2007年05月09日

ゲーテ、哲学の道、遺伝子発現

突然ですが、今、ゲーテの文庫『ファウスト』(集英社)を読んでいます。
先日、「アカデミア」で購入した、ドイツ文学者・池内紀氏翻訳の、現代文版です。
ファウストを読みながら、ずっと何かが頭の隅に引っかかっていたのですが、
さっき思い出しました。哲学の道と遺伝子発現のことです。

ドイツのハイデルベルクに「哲学の道」があります。
ゲーテ、ヘーゲルをはじめとする哲学者や詩人たちが好んで歩いた散歩道です。
ドイツの哲学の道を模したものが、京都にある哲学の道だそうですが、
以前、田中宏暁先生にお話をうかがったときに、こんな話をしてくださいました。

ドイツの哲学の道は、京都のとは全然違って、ずっと階段なんだよ。
険しい道を登りきったところに、休憩できるスペースがある。
だから、哲学の道を登って(運動して)から、哲学をしたんだと思う。
哲学の道を登ることは、脳とっていい刺激になっていたと思うんだ。
ハイデルベルグは学生街で、そこにある大学はドイツで一番古い大学なんだけど、
こういうものがちゃんと都市計画の中に組み込まれて作られていたんだよ。

田中先生は、2006年11月号の特集「全身&筋持久力」のなかで、
“ニコニコペースで運動すると、未知の遺伝子がたくさん発現する”
ことを、ご紹介いただきました。
ニコニコペースというのは、乳酸が急激に上昇する強度(LT強度)です。
人とニコニコ話ながら走れる強度の運動を続けると、潜在能力が発現するのです。
ゲーテからやっと思い出したことです。
(どうやら、もっと身体を動かしなさいというお告げだったようです…)

posted by コーチング・クリニック編集長 |14:19 | トラックバック(0)
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