛めたりするかもしれません。

それが、甲野氏に身体の使い方を教えていただいただけで、
ススッとできるのです。それも今までの大変さがウソのようにとっても楽に。
相手の人も、無理なく気持ちよく起き(立ち)上がれるというのです。
さらに、誰もがすぐに出来できるので、これもかなり驚いてしまいました。
介護をしている人には、これはとても役立つはずです。

見た目では何が違うのかわかりませんし、理由もわからないのですが、
本当にそうなのです。とっても不思議な体験をしました。

20080526-00.JPG



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2008年05月24日

出版物を探すなら国会図書館へ行け

永田町駅から8分くらいのところに国立国会図書館があります。
国会図書館法という法律があって、日本で発行された出版物はすべて、
国会図書館に納めることが定められています(納本制度といいます)。
したがって、コーチング・クリニックはもちろん、当社の出版物は、
書籍・雑誌も含めててすべて、国会図書館にそろっています。
(もちろん他社の出版物も・・・)

5月25日は納本制度の日であり、
公開座談会「出版文化と納本制度について考える」が開催されました。
登壇者は、作家の佐野眞一氏、筑摩書房の代表取締役の菊池明郎氏、
国会図書館収集書誌部長の田屋裕之氏。

いくつもの興味深い話題のなかで、心の響いたのが、
菊池氏が紹介したドイツの図書館の話です。
ドイツは外国人が多く、外国人が学べるように図書館に教材を置いています。
学校では年に8時間、図書館教育を行っており、先生にも読書教育をしています。
子どもたちに人気なのが自分たちで作ったミニ図書館で、1人10ユーロで好きな本を買い(複数でお金を足して1冊買ってもオッケー)、それをある書棚に置いているそうです。
そういう取り組みもあって、ドイツでは1%ずつ本の売り上げが伸びているそうです。

出版界にはとても参考になる話ですが、スポーツ界にも参考になりそうです。
スポーツというとするスポーツだけが思い浮かぶかもしれませんが、
観るスポーツとか、報道するスポーツ、読むスポーツ、運営するスポーツ、
手助けするスポーツ(ボランティア)など、スポーツとの関わり方はとても多様です。

しかし、学校教育の中でそれらを学び体験する機会はほとんどありません。
もしも、1年間に数時間でも、多様なスポーツ教育ができたなら、
スポーツ文化の醸成につながるのではないかと思うのです。

例えば、ヤクルトが行っている「青山スポーツ祭り」は、
チーム、地域(商店街)、学校(大学・高校)とが合同で開催しているお祭りですが、
視野を広げ、手を取り合うことで、相互にメリットのある活動を実現しています。
「青山~」の詳細は別の機会に紹介しますが、こういう取り組みができれば、
スポーツがいい方向に行くような気がするのです。

どんな取り組みができるのか、考えてみたいと思いました。

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2008年05月23日

コーチング・マネジメント

清水隆一先生(キャリパーコーチングカレッジ㈱代表取締役)のセミナーに行ってきました。
清水先生は、以前このブログで紹介した、
新書『聴き上手が人を動かす』の著者です。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/cc-m/daily/20080326

著書を読んで思ったのが、とても素晴らしいコーチングなのだが、
それまで指示・命令ばかりしていたスポーツの指導者が、ある日突然、
清水先生スタイルのコーチングに変わることができるのか? ということ。
懇親会の席で、清水先生にそんな質問をぶつけてみました。

すると、「(自分が)変わることに勇気をもつ」ことが大切だという返答でした。
続けて、突然コーチ(の人格)が変わったら、選手は戸惑いませんか? と聞くと
「大丈夫! 3日もすれば選手は慣れるから」というお言葉。
清水先生のセミナーを受けた、ある野球部の監督が、「今から変わります!」と
宣言して、3日後にチームがよくなったという喜びのメールが届いた、
というエピソードもご紹介いただきました。

セミナーでは、「一方的な指示命令のマネジメント」から、
「人マネジメント」への転換をさかんに勧めておられました。
人マネジメントの基本の「き」は、
①1人1人のよいところだけをピックアップして伸ばす
②共通認識をもち、考えて工夫する環境をつくる
ことですが、そのための要点をいくつかご紹介されましたが、
一番重要な点はやはり“聴き上手になること”でした。

ぜひ、新書『聴き上手が人を動かす』を、
お手にとっていただけたらと思います。

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2008年05月22日

医学の常識となっている創傷処置とは

現在発売中の6月号の特集「スポーツ応急手当て」をお読みになられた、
スポーツドクターで美容外科医の末武信宏先生からご連絡をいただきました。
「擦り傷&切り傷も適切に!」のパートで、スポーツトレーナーの大隈重信氏に
ご紹介いただいた内容に対するご意見です。

大隈氏の傷の手当てに、ガーゼと消毒液のことが出てきたので、
美容外科、特に美容皮膚科を専門として、傷を最も早く、きれいに治すことを
業務としている立場からは、ぜひ医学の常識となっている、
傷の手当てを紹介したい、というのが、末武先生の内容でした。

大隈氏が誌面にご紹介されたのは、すぐ競技に戻ることを第一にした
「傷の保護」をメインとした内容でした。
傷口に再び泥や土が付かないようにするために、ガーゼの使用が出たのです。

実は、2004年4月号の特集「スポーツのケガとケア」にて、
形成外科医の夏井睦先生に「消毒しない、ガーゼを使わない」創傷処置を
ご紹介いただいております。
末武先生も、イソジン、オキシドールは絶対に使用しない、
ガーゼを使うのはもってのほか、というお考えです。

特集に掲載したのは現場のトレーナーの立場のご意見でしたので、
もう一歩踏み込んで、専門医の正しい理論と知識に基づく
傷の手当ての方法を掲載すべきだと思い、ご意見をいただいた
末武先生に詳しくご紹介いただくことにしました。

6月27日発売の8月号に掲載しますので、
本号とあわせてご覧いただければと思っています。

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posted by コーチング・クリニック編集部 |12:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
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