2008年04月28日

高校1年生のサッカー部員がランニング中

現在発売中のコーチング・クリニック6月号特集は「スポーツ応急手当て」です。
特集では、心肺蘇生法やAEDの使い方を紹介しています。
実は、本誌が出る直前の24日(木)に、千葉市内の高校サッカー部で、
部活のランニング中に突然倒れ、死亡した事故が発生したことを、
救急隊員の飛鋪宏典さんからの情報で知りました。

25日付の毎日新聞を読むと、次のように書いてありました。

高1死亡:サッカー部練習のランニング中に突然 千葉
24日午後4時50分ごろ、千葉市美浜区磯辺の海浜大通りで、サッカー部の練習でランニング中の千葉県立磯辺高校1年、前田和宏さん(15)が突然倒れた。前田さんは病院に運ばれたが間もなく死亡した。持病はなく、県警千葉西署が死因を調べている。
 調べでは、前田さんは同4時ごろ、学校から約3キロ離れた千葉マリンスタジアムを往復するコースで、部員7人と一緒にランニング開始。校門まで約30メートルの場所で倒れた。
 前田さんら新入部員はこの日が初練習で、顧問の男性教諭(26)はランニングに付き添っていなかった。【神足俊輔】

私自身にも経験がありますが、目の前で人が倒れるのを目撃すると、
かなりうろたえて慌ててしまいます。一緒にランニングしていた部員たちも、
かなり気が動転してしまったのではないかと思います。

そのときの様子は、まったくわかりませんが、
もしも、目の前で人が倒れたら、すぐに救命救助に当たらなければなりません。
意識の有無を確認し、119番への連絡とともにAEDを手配する。
AEDが届くまで心肺蘇生法を続け、AEDが届いたら電気ショックを行う。
救急車が到着して救急隊員に引き継ぐまで、これを続ける必要があります。

心停止後、10分間救命救急を行わなければ、死亡してしまいます。
119番に連絡して救急車が到着するまで約6分。通報するまでの時間や、
救命に取りかかるまでの時間を考えると、すぐに10分が経過してしまいます。
その場にいた人が救命救急に当たることができれば、人の命を救うこともできるのです。

本誌の内容を、ぜひ部員やスタッフの皆さんと共有していただき、
目の前で人が倒れたときに、誰もが適切な行動・対処がとれるように
していただきたいと願っております。

posted by コーチング・クリニック編集長 |14:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
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