2008年07月24日
ポール・ギャリコ
ポール・ギャリコは、猫を題材にしたファンタジー小説の「ジェニー」、映画化もされた「ポセイドン・アドベンチャー」などを著した、戦前戦後にかけてのアメリカの人気小説家です。小説家に転身する以前はスポーツライターで、1920年代後半から1930年代にかけて、アメリカで最も高給取りのスポーツライターだといわれていたそうです。 凄く恥ずかしい話なのですが、ポール・ギャリコのことも、彼がスポーツライターであったことも、つい最近知りました。小誌連載のスポーツカウンセリングの筆者である、中島登代子先生から、ギャリコの小説「7つの人形の恋物語」がミュージカルになったと、ご紹介いただいたことがきっかけです。 中島先生は、スポーツカウンセラーを養成する日本臨床心理身体運動学会を設立された方で、この学会の会長を、臨床心理学・ユング心理学の大家である山中康裕先生が務めています。ギャリコの「7つの人形の恋物語」(王国社)が翻訳出版されたときに、あとがきを書いたのが山中先生で、そのご縁で音楽座ミュージカルのプロデューサーである石川聖子氏におめにかかり、ギャリコについて知ったのです。 「七つの…」の小説は、人形と会話ができる身寄りのない少女・ムーシュと、そんな彼女を人形劇一座に入れたにもかかわらずむごい仕打ちをする冷酷なキャプテン・コック、そして7つの人形たちの物語を描いています。 計り知れない感動を与える大人向けのファンタジーであり、人間のたましいに触れる内容であると、石川プロデューサーは言います。小説もまだ読んでいなし(もうすぐ「ジェニー」を読了)、もちろんミュージカルも観ていないので(公演は8月23日から)、私から詳しいことはいえませんが、山中先生の推薦文には次のような一文があります。 「……多重人格の心理とそのセラピストの心理になぞらえる「関係性発展の機微」をこれほど見事に書き上げた本はほかに類を見ない、言いましたが、今回のミュージカルは、まさにそれを舞台に見事に実現してくれました。…」 たましいのレベルで動くと奇跡が生じ、人は成長します。日頃から選手のたましいのレベルでと向き合っているスポーツの指導者の方々に、ぜひご覧いただきたいと思っております。 音楽座ミュージカル「七つの人形の恋物語」が8月下旬に公演されます・ ・東京公演 8月23日(土)~31日(日) 赤坂ACTシアター ・大阪公演 9月20日(土)・21日(日) イオン化粧品シアターBRAVA! ・神奈川公演 9月27日(土)・28日(日) グリーンホール相模大野
posted by コーチング・クリニック編集長 |13:01 |
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