2008年03月13日

パウエルの腱

腱は筋肉を骨につなげている組織です。
靱帯は骨同士をつなげている組織であり、腱とは別物。
ちなみに腱の主成分も靱帯の主成分も、コラーゲンです。

さて、昨日の続きです。
昨日も睡魔で撃沈したため、また途中までしか見ていませんが、
パウエルの腱も異常なまでにすごかった。
腱を1cm伸ばす場合の力は普通の人が40kg、朝原選手は59kg、
そしてパウエルは118kgもあったと、放送されていました。

つまり、パウエルの腱は極めて硬いという特徴があったのです。
弾性エネルギーを溜めやすいのは、軟らかい腱のほうですが、
地面反力をもらってピッチを上げて走るには、一瞬で大きな力を出す必要があり、
そのためには、腱は硬いほうがよいのです。
つまり、パウエルの腱は大きな力に耐えられる腱だということ。

一般に、陸上競技の短距離・跳躍系種目では硬い腱が、
長距離・マラソン種目では軟らかい腱がよいと考えられています。

腱の特性については、あまり注目されていませんが、
実は、コーチング・クリニック1999年5月号で「スポーツと腱」という特集をやりました。
なんてマニアックな雑誌なんだと思った次第です。

posted by コーチング・クリニック編集長 |12:47 | コメント(2) | トラックバック(0)
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