2008年04月21日
鉄人の中の鉄人
全日本宮古島トライアスロン大会が、4月20日に開催されました。 この大会に出場した選手の中に、本物の鉄人がいました。 その人は、トライアスロンのコーチでもある中島靖弘氏です。 コーチング・クリニック2007年1月号の「コーチングの現場から」に ご登場いただいており、連載『スポーツの鉄人に聞け!』の筆者でもあったので、 読者の方にはご存知の方もいらっしゃると思います。 実は、中島さんは1月に、MTBで走行中にトラックに幅寄せされて転倒し、 鉄柱に激突。頭蓋骨骨折と硬膜下血腫という、大事故に遭われました。 中島さんと懇意な間柄であるスポーツドクターの林光俊先生によると、 まさに生きるか死ぬかの状態であり、よくても寝たきりや半身不随を 覚悟しなければならない状況だったそうです。 それが、奇跡的な回復を見せて、入院8日目にはすでに退院。 わずかな休養&リハビリののち、事故の1ヶ月後から走り始め、 そして、事故からわずか3ヵ月後のこの日に、なんと トライアスロンのレースに出場されて、見事、ゴールされたのです。 (スイム3km、バイク155km、ラン42km!) 20日の朝9時過ぎに、林光俊先生から、 (林先生は、毎年宮古島大会に大会ドクターとして参加されています) 「トライアスロン鉄人レースに、病み上がりの中島さんが頑張っています」 というメールが携帯電話に届きました。 そして夜8時過ぎに、ゴールされたときのお写真が、 林先生から送られてきました。 スイムが102位、バイクが460位、ランが1303位。 総合順位は1035位。タイムは13時間1分46秒です。 でもすがすがしい、にこやかな表情です。 まだ頭痛・首痛があり、このレースでは最後のマラソンで折り返したあとに 足が動かなくなり、約20kmを歩いて帰ってきたそうです。 その間、林先生は、ズーーート心配で競技場で待っていたそうです。 あの大事故で生きているのも奇蹟でしたが、 こうやって鉄人レースに出て、ゴールしたというもの驚きです。 鉄人の中の鉄人――中島靖弘さん、だと思いました。![]()
*中島コーチは、(株)キョーリン契約フィジカルトレーナーであり、 NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ・トライアスロンヘッドコーチです。 2000年のシドニー・オリンピックではフィジカルコーチとして帯同されている、 トライアスロン界の有名人です。 (写真は林光俊先生から提供いただきました)
posted by コーチング・クリニック編集長 |16:40 |
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