2008年05月19日

本当は怖いスポーツ指導

先週はかなりハードな日々が続いて、ブログが歯抜け状態になってしまいました。
特に土曜日は、原稿作成や校正などで、ものすご~い状態に。
会議で東京にいらっしゃる齋藤健司先生(筑波大学准教授)に、
会議の行きと帰りの2回も水道橋に立ち寄っていただきまして、
校正をしていただきました。齋藤先生のご厚情に心より感謝です。

齋藤先生は、スポーツ法(特にフランスのスポーツ法)がご専門です。
最近、スポーツ事故の報道が多く、文科省から通達もあったそうなので、
急遽、次号に「Opinion」というコーナーを設け、
「最近のスポーツ事故の背景と改善に対する提言」というテーマで、
齋藤先生から特別にご意見を頂戴しました。

齋藤先生の取材の際に思ったのは、スポーツ指導の仕事って怖い、ということ。
これから夏に向かって気温はどんどん上がってきますが、例えば、
気温が35℃にも上がっている炎天下のなかで、何の配慮もなく、
スポーツを継続させて熱中症の死事故が発生したら、
安全配慮義務を怠っているとされます。裁判になったら、責任は免れません。

一方で、例えば、通常試合のなかで起こった肉離れには責任はありません。
なのに、保護者がクレーマーとか、モンスターペアレントで、
「どう責任をとってくれるんだ」と言ってきたときに、気持ち的にはそうでも、
「私の責任でケガが起こりました。申し訳ありません」と言ってしまうのは、
実は不適切な対応で、事態をややこしくしてしまいます。

指導に当たって必要な安全配慮を行っているかどうか、
という視点は、法的な知識をもつことによって養われると、齋藤先生は言います。
車の免許を取得するときに、学科試験(交通法規と危険予測)があるのは、
道路標識や指示標識の意味をわかっていないと、危険極まりないからです。
スポーツ指導でも同じことだと思いませんか?

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posted by コーチング・クリニック編集長 |12:49 | コメント(2) | トラックバック(0)
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