2007年03月05日

1歳児がテレビを3時間以上も観ている?!

3月3日のひな祭りの日に、筑波大学東京キャンパスにて開催された、
第3回「すこやかキッズ支援全国セミナー」に参加してきました。

今年3回目を迎えるこのセミナーは、早稲田大学教授の前橋明先生が代表を務める、
インターナショナルすこやかキッズ支援ネットワークの主催によるもの。
シンポジウム「親と子のふれあい」のなかで、パネリストの先生が、
「1歳児のテレビ視聴時間が3時間を超えている」という、
ショッキングな報告をされました。

報告したのはNPO法人子ども劇場千葉県センターの船山慶子先生。
0~6歳児がいる家庭に対して、メディア(テレビ、ビデオ、TVゲーム)接触状況を調べた結果、
0~6歳児の平均視聴時間は3時間31分に及ぶことがわかったそうです。
調査した家庭の半数以上が、朝起きたらすぐにテレビをつけ、時計代わりにしているそう。
常時テレビが付いている環境で、子どもが生活していることが想像できます。
また、メディア(テレビ、ビデオ、TVゲーム)との接触が過剰であればあるほど、
就寝時間・起床時間が遅いなど、生活リズムが崩れる傾向が見られたそうです。

子どもの落ち着きのなさや、イライラ、キレるという問題行動が注目されていますが、
要因の1つとして、生活リズムの崩れが考えられています。
セミナーの主催者である前橋明先生は、当日の講演のなかで
生活の中に“運動あそび”を積極的に取り込むことによって、
運動量が増加して、子どもたちの睡眠リズムが整い、その結果、食欲が旺盛になります。
健康的な生活リズムが習慣化されれば、子どもたちの心身のコンディションが良好に維持され、
心も落ち着き、キレることがなくなり、情緒が安定してきます、といいます。

自らテレビをつけて観るわけがない1歳児ですら、メディアとの接触時間が3時間を超えている。
この現状をどう考えますか?
子どもの生活リズムの鍵を握っているのは、大人です。
子どもがすこやかに育っていくために重要なことは、
まず、大人が意識変革をし、生活環境の改善に取り組んでいくことではないでしょうか。


*写真は、ワークショップで子ども向けの運動を紹介する田中光先生(洗足学園短期大学助教授・アトランタ・オリンピック体操日本代表)

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posted by コーチング・クリニック編集長 |18:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
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